『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』革新的な内容は是が否か?(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』革新的な内容は是が否か?(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はスター・ウォーズ/最後のジェダイです。

個人的お気に入り度:9/10

一言感想:本当に「誰も観たことのない衝撃のスター・ウォーズ」だった!

あらすじ

あらすじで何を書こうがネタバレる案件です。

その名を知らぬものはいない人気シリーズ『スター・ウォーズ』、ナンバリングされたメインストーリーの第8弾です。

このシリーズについては「予告編以上の情報を仕入れずに観に行くことが基本」「ネタバレしようものなら法律で罰せられる」レベルなので、予備知識なく観たい方にはこうお知らせしておきます。
それは、超面白いけど、マジで疲れるということ。

『レゴ ムービー』とか『この世界の片隅に』とか『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のように、情報量が多すぎて、脳細胞がガシガシと減っていくのが実感できます。
それでいて、152分というシリーズ最長の上映時間となっているので、事前のトイレも必須です。
体調が悪いときに観に行ったり、連続して鑑賞するのはおすすめできません。万全の態勢で臨んでください。

おさらいしておくべきなのはどれ?

本作『最後のジェダイ』の前に何を観ておけばよいの?というシリーズ初心者の方に向けて、以下の記事を書きました。
『スター・ウォーズ』シリーズはどの順番で観るべき? [映画] All About

この記事は『最後のジェダイ』公開前にすでに書いていたのですが、だいたい予想は当たっていました。
とにかく、
・『フォースの覚醒』の鑑賞は必須
・『エピソード4〜6』も観ておくべき
なのは間違いありません。

※『フォースの覚醒』のレビューはこちら↓
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』キャラクターの魅力を全力で解説してみる(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

物語上、『フォースの覚醒』と『エピソード4〜6』を観ていることは「大前提」な作りです。そちらを観ていないまま、『最後のジェダイ』をいきなり観るのはおすすめできません。

また、昨年に公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も観ておいたほうが良いでしょう。

※『ローグ・ワン』のレビューはこちら↓
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ならず者たちの物語(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

それぞれの映画について、「観ておいたほうがいい具体的な理由」はすさまじいネタバレになるので書けません。
まあ観てくださいよ!迷ったら『エピソード4』から観れば良いから!超面白いから!

ライアン・ジョンソン監督の映画

本作の監督・脚本が『LOOPER/ルーパー』で高い評価を得たライアン・ジョンソンであることも重要です。


※ブログのレビューはこちら↓
『LOOPER/ルーパー』流転の末に(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

テクニカルな構成、および卓越した演出は今回の『最後のジェダイ』も存分に感じました
これまでは(ジョージ・ルーカス監督・脚本以外では)脚本が「共作」であったのですが、今回は「単独」で監督・脚本。まさにライアン・ジョンソンの映画になっていると言っていいでしょう。

3者の視点がめまぐるしいよ!

前作『フォースの覚醒』は、『エピソード4 新たなる希望』を意識したためもあるのか、物語としてはとてもシンプルなものになっていました。
今回はやや変化球、『エピソード5 帝国の逆襲』を思わせる3つの視点が同時進行するという話運びになっています。

  1. レイとルーク・スカイウォーカー、カイロ・レンの邂逅
  2. フィンとローズ(新キャラ)の冒険
  3. ポー・ダメロンとレイア・オーガナ、反乱軍たちの攻防

この大きくわけて3つの視点が、かなり早く切り替わりつつ同時進行するので、必然的に脳を酷使することになります(これこそが疲れる理由)。

新キャラ「ローズ」の賛否

今回から登場する新キャラクターのローズが、かなりの賛否両論を巻き起こしているようです。

演じているケリー・マリー・トランは、両親がベトナム難民で、父親がホームレスだったこともあったそうで、苦労人ということで応援したくなってくるのだけどなあ……。

※こちらもご参考に。ライアン・ジョンソン監督の「名もない人でもヒーローになれるチャンスがある」という意向もあったのですね↓
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の「ローズ問題」について – 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記

最近のディズニーは「多様性」を訴えていることが多く、『シンデレラ』(実写映画版)で原作にいない黒人のキャラを登場させたり、『美女と野獣』(実写映画版)でLGBT(女装した男性)を描いたりしています。
今回もアジア系の役者をメインキャラとして描いてくれるのは、素直に嬉しいんですけどね。

というか、彼女が(こう言うと失礼だけど)美女じゃないというのがいいんですよ!
銀河を救うのがイケメンや美貌の持ち主だって誰が決めた?そうじゃなくてもいいだろ!という気概を存分に感じました。
片桐はいり、天童よしみ、おかずクラブのオカリナに似ているとか、若い頃のサモ・ハン・キンポーのほうが可愛かったと言われていますけど、まあそれでいいじゃない。「知り合いに似ているから親近感が湧いた」という意見もあるよ!

そんなわけで、否定的な声があろうとも、自分はローズというキャラが大好きです。

やっぱり詰め込みすぎだよ!

