『天気の子』4DX版の感想レポート!このことだけは知って欲しい!

『天気の子』4DX版の感想レポート!このことだけは知って欲しい!

今回は『天気の子』の4DX版の感想です!

初めに、どうしても、これだけは、お願いだから知って欲しいということを書きます。
これに目を通せば、後の文章は読まなくたって構いません。それくらい重要なことです。
それは、4D上映には“MX4D”と“4DX”の2種類があり、『天気の子』の4Dを観るなら絶対に4DXにしたほうがいいということです。これは断言できます。

知っておくべきことはこれだけ。
重ねて書きますが、MX4Dではなく4DXを選ぶということ。
『天気の子』の4D上映に関して、真に重要なのはそれだけなのです。

そして、『天気の子』の4DXのクオリティは素晴らしく高かった!
今まで観た4DXの中でも確実に上位。
通常上映を観た方でも新しい感動がありますし、『天気の子』を初めて観るという方、4DX初体験の方にも猛烈にオススメできます。
ていうか、自分はクライマックスにおける4DXの演出そのものに感動して泣きましたから!

なお、『天気の子』シアターリストをみると、表記は“4D上映あり”だけで、MX4Dか4DXかの区別はされていません。
しかし、実は簡単に見分けることが可能で、全国のTOHOシネマズとムービーオンやまがたとイオンシネマ徳島はMX4D、それ以外の劇場は4DXなのです。※イオンシネマ徳島も県内のシネマサンシャインが4DXなためかイオンシネマ唯一のMX4D導入館になっているとご指摘を受けました。
もっと単純に言えば、(ムービーオンやまがたとイオンシネマ徳島と)TOHOシネマズ以外の劇場で、『天気の子』の4Dを体験すればいいということですね。

※4DXおよびMX4Dが実施されている劇場がどこにあるの?と確認したい方は以下のページがオススメ↓
【随時更新】4DX&MX4D映画館一覧|4D映画全国最新一覧マップ | シネマズ PLUS

では、なぜ『天気の子』の4DはMX4Dではなく4DXで観なければならないのか、その理由から記して行きましょう。
以下、このページの目次です(“ネタバレ”と表記して居る項は本編の物語および4DX演出のネタバレがありますのでクリックにご注意を!)

4DXで観なければならない理由その1:“雨”の演出がMX4Dにはないから

今さらの紹介ですが、4Dとは座席の振動やフラッシュや風や香りなど、映画のシーンにシンクロした様々な演出が楽しめるアトラクション形式の上映スタイルです。

『天気の子』をすでに観た方ならはご存知でしょうが、劇中では雨が降る場面がとても多くなっています。
ええ、4DXではそのままズバリ、劇場の天井から“雨が降ってくる”という演出があるんですよ。雨のシーンになるたびに雨を肌で感じ、主人公たちと同じ状況を体感することができるんですよ!

なんと、MX4Dにはこの雨の演出そのものが存在していません
“前面からプシュッと水が吹き付ける”という演出は4DXとMX4Dのどちらにもあるのですが、劇場の天井から雨が降ってくるのは4DX限定なのです。

その雨を劇中のありとあらゆるシーンで体感……というだけでももちろん良いのですが、晴れ間の爽やかさも“雨が降っていないことで”相対的に感じられるようになっているというのも素敵なところですね。

なお、必要以上に濡れてしまうこと、風邪を引いてしまわないかと心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、概ねで「あっ!今雨が降っている!」と感じられる程度、それほど服も濡れない節度あるレベルであるので問題はないでしょう。(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では節度など守っていませんでしたが

ただ、単純に雨のおかげで体感温度は下がるでしょうから、羽織れる上着やブランケットを用意しておいたほうが無難かもしれませんね。時おり“風”の演出との合わせ技で“嵐”になることもありますし。

4DXで観なければならない理由その2:“この演出”と“あの演出”もMX4Dにはないから!

MX4Dには存在しない、4DX限定の演出は“雨”だけではありません。
“この演出”と“あの演出”もあるのです。

おそらく『天気の子』で初めて4DXを体験する方もいるでしょうから、この時点では具体的にどういう演出であるかは伏せておきましょう(後ほどの“ネタバレ”の項では記します)。
この演出を知らずに観ると「マジかよ!」ときっと驚けるでしょうから!

4DXで観なければならない理由その3:テーマである“天気”そのものを肌で感じられるから!

以上の“雨”も“この演出”も“あの演出”も、“天気というテーマを扱っている”という根本的な作品の魅力そのものにシンクロしているということも重要でしょう。

言うまでもなく日常的に接している天気は“肌”という触覚も含めて感じているものです。
その天気をテーマにしている作品で、まさに“雨”と“この演出”と“あの演出”と“風(嵐)”で肌で感じさせてくれる4DX……!素晴らしいではないですか!

微ネタバレかも?:4D演出の良かったポイントを箇条書き!

ここで、4DXでもMX4Dでも(おそらくは)同一の、『天気の子』の4D上映にある演出を箇条書きにしておきましょう。
いずれも事前に知っていて体感しても問題ないレベルだとは思いますが、予備知識なく楽しみたいという方は読まずに先に劇場へ!

  1. 挿入歌のリズムに合わせて座席が振動する→さらにノリノリな気分に
  2. 心臓の鼓動に合わせて座席が振動する→緊迫感がより伝わる
  3. 暴力のシーンで激しく座席が動く→殴られた痛みが伝わる
  4. 疾走に合わせて座席が動く→一緒に走っている気分に
  5. バイクチェイスシーンでも座席が動く→まさにアトラクション的な楽しさ
  6. 風の演出も多様されている→それぞれで“風圧”、時には“爆風”を感じられる。

特に重要なのは1.かもしれませんね。RADWIMPSの挿入歌は『天気の子』の大きな魅力の1つ。
その付加価値として“リズムを振動で伝えてくれる”というのは嬉しいではないですか。

作品によっては“MX4Dでも4DXでもどちらを選んでもいい”ケースも?

