『シン・ゴジラ』は究極のシミュレーション映画だ!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『シン・ゴジラ』は究極のシミュレーション映画だ!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はシン・ゴジラ(英題: GODZILLA Resurgence)です。

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:ゴジラ版『日本のいちばん長い日』だった!

あらすじ

ある日、東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生した。
内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)は、海中にいる謎の生物が事故を起こしたのではないかと推測する
その後、巨大不明生物が陸上に出現する。緊急対策本部の面々は、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが……。

※大量にコメントをいただいたのでネタバレに追記しました。ありがとうございます!

まずは言わせてください。超おもしろかった!!!!
いやーもうね、歴代ゴジラの一部の作品には、いろいろと大人気ない文句を言ってきましたからね。

※いろいろ文句を言いたい例

※文句を言いたいギャレス・エドワーズ監督版『Godzilla』の感想はこちら↓
その存在意義 映画「GODZILLA ゴジラ(2014)」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
※文句を言えない原点にして頂点の作品の感想はこちら↓
怪獣映画であり反戦映画 初代「ゴジラ(1954)」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

まあ今回もそれなりに賛否両論飛び交っているわけですが、概ね好評、自分もかなり肯定派です。
今回の『シン・ゴジラ』、何がよかったのかたっぷりあげさせてください。

『シン・ゴジラ』の素晴らしすぎる6つのポイント

(1)究極のシミュレーション映画だ!

本作は「もし日本に巨大生物が現れたらどうなるか?」というシミュレーションをしまくっている、ただそれのみ!と言っても過言ではありません。
本作は自衛隊や緊急対策本部にたっぷりとリサーチの時間をかけたようで、その描写、人間関係はリアリズムに満ちています。ここだけでも本作を観る価値がある!

※以下の意見をいただきました。
・登場人物それぞれが各省庁の根回しや特別立法成立に駆けずり回りながらも、自分たちに出来ることに全力を尽くすプロフェッショナルとして描かれていた点。
私利私欲に走って怪獣対策の足を引っ張る不快なキャラクターが一人も出てこないのが清々しいです。

(2)会議シーンばっかりなのにおもしろい!

本作はお偉いさんたちによる会議シーンがとにかく多い!でもめっちゃおもしろい!
この印象は、名作『日本のいちばん長い日』にそっくりでした。

日本のいちばん長い日
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2015年制作のリメイク版もありますが、こちらはあんまり好きじゃなかった……。

しかも『日本の~』と『シン・ゴジラ』は「場所と役職をとにかくテロップで説明」という要素までもが一致しています。
さらには岡本喜八監督が写真で登場するという要素もあるので、監督及びスタッフがこちらを意識したのは間違いないでしょう。
まだ『日本の~』観ていない方は、ぜひこの機会にご覧になってほしいです。

(3)『エヴァンゲリオン』イズムに溢れている

これは賛否両論あるところかもしれませんが、庵野秀明総監督・脚本・編集作品なだけあり、随所に『エヴァンゲリオン』っぽさを感じます。

なお、庵野さんは「早よ『シン・エヴァンゲリオン』(劇場4部作の完結編)を作れや」とさんざん言われていますが、本作はもう「実写版エヴァ」な要素もたっぷり、うつ病になりかけていた庵野さんの「一度きりの挑戦」と銘打たれた作品なのですから、エヴァファンも暖かい気持ちで受け入れてほしいですね。

(4)早口、カット割りがめっちゃ多くて退屈しない!

度肝を抜かれたのは、登場人物全員がめっちゃ早口なこと!
ところどころ日本語のヒアリング能力が問われるくらいです(これはむしろ欠点?)
ソーシャル・ネットワーク』を思い出す人は多そうですね。
この早口に「必然性」があるというのもいい。巨大生物が現れ、一刻を争う事態になっているのですから、早口でしゃべることに納得できるのです。

しかも、画がバッバっと切り替わるカット割りがメチャクチャ多いのです。
このおかげで膨大な情報量が詰め込まれているうえ、テンポもめっちゃいい。退屈することはまずないでしょう。

これは庵野さんが手がけてきたアニメの影響もあるのでしょう。
『エヴァンゲリオン』にも似たような早口の会議シーンがあるため、「あれ?これエヴァっぽいぞ」とデジャヴを感じるのもおもしろいです。
思えば、アニメは1枚1枚の絵を描いていくのですから、画のアングルが変わってもそこまで作業の負担は変わりません。
でも実写でこんだけカット割りが多いと、撮影と編集は相当めんどくさいものになったんじゃないでしょうか。庵野さんとスタッフの苦労を察します。

余談ですが、本作は海外展開がめっちゃ不安になります。
なぜなら、こんだけ早口で話していると、字幕ですべてを拾うのは不可能に思えるから。
会話の細かい部分も重要な作品ですからね。

(5)豪華キャストすぎる!

本作に登場するキャストは総勢328名!
しかし有名人ばかりなので、人物配置の把握が難しいということはないでしょう。
個人的にたまんなかったのが、萌え萌えなかわいいおっさんたちが出てくること。萌えおっさんについては↓で書きます!
おっさん以外で注目は、パソコンでずっとカタカタしている市川実日子さんですね。観たあとは求婚したくなりました(危険な発言)。
※以下の意見もあります。
登場人物が多すぎるかな、と思いました。政府や自衛隊の大災害時の対応を現実に近く描きたいという意図は理解できますが、もう少し絞った方がすっきりとします。前半で人物や法律に関するテロップというか字幕というか文字が出過ぎと思いました。

キャストはこちらも参考にしましょう↓
『シン・ゴジラ』の328人全キャスト一覧は、これだ!! | シネマズ by 松竹

※以下の意見もいただきました。
登場人物が多く、名前や字幕で表示されるのも一瞬で、登場人物の名前は一切覚えてないです。
おそらく狙った演出なんじゃないかなと思ってしまいます。
「この国のトップがすぐに決まることがよくわかった」
大臣や個人個人の名前はどうでもよく、集団として、日本としてゴジラに立ち向かっていく様を見せたかったんじゃないかなと感じました。

(6)これからの日本に伝えたいメッセージがある!

これももうめっちゃネタバレになるので↓に書きますが、「いまこのメッセージを送ってくれてありがとう!」と心から思いました。

石原さとみのキャラはちょっと……

反面、いろいろと気になる欠点もあるのですが、これはネタバレになるので↓に書きます。
「会議シーンが多いので子どもが退屈するかもしれない」という懸念もあるのですが、怪獣の猛攻撃のシーンは子どもでも十分に驚き、また目が釘付けになるから、おそらく問題はないでしょう。

ひとつネタバレなしで欠点をあげるなら、石原さとみの現実ではありえねーキャラですね。
彼女は米国大統領特使として登場するんですが、「イッツトレード、ミーティングの準備をしておいて」みたいな英単語混じりな日本語を話します。
なんていうか、徹底してリアルな政治話を持ち込んでいるのに、こんなルー大柴みたいな喋り方をする石原さとみがリアルを全てぶち壊すんですよ。
個人的には1周回って楽しかったんですが、ゴジラよりも怖いのは人間(←劇中のセリフ)であることを思い知らされました。

ちなみに石原さとみはエヴァに登場するような女性を目指したとインタビューで語っています
要するに、彼女は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』および『Q』に登場する「真希波マリ」みたいなキャラなんでしょうね。


※たまに語尾に「にゃ」をつけて話すキャラです。

このマリと今回の石原さとみのキャラは、英語が堪能で自信家ということが共通しています。
ということは、逆に考えるんだ、今回の石原さとみに語尾に「にゃ」がつかなくてよかったと(よくわからない論理展開)。
※以下の意見をいただきました。
よく言われてる石原さとみさんの演技ですがアメリカ人としての台詞はルー語、日系人としての台詞はきちんとした日本語と使い分けられてるように感じます。

石原さとみは『進撃の巨人』でもマンガにふっ切れまくったキャラを演じていた(個人的にはこれは好き)うえ、『MONSTERZ』や『貞子3D』などの駄作への出演率も高いんだよな・・・がんばれ、超がんばれ。

あとは個人的には音楽の使い方はいまひとつだったかなと(※好意的な方ももちろんいます)。
本作は鷺巣詩郎さんが音楽を手がけており、期待していたのですが……これもネタバレになるので↓に書きます。

とまあ、けっきょく今回も大人気ない文句を言ってしまいましたが、あとは日本が誇る怪獣映画に新たな1ページを刻んだ作品なんだからとっとと観に行けということです(雑な推薦)。

そうそう、ゴジラってどうして◯◯なの?という疑問にどんどん答えていくのもよかったですね。つまりはゴジラをまったく知らない人にもおすすめできる。若い人がこれでゴジラや特撮に興味を持ってくれるとうれしい!