本作の賛否両論のもう1つの理由、それは端的に言って展開が雑に思えてしまうことでしょうか。
「よくよく考えてみればここはおかしくないか?」というツッコミどころが多く、キャラクターの描写が性急すぎて納得しづらいところもある。これは否定できない欠点です。

ライアン・ジョンソン監督は前述した『ルーパー』においても、直接的なキャラクターの情念や展開の意外性を重視するあまり、「ツッコミどころなんか気にしない」感じの雑さが散見されていました。これも「作家性」なんだろうなあ……。

ただ、個人的には「次回作におあずけせずに、今回だけでいろいろと決着を付けた」という点は支持したいです。それにしたって詰め込みすぎだと思うけど……。

最近のディズニーの絶対的権力

もう言うのも野暮だと思うのですが、ディズニーの権力がここに来て絶対的なものになっていきましたね……
このタイミングで、20世紀フォックスを買収していたりするのですから……。

本国では『最後のジェダイ』の上映においてエグい交渉を映画館にしてきたらしいし(最大スクリーンの独占や極端な取り分)、日本でも(ポスターがついてくるとはいえ)2500円という高額の前夜祭上映をしたりしていますから……(自分もまんまと観に行ったけど)。

何より、日本では現在はIMAX上映が2D版しかなく、年末(12/29(金))にならないとIMAX 3D版が上映されないというのはいかがなものかと。
「ファンならリピート鑑賞するだろ〜」ってこと?あんまりお客をナメちゃあいけませんぜ……。

自分は2D字幕版と2D吹替版それぞれを1回ずつ観ましたが、3D映えしそうな場面も満載でした。うん……IMAX3D版を一番観たいんだけどな……。

あとね、今回からかわいい「ポーグ」というキャラが出てくるんだけど、マジでかわいいだけで無理やり出してきた感は否めませんでしたね。
くっ……これもディズニーの戦略か……かわいいけどさ!

衝撃的すぎました

総じて、本作『最後のジェダイ』は今までのシリーズとは一線を画する内容であり、それこそがシリーズ随一と言えるほどの賛否両論を呼んでいます。
果ては『最後のジェダイ』をシリーズの正史から外してほしいという署名は3万人も集まる結果にもなりました。

前作『フォースの覚醒』は良くも悪くも「置きに行っている」「シリーズファンへの接待づくし」な保守的な内容でしたが、今回は「シリーズファンの期待や予想をめちゃくちゃ裏切ってきている」という革新的な内容とも取れます。

「誰も観たことのない」「衝撃のスター・ウォーズ」というキャッチコピーは伊達ではありません。
その革新的な内容を良しと出来るか、もしくは前述した展開のアラの数々を許容できるかで、本作の評価が決まるのでしょう。

個人的には本作は圧倒的に「賛」。予想の斜め上を行く展開の数々には大興奮しましたし、いままでの『スター・ウォーズ』シリーズの常識を打ち破ってしまうことが痛快に感じたのです。

観終わってから数日経ってから連想したのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』でした。

こっちもファンの期待と予想を裏切りまくり、賛否両論の嵐になっていました(否のほうが多めかも)。
でも個人的には「衝撃の展開に翻弄される」だけでも大好きな映画。この『ヱヴァQ』のような衝撃を、『最後のジェダイ』にも期待してみてください。

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

野暮な不満点はラジオで語っています

今回の問題点はいろいろあるんですが、
「ルーク・スカイウォーカーがイヤなヤツすぎね問題(でも個人的には好き)」とか、
「フォースがなんでもできすぎじゃね問題(でも個人的には好き)」とか、
「フィンとローズの作戦が都合よくうまくいきすぎじゃね問題(これは個人的に微妙)」
「レイのテンションが急に変わりすぎじゃね?(これは個人的にダメ)」などについては、以下のラジオで語っていますので、ぜひお聞きください。

まさか1週間で2万回近く再生、コメントが60件を超えるとは……。
自分の短絡的な「だぁいすき!」や「いいじゃん!」と言ってばかりの意見よりも、しのさんのもろもろのご指摘(特に「エピソード9に回したほうが良かったのでは」ということ)のほうが遥かに面白い内容となっております。

※ラジオで引き合いに出していたライムスター宇多丸の評論の公式書き起こしはこちら↓
【映画評書き起こし】宇多丸、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を語る!(2017.12.16放送)

金色のサイコロがついたアクセサリーって何?

