『X-ミッション』アクションどころか倫理観が狂った映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『X-ミッション』アクションどころか倫理観が狂った映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はX-ミッション(原題:Point Break)です。

個人的お気に入り度:5/10

一言感想:お前FBIやめろ

あらすじ

主人公は元エクストリームスポーツ狂い→FBIになりました→犯罪集団に潜入捜査だ!→逮捕するかと思いきや、犯罪者といっしょに楽しくエクストリームスポーツをする話(!?)

エクストリームスポーツを題材とした作品です。
予告編を観られるシーンだけでも、ビルからバイクで飛んだり、札束といっしょにスカイダビングしたり、ウイングスーツで断崖絶壁の間を飛んだり、本当にあたまがおかしい(最大級の褒め言葉)ですよね。

しかし、その認識はまだまだ甘かったのです。
おかしいのはエクストリームスポーツの描写だけでなく、主人公の倫理観にもありました。

あらすじをざっとおさらいするとこんな感じです。

(1)主人公はあるトラウマによりエクストリームスポーツをやめる
(2)主人公は大学に戻って鍛錬を積み、FBIへと転職
(3)主人公は、世間を騒がせている犯罪者が、エクストリームスポーツプレイヤーの間で伝説となっている「オザキ8の試練」に沿って犯罪行為をしていることに気づく
(4)主人公「つぎに犯罪者が狙うのはサーフィンの現場だ!」→FBIの上司「よし、そこで潜入調査を行え!」
(5)主人公が犯罪者と仲良くサーフィンをしている
(6)その後も主人公は犯罪者といっしょに「オザキ8の試練」に挑んでいくよ☆

!?

えっと、(5)と(6)にびっくりした。
ていうか、(5)の時点で逮捕しろよと誰もがツッコミたくなるではありませんか。

まあこの時点では100歩ゆずって「まだ犯人であると確定していないから、泳がせておいた」とも解釈できるんですか、後々の主人公の行動がク●すぎて共感できないのは明らかな欠点でしょう。
(この欠点は製作者も把握しているようで、主人公のクズ行為が盛大にツッコまれるシーンには爆笑しました)
(もうひとつ、主人公に共感できない大きな理由があるのですが、それはさすがにネタバレになるので↓に書きます)

なんでこんな無理矢理なストーリーになってんの?と誰もが思うところですが・・・その理由はキアヌ・リーブス主演の『ハートブルー』をリメイクしただけでなく、ついでにエクストリームスポーツという要素を無理矢理付け加えたせいなのでしょう。

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『ハートブルー』は、FBIになった主人公が、サーファーである犯罪者と接触し、奇妙な友情を感じていく・・・という物語。
この設定は確かに無茶なのですが、しっかりと主人公と犯罪者が(戸惑いつつも)仲良くなっていく過程が描かれていましたし、主人公はサーフィンで遊びつつも(笑)ちゃんとFBIとしての仕事をまっとうしようとしています。
(上司に「サーフィンで遊んでいるだけだろ!」とツッコまれ、主人公が「サーフィンはちゃんと勤務時間外にやっています」と答える迷シーンもあります)

ところが、このリメイク版の『X-ミッション』では主人公がガチでFBIの仕事を放棄してエクストリームスポーツに興じているようにしか見えないんですよね。

エクストリームスポーツおよび「オザキ8の試練」という本作オリジナルの要素が、ものごっつツッコミどころを増やしてしまった印象でした。

また、犯罪者の理論がなんというか・・・ネタバレなので↓に書きますが、「そのりくつはおかしい」と何度思ったことか。
振り返ると、この映画はまともな思考を持ったキャラがほとんどいないんですよね(FBIの上司はまとも)。

主人公に感情移入するタイプの映画を好む方にとっては、はっきり「否」を突きつける人が多いことでしょう。
人間ドラマのシーンにもけっこう時間を割いているのですが、そもそも共感しにくいので人によっては退屈極まりないかもしれません。まあ端的にいえば会話シーンが長いし興味を持てないよね。

アクション映画とエクストリームスポーツを組み合わせるというアイデアは素晴らしいのですが、「犯罪者との友情」というテーマがあった『ハートブルー』を下敷きにするのは、はっきり言って食い合わせが悪いです。
どうせなら、主人公をバリバリの犯罪者にして、エクストリームスポーツで逃げまくってFBIを煙に巻きまくる内容にしたほうが楽しかったでしょうね。

えーとでもね、本作はアクション映画なのでぶっちゃけ細けえことはどうでもいいんだよ!