『進撃の巨人』で評価を落としまくった樋口真嗣監督(特技監督も兼任)が、これで再評価されるのも喜ばしい!
※以下の意見をいただきました。
これなんですが、絶対的な評価はともかく、少なくともこれまでの樋口監督作品と比較したら圧倒的に素晴らしい、ということについては論を俟たないと思います。
ただ、今回は総監督である庵野氏の部分が非常に大きいと思うので、本当に再評価に繋がるかというと…
(たぶん、「監督:庵野秀明」だと思いこんでいる人は大勢いますよね。私もエンドロールを見るまではそうでした)

※『進撃の巨人』の感想はこちら↓
ヘタレなエレンの大成長 実写映画版『進撃の巨人』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
映画『進撃の巨人 後編 エンド オブ ザ ワールド』は超展開こそが見所だ!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

初登場で週末動員ランキング1位興収50億円を見込める快“進撃”となったのもうれしい限り。もっともっとヒットしてほしい!超!おすすめです!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

野暮な不満点:死を描かない

被害にあった方たちの直接的な「死」を描いていないことはかなり気になりました。
はっきりと人が踏み潰されたり、炎を浴びたりするシーンはない(Twitterで情報が拡散したり、逃げ惑う人たちの姿は描かれている)。
「はじめての死者」や、死者数も語られないちゃんと報道されていたそうです、ごめんなさい!(被害の広がり自体は報道されているけど)。

こうして「誰かが亡くなった」「たくさんの人が死んだ」という最悪な事態は、明確に描く必要があったのではないでしょうか。
矢口(長谷川博己)が手を合わせて犠牲者の冥福を祈るシーンがあるのですが、そこでも「死者が出ていたの?」と疑問に思ってしまうのです。
※以下の意見をいただきました。
自分はむしろ主人公が手を合わせるシーンで、やっぱり大量の死者が出たんだなということを意識させられました。

ヘリに乗った総理大臣(大杉漣)や内閣官房長官(柄本明)ら官僚たちが、ゴジラの熱線で死んでしまう描写も直接的でないのでちょっとわかりにくいです(これは自分の認識が下手なせいでもあります)。

もちろん、これは会議シーン、政府の人間たちの描写に特化した作品にしたことが理由であり、一概に欠点と言うべきではないのかもしれませんが……最低限この「死の描写」は必要だったと思うのです。

※以下の意見をいただきました。
瓦礫の中から、靴を履いたままの足が出ている(明らかに遺体)描写がありましたが、あれで精一杯なのかもしれません。やっぱり東日本大震災からまだ5年しか経っていないということで。
ヘリに乗った閣僚達がゴジラのビーム一閃であっという間に殉職したというところは、もっとはっきりと説明してもよかったと思いますけどね。

※以下の意見をいただきました。
死の描写ですが、3.11当日に中継されていた空撮などの映像に重なるところがあり、被災したわけではないですが胸が苦しくなるほどでした。将来や海外の人に通じるのか?というのは確かにありますが、今の日本にはこれで十分な気がします。

※以下の意見をいただきました。
やっぱり感じ方は人それぞれなのが面白いですね。
私は今回の『シン・ゴジラ』は人の死を真っ当に描いていると思えました。
具体的に申しますと、
①ゴジラが初上陸するシーンで、マンションの一室で逃げる準備をしている一家がビル崩壊に巻き込まれる。(部屋の描写的に確実に死んでいるかなと)
②二度目に上陸したゴジラに立ち向かう自衛隊の戦車一台がゴジラに踏みつぶされる。(その瞬間の戦車内の描写もあったかと思います)
③主要関係閣僚が乗ったヘリがゴジラの吐いたレーザーの直撃を受けて撃墜される。
④死者の数が語られていないとのことですが、ゴジラ初上陸の後にテレビニュースの放送で死者100名を超える惨事と報道されていたと思います。

※以下の意見をいただきました。
シン・ゴジラの死者の扱いについて、ぼくは『となり町戦争』を思い出しました。政府の人間がいくら「寝ずにみんな頑張ってます!」という状況で働いていたとしても、表向きにはなにも起きていないように見えるし、続々と悲惨なことが広がっていても、彼らには末端である国民の現状なんて把握できていない。それでも「目に見えない国民」のために身を削って働く。それが政府に関わる人のリアルなのだと思います。

※以下の意見をいただきました。
なぜ直接死を描かなかったかというと、その必要はなかったからだと思います。3.11のニュースで瓦礫の下敷きになった人や津波にのまれた人の映像なんて流れなくても、わたしたちは地震や津波の映像だけでその悲惨さを理解できるし、絶望感を覚えましたよね。3.11を経験した我々観客の想像力に委ねられているのだと思います。あれだけの瓦礫を見て、「死者がいない」なんて思う人はまずいないと思うので。

※以下の意見をいただきました。
直接的に死を描かなくても想像だけでも伝わりました。
ゴジラが上陸した際にマンション内で親子が避難しようとするがその前にゴジラの手でマンションが倒壊させられ、のシーンは「あああ…」ってなりましたし、閣僚達の乗ったヘリが放射線で呆気なく撃墜させられてしまったのはもう少し描いてほしかった反面で直接描かなかった分却ってショックがデカくなったんだろうな、と思いました。

※以下の意見をいただきました。
私も一般の市民の死の描写を入れてほしかったと考える一人です。
(リメイク版日本沈没にはありましたね)
そして それがあるかないかが、災害映画の評価を分つ、一つの肝所ではないかと。
確かに無辜の人々の死を描くというのは作り手にも観客にとっても重いものですが、元来災害とはそうした不条理な悲惨そのものであるはずであり、作り手・観客とも相応の覚悟をもって望まねばならないと思うのです。

※以下の意見をいただきました。
「災害の不条理な悲惨さ」って、人の死を直接的に描かなければ表現できないものなのだろうか?
この映画では、政府首脳が呆然とするほどの瓦礫の山や、夜の都心でゴジラが破壊の限りを尽くした後の情景で、それは充分表現できたと思うのです。

※以下の意見をいただきました。
この映画の特徴は副題の通り「日本(国)VSゴジラ」にスポットを当てていることです。
官僚・政治家は基本的に自分の目で見たリアルでなく、データ化された情報を元に意思決定をしなくてはならず、そういったドライさを表現するために意図的にウェットな描写(死)をカットしたのではないかと思います。

※以下の意見をいただきました。
この映画の特徴は副題の通り「日本(国)VSゴジラ」にスポットを当てていることです。
官僚・政治家は基本的に自分の目で見たリアルでなく、データ化された情報を元に意思決定をしなくてはならず、そういったドライさを表現するために意図的にウェットな描写をカットしたのではないかと思います。

※以下の意見をいただきました。
「人の死」ですが、津田寛治さんの家族が亡くなったことを暗に示すようなシーンや、「廃棄」と貼られた使う人のいなくなったPC等があり、どちらかといえば失われたものを観客に想像させるスタイルだったかと思います。

※以下の意見をいただきました。
この映画は「個(ゴジラ)vs群(日本)」のお話であるため、個の悲劇である死を直接描けない作品だったんだと思います。

野暮な不満点:作戦が説得力不足

終盤は、核攻撃と拮抗する形で、ゴジラを「凍結させるヤシオリ作戦」が持ち出されるのですが、具体的にこの作戦をシミュレートする描写がないので、ちょっと信憑性に欠けています。「その作戦本当にいいの?」とかなり気になってしまうのです。

しかも、矢継ぎ早に紹介された「はぐれ者たち」の活躍もかなり少なくなっています。この作戦において、彼らにもっと花をもたせてあげたかったですね。

この作戦自体、「教授(岡本喜八監督、写真で登場)の暗号を解き明かすことにより理解できる」というものなので、そもそも科学的な根拠を持ち出すべきではないのかもしれませんが……。
たとえば、ゴジラの肉片を持ってきて、そこに液体を流して「凍結できること」を確認するシーンがあってもよかったんじゃないでしょうか。

※以下の意見をいただきました。
・ヤシオリ作戦
たしかに、それまでの自衛隊や米軍による攻撃はまったく効果が無く、ものすごく絶望的なところまで追い込まれていたのですが、ヤシオリ作戦は妙にポンポンと都合良く進んでいたような感じはありましたね。 (アメノハバキリ第1陣はビームで全滅してしまいましたが)
・牧博士が残した暗号(?)の解読
折り鶴からヒントを得たあと、解読されるまでのプロセスがよくわかりませんでした。
(それを説明するセリフが聞き取りにくかったこともあって)

※以下の意見をいただきました。
序盤で矢口プラン(のちのヤシオリ作戦)が提唱された際に「血液を固めて冷却ができなくなったら体内原子炉が暴走してゴジラ自身危ない→よってゴジラ自身が原子炉を停止するために凍結」するって説明があったので、凍結は血液凝固剤がきっかけでゴジラ自身の万能細胞が行ったと思ったので不自然ではなかったですかね。サンプルをばらまいて、データを大量に集めて血液を固められる事は丁寧に説明されてましたし。直接的な固める実験シーンがなくても、実験してることはうかがえるかと。