本作では「金色の2つのサイコロがついたアクセサリー」がキーアイテムのように出てきています。
これはルークが宇宙船の中で見つけて、最後はカイロ・レンの手に渡ったかと思ったら消えてしまっていました……。

シリーズを全部観たはずなのにこのアクセサリーのことが全く思い出せん……と思っていましたが、これはファルコン号のコクピットに下げられてる飾りであって、『エピソード4 新たなる希望』でチューイが頭にぶつけていたものであるとご指摘を受けました。

うん、ぜんぜん覚えていない!仕方がない、観直すか……。

このアクセサリーが示しているものは、ヨーダがあっさり燃やしていた書物と同様の「過去の遺物」でしょう。
カイロ・レンの手に渡りながらも消えてなくなってしまったのは、彼自身が「過去を完全に切り捨てる」選択をした結果(※後述します)なのでしょうね。

ギャグキャラと化したハックス将軍

今回のハックス将軍はヘタレなだけの小物になっていてかわいそうでしたね。

  1. ポー・ダメロンから「ハグス将軍どこ〜お話しよ〜ウププププ〜(※誇張)」と名前を間違えられた上にバカにされる
  2. スノークがカイロ・レンに殺されたので激昂するけど、すぐに地べたに叩きつけられたので「あなたが最高指導者です!」と手のひら返し
  3. 最終決戦で撃ちまくったカイロ・レンに「ご満足ですか?」と実は敬っていない感バリバリ
  4. カイロ・レンに軽く殴られて壁にベシャッ

ハックス将軍は生き残っていましたが、この後もカイロ・レンと仲良く仕事ができているとは思えませんな。

失敗こそが……

今回のフィンとローズの旅路や、ポーの独断的な特攻はほとんど無駄、それどころか仲間を危険にさらしてしまうという結果になっています。
これについて否定的な意見があるのは致し方のないこと……とも思いますが、個人的には肯定的に受け取りたいです。

例えば、ヨーダはルークにこう言っています。
「失敗こそが大いなる成功につながる、だから次の世代に託すのじゃ」

ホルド提督も、こう宣言しています。
「必要なのは英雄ではありません。火花を少しでも残すことです」

さらには、フィンとローズは牢屋から脱出し、街中を引っ掻き回したこと、そして虐待されていた動物を逃したことについてこう言っています。
「意味はあった」

総じて、今回の抵抗軍はほとんどの行動において失敗をしている、だが、そのことに意味があることを望み、また次の世代での「成功」につながることを切実に願っているのです。

「行動が全て失敗して無に帰してしまう」からでこそ、これらの言葉があったということであれば……続く『エピソード9』において、今回の失敗の数々は「成功に転じる」のではないでしょうか。
キャラクターのさらなる成長と、逆境を打ち破る彼らの活躍を、期待しています。

命を大切に……

グッと来たのは、姉のペイジを亡くしてしまったローズが、DJに前金を要求されると、姉の形見である月の形のペンダントを迷いなく差し出すことでした。

フィンはそのペンダントを「彼女にとって命の次に大事なものだ」と言う……
そこでローズにとって「命が一番に大切なものである」ことを示したことによって、特攻をするフィンを体当たりで救い出すというローズの決死の行動が感動的なものになっています。(この後にローズがフィンにキスをするのはさすがに……とは思ったけど)

思えば、冒頭でも「人員を何よりも優先すべきだ!」という言葉が告げられています。
何よりも大切な人の命が優先される(それで失敗もしてしまう)というのは、本作で一貫しているんですよね。

レイとカイロ・レンの対比

レイはルークから「最後のジェダイ」としての意思を受け継ぎましたが、
カイロ・レンは最高指導者のスノークを殺して過去を全て捨て去りました

ここが完全な両者の違い。
ジェダイの過去の遺物は燃やされても、その「意思」は次の世代のレイたちにに受け継がれていく。
しかし、カイロ・レンには全くその「受け継ぎ」がないのです。

また、レイの両親はジャクー星の名も無き人で、すでに共同墓地に入っているばかりか、金のためにレイを売ろうとしていました。
そのレイの不遇の出生に対して、カイロ・レンはアナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)の孫にして、レイアの息子であるという、その将来を期待されていたサラブレッドなのです。

かくして、スカイウォーカー家の血を引く者(カイロ・レン)はただただ独りで強くあろうとする哀しい道を選び、スカイウォーカー家の血ではない者(レイ)に希望のバトンが受け渡されたのです。
これが本作の最大の衝撃であり、かつ今までの『スター・ウォーズ』の概念を打ち破ったものと言っていいでしょう。

名も無き者へのバトン

ラストシーン、画面左のほうで小さく描写されるだけなのでわかりにくいですが、この時に少年は箒をフォースの力で引き寄せています

ただの整備師であったローズ、元ストームトルーパーであったフィンだけでなく、ここにも「英雄になれるかもしれない名も無き者」いたなんて!
(しかも、レイと同様に、スカイウォーカー家の血を引いていなくても、フォースを使えているのです)
これは、徹底して「名も無き者たちの活躍」を描いていた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の精神にもつながっています。

また、この少年はローズが持っていた「抵抗軍」の印を見ていました。
少年は、フィンとローズがやったことに「意味があった」ことの証明のような存在ではありませんか!

この少年は、かつてのアナキン・スカイウォーカーであり、次世代の希望となる名も無き少年でもあり、または『スター・ウォーズ』の物語にワクワクしていた私たち観客自身の姿、とも言っていいでしょう。

そして、少年の掴んだ箒は、ライトセーバーのようにも見え、かつそのまま「希望のバトン」のようにも見える!
いやはや、最高のラストでした!
こんなにキレイなエンディングを見ると、本当に『エピソード9』はどうするんだという不安もありますが、大期待していますよ。

R.I.P キャリー・フィッシャー

本作はレイア姫役のキャリー・フィッシャーの遺作です。
エンドロールで表示された「In loving memory of our princess Carrie Fisher」にはグッと来ましたね。(でも字幕で訳さなかったのはなぜ?)