この映画は!
ビルからバイクで飛んだり!
札束といっしょにスカイダビングしたり!
ウイングスーツで断崖絶壁の間を飛んだり!
そういうバリエーション豊かなあたまのおかしい映像を映画館の大スクリーンで観られるという、このうえのない魅力があるんですから!


※撮影風景を観てもおかしかった。

本作はCGナシのマジモンの映像であることがウリになっていますが、さすがにサーフィンシーンの波のゴージャスさは「CG使っただろ!」とツッコミたくなること必至。
ウィングスーツのシーンは「こんなの見たことねえ!」なハンパない映像になっており、あらゆるカットでそのクレイジーさを映し出してくれます。
映像面でのゴージャスさは、間違いなく『ハートブルー』を上回っています。逆に言えばそれ以外は劣化。

3Dで観たのですが、断崖絶壁から見下ろした画、ウィングスーツのシーンの奥行き感は『ザ・ウォーク』に匹敵します。
高所恐怖症であれば(なくても)玉ヒュンは必至。なるべく音響感のよい、大きめの劇場で観ることをおすすめします。

その肝心のアクションシーンで残念だったのは、カット割りが多めで、『ザ・ウォーク』と同じく「体感」がしにくかったということ。もう少し主人公の目線でエクストリームスポーツを楽しみたかったんですよね。
まあエクストリームスポーツの視点固定の映像はYouTubeなどにわんさかアップされていますし、あらゆる視点から楽しむ、という意味ではこれも間違いではないと思います。

ちなみに原題『Point Break』はサーフィン用語なのですが、本作では何かが決壊する「破壊点」という意味で使われていました。

そんなわけでお話のほうはあんまりだし、主人公のセリフと行動の乖離っぷりが『信長協奏曲』並にムカつきますが、自分はわりと好きな映画です。
やはり映画は「映像」で楽しませる娯楽であるので、「見たことがない」ものが観られると、いうだけでかなり満足できるんですよね。
なお、終盤には『ハートブルー』を観ている人にとってもかなり驚ける展開があります。ここはゴリ押しストーリーの中でも褒められるポイントでしょう。

主人公や犯人に倫理感が欠如していることだって、そもそも命の危険がありまくりのエクストリームスポーツに挑んでいる時点での狂人っぷりを反映した結果である、と考えれば納得できなくもありません(それはそれでエクストリームスポーツプレイヤーに失礼な気がするけど……)。

PG12指定ですが、エロもグロもあまりないので、お子様が観てもそれほど問題はないでしょう(海外でもPG-13指定止まり)。
Rotten Tomatoesで10%という大酷評、果ては『Point Break(原題)』どころかpointless remake(意味のないリメイク)だ!と評される始末ですが、エクストリームスポーツのあたまのおかしい映像に期待する人にとっては気にせずに観に行ってもいいと思いますよ!デートでも家族とでもオススメです?(疑問系)

あとこの映画、エンドロールが異常なほど長いんですよね(体感10分以上あった)。
とくにオマケなどはないので途中で帰っても大丈夫ですが、困難な撮影をされたスタッフの数の多さは感慨深いものがありますよ。

※エンドロールが長い理由に納得。

以下、結末も含めてネタバレです ゴメン、ほとんどツッコミしかしていないんだ・・・↓

主人公は死神

主人公・ユタは親友がエクストリームスポーツの事故で亡くなったこと(目の前にいながら救えなかったこと)を気に病んでいるのですが、その後も試練に臨んでいきながら仲間がつぎつぎと死んでいくことにびっくりしました。