※以下の意見をいただきました。
「これでゴジラに勝てる!」という証拠が出てきてしまうと、ラストの冷却シーンのハラハラはなくなってしまうと思うので、「理論上は多分勝てる…と思う…」というくらいでちょうど良かったと思います。「本当にこんなんで大丈夫なの?」って観てて不安でしたからね。「よくわからないけど信じるしかない」(素人にしてみればという意味です)というのは、原発事故の処理方法と同じですね。そして思い通りにうまく進まないというとも同じ…。

そして、実際の作戦では列車をつぎつぎと追突させて攻撃する!
このとき「序盤でゴジラに投げ飛ばされた列車で逆襲!」「なんてアナログな方法!」「イヤッフーーーーーーーーー!」と大興奮したんですが、ミサイルが効かないのに列車をぶつけると効くというのがめっちゃ納得いかない。たとえ爆薬を積んだとしても、ミサイルが効かないんじゃ……。
いや、このシーン超アガッたので貶めたくはないんだけど!野暮なツッコミしたくないんだけど!……やっぱ気になるよね。

※以下の意見をいただきました。
ミサイルで止められなかったゴジラが、電車爆弾で…… というくだりなのですが、多摩川での自衛隊の戦車の一斉砲撃で「進行がわずかににぶった」という描写があったので、それが伏線になっていたんだな、と、私は判断していました。

※以下の意見をいただきました。
「通常兵器が効かないのに電車ぶつけて意味あるの?」については「あれは寝てる時はずっと飛んでくるものを意識した防御をしていたゴジラに対しての足下で爆破という不意討ち&ゴジラが寝起きだったからめちゃくちゃ効果的」と無理矢理解釈しました。また、個人的にはあの電車が圧倒的ながらも真っ向勝負を挑むモスラ(幼虫)に見えてしまい目頭が熱くなりました。

※以下の意見をいただきました。
在来線爆弾の威力についてですが、対自衛隊戦で足元への攻撃で速度が鈍ってましたし、サイズ的にミサイルより電車の方が大量の爆薬を搭載できたから転倒させられたのかな。と。あの時のゴジラはエネルギーを大量消費してグロッキー状態でしたし。

※以下の意見をいただきました。
在来線爆弾に関しては搭載できる爆薬の量がミサイルより遥かに多く、列車自体の質量も大きいので、あれを一つの特攻兵器として利用するならば、下手な既存の兵器よりも威力は非常に高いと思いますね
航空兵器だとゴジラに迎撃される恐れがあるので、地上を高速で移動する列車を対ゴジラ兵器として利用したのは、ナイスアイデアだと思います

※以下の意見をいただきました。
電車爆弾のくだりは「ああ、とうとう電車とJRの怨みが爆発したんだな」と思ってましたねw

※以下の意見をいただきました。
最後の決戦は今までゴジラに蹂躙されてきた在来線やビル群がゴジラに一矢報いるという感動のシーンですよ!あと決め手となった凝固剤を造ったのも過去作で幾度となく破壊されてきた工場だってのも実に素晴らしいです。

あと、教授が作った曼荼羅みたいな用紙の謎は「折り紙」にして解けたっぽいのですが、何が手掛かりになってどう分析できたのかさっぱりわかりませんね(笑)。ここはもう説明をぶん投げていると思う。

※以下の意見をいただきました。
折り紙については間准教授役の塚本晋也が図を見ながら「まるで折れ線みたいだな」という言葉を吐いて、そこから折り紙を連想したんじゃないかと。米国なり外国じゃ折り紙の発想思い付かなかったでしょうね。

※以下の意見をいただきました。
折り紙に関してですが、序盤マキ博士の船の中に鶴の折り紙が置いてありましたので、マキ博士からのヒントだったんだろうと思います。
折り紙に気づいた瞬間にもその鶴のカットが差し込まれていました。

※以下の意見をいただきました。
折り紙は生体分子であるタンパク質の比喩だと思います
タンパク質は本来アミノ酸が繋がったヒモ状の分子なんですが、複雑に折り畳まれて立体的な形状になることでその機能を発揮することが知られています。
この様相は分子生物学の世界でもしばしば折り紙に例えられます。
牧博士が遺したマップはおそらくゴジラ特有のタンパク質の立体構造(具体的にはどのアミノ酸同士が近接するか)を表したもので、その解明がゴジラの生理機能の解明の手掛かりになったものと思われます。

野暮な不満点:音楽

会議シーンで「デン、デン、デンデンデン」という『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とほぼ同じBGMを使った(しかも繰り返す)のは……。
エヴァファンへのサービスなのかもしれませんが、個人的には別のテーマ曲を用意して欲しかったですね。

また、エンドロールで流れるおなじみのゴジラのテーマが、初代そのままの「モノラル音」だったのも残念でした。

ちなみに、これは教えてもらった情報なのですが、サントラのライナーノーツには「すんげー苦労したのに使われなかった楽曲」の情報が載っているようです。一応内緒にしておきますが、これは余計に残念だったなあ。

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※楽曲の視聴もできます。

※以下の意見もいただきました。
会議シーンの音楽はなんか聞いたことある?とは思いつつもエヴァのものとは知らなかったのでなんとも思わなかったです(仰々しいなとは感じましたが)。
わたしはエンドロールのテーマは撮り直しじゃなくて良かったと思います(再上陸の時のゴジラテーマがアレンジされてあったのが、わたしとしてはイマイチだったので)。あと、最後の最後に「VSメカゴジラ」のテーマが流れた時は大好きな曲だっただけに「もう全部許す!」という気持ちになりました(笑)。

野暮な不満点:ゴジラとして欠けているところ、ゴジラはどういう存在であるか?

※以下の意見に大納得したのでそのまま追記します。初代『ゴジラ』のゴジラは、人間の水爆実験により生まれたという設定だったんですよね。

この映画を見る上でどうしても魚の骨が喉に引っ掛かったように呑み込めていないのが一つだけ…
この映画はゴジラと言う存在が「恐怖、災厄の象徴」と言う側面だけが強調され、本来持っていたはずの「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面がなくなってしまってる気がしました。

確かに単なる敵として描かれていた作品が今までなかったわけではありません。
しかしそう言う作品においても、今までのシリーズであればゴジラ寄り、もしくはゴジラ目線で見ている登場人物はいました。
本作はそこも敢えて外したんでしょうけど、僕は基本ゴジラを知った関係上、基本的にゴジラ目線でゴジラ映画を見てしまう人間なので、ゴジラがただ人類の敵、災厄でしかないと言うのはちょっと納得できませんでした。

※以下の意見をいただきました。
「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面
についてですが、初代ゴジラが「人間宣言をした天皇と堕落した繁栄を謳歌する日本に怒る、二次大戦中海に散った英霊たちのメタファー」と言われているのを踏襲し、シン・ゴジラは「人災としての原発事故で妻を奪われた男の、日本政府と一部企業に対する怨念のメタファー」となっていたようにも思えるのですがいかがでしょうか。
例の博士自身がゴジラと化しているもしくは融合しているという可能性も考えれば、先の条件は充分に満たしているような気が致します。

※以下の意見をいただきました。
「私は好きにした。君たちも好きにしろ」
結局作中では直接的な説明なかった、老教授の遺書の意味ですが、私は教授の「好きにした」をゴジラを生み出す最後のスイッチ(比喩)を押した事なんではないか。と思います。
アメリカ政府はゴジラ(の前身となる生物。第零形態相当?)の存在を前々からキャッチしていたようですが、ここまで爆発的な進化をしているとは予想していなかったですよね。あそこま爆発的な進化を恒常的に行っていたら、とっくの昔にゴジラ化していそうなものですし。
教授は第零形態ゴジラが東京湾にいる事をつきとめ(最初の船のシーンで机上の地図に×印、ゴジラの予想位置がマーキングされている)、自ら海中に潜り「ゴジラの万能細胞の均衡を崩し、急速に怪獣化させる」行為を行ったのではないじょうか。
突如として水蒸気爆発が起きたのも、何かしらの要因で爆発的進化をさせられたのがうかがえます。おそらく、教授はこれに巻き込まれてなくなったのではないでしょうか。
ゴジラの細胞を全容をつかんでいた教授であれば、それを暴走させて怪獣化させる手段を見つけていてもおかしくはないでしょう。
教授は日本を試す。という超個人的な目的でゴジラを生み出した。
って考えると今作のゴジラも人間のエゴで生み出された存在。として哀しく思えました・・・。

※以下の意見をいただきました。
「私は好きにした。君たちも好きにしろ」 という遺書を見て私はなんとなく(庵野総監督からのメッセージだな)と感じました。 私は私の撮りたいように撮った、だからこれを見る君たちも、好きも嫌いも解釈も好きなようにやってくれて構わないというような雰囲気を感じてグッときました。