そのレイア姫が物語上では生き残ったので、余計に『エピソード9』はどうするんだろうと、不安になりますね。
でも、それはキャリー・フィッシャーが亡くなったからといって、今回の物語を変更しなかったという証明でもありますよね。やっぱり次回作が楽しみですよ!

キャリー・フィッシャーを追悼した記事↓
R.I.P.キャリー・フィッシャー、その魅力がさらにわかる映画3選 | シネマズ by 松竹

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  1. ワタリ より:

    >ライアン・ジョンソン監督は前述した『ルーパー』においても、直接的なキャラクターの情念や展開の意外性を重視するあまり、「ツッコミどころなんか気にしない」感じの雑さが散見されていました。これも「作家性」なんだろうなあ……。

    これを良しとするか否かで評価が分かれているんでしょうね。
    自分は気になってしまい厳しい評価です。
    整合性に厳しいライターと組ませて相性補完してほしかったなぁと思います。
    (一応キャリーフィッシャーも脚本に口出しはしていたようですが)

    >スノークがカイロ・レンに殺されたので激昂するけど、すぐに地べたに叩きつけられたので「あなたが最高指導者です!」と手のひら返し

    あの場面でカイロレンが用いた技はたぶん「フォースチョーク」ですね。
    (アナキンがパドメに対してやっていた首絞め)

    >金色の2つのサイコロがついたアクセサリー

    あれは僕も記憶がなかったのですが、たぶん来年公開のSoloで掘り下げられるのかなと思ってます。

    >ラストシーン、画面左のほうで小さく描写されるだけなのでわかりにくいですが、この時に少年は箒をフォースの力で引き寄せています。

    この描写味わい深いものだと思うのですが、まだ次回作があることを考えると悪手な気がしますね。。。
    名もなき者であるレイですら、前作に必要に駆られて覚醒したフォースを
    一少年がここで使ってしまうと、どうしても整合性の方が気にかかってきてしまいました。
    やるなら全てが終わったEP9のラストであるべきだったなぁと。
    終わり方に関しても「クローンの攻撃」「帝国の逆襲」のように
    次回への導線を引いて欲しかった…と思いました。
    とはいえEP9がどのような展開になるのか、無限に想像できる余地があると思えば、
    この終わり方もありっちゃありです。

  2. 蝮のゼンゾウ より:

    「フォースの覚醒」好きの自分としては大変不満の残る出来でしたが、ヒナタカさんの肯定記事もなるほどと思いながら拝見させていただきました!

    >ライアン・ジョンソン監督は前述した『ルーパー』においても、直接的なキャラクターの情念や展開の意外性を重視するあまり、「ツッコミどころなんか気にしない」感じの雑さが散見されていました。
    「LOOPER/ルーパー」はあの豪胆なアイデア自体がギャグとなってて大好きなんですが、今作は行き当たりばったりな展開が多すぎて真剣に話を追う気が失せてくるし、プラスどころかマイナスにばかり進むので観ていて楽しくなかったです。

    >というか、彼女が(こう言うと失礼だけど)美女じゃないというのがいいんですよ!
    自分も「冴えない見た目のキャラクターだからこそ特別じゃないボクらに訴えかけるものがある!」的な象徴としてのキャラクターは大好きです!ローズだって彼女の雰囲気に合った活躍が観られれば好きになれたと思います。
    ただ彼女は外見どうこうよりキャラとしてつまらないのが一番の問題で、例えば優秀な姉に対するコンプレックスがもっと強調されていても良かったと思うし、コメディ畑の女優さんを起用するならコミカルな要素を付け足して尖ったパワフルなキャラ付けをするべきだったでしょう。
    今作のような中途半端な常識人キャラ、もっと言うならまるで正ヒロインかのような扱われ方はケリー・マリー・トランさんの資質と明らかに合っていないし、彼女のポテンシャルを全く生かせていないので「ボンクラ頑張れ!」と応援する気になれないのが非常に勿体ないと思います。「ローズがブスで良かった!」と心から思わせてくれたら、鼻から外見批判なんか起きなかったはずです。
    「特別ではない」象徴として存在はするけど中身はまるで別物という感じになってしまったので違和感を禁じ得ず、単に「容姿、人種もろもろの多様性をアリバイ的に入れるためのポリコレキャラ」としてしか機能させられなかったのが一番の問題であり失敗だったのではないでしょうか?