雪山でのスノーボードでの滑空ではユタが危険地帯にさらに降りて行ったがために、ついてきた仲間が落下死していましたよね。
7番目の断崖絶壁では、ユタが「やめるんだ、もう終わりだ!」と追ってきた(急かした)ために、また仲間が死んだようにしか見えなかったんだけど。

主人公が何よりも嫌っていたのは「愛する人の死」であり、それをなんとしてでも阻止するのかと思っていたら、主人公がいたためにさらに死者が増えたようにしか見えない・・・
そもそもエクストリームスポーツに3つも4つも同行せずにさっさと証拠をつかんで捕まえろよと思うし・・・
これは明らかな脚本上の欠点です。

いままでボーディ(犯罪者)を撃たずに逃し続けていたユタが、誤ってヒロインのサムサラを殺してしまう、という展開は意外性があり皮肉が効いていましたが、ここでも「主人公が何もしなかったほうがマシ」とも思ってしまうんですよね。

ユタがボーディに言う「いままで何人の人間を犠牲にした?もうやめろ!」という説教も、まったく説得力がありません。どのツラ下げてそんなこと言えるんだテメエ。


<お前が言うな

地下で殴り合っていたシーンの意味がわかりません

※以下、Twitterでのやりとりをお楽しみください。

とりあえず、主人公たちが脳筋しかないキ◯ガイであることは理解しました。

チョメチョメを監視される主人公

爆笑したのは、ユタがパーティ(2回目)でヒロインとベッドインしたところを思い切りパパスに監視されていたうえに、「本当の(FBIの)仕事は地味なんだよ!」と怒られること。

この前にユタは、スマホを見ながら「俺のダチがこの犯罪をやっていたんだ!」とバラしていた若者も取り逃がしていたので、マジでFBI失格としか言いようがないですね。

大犯罪者を見逃しまくりな主人公

けっきょくユタは「オザキ8」を達成したボーディを逃してしまうのですが、パートナーのパパスから速攻で発行されたFBIの証明書を渡されますってユタは犯人逃してばっかでぜんぜん役に立ってないやん!なんでそれでFBIと認められてんの?

で、映画のラストにおいてユタは大嵐の中でサーフィンをしようとするボーディをさらに見逃すんですが、それで「家(Home)に帰ろう」とヘリコプターを操縦する部下に告げただけで万事解決ってそれはおかしいだろ!

大犯罪者を何回も見逃しておいて、FBIの仕事を続けられるなんてさすがに納得できませんね。
ていうかユタは大自然に立ち向かった友人を失った過去を持っているんだから、何としてでも(友情を感じていた)ボーディを止めるべきだと思うんだけど。

ネタバレになるから書きませんが、『ハートブルー』のラストは似たシチュエーションながら、納得ができるものになっていました。モニョった方はぜひ観て欲しいです。

あのシーンにも説得力が・・・

『ハートブルー』において、主人公のユタが天に銃を何度も撃ちながら叫ぶというシーンがあり、それは『ホット・ファズ』の劇中にも出てきました。
これは友情を優先するか、FBIの使命をまっとうするか、という選択に悩んだ主人公の気持ちが表れた名シーンです。

で、本作『X-ミッション』でも同様のシーンが出てくるのですが、主人公と犯罪者の交流の描き方がかなり『ハートブルー』よりスポイルされているので、「なんでお前見逃してんねん」とばかり思ってしまうんですよね・・・(この後も3回くらい見逃します)。

『X-ミッション』でユタがボーディに感じていたのは、友情というよりも、「大自然に危険を冒してでも立ち向かうという姿勢」に思えます。そこに焦点を当てたのはいいのですが、やはり共感はできないです。

エクストリームアクション

そんな感じでお話は不満たらたら、主人公を3回くらいぶん殴りたくなるイライラっぷりでしたが、アクションの数々はじつに楽しかった!ただやっているだけだったけど。

はじめかっら広大な砂漠でのモトクロスアクションが観られるし!

x-ミッションぶっ飛ぶ<砂漠の後は大ジャ〜ンプ!

ビルからバイクが飛ぶし!

x-ミッションビルからバイク<パラシュートで助かるの?