※以下の意見をいただきました。
クレーン車で薬剤ゴクゴク!やったぜ固まったぜ!あとはコイツと上手く付き合っていくしかないな、という倒し方があまりに露骨な原発のメタファー過ぎて気になりました。そういう面で、核弾頭を使ってもゴジラには効かずMUTOには狙われ結局何の意味も無く爆発しただけ…と核の無意味さを描いていたレジェゴジの方が、警鐘の側面が強いと思いましたね。

※以下の意見をいただきました。
ゴジラとは何か?
今作のゴジラは倒す方法(冷却)がまんま原発だし、登場の仕方は津波だし、3.11が東京で起きていたら?というシュミレート映画だったのだとわたしは解釈しました。ラストカットも「アンダーコントロール」したって原発事故処理は終わらないよってことなんだと。
そういう意味で、根底にある精神性はギャレゴジよりも受け入れやすかったです。
冷戦も終わった今、核の脅威を感じるとしたらそれは核実験よりも、現在はより身近な原発だと思うので、ゴジラ誕生の遠因が「放射性廃棄物」としたのも良い改変だと思いました。核のゴミも、核実験と同じく人間の欲と業の産物であることには変わりないので。

※以下の意見もいただきました。
自衛隊のミサイルがほとんど効果を出せないのに、アメリカが日本を救うために核攻撃をすることを総理に迫るというのは、疑問に思いました。ゴジラが段階的に進化するという斬新なアイデアは良かったと思いますが、逆にこれがゴジラは事実上原子炉で、それを核攻撃で止めるという矛盾というか、被爆によるマイナスを考えたら安易に核攻撃は出来ないんじゃないの?という疑問が出ました。まああんまりリアリズムを優先したら映画は面白くなくなるとも思いますが、ゴジラの立ち位置というのか、ゴジラそのものを核に結び付け過ぎなのかも…とも感じました。

※不満点全体について以下の意見をいただきました。
ここで挙げられている本作への不満点の多く(全てとは言えない)が、恐らく「敢えてそうしたかった」という作り手の信念を感じる部分である所が良い。
誤魔化しや手抜きの指摘、即ちアラ探しや揚げ足取りではない、作り手の見せたかった物と観客の思いとのぶつかり合いは見ていて決して不快ではない。
ルー石原は知らない。

トリビア

・最初に海上で発見される「GLORY MARU」は、初代『ゴジラ』で最初の犠牲となる船、「栄光丸」の英語読み

・「ヤシオリ作戦」の名前の由来は、日本書紀でスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するときに飲ませた酒「八塩折之酒」だそう。

・終盤で矢口己が指揮を取る科学技術館の屋上『太陽を盗んだ男』のクライマックスと同じ場所

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※たぶんこれは偶然でなくて、『日本の~』と同じ名作へのリスペクトだ!

・メインキャラの名前は、庵野秀明の妻である安野モヨコ作品が元ネタ。
矢口蘭堂は『ジェリービーンズ』の蘭堂。カヨコ(石原さとみ)、ヒロミ(市川実日子)、麗子(余貴美子)と女性陣は『ハッピー・マニア』から名前が取られている。

・劇中は円谷英二が生まれなかった世界という設定。「怪獣」の概念自体が存在しないため、劇中では一度も怪獣という言葉が使われていない。

ロゴとタイトルから驚かせる!

初めのタイトルで、昔の東宝のロゴが登場するのがたまんなかったですね。

古い東宝のロゴ画像出展はこちら

そして『シン・ゴジラ』のタイトルの書体も、初代『ゴジラ』を意識したものになっていました。

ゴジラ初代タイトル画像出展はこちら

こうして初代ゴジラ(っぽい)のロゴを登場させるのは、『ゴジラVSデストロイア』にもあったりします。
しかも「映倫」のマークを後で単独で表示させていましたね。「初代のロゴの再現」を邪魔しないための方法なのでしょう。

POV(主観視点)から開始!

ファーストシーンが、ビデオ録りで船の中を映しているのに驚きました。

この船は、前述の通り初代『ゴジラ』で最初の犠牲となる船と同じと考えてよいでしょう。
また、このシーンにおいても「犠牲者の死体」は見えませんでした。

この映画は、ここから「一般人からの視点(ほとんど)見せない」という作品の特性を訴えていたのかもしれませんね。

驚愕の初登場シーン

いよいよ巨大生物が上陸!
こんどのゴジラはどんなのかな〜と思ったら、なんか目がギョロッとしていて、4足歩行で這いつくばって移動するデカいトカゲみたいなのが出てきました。誰だお前!

ゴジラ ムービーモンスターシリーズ ゴジラ2016(第二形態)<?

いやもう、ギャレス版『Godzilla』に登場した「ムートー」の「誰やねん」の悪夢の再来かと思ったじゃないか!

ムービーモンスターシリーズ ムートー<多くの人からお呼びでなかった怪獣

でもすみませんでした!これゴジラでした!
ちゃんと後で2足歩行になり、体も倍に進化して、ちゃんとしたゴジラになりました!

S.H.モンスターアーツ シン・ゴジラ ゴジラ (2016) 約180mm PVC製 塗装済み可動フィギュア<すぐにホッとできました。

これは観客にとにかく驚きを与えるということと、「あんなに巨大な生物が陸上ですぐに動き回るなんて無理じゃね?」ということに説得力をもたせていますね。あの這いずり歩行なら、ありえそうに思えるもの。

※以下の意見をいただきました。
ゴジラ初上陸時の形態については、私はウツボ+脚ありのオタマジャクシ+雛鳥ぽく見え、よちよち歩きで、あっ、少しかわいいかもと思った変わり者です。

※以下の意見をいただきました。
ゴジラが単体で進化(変態ではなく)し生物学的元素転換(疑似科学でよくあるネタです)までやっちゃう超生物なのはちょっとやり過ぎ・・・と思いました。レジェゴジには同族や天敵がいて、感情や目的もあり感情移入できましたが、シンゴジは何がしたかったのかもさっぱり解らんのがもにょりましたね。

※以下の意見をいただきました(進化後の話題)。
・ゴジラの人知を超えた怪物感
米軍機に攻撃されたゴジラが遂に破壊光線を吐く場面、口が裂けるほど開くのは予告編でもあったので想定内でしたが、まさか下顎が縦に裂けるとは思わなかったので「えっ!?」と口に出して驚いてしまいました。目の造形や急激な成長といった描写も合わせ、既存の生物とは一線を画す異形の怪物らしさが出ていてまるでエヴァの使途のようでした。

萌え萌えなキャストたち

突然ですが、「『シン・ゴジラ』で萌えるキャストベスト3」の発表です!

1位:片桐はいり
みんなが疲れているとき、笑顔でお茶を出してくれる!
萌え殺す気か!

2位:平泉成(次期総理大臣)
初登場時から「ラーメンが伸びちゃったよ」という萌え発言!
しかしその中身はかなりの人徳者であり、日本が救われたのもこの人のおかげだった!

3位:大杉漣(総理大臣)
有識者の言葉を鵜呑みにして「巨大生物が上陸する心配はありません!」と言う→速攻でゴジラ上陸→「どうするんだよ、上陸しないって言っちゃったよ」。カワイイ!
でも、ゴジラのすぐ近くにおばあちゃんをおぶっている人を見つけて、人民を決して巻き込まない決定をする大杉漣はカッコよかったぜ!

※以下の意見をいただきました。
萌えキャスト、私は余貴美子さん演じる防衛大臣(「小池百合子の当選に一役買ったのでは」とか言われてますね)と、市川実日子さん演じる厚労省の課長補佐ですかね。あと、私は柄本明があまり好きでは無いのですが、今回の官房長官役は良かったです。

あと、前田敦子や斎藤工などもチラッと出演、どこに有名キャストがいるのか見つけるのが難しいっすね。
フリーライターのマフィア梶田はあの風貌で見逃すわけねーだろっと思っていたら、見つけられなかった(笑)。正解は以下です。

そうそう、オタクっぽい話し方で、「(核攻撃を)選ぶなよ!」というセリフも印象的だった高橋一生さんもよかったですね。『耳をすませば』のイケメン役と知ったときには度肝を抜かれました。

この機会に出世?