    それに彼女は整備士としての活躍を見せる前にファーストオーダーに捕まってしまったので結果的に何の役にも立っていないから存在意義も薄いし、
    >特攻をするフィンを体当たりで救い出すというローズの決死の行動が感動的なものになっています。
    とヒナタカさんは仰いますが、自分は「敵がガンガン撃ってきてるのに何かウダウダやって挙句にキスとか正気か?」とイライラしてしまいました。次のカットでフィンが気絶したローズを運んでくるところとか、敵の目の前まで行ってスピーダーでも割と距離があるところを徒歩であっけなく生還できるはずないし、単純に距離感の示し方が雑だと思いました。

    >今回からかわいい「ポーグ」というキャラが出てくるんだけど、マジでかわいいだけで無理やり出してきた感は否めませんでしたね。
    本当に愛嬌を振りまくだけで何もしませんでしたねw こいつと絡んだチューバッカも心なしか存在感がなくなってしまった気がしますw

    >ギャグキャラと化したハックス将軍
    個人的にはこの映画の数少ない肯定できる要素です。正直敵キャラとしての一線は超えてしまっていると思いますが、非常に徒労感ばかり芽生える今作で数少ない癒しでした。
    あとはファンが考えた色んなライトセイバー見本市みたいなのも賛否あるかと思いますが嫌いじゃないです。

    >「失敗こそが大いなる成功につながる、だから次の世代に託すのじゃ」
    ヒナタカさんの擁護意見も確かになるほどとは思いますが、二年先のエピソード9で成功の物語に転じるから今作は失敗の物語で良いというのはちょっと虫が良すぎる気もします。お金と時間を使って152分の「前振りのための前振り」だけを見せられても納得できないのは、観客心理として当然なのではないでしょうか?
    ヨーダが言うこの言葉って逆に言えば「次成功すれば失敗しても別に良いんじゃん?」みたいな開き直りにも聞こえるわけで、その失敗で犠牲になった人々は(この場合観客も含む)そんな言葉で納得するのでしょうか。今作はそういう人たちの気持ちを汲んでくれるような作品であったのか、未だに疑問が残ります。
    あとヨーダ、おめーはもうちょっと過去の失敗反省しろよな。

    あとは
    単純にシナリオの出来が悪すぎる件、構成が退屈な件、スノークの件、スノークのバスローブがダサい件、コードブレイカーとプロムのブローチのくだり全くいらない件、DJのキャラが定まっていない件、ポーがマジでダメダメロンな件、ルークとレイの件、レイア将軍のアレ、アクバー提督の件(個人的には一番の噴飯もの)、反乱軍のガバナンスがガバガバな件、ファズマが前作のストームトルーパーより弱い件、ファズマとやり合ってる時に不自然にせりあがってくるフィンの件、因縁がありそうでなかったファズマの件、BB8活躍しすぎな件、R2D2はホントにちょっと出るだけな件、前作にも出てきたポーの仲間の可愛い女性隊員の雑な死に方の件、ヨーダの笑い方が相変わらずサイコすぎる件など、言いたいことは山ほどありますがクソ長い駄文が更に長くなるだけなのでやめますw

    とにかく色々思うし今作は正直好きではないですが、これもスター・ウォーズということを認めてもちろんエピソード9ももちろん見に行きます。色んな意見を持って人とあれこれ言い合うのが楽しい作品なんだなぁと思いました。長文失礼しました!

  3. オープンリーチ より:

    個人的に「スターウォーズ最後のジェダイ」は
    ・カイロ・レンがしっかりとした”ヴィラン”になってくれそうな期待。
    ・ローズがフィンの特攻を身を挺して止めたことにより「戦闘を介さないエンディング」への期待。
    を持てたことが大きいと思います。※「ポーが”駄目ロン”」問題や「ポーに説明しないせいでゴチャゴチャ」問題など思うところはありますが。
    あと今作では、部下の前でボコられるなど、酷い扱い過ぎて「ギャグ要員」と化したハックス将軍ですが、よく考えたら彼は
    ・序盤でドレッドノート艦を損失。
    ・カイロ・レンの介在があったとはいえ「最高指導者スノーク殺害」を許す。
    ・ホルド提督のハイパースペース特攻をさっぱり見抜けず自艦に大損害を与える。
    など、普通なら軍法会議にかけられ処刑されてもおかしくありません。それなのに彼はカイロ・レンにボコられるだけで「降格」らしい処分もされず将軍の立場を守られているので、もしかしたら帝国軍は部下の失態に寛容な「ホワイト企業」かもしれません。
    ※駄文失礼しました。

  4. hinataka hinataka より:

    ワタリさん、蝮のゼンゾウさん、オープンリーチさん、コメントをありがとうございます。この映画は否定的意見にとても納得します……!

    >あの場面でカイロレンが用いた技はたぶん「フォースチョーク」ですね。(アナキンがパドメに対してやっていた首絞め)
    技名までついていたとは知りませんでした!ご指摘ありがとうございます!

    >次のカットでフィンが気絶したローズを運んでくるところとか、敵の目の前まで行ってスピーダーでも割と距離があるところを徒歩であっけなく生還できるはずないし、単純に距離感の示し方が雑だと思いました。
    これは僕もツッコミました。カイロ・レンもすぐにルークに近寄りすぎじゃ?