スカイダイビングの後はパラシュートを使わずに小さな穴に落ちるし!

x-ミッション穴にまっさかさま<ピンポイント着地狙い

サーフィンの波は超でっかいし!
スカイスーツでは地上を飛ぶし!

x-ミッションみんなでスカイスーツ<改めてチキっている光景

雪山ではほぼ直角に落ちていくし!
山から降ってきた岩からバイクで逃げるし!
市街地での攻防戦ではゴンドラから撃ちまくられるし!

x-ミッション中から撃ちまくり<ちゃんとハラハラするシーン

あまつさえ、断崖絶壁を登った後は、そこからわざと落ちるんですから!

x-misonいっしょに落ちる<自由落下!

いやあ、この試練を提唱したオザキさんはあたまがおかしいですね(褒め言葉)。

旅行を疑似体験できる映画としてもいいですね。
メキシコのゴロンドリーナス洞窟(ツバメの地下室)
イタリアのヴァッレ・ダオスタ
ベネズエラのエンジェルフォール
などに行った気分になれました。

反捕鯨派のプロパガンダ?

オザキさんは実際は捕鯨船にぶつかって死亡したということがヒロインから語られていたのですが、これは反捕鯨派のプロパガンダ(政治的宣伝)みたいでちょっと嫌です。

しかし、このオザキさんの意思を(勝手に解釈して)引き継いだボーディの「自然を守るためには何をしてもいい」という行動原理は理解できない(FBIの上司にも批判をされていた)ので、けっきょくのところ反捕鯨派の宣伝にはなっていないと思います。

ヒロインの名前の意味

ヒロインの名前であるsamsaraは「惑う者」と説明されていましたが、本来の意味は「輪廻転生」です。
彼女が死の危険があるエクストリームスポーツ犯罪集団についてきていたのは、「死んでも生まれ変わることができる」という価値観を、死んだ父に教えられていたからのかもしれません。

ライン

犯人・ボーディの行動理由は自然を脅かす人間への制裁であり、そのためには人間がいくらでも死んでもよい、という誤りまくったものでした。
これはユタの友人が、エクストリームスポーツで大自然に挑んだために死んだことへの皮肉でもあります。

ユタは友人の死後に「ラインを示してほしい」と考えていました。
ユタがボーディに共感を覚えていたのは、「自然に立ち向かう者」としての信念が見えたこと、ある意味では「ライン」を示していた人物であったことも理由だったのでしょう(そのラインは誤りでしたが)。

エンドクレジットで示されたのは、「ライン」に沿ってあらゆるエクストリームスポーツをする人々の姿でした。
そのラインは「正しいもの」であるはず。そうであれば死ぬことも、ボーディのように謝ったラインを選ぶこともないのでしょう。

おすすめ↓
『X-ミッション』はただのリメイクではない 命懸けで実行したリアルアクションの衝撃|Real Sound|リアルサウンド 映画部
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  1. 匿名 より:

    X-ミッションは観ていませんが、ハートブルーのリメイクはワイルドスピードの1作目だと思っています。
    ハートブルーではミートボールサンドが食べたくなりますが、X-ミッションにもその様なシーンがあるのでしょうか?

  2. ヒナタカ より:

    > ハートブルーではミートボールサンドが食べたくなりますが、X-ミッションにもその様なシーンがあるのでしょうか?
    記憶によるとなかった気がします。

  3. いいこま より:

    3Dで観ましたが元ネタの『ハートブルー』は観てないどころか失念してました(借りて観る機会があればいいのですが)。
    元から「お話はともかくエクストリームスポーツを楽しむぞ」って感じで観に行ったのでその点に対する不満はないのですが「今まで何人の人間を犠牲にした!」に関しては「登頂を諦めて手を放した奴はともかくその前の二人はお前のせいだろ!」と思いました。クロウダーの時は「自分のせいで…」って言ってたのに忘れちゃったのか!?あとサムサラはお前が射殺しただろ!
    あともしかしたら元ネタにもあったのかもしれませんが半ば環境プロパガンダじみてたのが妙に気になりました。
    それと最初の匿名の方の仰ってることとやや被りますが個人的に「ワイスピ1作目と若干似てる」って思いました。
    「撮影監督が一緒」「ワイスピも『ハートブルー』の影響を受けた作品の一つと言われている(ただ、リメイクという話は聞いたことないです)」という旨を聞いて納得できましたが具体的に「任務を取るか友情を取るか」「(細かいシチュエーションは異なりますが)途中で身分を明かす」「最後は捕まえない」という点がワイスピっぽかったですが『ハートブルー』の方を未見なのでそっちとワイスピの差がどうなのかは何とも言えないです。
    ただワイスピの場合(恐らくクビ覚悟で)任務より友情を優先し後に警察を追われることとなったのに対し『X-ミッション』はそうならなかっただけでなく証明書まで発行される始末だったので観てる間「ワイスピの方が至極まっとう」だと内心思いました。そもそもワイスピ抜きにしても普通にクビにされてもおかしくなさそうな気がするのですが…。
    それがあるのでRotten Tomatoesの評価が低いのが個人的に納得できてしまいますが先程述べたようにエスクトリームスポーツの点を期待しそれが裏切られなかったと感じているので自分は観て後悔してないです。
    因みにミールサンドに関しては『X-ミッション』にはなかった気がしますが山小屋の前でみんなで食事する場面があったのであそこで食べてたのかもしれません。

  4. ヒナタカ より:

    > 元から「お話はともかくエクストリームスポーツを楽しむぞ」って感じで観に行ったのでその点に対する不満はないのですが「今まで何人の人間を犠牲にした!」に関しては「登頂を諦めて手を放した奴はともかくその前の二人はお前のせいだろ!」と思いました。クロウダーの時は「自分のせいで…」って言ってたのに忘れちゃったのか!?あとサムサラはお前が射殺しただろ!
    いいこまさん、怒りのツッコミありがとうございます!
    > あともしかしたら元ネタにもあったのかもしれませんが半ば環境プロパガンダじみてたのが妙に気になりました。
    元ネタにはなかったですね。
    でも、今回はヒロインが父親が捕鯨船に殺された話をしていましたね。
    犯人の行動はFBIの上司からも批判を受けていたので、ギリギリプロパガンダにはなっていないと思ったのですが・・・。
    > それと最初の匿名の方の仰ってることとやや被りますが個人的に「ワイスピ1作目と若干似てる」って思いました。
    > 「撮影監督が一緒」「ワイスピも『ハートブルー』の影響を受けた作品の一つと言われている(ただ、リメイクという話は聞いたことないです)」という旨を聞いて納得できましたが具体的に「任務を取るか友情を取るか」「(細かいシチュエーションは異なりますが)途中で身分を明かす」「最後は捕まえない」という点がワイスピっぽかったですが『ハートブルー』の方を未見なのでそっちとワイスピの差がどうなのかは何とも言えないです。
    > ただワイスピの場合(恐らくクビ覚悟で)任務より友情を優先し後に警察を追われることとなったのに対し『X-ミッション』はそうならなかっただけでなく証明書まで発行される始末だったので観てる間「ワイスピの方が至極まっとう」だと内心思いました。そもそもワイスピ抜きにしても普通にクビにされてもおかしくなさそうな気がするのですが…。
    自分はワイスピ1作目を見ていないのですが、少なくともFBI証明書のくだりは『ハートブルー』は納得できるようになっていました。
    > 因みにミールサンドに関しては『X-ミッション』にはなかった気がしますが山小屋の前でみんなで食事する場面があったのであそこで食べてたのかもしれません。
    せっかくなのでみんなで食事をしている画像を追加しました。楽しそうにしている主人公がムカつく!