この未曾有の事態にもかかわらず(あるいは、だからでこそ)政府内での出世にまつわる話がでて来るのも興味深かったです。

そんな中、矢口(長谷川博己)が「政界には敵か味方しかいない。シンプルで、性(しょう)に合っている」と言うのがよかったですね。
矢口の原動力と、政治家としての信念が、端的に、しかし明瞭に表れています。

また、次期総理(平泉成)は、責任を取りたくない者から役職を押し付けられ、「こんな形で歴史に名を刻みたくはなかった」と言っています。
彼は「疎開をさせるということは、その人の生活を奪うっていうことだ。簡単に言わないでほしいなあ」とも口にしていました。

こうしてみると、立身出世に興味を抱かない者が、じつはもっとも日本を救うことに近かったということを本作は告げているんですね。
世の政治家も、こうありたいもんです。

※以下の意見をいただきました。
出世の話のシーンで、「この国のトップがすぐに決まることがよくわかった」という長谷川博己のセリフも象徴的だなと思いましたね。所詮アタマは誰でもいい。日本は誰かがリーダーシップを取って動くのではなく、チームで動く(悪く言えば群れる)国民性だと言うこと。石原さとみのセリフ「アメリカは大統領が決める、あなたの国は誰が決めるの?」もしかり。
でも、その群れ=チームプレーが国を救うと言ういかにも日本人好みの展開になるわけですが。

日本の選択

米国からの核を使うという「選択肢」があったため、矢口たちは自分たちの力でゴジラの力を抑えつける作戦をなんとしでも遂行しようとします。

一方、赤坂(竹野内豊)は核攻撃をすることで、「他国からの同情と支援が受け入れられる」ことを推しますが、それを矢口は拒みます。
これは、日本という国を自力で守らないという選択でもある。矢口がこの核攻撃を断固反対するのは、核攻撃をすることでむしろ再建がより難しくなるということだけでなく、そういう意味もあったのではないではないでしょうか。

本作のキャッチコピーには「ニッポン(現実)対ゴジラ(虚構)」とあります。
本作は、そうして日本が自分の力で自分の国を守ること―
徹底して、日本という国と、巨大生物との戦いを描いていたと言っていいでしょう。

そもそも初代『ゴジラ』は、人間が核兵器のしっぺ返しを受けてしまうという物語でした。
今回は日本という国の政治家が、その核兵器をなんとしても使わないために奔走するというのいい!

そうそう、作戦が成功しても、「うおおおー!」な感じの歓声を一切あげないのも「日本人らしさ」が出ていてよかったですね。
一方、アメリカンすぎる作風の『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』では……(言わずもがな)。

※以下の意見をいただきました。
日本対諸外国間の駆け引き、外交もストーリー上大きな役割を果たしてますが、この映画みたいな狡猾な外交は「現実の日本」では無理なのでしょうね。映画でも「日本がこんな狡猾な外交出来るとは」みたいな台詞ありましたし。皮肉でしょうか。それと全世界のスパコンを貸してくれる様要請してる場面では、ドイツの研究施設が国家的リスクがあるのを解ってながらも性善説で日本に協力する、国家と民間との立場意識の違いも垣間見せてくれた気がします。

スクラップ&ビルド

赤坂は最後にこう告げていました。

「スクラップ&ビルドでこの国は立ち上がってきた。今度も立ち直るだろう」

このときに映し出されたのは、(いままで描写が少なかった)一般人の方々でした。

ニッポンという国は、地震や津波など、多くの災害に見舞われる国でありながら、その都度再建をしてきた。
その国の精神を最後に告げる、しかももっとも大切である人民の姿を通して語るとは、なんともうれしいではありませんか!

最後は、凍結したゴジラのカットでした。
まだまだ巨大生物の進行は終わらないかもしれない、ニッポンに災害はまだ来るかもしれない、ということを提言しておくのも、今後の日本の姿なのでしょう。

もしくは、ゴジラを福島原子力発電所そのものと考えると、「凍結させることで危機は一時的に抑えられたが、今後も日本はゴジラ(原発)と共存していかなくてはならない」という暗喩なのかもしれません。

※以下の意見をいただきました。
本作のゴジラは細胞分裂で繁殖するような説明がありましたが、ラストでアップになったゴジラの尻尾に黒い人型のような物体が無数に張り付いているシーンが気になります。続編の伏線だとしたら恐過ぎる・・・。

※以下の意見をいただきました。
最後のゴジラのしっぽの先が人の死体の集合体のようになっていた事ですが。ゴジラは物質的な捕食ではなく、魂を吸い取る吸収する形でエネルギーとしているのではないかと考えました。ゴジラが暴れる度に被害は大きくなり犠牲者も増え、ゴジラのエネルギーは膨大なものになり、自身は進化していく。ゴジラの巨大さ=犠牲者の多さ、なのではないかと。そして最初のゴジラの覚醒、言わばファーストインパクトのトリガーになったのが教授。ゴジラが潜んでいる地点に自ら身を投げる事で、教授の命・魂をエネルギーとして故意的にゴジラを覚醒、進化、暴走させたのではないかと。少し違いますが、魂を取り込まれる事を望んだ望んでいるユイと類似点を感じました。どうしてもエヴァだらけな考え方、言葉ではありますが…笑

しかも、このスクラップ&ビルドは、「新たなゴジラを作る」という作り手たちの気持ちそのものにも思えてくる。
この映画そのものが、ニッポンそのもののあり方を示しているようでもある。素晴らしかった!

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  1. foobar より:

    ・「死を描かないこと」について
    瓦礫の中から、靴を履いたままの足が出ている(明らかに遺体)描写が
    ありましたが、あれで精一杯なのかもしれません。
    やっぱり東日本大震災からまだ5年しか経っていないということで。
    ヘリに乗った閣僚達がゴジラのビーム一閃であっという間に殉職したと
    いうところはもっとはっきりと説明してもよかったと思いますけどね。
    ・萌え萌えなキャスト
    私は余貴美子さん演じる防衛大臣(「小池百合子の当選に一役買った
    のでは」とか言われてますね)と、市川実日子さん演じる厚労省の
    課長補佐ですかね。あと、私は柄本明があまり好きでは無いのですが、
    今回の官房長官役は良かったです。

  2. foobar より:

    ・ヤシオリ作戦
    たしかに、それまでの自衛隊や米軍による攻撃はまったく効果が無く、
    ものすごく絶望的なところまで追い込まれていたのですが、ヤシオリ作戦は
    妙にポンポンと都合良く進んでいたような感じはありましたね。
    (アメノハバキリ第1陣はビームで全滅してしまいましたが)
    ・ロケ地
    大田区蒲田で群衆が逃げるシーンをロケ撮影していたのは知っていましたが、
    「呑川」なんていうドマイナー河川の名前を大画面で見ることになるとは
    思いませんでした(私の自宅から歩いて2分のところに呑川が流れています)。
    ・牧博士が残した暗号(?)の解読
    折り鶴からヒントを得たあと、解読されるまでのプロセスがよくわかりませんでした。
    (それを説明するセリフが聞き取りにくかったこともあって)

  3. > 超おもしろかった!!!!
    激しく同意です。
    リアリティは無いですが、怪獣映画ですし、そんなものでしょう。
    パニック映画としては稀に見る面白さ。
    > ゴジラ版『日本のいちばん長い日』
    あー、なるほど。そういう観方もできますね。
    私は過去作のリスペクトを強く感じました。
    核に関するテーマは初代『ゴジラ』ですし、円らな瞳の第1形態は恐らくミニラにヒントを得たように感じています。
    > 列車をつぎつぎと追突させて攻撃する!
    > このシーン超アガッた
    テンション上がりましたねー。
    っていうか、これってつまり『新幹線大爆破』!?
    「逝っとけ」名物の京急が逸早く運休した(無理もないですが…)のもニヤリとさせられます。
    > 音楽
    むしろ私は良かったと感じました。
    ちなみに私の世代にとって『怪獣大戦争マーチ』は「たけし城」(「SASUKE」の前々身となる1980年代のテレビ番組)のローラーゲームのテーマ。テンション上がるんですよー、この曲を聴くと。

  4. 匿名 より:

    こそっと失礼いたします。
    ミサイルで止められなかったゴジラが、電車爆弾で…… というくだりなのですが、多摩川での自衛隊の戦車の一斉砲撃で「進行がわずかににぶった」という描写があったので、それが伏線になっていたんだな、と、私は判断していました。

  5. ラリーB より:

    感想言う前にまたちょっとした自分語りになってしまいますが
    僕は一大ゴジラブームだった所謂平成VSシリーズとともに幼少機を過ごしてきたので
    仮面ライダーもウルトラマンもちょうど休止状態だった時期を過ごした僕にとってゴジラは、唯一無二のヒーローであり神でした。
    そんなわけでゴジラシリーズに関しては昭和平成ハリウッド問わず食い入るように見てますし
    それなりにゴジラに対して愛は膨らませてきたつもりです。
    そんな訳でこの『シン・ゴジラ』は不安と期待がスムージーのように入り交じり
    公開のずーっと前から色んな思いが去来していました…
    結論から言わせてもらえるならこの映画「30分の歓喜、1時間半の苦痛」と言う感想になってしまいました。
    特撮やゴジラは良いんですよ。変化するゴジラってアイデアはそうきたか!と思いましたし
    背中から熱線が出るのも平成VSシリーズの体内放射の具現化と考えれば腑に落ちました。
    アソコで熱線一通り吐き終わって「またつまらぬモノを焼いてしまった…」と言わんばかりに静かに眼を閉じた瞬間は歓声あげそうになりました!
    終盤のヤシオリ作戦…でしたっけ?アレも絵面のバカバカしさと、やっている人間の必死さの対比が本当に燃えましたし
    山手線爆弾を見た時はそりゃ上がりましたよ!!
    …とまあ概ねその辺は上がるんですが、問題は人間パートですね(^ ^;
    大仰な芝居、あからさまなエヴァ演出にはまあ目をつぶりました。
    ですが会議の場面でエヴァのお馴染みのBGM…アレだけは本当に止めてください…
    1回だけなら「おっ」とニヤつく事も出来ましたが4回も5回も流されると流石に萎えます…
    前半の閣僚会議のグダグダぶりは実際こんなもんだろうなあ…と笑ってしまいましたけどw
    あとこの映画を見る上でどうしても魚の骨が喉に引っ掛かったように呑み込めていないのが一つだけ…
    この映画はゴジラと言う存在が「恐怖、災厄の象徴」と言う側面だけが強調され
    本来持っていたはずの「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面がなくなってしまってる気がしました。
    確かに単なる敵として描かれていた作品が今までなかったわけではありません。
    しかしそう言う作品においても、今までのシリーズであればゴジラ寄り、もしくはゴジラ目線で見ている登場人物はいました。
    本作はそこも敢えて外したんでしょうけど、僕は基本ゴジラを知った関係上、基本的にゴジラ目線でゴジラ映画を見てしまう人間なので
    ゴジラがただ人類の敵、災厄でしかないと言うのはちょっと納得できませんでした。
    そう言うのが描きたいのであれば、他に相応しい怪獣はいただろ…と言うのが正直な気持ちです。
    熱意は籠ってる作品ですし僕の意見が少数派だと言うのも承知です。
    ですが世の中にはこんな奴もいるんだと言うことを知っていただけたら幸いです。

  6. オープンリーチ より:

    庵野監督でゴジラ映画の新作が、という一報を知った際はヱヴァQの「あと一作で一応完結すんのに、トウジの妹はまだわかるが新キャラ出してバカじゃねぇの?」等の不満がくすぶっていたので、「ハリウッドの真似してバカじゃねぇの?」「そんなんでお茶濁さんでいいからさっさとヱヴァ終わらせろ!」と呆れていましたが、いざ見終わって「庵野監督、よくぞやってくれた!色々と大変だったことを知らずにボロクソ言って正直すまんかった」という心境になりました。
    個人的には怪獣(バトル)映画としてのゴジラは大好きな部類で「ゴジラ対モスラ」でゴジラに真っ向勝負を挑むモスラ&バトラの姿に目頭を熱くしましたし、一昨年のギャレス版ゴジラも反核というテーマがおざなりな印象でしたが、「怪獣プロレスを見せる」というゴジラのもう1つの正しいテーマがあったので好きな方ですが、今回はいわゆる天災としてのゴジラという印象で、3・11を経験した身にするとゴジラ=地震に思え、故に自衛隊の攻撃にどこ吹く風な姿も納得しました(タバ作戦時にあの怪獣大戦争マーチが流れなかったのは意外でした)。
    ゴジラと言えば「放射熱線」ですが、米軍の爆撃機からの空爆を受けて、ゴジラの背中が輝き「待ってました!」と思ったら、直後にゴジラが口を開き、なんかゲロぶちまけてるかと思いドン引きしましたが、その後一帯を火の海にし、まるでガスバーナーの要領が如く「放射熱線」となり、その様子は庵野監督といえばナウシカにおける巨神兵のビーム+ギャオスの音波メスの印象で、更に放射する際のゴジラの顔はシリーズ最高の禍々しさで更にドン引きしました。ただこのシーンであれ?と思ったのは、人類が初めて人類以外の生物から「飛び道具」で攻撃されたのに、米軍の爆撃機パイロットのリアクションが薄すぎたところです。人智を超えたことが起こってるのに「ペイバック(仇討ち)」とか冷静に言えますかね?かなり取り乱して、ベタですが「ジーザス!」とか「オーマイゴット!」とか言うのが普通かと思いますが。
    他にも
    ・「ヤシオリ作戦」の場所が結構近くて危ない。ゴジラのあれが飛んでくるよ!
    ・ヱヴァファン故にあそこであの音楽が流れるのは非常にありがたいんだけど、ややくどいかも。
    ・最後の方でゴジラの○○が実は○○で超ラッキー…って展開がちょっとなぁ…。
    など違和感がありましたが、個人的には超満足です。ヱヴァの完結は待ち遠しいですが、本作「シン・ゴジラ」はその空白を埋めるに値する大傑作だと思います。
    ※ラジオの方大変楽しく拝聴させていただきました。その中でヒナタカさんが指摘されていた、
    「通常兵器が効かないのに電車ぶつけて意味あるの?」については「あれは寝てる時はずっと飛んでくるものを意識した防御をしていたゴジラに対しての足下で爆破という不意討ち&ゴジラが寝起きだったからめちゃくちゃ効果的」と無理矢理解釈しました。また、個人的にはあの電車が圧倒的ながらも真っ向勝負を挑むモスラ(幼虫)に見えてしまい目頭が熱くなりました。
    ゴジラ初上陸時の形態については、私はウツボ+脚ありのオタマジャクシ+雛鳥ぽく見え、よちよち歩きで、あっ、少しかわいいかもと思った変わり者です。
    ※爆弾投下時や放射熱線吐く際に、瞬膜のようなのが閉じていたので、鳥やサメっぽさをを感じました。
    死の描写が少ない点についても同様に思いましたが、3,11を踏まえた上でそこは観客の想像に任せたのではと思いました。※たしかゴジラ初上陸後の瓦礫で人が埋まっている描写もありました(足出して)。
    演者も見事でしたが一番印象的だったのは、どっからどう見ても甘利明にしか見えない中村育二演じる金井大臣でした(言動は麻生太郎感がしましたが)。あと余貴美子演じる防衛大臣はもろに今の東京都知事さんでしょうか。

  7. 匿名 より:

    ゴジラのシーンは大満足です
    そしてヒーロー一人ではなく
    大人たちが知恵を出し合い解決するストーリーも大好きですが 
    この作品はそれほどそこは楽しめませんでした
    実写版パトレイバーの映画を見たときも思ったのですが
    アニメでは許される気取った言い回し、政治的な意見が
    実写でそのまま表現されてしまうと
    いい歳した大人たちが自分に酔いながら語らってるようにしか見えないのです。
    対策チーム及び内閣全滅後の会議シーンはそれが顕著でした
    是非、ここを修正した特撮作品を庵野監督には作っていただきたいです
    2作でも3作でも

  8. 民朗 より:

    ボリュームのある更新お疲れ様です。久しぶりにコメント投稿させて戴きます。
    う~ん、やっぱり感じ方は人それぞれなのが面白いですね。
    私は今回の『シン・ゴジラ』は人の死を真っ当に描いていると思えました。
    具体的に申しますと、
    ①ゴジラが初上陸するシーンで、マンションの一室で逃げる準備をしている一家がビル崩壊に巻き込まれる。(部屋の描写的に確実に死んでいるかなと)
    ②二度目に上陸したゴジラに立ち向かう自衛隊の戦車一台がゴジラに踏みつぶされる。(その瞬間の戦車内の描写もあったかと思います)
    ③主要関係閣僚が乗ったヘリがゴジラの吐いたレーザーの直撃を受けて撃墜される。
    ④死者の数が語られていないとのことですが、ゴジラ初上陸の後にテレビニュースの放送で死者100名を超える惨事と報道されていたと思います。
    あと、平泉成さんの演技(というか素では……)は本当に素晴らしかったですね。
    ヒナタカさんが録られていたラジオでの、成宮さんのご意見が本当に分かり易勝ったですが、
    タヌキ親父だと思っていたら、真に日本の未来を危惧していた描写に熱くなりました。
    最後にですが、いつも感想の下部にラジオのリンクを張って戴いてありがとうございます。

  9. NL より:

    たしかに面白かったのですが、これがみんなが待っていたゴジラ映画だったのだろうか?というのは思いました。
    ゴジラの明確な意志や目的が感じられず、ただ動き回るのが人類にとって脅威であり、攻撃を受ければ本能的に反撃しているに過ぎないところや、寝てる時間が長いところなど、強力なガバドンのような印象を受けました。
    あと、死の描写ですが、3.11当日に中継されていた空撮などの映像に重なるところがあり、被災したわけではないですが胸が苦しくなるほどでした。将来や海外の人に通じるのか?というのは確かにありますが、今の日本にはこれで十分な気がします。

  10. ヒナタカ より:

    みなさん早くコメントあっっっざああああっっっっす。本当遅れてすみません!
    みなさんのコメントだと死は描かれていたというのは多いですね(なんかすみません)
    すべて目を通しています&追記させてください!