ここで、ちょっと補足を。
ここまで徹底して「MX4Dよりも4DXのほうがオススメ」と、MX4Dをサゲるような言い方をしてしまいましたが、作品によっては“MX4Dでも4DXでもどちらを選んでもいい”ケースもあるとは思います。
4DX限定の“雨”と“この演出”と“あの演出”を使う場面がそもそも存在しない、だからMX4Dと4DXとでほぼ差がないということもあるでしょうから。

事実、最近観た『アナベル 死霊博物館』は4DXでもMX4Dでもどちらでも良い感じでした。
他にも『ガールズ&パンツァー 第63回戦車道全国高校生大会 総集編』もMX4Dの方で存分に楽しめました。ほぼ全てが戦車同士のガッシャンドガシャンですからね(こちらも4DX限定の“あの演出”があったかもしれないけど)。


『ガールズ&パンツァー最終章』第1話&第2話は10月11日より4D上映開始です

なお、(3D上映でない場合の)MX4Dは通常上映+1200円、4DXは通常上映+1000円と、4DXのほうが200円お安くなっています
両方を体験した身としては、MX4Dよりも4DXのほうが全体的な演出も派手かつ細やかな制御がされているという印象もありました(ごく感覚的なものですが)。
やはり、基本的には「MX4Dよりも4DXのほうがオススメ」ということは、覆りそうもないですね。

……さてさて、以下からはなるべく知らずに観たほうが良いであろう、存分にネタバレと言える、でも本気で感動した『天気の子』の4DXの演出を記していきます(物語上のネタバレにも触れています)↓
まだ『天気の子」の4DXを体感していないという方はなるべくここでストップ!先に劇場情報を確認し、足を運んでください!(しつこいようですがMX4Dではなく4DXで)

ネタバレ:フラッシュの演出で“花火”と“雷”が輝く

4DXおよびMX4Dには、スクリーンの横でライトが光る“フラッシュ”の演出があります。

劇中で夜空にたくさんの花火が上がるシーンで、このフラッシュの演出がしっかり使われているんですね。
より一層、花火のきらびやかさが増すことに!これは素晴らしかった!

さらに、フラッシュで“雷”が鳴るシーンも表現されているんですよね。
やはり4D演出は“天気”に実にマッチすると思い知らせました。

ネタバレ:雪が降る!

前述した、MX4Dにはない、4DX限定の“この演出”とは“雪”のことでした。

劇中では夏なのに雪が振り始めるのですが…本当に映画館にも降ってくるんだもんなあ…この異常気象をダイレクトに感じられるわけです。

ネタバレ:シャボン玉で“魚の雨”を表現!

前述した、MX4Dにはない、4DX限定の“あの演出”とは“シャボン玉”のことでした。

考えてみれば映画作品において、劇中にシャボン玉が出てくることはそうそうありません。
ある意味で“レア”な演出であるので、このシャボン玉が出てくる4DXの作品に“当たった”時の嬉しさは格別なものがあります。

もちろん『天気の子』の劇中でもシャボン玉など出てこないのですが……代わりに劇中にはたびたび“魚の雨”が登場しています。
“水で作られ”、“透けていて”、そして終盤の雲の上で陽菜の周りに集まっている“魚の雨”と、劇場にふわふわと飛んでくるシャボン玉は絶妙にシンクロしていたのです。これは感動した!

ネタバレ:クライマックスはもう全ての4DX演出が結集!最高だ!

そして涙を流すほどに感動したのがクライマックス…!
もちろん4DXを抜きにして素晴らしいシーンですが、4DXの演出がここで全て結集し、全てを出し切っていたのですから!

空の上であるから風は強く吹き、雲の中では雨が降り雷が轟き(フラッシュ)、落ちていくふたりの“自由落下”のような感覚を座席の動きで再現しているのですから。
本当に、観客も帆高と陽菜と一緒に落ちているかのよう……!この感動は、4DX史上最高レベルなのではないでしょうか。
ありがとう……本当にありがとう!


※この4D上映に合わせた新ビジュアルも素敵ですよね。

ネタバレ?:唯一の大きな不満点、それはあの演出をしてくれなかったことだ

そんなわけでこのページでは『天気の子』の4DX版を全力で褒め称えたわけですが、1つだけ不満点を挙げましょう。とても大きな

なんでお風呂上がりの陽菜の良いにおいを出してくれなかったんだ!(フォントサイズ30)

うわー!うわー!もったいねー!
4DX(およびMX4D)には“香り”という唯一の“嗅覚”を利用する演出があるのに、それを1回も使っていないなんて!

しかもそのお風呂上がりのシーンで、帆高の前をバスローブ姿の陽菜が横切った時、帆高の前髪はほんのちょっとだけ揺れるんですよ
帆高はあそこで陽菜のにおいを嗅いでいたから前髪が揺らいでいたんですよ!
その帆高の気持ちを、良いにおいで体験させてくれよー!なんでだよー!

という訳で、4DXの担当者さんは今からでも遅くはないので陽菜の良いにおいの演出を追加してください(無茶を言う)。

※『天気の子』本編のブログ記事&メディアの考察記事はこちらで↓
『天気の子』願いの到達点が、ここにあった(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)
『天気の子』の深すぎる「10」の盲点 | シネマズ PLUS(ネタバレ全開ですので注意!)
(C)2019「天気の子」製作委員会

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