  5. 匿名 より:

    最初の匿名の方です。
    ハートブルーのリメイクはワイルドスピードの1作目だと思っているのは個人的にで、影響を受けた以上にストーリーが似ている事と登場人物の役割が一緒だった為です。
    ミートボールサンドは張り込み中にキアヌが買いに行かされて食べようとしたら犯人が出てきて少ししか食べられないシーンがあるんですが、注文する際ににミートボールの数を何個にするか迷うので印象に残っていただけです。
    個人的な印象で混乱させてしまったならすみませんでした。

  6. お金を掛けていることも、多くのスタッフを動員していることも判るのですが、それが申し訳ないと思えるほど。
    映像的には迫力があるのでしょうが、留まることを知らない怒涛の眠気。エクストリームにつまらない。
    二千円ばかり払ってこの映画を観るより、タダでMarlboroの動画を観た方が面白いと感じました。
    https://www.google.co.jp/webhp?rls=ig&gws_rd=ssl#q=Marlboro+Adventure+Team&safe=off&tbm=vid

  7. ラリーB より:

    皆さん激烈に酷評してるんでそれなりに腕捲って見てきました。
    結論から言うと僕は「ハートブルー」に比べると全然好きですね。(ワイスピ1には劣りますが)
    勿論どうしようもないバカ映画であるのは大前提ですが、見れないレベルではなかったかなあ…と。
    まずキャラですけど主人公のユタ、彼に関してはクズって言うより「野に放ったゴリラ」って印象でした。
    とにかくエロい姉ちゃんいたら即海にダイブするし、バイク捨てればいいのにバイクごと引き上げようとして友人墜落死させるし
    金山爆破する計画聞いて本部に一切連絡せずあんな事になったり…
    ハッキリ言います、これらの所業は彼自身のせいと言うよりこんな危ない奴を
    鎖も付けずに野に放ったお偉いさんやパパスの責任です。
    と言うよりコイツはそもそもXスポーツ出身の異端児で懐柔されるの分かりきってるはずなのに
    こんな危ない奴を抜擢した方が僕はそもそも間違ってるかと…w
    でも正直「ハートブルー」のユタも犯人追跡するのに「こち亀」の両津級に民家ぶち壊しまくったりしてんですけどねw
    反対に悪役にあたるボディは本作の方が「ハートブルー」より明らかに好きです。
    と言うか僕は何よりそこが「ハートブルー」にノれなかった理由と言うか
    パトリック・スウェイジー氏演じるボディに全く魅力を感じなかったんです。
    まずとにかく悪のカリスマと言う割に一応仲間であるはずのヒロインを拉致して脅しの道具に使ったり
    (個人的に悪のカリスマが味方を道具に使うのは禁じ手だと思ってます)
    あんだけ暴れて先輩のパパスまで撃ち殺して結局最後は「ボクちんあの波に乗りたいよぉ~」と女々しい嘆願。
    これのどこがカリスマ性溢れる悪のボスだよ…とイラついたもんですが
    本作はストレートに頭イッてる環境テロリストに徹してるんで
    言動の度を越したイカれ具合も「まあコイツならやりかねんな」と納得しましたし
    最後波に向かう理由も「ハートブルー」より遥かに納得できました。
    後ヒロインも本作のサムサラの方が好きですね。単純にエロさでもロリ・ペティ氏演じるタイラーに圧勝してますし
    何よりタイラーみたいにキーキーウザくないし、イカれた男に付いていくだけの理由もある。
    彼女がとある理由で死ぬシーンは本作でも「あっ…」って思えるシーンの一つだったかなあ…と。
    アクションはお金かけまくっただけあって凄かったですね。まあやってる事は派手だけど中身うっすいって意見も分かりますw
    あとラストの嵐のとこがモロCGだったのは萎えポイントでしたね…お金尽きちゃったんでしょうねw
    …で例の時巡りエンドクレジットですけど………長ぇwwww
    噂は聞いてたんで覚悟はしてましたが
    予想以上に長くて笑ってしまいました。
    とまあ本作に関してはそもそも、リメイク前の「ハートブルー」に言いたい事が一杯あるんで
    「『ハートブルー』に比べて不快要素が減っておバカ度激アップ」ってとこですね。
    激烈におバカですし評価ボロクソなのも納得はしましたが
    僕みたいに「ハートブルー」にいい感情持ってない人にはオススメしますw

  8. マスティ より:

    お世話になっております(。・ω・。)
    X-ミッション観てきたのですが…これ脚本さえまともなら今年のマッドマックス怒りのデスロード枠になっていたかもしれないのに、ちょっともったいなかったですね(サムサラが死んでからのユタのキレっぷりは若干初代マックスっぽかった)
    それでもエクストリームスポーツの場面が期待通りドーパミンマックス怒りのオフロードだったので満足しちゃいましたが
    ブログにも書こうと思いますが、ボーディにもうちょっとフォーカスを当てても良かったんじゃないかな?と思いました
    ザ・ウォークは「理解出来ない犯罪者」に感情移入させるのがすごく上手かったので、それをやってたら多少ストーリーが電波でもまた評価が違ったかもしれないですね
    それから、ちょっとこちらのX-ミッションの記事でヒナタカさんのレビューへのリンクを貼りたいなと思うのですが、よろしいでしょうか?
    主にザ・ウォークに似ているというくだりで痛く共感したので…

  9. ヒナタカ より:

    >マスティさん
    > それから、ちょっとこちらのX-ミッションの記事でヒナタカさんのレビューへのリンクを貼りたいなと思うのですが、よろしいでしょうか?
    > 主にザ・ウォークに似ているというくだりで痛く共感したので…
    もちろんいいですよ〜
    おっしゃるとおり、ザ・ウォークとは違って犯罪者に共感できませんねー。この映画、電波な会話ばっかりだもん。
    マスティさんの感想も楽しみにしています。
    余談ですが、いまだに主人公が地下で殴り合っていたシーンの意味がわかりません。なにあれ。誰か助けてください。

  10. 毒親育ち より:

    予告の段階で「スゲエ!」と感動しつつも嫌な予感がしてたんですよ。最近、糞映画への警戒感度が上がってるらしく、ボーディから漂う意識タカい系キチガイ臭に・・・(それを演技で出せるエドガー・ラミレスさんは名優です!)
    >私の一言感想:EXスポーツも辞めろ
    私自身はEXスポーツは観るだけ派ですけど、個人的にEXスポーツアスリート感は「命がけで無茶をやってくれるバカ(褒め言葉のつもりです)です。
    本作のボーディ達はなんか違う・・・。
    >「そのりくつはおかしい」と何度思ったことか。
    エコテロの気持ち悪さが本気で吐き気がしました。
    百歩譲って、3まで試練は貧しい人達に宝石や現金が配られて、義賊的な正しさもあったかもしれません。その他の試練も基本的に彼らにしか被害は無いです。ただし6つ目の金鉱爆破は誰が得したの?え?損得の問題じゃない?はいそうですか・・・じゃねえぇッ!!ユタも必死に突っ込んでましたけど死人が出てるよ!トラック運転手さん達は助かったかもれませんけど、あの山津波では鉱山労働者に相当死傷者出ていると思います。それに鉱山会社が負った損失は倒産にまで追い込まれれば労働者への補償問題、引いては関係する相当数の下請けに影響します。
    それにEXスポーツ自体が文明の利器の補助が無いと出来ない事だらけなんですけど。つーか、オマエらがポチポチやってるスマホにも工夫さん達が必死に掘った金が使われてるんだよッ!!
    >(5)主人公が犯罪者と仲良くサーフィンをしている。
    船上パーティで三つの事件に「関わってるよ」的な証言は引き出せていたようですし、確証取れたから後は犯行時のアリバイや使われた資金資材の調達の行方とかの裏付け捜査で十分ですよね。
    >えーとでもね、本作はアクション映画なのでぶっちゃけ細けえことはどうでもいいんだよ!
    これだけは本当にスゲエ!ありえねえ!!だっただけに・・・多くを求め過ぎたのかもしれませんけど、なんだかマイケル・ベイ映画みたいですね。
    >『ザ・ウォーク』
    こっちは本当にワクワクする犯罪レベルのイタズラでしたね。こういうのにして欲しかった。
    >あとこの映画、エンドロールが異常なほど長いんですよね(体感10分以上あった)。
    これだけ大勢の人が頑張って作ったのに酷評の嵐というのは、製作陣のガッカリ感はハンパないでしょうけど、皆さん褒める所は褒めてくださっているかと。
    >~大犯罪者を見逃しまくりな主人公~
    しかも初対面時に正体バレてましたし・・・。
    彼は好き勝手に生きて来た責任として親友を失い。その反動で「規律」を求めて中卒プータローから必死の努力でFBI捜査官にまでなったのですよね。ならボーディみたいな連中は嫌悪を通り越して憎悪の対象となってもおかしくないと思うのですが、結局カエルの子は一生カエルということなのでしょうか。
    >~エクストリームアクション~
    >ただやっているだけだったけど。
    これがどう不可能犯罪を可能にしたのかが、サッパリ分からなかったのは私の観察力と理解力の無さのせいでしょうか。描写もされてなかったような・・・。
    ~反捕鯨派のプロパガンダ?~
    >「自然を守るためには何をしてもいい」という行動原理は理解できない(FBIの上司にも批判をされていた)
    作中で徹頭徹尾「犯罪」として描写されていましたよね。むしろ本作は「グリーンインフェルノ」と同じく「正しさを疑え!」が隠れた主題かもしれません。
    余談ですが、ボーディ達のスポンサーのアルこそ、私が想像するEXスポーツアスリートに近かったです。犯罪レベルのバカげたイタズラに出資する。彼こそ真の道楽者!なのに、ボーディ達に見下されていて、資産凍結(自業自得ですけど)までされ、気の毒にすらなってきます。
    いいこまさん
    >登頂を諦めて手を放した奴はともかくその前の二人はお前のせいだろ!
    ユタのラインへ続いたのはチャウダーの意思ですけど。彼はもっと安全に走破可能なラインを示していましたよね。
    グロメもあそこでユタが「ボーディー!逮捕だー!!」とか現れなければ・・・。登り切ってから上で捕まえろよ!てか、なぜ追って登る!?