  11. 匿名 より:

    個人的に、ギャレゴジがまったく面白くなかった身としては、すごく楽しめました。
    「好き」は強いなぁ。と
    ちょっとした意見ですが、
    ・ヤシオリ作戦で本当に凍結できるのか
     序盤で矢口プラン(のちのヤシオリ作戦)が提唱された際に「血液を固めて冷却ができなくなったら体内原子炉が暴走してゴジラ自身危ない→よってゴジラ自身が原子炉を停止するために凍結」するって説明があったので、凍結は血液凝固剤がきっかけでゴジラ自身の万能細胞が行ったと思ったので不自然ではなかったですかね。サンプルをばらまいて、データを大量に集めて血液を固められる事は丁寧に説明されてましたし。直接的な固める実験シーンがなくても、実験してることはうかがえるかと。
    ・在来線爆弾の威力
     対自衛隊戦で足元への攻撃で速度が鈍ってましたし、サイズ的にミサイルより電車の方が大量の爆薬を搭載できたから転倒させられたのかな。と。あの時のゴジラはエネルギーを大量消費してグロッキー状態でしたし
    ・矢口のセリフ
    「世界には」→「政界には」。だと思います。なんで政治家やってんだ。ってセリフへの返しだったので。

  12. ヒナタカ より:

    ツッコミありがとうございます!こちらも追記&修正させてください。

  13. 匿名 より:

    ゴジラの常識が通じない破壊力と
    それに立ち向かうプロジェクトX振りは最高でした
    人死にもそうですが被害関係もゴジラの描写から
    見ると案外大した事がないのはちょっと違和感でした
    連絡手段も工場機能も運搬能力も余り被災下
    ならではの問題があれば緊迫感が出たのでは

  14. yono より:

    おお、コメ欄含めて皆さんの熱をかんじます( ; ゜Д゜)
    『一つのシチュエーションで国家や人類を語るって話て、エメリッヒの十八番なのになんで名前誰も出さないんだよう( ノД`)…』とか思ったりしましたが、楽しめたのはたしか(´∇`)
    これも野暮なんですが、『311以降のゴジラなら、尚更、ゴジラ誕生のきっかけや、オチのご都合主義はなんとかならなかったのか』とも思いました
    ネタバレなんで詳しく書きませんが、他のディテールが詳細な分、そこだけ杜撰に見えてしまいました

  15. 匿名 より:

    「私は好きにした。君たちも好きにしろ」
    結局作中では直接的な説明なかった、老教授の遺書の意味ですが、私は教授の「好きにした」をゴジラを生み出す最後のスイッチ(比喩)を押した事なんではないか。と思います。
    アメリカ政府はゴジラ(の前身となる生物。第零形態相当?)の存在を前々からキャッチしていたようですが、ここまで爆発的な進化をしているとは予想していなかったですよね。あそこま爆発的な進化を恒常的に行っていたら、とっくの昔にゴジラ化していそうなものですし。
    教授は第零形態ゴジラが東京湾にいる事をつきとめ(最初の船のシーンで机上の地図に×印、ゴジラの予想位置がマーキングされている)、自ら海中に潜り「ゴジラの万能細胞の均衡を崩し、急速に怪獣化させる」行為を行ったのではないじょうか。
    突如として水蒸気爆発が起きたのも、何かしらの要因で爆発的進化をさせられたのがうかがえます。おそらく、教授はこれに巻き込まれてなくなったのではないでしょうか。
    ゴジラの細胞を全容をつかんでいた教授であれば、それを暴走させて怪獣化させる手段を見つけていてもおかしくはないでしょう。
    教授は日本を試す。という超個人的な目的でゴジラを生み出した。
    って考えると今作のゴジラも人間のエゴで生み出された存在。として哀しく思えました・・・。

  16. コタツ より:

    シン・ゴジラの死者の扱いについて、ぼくは『となり町戦争』を思い出しました。政府の人間がいくら「寝ずにみんな頑張ってます!」という状況で働いていたとしても、表向きにはなにも起きていないように見えるし、続々と悲惨なことが広がっていても、彼らには末端である国民の現状なんて把握できていない。それでも「目に見えない国民」のために身を削って働く。それが政府に関わる人のリアルなのだと思います。

  17. ヒナタカ より:

    > シン・ゴジラの死者の扱いについて、ぼくは『となり町戦争』を思い出しました。政府の人間がいくら「寝ずにみんな頑張ってます!」という状況で働いていたとしても、表向きにはなにも起きていないように見えるし、続々と悲惨なことが広がっていても、彼らには末端である国民の現状なんて把握できていない。それでも「目に見えない国民」のために身を削って働く。それが政府に関わる人のリアルなのだと思います。
    おおう!すげえ合点のいった意見です!追記させてください。
    しかし公開して数時間でコメント数・・・マジで書くのが遅くなってすみませんでしたっ!

  18. にゃんにゃん より:

    いつも楽しく読ませていただいています。
    在来線爆弾について
    あれは爆撃で完全にエネルギーを使わせてからの攻撃だったため、ゴジラが疲弊しており、ある程度足止めになったのではと思いました。
    死者について
    自分はむしろ主人公が手を合わせるシーンで、やっぱり大量の死者が出たんだなということを意識させられました。
    第2形態について
    私もあれは今回敵怪獣でるんだー、と思ってしまいました。出ないって言って出るのはギャレス版で通った道ですもんね。ただあれはゴジラということでうれしいサプライズでもありました。

  19. 毒親育ち より:

    発表当時の不安は全くの杞憂でした。本作に関わった皆様。ごめんなさい!正直言って嘗めてました・・・。
    こりゃもう手放しで勧められますわ!
    (自分の感想待ちだった上司に「映画オタクなのに土日に観て来なかったのかよ!」と怒られました・・・)
    >※今回のゴジラの目と体の造形は怖い!
    ギャレス版の頼もしくも神々しい怪獣王様もお気に入りなのですが、本作では初代を更に禍々しく破壊神ぽさが増してて良いです!
    >※いろいろ文句を言いたい例
    「ファイナルウォーズ」はけっこう好きなんです。刀一本でゴジラとタイマン張ろうとすゴードン大佐とか(自分の中ではVSビオランテの権藤一佐と並んでます!)ミニラを介して人類との和解とか、地味に初代からのテーマに決着を付けてる所とか。
    >(1)究極のシミュレーション映画だ!
    本当にコレですね!平成で21世紀の世で「初代」を忠実に再現!感から「ゴジラ」という歴史への、日本の特撮怪獣映画の元祖への敬意が感じられます!
    >(2)会議シーンばっかりなのにおもしろい!
    登場人物全員がエリート揃い。お荷物、無能、馬鹿、意識高い自分大好き・・・見当たらねー!なんだこの清々しさ!?
    でも。その所為か自分の観た劇場でお子様が皆無でした。・・・クスン。ワンピやドリーも良いけどゴジラもね!?
    >(3)『エヴァンゲリオン』イズムに溢れている
    あのデン、デン、デンデンデンがゴジラにこんなにマッチするとは思いませんでした。
    >(4)早口、カット割りがめっちゃ多くて退屈しない!
    会話激での即断即決で想定外の自体に直ぐに対処!感が本当にプロ!て感じで最高です!
    >(5)豪華キャストすぎる!
    >萌え萌えなかわいいおっさんたちが出てくること。
    そして。おばさん達が燃え燃えという!
    >(6)これからの日本に伝えたいメッセージがある!
    最近、現実でも大破壊が多いですしね。めげずにスクラップ&ビルドだ!!
    >ルー大柴みたいな喋り方をする石原さとみ
    正直予告で「ガッディーラ!」や「私のキャリア」に観賞意欲と期待感をゴリゴリ削られましたが、始まったらこの人もナイスエリーツ!でしたね。
    しかし、広島原爆の被災者がどうやってアメリカンセレブへ!?
    >~野暮な不満点:死を描かない~
    初代にあった放射線検査を受ける子ども達とかは、福島の後だと風評被害の再燃も有るので無理だと思ってましたけど、死体が殆ど映らなかったのはちょっと残念かも。
    瓦礫の山で泣き崩れる遺族とかでも良かったのでは。
    でも。お婆ちゃんをおんぶして逃げるお爺ちゃんと、それを発見して攻撃中止命令する総理が良かったです(たった二人の為にどれだけの損害を出したの!という非難は甘んじてお受けします)
    >~野暮な不満点:作戦が説得力不足~
    「オキジェンデストロイヤー」は作中でも原理の良く解ってない物でしたね。それに比べて本作の血液冷却はSF考証として説得力があったかと。
    あと。いつ「薬は注射より、飲むのにかぎるぜ!ゴジラさん!!」をやってくれるかと思いましたが、さすがにダメでしたか。
    >~野暮な不満点:ゴジラとして欠けているところ~
    人間の無神経な核の扱いで誕生は・・・ギャレス版よりも初代を踏襲してましたね。
    あと放射火炎の広範囲デストロイっぷりとヒレからの拡散レーザーにビビリました。ミサイル超獣ベロクロンよりも鉄壁やんけ!これじゃウルトラマンも近づけない!?
    >列車をつぎつぎと追突させて攻撃する!
    ここで列車の名前が字幕で出る所。鉄道マニアの人が見たら歓喜?いや、電車が爆破されて悲しいでしょうか。
    >~驚愕の初登場シーン~
    またオリジナル怪獣かよ!と憤ってしまい。ごめんなさい。
    >~萌え萌えなキャストたち~
    >1位:片桐はいり
    どんな小さなことでも戦力になってるんだ!感に涙が出そうになりました。
    >2位:平泉成
    「人柄」は政治家として重要な武器なんだなあ・・・と思いしらされましたね。
    >3位:大杉漣(総理大臣)
    自分の役割を理解していて、自分に出来ない事は素直にスタッフに頼る所とか凄く有能でしたね。
    本当に「画面からさっさと失せろ・・・」なムカツキキャラが一人も居ねえよ!奇跡のような映画でした。
    余談ですが、これって地獄大使VSゴジラですよね。
    >~この機会に出世?~
    本当に政治家が有能揃いです。・・・いや、マスコミに粗探しされてるだけで、実際にもこんなに風に真剣なんでしょうけどさあ。
    >~日本の選択~
    核攻撃にも一理有りな理由をちゃんと語るのは良いですよね。これは最近の災害被災者の感情を逆撫でするかもしれませんが、こういう描写をちゃんと入れるのは公平だと思います。
    >~スクラップ&ビルド~
    結局ゴジラは凍結(冬眠?)させただけで定期的に例の血液凍結剤投与しないといけなくて。ずっとあそこに置かれるのでしょうか。
    あと本作のゴジラは細胞分裂で繁殖するような説明がありましたが、ラストでアップになったゴジラの尻尾に黒い人型のような物体が無数に張り付いているシーンが気になります。続編の伏線だとしたら恐過ぎる・・・。