    >ヒナタカさんの擁護意見も確かになるほどとは思いますが、二年先のエピソード9で成功の物語に転じるから今作は失敗の物語で良いというのはちょっと虫が良すぎる気もします。お金と時間を使って152分の「前振りのための前振り」だけを見せられても納得できないのは、観客心理として当然なのではないでしょうか?
    >ヨーダが言うこの言葉って逆に言えば「次成功すれば失敗しても別に良いんじゃん?」みたいな開き直りにも聞こえるわけで、その失敗で犠牲になった人々は(この場合観客も含む)そんな言葉で納得するのでしょうか。今作はそういう人たちの気持ちを汲んでくれるような作品であったのか、未だに疑問が残ります。
    >あとヨーダ、おめーはもうちょっと過去の失敗反省しろよな。
    ああ、これとてもわかります……「失敗したところでちゃんと反省しない」ような浅ましさも感じますよね。もうちょっと上手く描いたらここにも説得力が増したと思うんですが……。

    >普通なら軍法会議にかけられ処刑されてもおかしくありません。
    こんだけの失敗で許されているんだから確かにホワイト企業だよ……!

  5. […] ※ブログの記事↓ 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』革新的な内容は是が否か?(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー) […]

  6. ebcdic より:

    まず12月15日の深夜にIMAX2Dで観賞したのですが、観客席は異常なくらいシーンとしていて、ギャグシーンでも笑い声が全然起きませんでしたね。
    私も、正直言って冒頭でポーがハックス将軍をコケにするシーンで「え?この映画大丈夫?」と思ってしまいました。結構頻繁に挟み込まれるギャグは、上手くいっているものはそれなりに面白いのですが、滑っているものは邪魔なだけでした。
    その後、年末にフロリダへ行ったついでに、(もう日本でも上映していますが)IMAX3Dで何度か観賞しました。要するに私もこの映画大好きなんです。
    で、さすがにアメリカの観客はノリがいいですね。スノーク様の例のシーンでは拍手が起きたりしていました。でも、そのアメリカでも全然笑いが起きなかったシーンは・・・
    ・上記の「ハグス将軍」の下り
    ・フィンが目を覚まして、チューブから水を撒き散らして歩いてくるシーン

  7. 毒親育ち より:

    >一言感想:本当に「誰も観たことのない衝撃のスター・ウォーズ」だった!
    私の一言感想:
    冒頭:選ばれた人達で勝手にやってろ!
    中盤からラスト:ベンくん。その糞老いぼれどもをヌっ殺した後に「真の黒幕」どもも皆殺しにして、レイちゃんと愛の帝国を築こう!

    Ⅹ-ウィングとタイ-ファイターは同じ「真の黒幕」がもたらしていた!を見てしまい。何かスターウォーズシリーズですら「悪の帝国を倒して大団円」ではいけない世の中になってきたのかなあ・・・と。

    >それは、超面白いけど、マジで疲れるということ。
    本当・・・ルークの落ちぶれっぷれにはマジでゲンナリしました。家庭崩壊して伝説の船を質入れする程に堕ちた借金塗れの小悪党な義弟の方がまだマシだ!!

    >また、昨年に公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も観ておいたほうが良いでしょう。
    フォースは全ての人ともに在る!細胞内のミドリムシが多いから光る剣と振り回す超能力だけで戦争に勝った訳じゃねー!が最高でした。
    まあ・・・「ミディクロリアン値」は今では有名無実な設定らしいですけど。ルーカス御大も、中二病患者が禅寺に殺到したり、そんな人達のママから「アータが興した宗教おかげで家の子が婚期を逃したザマス!」とか八つ当たりされてウンザリした挙句に突き付けた「オマエら現実に還れ!」だったのでしょうけど、アンマリだ・・・。

    >新キャラ「ローズ」の賛否
    そこいら中で顔面に触手生やした人が歩いてる世界でナニを・・・としか。
    余談ですが『ビバリーヒルズコップ』ごっこにはアクセル役は白人と黒人以外の有色人種の子はやっていけないという世界ルールがあると最近知りました。
    >というか、彼女が(こう言うと失礼だけど)美女じゃないというのがいいんですよ!
    ええ、本職俳優に美男美女しかいないのでコメディアンから呼んでくると非難轟々な美人大好きな自称美しい国に居ると。
    なお・・・彼女のふっくらキュートなまん丸顔とミニマムボディで果敢にアクションする御姿の虜でございます。
    (これだけ目当てに吹替え版も観てこようかな!?)