  11. いいこま より:

    「ユタが滑らなければクロウダーがついていくこともそれによって死ぬこともなかったんじゃ」と思ってましたがチャウダーの意志で続いてたのは失念してました…。すみません。
    あと既にヒナタカさん等が仰ってたことなので今更ですがグロメも「『自分には無理だった』と諦めたけどそもそもユタが来なければ登らず留まってただろうからそれこそユタの所為ってことになるのでは」って後になって思いました。
    無論、「どっちにしたって原因がボーディじゃないのに彼に言うのはお門違いでは」感はそれでもありますが(発端という点では間接的にあるとしてもボーディ以上に原因と言える人が何れの場合もいるように感じられました)。
    あとラリーBさんのコメントを観て「仲間を人質に取るのと比べたらある意味こっちのボーディの方がマシかもしれん」って思いましたが未見なので観てからまた書きに行きます。
    尤も、金鉱爆破で無辜の作業員が殉職してるだろうことを考えるとこっちの方がホントはアウトでしょうけど。アレに関しては「言ってることの是非以前に一番取り返しがつかないだろ」って観てる間思ってましたし実際のところ描写されてないだけで毒親育ちさんも仰ってるように死傷者出てるでしょう絶対。
    それにそっちは本当にボーディの所為ですし。

  12. 匿名 より:

    ぶっとびアクションでGTAシリーズのようなとんでもない犯罪をする話だったらもっと面白かったと思いました(小並感)

  13. ここなつ より:

    こんにちは。TBさせていただきました。
    ツッコミどころが同じでしたので、嬉しかったです。
    (あ、すみません、当たり前のツッコミどころでしたでしょうか…?)
    私は特に、捕鯨船の下りで一気に萎えてしまいましたので…この作品、色んなことの概念をちっょっとずつ間違って使用している気がします。名前の由来が「輪廻転生」というのも、貴ブログで初めて知りましたが、目から鱗、という感じ。そしてそれもちょっとずつ間違った解釈によって命名されてしまったのだなぁ…という気がしました。

  14. ヒナタカ より:

    ここなつさん、ありがとうございます。
    > ツッコミどころが同じでしたので、嬉しかったです。
    こちらこそ同じツッコミを共有してよかったです!

  15. […] そのほかでは、世間的には酷評され気味な『X-ミッション』、『のぞきめ』、『テラフォーマーズ』、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』、『スーサイド・スクワッド』もわ […]

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著者

ヒナタカ

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