    >衝撃的すぎました
    本作観賞後・・・スノーク卿がレイア将軍と組んで「銀河に新たな秩序を!経済を死の商人どもから取り戻す!労働者こそがこの世界の柱だ!資源採掘従事者達に正当な利益を!!」と銀河超帝国を興し、ハン・ソロ船長が「うちはカタギの商売をする!」と新たなギルドを興し、スカイウォーカー大僧正が愛弟子、若きベン・ソロ&レイを連れ人々と時代の子ども達へフォースの徳を説いて行く・・・な銀河を夢想しています。

    >ギャグキャラと化したハックス将軍
    彼には今後どもレンくんの太鼓持ちとして彼のDVに耐えつつ今次大戦を生き残って欲しくあります。
    むしろ出てくるたび「こんどはどんな風に調子に乗って失敗して、どんな折檻を受けるのだろう?」と観客をワクワクさせていただきたく存じます。
    レンくん「おしおきダベー!!」「一日一回は彼をフォースで締めあげないと調子が出ない」

    >失敗こそが……
    ポーの独断的な特攻は自軍の被害が出過ぎでの大損で、出てくる度に「オマエはそこで正座でもしてろ!」でしたが、フィンとローズの旅路は報われる結果が出て欲しかったです。

    >レイとカイロ・レンの対比
    >その将来を期待されていたサラブレッドなのです。
    これに相当なプレッシャーも感じていたでしょうし、それに応えようと頑張っていたら御師さんからあの仕打ち・・・これはグレても仕方ねーだろってか、ルークテメエェェェ!!
    本作のルークは本当に失望ってかもうさっさと腹でも切って退場しよろ糞ジジイ・・・で見ていてつら過ぎでした。
    レイに過去を捏造していたのも最悪!!

    >名も無き者へのバトン
    選ばれし者達から名も無き者達への物語へ・・・「ローグ・ワン」からこっちへ舵を切ってきたようですね。
    でも、頑張れば君も選ばれし者になれるんだ・・・な物語に夢を見させてもらった少年は寂しくもあり、今の子ども達にまた違った夢を見させてくれたくもあり。

    >R.I.P キャリー・フィッシャー
    最後までレイア姫を演じ切ってくれました!ありがとうございました!!

    ・・・なんだかんだ言って自作も観るんだろうな自分!

  8. いいこま より:

    エキスポシティまで遠征してIMAX3D版を観に行きました(座席が前過ぎて頭を動かさないと見えない部分があったのが悔やまれますが、その分デカさを逆に感じられたのでまあいいか…)。

    >『レゴ ムービー』とか『この世界の片隅に』とか『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のように、情報量が多すぎて、脳細胞がガシガシと減っていくのが実感できます。
    >>自分も観てる時に頭が痛くなりました(幸い支障は然程なかったです)。

    >とにかく、
    ・『フォースの覚醒』の鑑賞は必須
    ・『エピソード4~6』も観ておくべき
    なのは間違いありません。
    >>1~7作目観賞済みの上で観賞してることもあり、色々過去作のシーンを思い出して考えたところはありましたねえ。それに実際4~7作目を観なかったらこれ置いてきぼり食らっちゃうだろうなあとは思ってました。
    個人的にファジアー(カジノ街のレースの生物)のくだりでエピソード1のポッドレース(とワイスピ2)を、処刑のくだりでエピソード2思い出したシーンはあったものの、1~3はまあ観なくても支障はなかった感はあります。

    >今回から登場する新キャラクターのローズが、かなりの賛否両論を巻き起こしているようです。
    >>自分としては全然否ではなかったです。
    自分としては「そりゃ美女の方が見栄えはいいだろうけど、別に美醜や民族かどうこうなんて拘ってないし、それを言えば中の人に対し失礼なのは承知の上でレイア将軍の例もあるだろう」って感じです(尤も、レイア将軍の場合は母親が美人だからというのもあるのでしょうが…)。それに美女じゃないからこそ他人事感が薄れるし何処かカタルシスがあるってのも感じるところですし(これも言われてみれば『ローグ・ワン』でもあった「名もなき人々の活躍」なんでしょうねえ…。だからこそ彼女の存在は必要だったのでしょう)。
    あと毒親育ちさんの意見に同意です。如何にも化け物じみた外見のキャラクタまでいるくらいだしさあ…。
    それよりも個人的には「ローズよりもルークの今作でのキャラクタの方が問題じゃないか?」と思うぐらいです。観てるときは「30年の年月が変えてしまったのか…」と思いましたが、日を経るにつれて「いや…やっぱりルークはそんな人間じゃないだろ!(6作目の真っ直ぐさは何処へ…)」という感が強くなりましたし(中の人ですら「別人の物語」と言ってたほどですし)。正直、弟子を恐れた師匠にライトセーバーを向けられた弟子が悪堕ちするのも「そりゃそうなるわな!」ですし、捏造したのは見損ないましたから。
    まあその分、カイロ・レンとの最終決戦やその後のフォースとの一体化では「ルーク△」でしたが。

    >本国では『最後のジェダイ』の上映においてエグい交渉を映画館にしてきたらしいし(最大スクリーンの独占や極端な取り分)、日本でも(ポスターがついてくるとはいえ)2500円という高額の前夜祭上映をしたりしていますから……(自分もまんまと観に行ったけど)。
    >>過去作同様ディズニーのロゴが冒頭に出ないのは幸いです(20世紀FOXでも同じ処理をしてもらいたいです)が…そんなことが起きてたとは。
    そりゃ複数回観賞するファンもいるでしょうけど(自分もまた観ようと思ってますし)、商魂が明け透けすぎるのは引かれやしませんかねえ…。マーク・ハミル氏もドル箱と皮肉ってましたし。

    >あとね、今回からかわいい「ポーグ」というキャラが出てくるんだけど、マジでかわいいだけで無理やり出してきた感は否めませんでしたね。
    >>チューバッカとの掛け合いは案外好きなのでそれだけで大目に見られますwまあ欲を言えば「なんか活躍させようぜ」とは思いますが。

    >観終わってから数日経ってから連想したのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』でした。
    >>アレは自分の当時持ち得ていた知識で考えても斜め上だったなあ…。

    >総じて、本作『最後のジェダイ』は今までのシリーズとは一線を画する内容であり、それこそがシリーズ随一と言えるほどの賛否両論を呼んでいます。
    果ては『最後のジェダイ』をシリーズの正史から外してほしいという署名は3万人も集まる結果にもなりました。
    >>個人的には正史から外せと署名が集まった件に関して言えば「無理もない気はするけど、その動きの方が正史に失礼では」と思います。一方で「でもやはり裏を返せばそれだけ斜め上だったんだろうなあ。あとはやはりファンが多いんだな」とも。
    何にせよ、所々は「それは『否』じゃないか」と後で思ったところもあるものの自分も総合的には「賛」でした。

    >フォース何でも出来過ぎじゃねえ問題
    >>自分はそこまで気にならなかったですねえ。個人的には「レイア将軍然りルーク然り、亀の甲より年の劫なのかも」という面も後になって感じてたもので。

    >金色のアクセサリー
    >>なるほど!自分もすっかり失念してました。

    >ハックス将軍
    >>前作と比べて確かにコメディリリーフっぽくなってましたねえ(個人的にはこれはこれでいいんじゃないかと思ってます)。
    2.に関しては「これもフォースの力か」と思いましたが、3.を考えるとそういうわけでもないのかも。
    あと、オープンリーチさんが仰ってるように、極刑が課されかねない大失態を犯してもボコられたぐらいで済んでるあたり案外カイロ・レンって寛容なのかもしれませんね。もしこれがダース・ベイダーだったらフォースチョークで処刑されて序盤で退場ってなってたかもしれませんし。

    >失敗こそが…
    >>人材を無駄死にさせちゃいけませんしフィードバックできてなければ話にはならないのは言うまでもないですが、それでもこういう「失敗は成功の母」的な考え方も重要だと個人的に考えてるのであってよかったと思います。
    ていうかマジで成功の母になっててほしいなあ…。でないと嘗てマスター・ヨーダ達のしくじりの二の舞になります(ポーの動きは下手すれば本当にそうなりかねん所業ですし…)し、蝮のゼンゾウさんが仰るように開き直りにしか聞こえなくなりますから(実際「あとヨーダ、おめーはもうちょっと過去の失敗反省しろよな」がモロ同感だっただけに)。

    >命を大切に…
    >>スター・ウォーズシリーズの場合は「兵士らの死にも意味はあっただろう」と言えよう面もあるといえるでしょうが、それでも「生きてこそ」という一面もまたありますからねえ…。
    ともあれ、「何よりも人命を優先する」のが一貫してるのが好きですし、だからこそローズが特攻しようとするフィンの救出に動いた意味合いもまた好きです。まあ、フィンとローズのキスのくだりは後になって「なくてもいいのでは」感がありますが(やるとしてもそこでやるなと。あと、観賞時でも旧3部作のレイアとソロを意識してる感が個人的に強かったです)。

    >かくして、スカイウォーカー家の血を引く者(カイロ・レン)はただただ独りで強くあろうとする哀しい道を選び、スカイウォーカー家の血でない者(レイ)に希望のバトンが受け渡されたのです。
    >>これは自分も「ええっ、そう来るだと…!」って思いました。「スノークを殺してジェダイに帰還すると思いきや…」というのもありますが、ヒナタカさんの仰る意味合いでもやはり驚くところです。
    どう解釈するかは人によるでしょうし、エピソード9が作り難くなる不安は自分も感じるところです(だからこそ他の方も仰るようにエピソード9でやってたらよかったなあと)が、自分はラストシーンの少年が箒をフォースの力で引き寄せるくだりと合わせて希望を感じます。「血族とミディクロリアン値なんか関係ねぇんだよ」と言わんばかりの感じがしましたし、ある意味、『ダークナイトライジング』でバットマンがゴードン警部に述べた台詞が頭をよぎったので。

    >キャプテン・ファズマ
    >>良くも悪くも扱い悪いですよねえ…。もっと何かしらやりようがあったのでないかと。
    「ヘルメットが壊れて目の部分が垣間見えてたのは次回作の何かの伏線だろうなあ」とは思いましたが。

    >R.I.Pキャリー・フィッシャー
    >>本編よりこちらの方がジーンときたのは自分だけでしょうか…。
    エピソード9はマジでどうなるんでしょうねえ…。まあCGとかの技術でカバーするのでしょうが。

    見当違いがあれば申し訳ございません。
    不安は多いですが、続編が気になるところです。

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ヒナタカ

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