  20. yono より:

    >>って考えると今作のゴジラも人間のエゴで生み出された存在。として哀しく思えました・・・。
    今回のゴジラに足りない(と少なくとも僕がおもった)のが、『哀しさ』だと思うのです
    例えば54年版の、『こういう形で生まれたくなかった』という叫びが、ゴジラが喋らないにも関わらず伝わるみたいなところを排除した事に、シン・ゴジラの新しさがあるのかもしれませんが、どうしても違和感があるんですよね

  21. ナオミント より:

    VSゴジラ世代、エヴァンゲリオンも庵野監督も全く詳しくない人間(なのでヒナタカさんの仰るエヴァイズムを感じることはできず…)でしたが、とても楽しめました。
    ・ゴジラとは何か?
    今作のゴジラは倒す方法(冷却)がまんま原発だし、登場の仕方は津波だし、3.11が東京で起きていたら?というシュミレート映画だったのだとわたしは解釈しました。ラストカットも「アンダーコントロール」したって原発事故処理は終わらないよってことなんだと。
    そういう意味で、根底にある精神性はギャレゴジよりも受け入れやすかったです。
    冷戦も終わった今、核の脅威を感じるとしたらそれは核実験よりも、現在はより身近な原発だと思うので、ゴジラ誕生の遠因が「放射性廃棄物」としたのも良い改変だと思いました。核のゴミも、核実験と同じく人間の欲と業の産物であることには変わりないので。
    ・死の描写
    なぜ直接死を描かなかったかというと、その必要はなかったからだと思います。3.11のニュースで瓦礫の下敷きになった人や津波にのまれた人の映像なんて流れなくても、わたしたちは地震や津波の映像だけでその悲惨さを理解できるし、絶望感を覚えましたよね。3.11を経験した我々観客の想像力に委ねられているのだと思います。あれだけの瓦礫を見て、「死者がいない」なんて思う人はまずいないと思うので。
    ・政治家とは
    出世の話のシーンで、「この国のトップがすぐに決まることがよくわかった」という長谷川博己のセリフも象徴的だなと思いましたね。所詮アタマは誰でもいい。日本は誰かがリーダーシップを取って動くのではなく、チームで動く(悪く言えば群れる)国民性だと言うこと。石原さとみのセリフ「アメリカは大統領が決める、あなたの国は誰が決めるの?」もしかり。
    でも、その群れ=チームプレーが国を救うと言ういかにも日本人好みの展開になるわけですが。
    ・ヤシオリ作戦の無謀さ
    「これでゴジラに勝てる!」という証拠が出てきてしまうと、ラストの冷却シーンのハラハラはなくなってしまうと思うので、「理論上は多分勝てる…と思う…」というくらいでちょうど良かったと思います。「本当にこんなんで大丈夫なの?」って観てて不安でしたからね。「よくわからないけど信じるしかない」(素人にしてみればという意味です)というのは、原発事故の処理方法と同じですね。そして思い通りにうまく進まないというとも同じ…。
    ・音楽について
    会議シーンの音楽はなんか聞いたことある?とは思いつつもエヴァのものとは知らなかったのでなんとも思わなかったです(仰々しいなとは感じましたが)。
    わたしはエンドロールのテーマは撮り直しじゃなくて良かったと思います(再上陸の時のゴジラテーマがアレンジされてあったのが、わたしとしてはイマイチだったので)。あと、最後の最後に「VSメカゴジラ」のテーマが流れた時は大好きな曲だっただけに「もう全部許す!」という気持ちになりました(笑)。
    在来線アタックの自衛隊マーチ(怪獣大戦争マーチ?宇宙大戦争マーチ?)も最高でした。

  22. 名も無い者 より:

    歴代ゴジラシリーズの中では5本の指に入る出来だと思いますし、私も観ててとても面白かったですが、それでも2014年版『Godzilla』が好きです。
    ゴジラが単体で進化(変態ではなく)し生物学的元素転換(疑似科学でよくあるネタです)までやっちゃう超生物なのはちょっとやり過ぎ・・・と思いました。レジェゴジには同族や天敵がいて、感情や目的もあり感情移入できましたが、シンゴジは何がしたかったのかもさっぱり解らんのがもにょりましたね。
    あとは劇中の描写で、クレーン車で薬剤ゴクゴク!やったぜ固まったぜ!あとはコイツと上手く付き合っていくしかないな、という倒し方があまりに露骨な原発のメタファー過ぎて気になりました。そういう面で、核弾頭を使ってもゴジラには効かずMUTOには狙われ結局何の意味も無く爆発しただけ…と核の無意味さを描いていたレジェゴジの方が、警鐘の側面が強いと思いましたね。
    話は変わりますが、劇中の疎開シーンで思い出したのですがゴジラは四国には一度も上陸しておらず(今回も出たのは関東近辺ですし)、もし本当にゴジラが現れたら全国民が四国へ疎開するってネタがありましたw

  23. 匿名 より:

    最後の決戦は今までゴジラに蹂躙されてきた在来線やビル群がゴジラに一矢報いるという感動のシーンですよ!あと決め手となった凝固剤を造ったのも過去作で幾度となく破壊されてきた工場だってのも実に素晴らしいです。

  24. タイガージェットシンジ より:

    皆さんの感想・ご意見と結構被っていますが、私の感想を…。
    ①登場人物が多すぎるかな、と思いました。政府や自衛隊の大災害
     時の対応を現実に近く描きたいという意図は理解できますが、も
     う少し絞った方がすっきりとします。前半で人物や法律に関する
     テロップというか字幕というか文字が出過ぎと思いました。
    ②ゴジラのメカニズム解明からゴジラをやっつける冷却法への流れ
     がわかりにく過ぎと思いました。冷却という結論は皆さんのご指
     摘の通り、3.11の原発事故を背景にしているのですが、今一つ
     説得力がないというか…。
    ③自衛隊のミサイルがほとんど効果を出せないのに、アメリカが
     日本を救うために核攻撃をすることを総理に迫るというのは、
     疑問に思いました。ゴジラが段階的に進化するという斬新な
     アイデアは良かったと思いますが、逆にこれがゴジラは事実上
     原子炉で、それを核攻撃で止めるという矛盾というか、被爆に
     よるマイナスを考えたら安易に核攻撃は出来ないんじゃないの
     ?という疑問が出ました。まああんまりリアリズムを優先したら
     映画は面白くなくなるとも思いますが、ゴジラの立ち位置という
     のか、ゴジラそのものを核に結び付け過ぎなのかも…とも感じ
     ました。

  25. うちはん より:

    ここで挙げられている本作への不満点の多く(全てとは言えない)が、恐らく「敢えてそうしたかった」という作り手の信念を感じる部分である所が良い。
    誤魔化しや手抜きの指摘、即ちアラ探しや揚げ足取りではない、作り手の見せたかった物と観客の思いとのぶつかり合いは見ていて決して不快ではない。
    ルー石原は知らない。

  26. 匿名 より:

    よく言われてる石原さとみさんの演技ですがアメリカ人としての台詞はルー語、日系人としての台詞はきちんとした日本語と使い分けられてるように感じます。

  27. akira より:

    今更ですが感想を。2014年版はドウェイン・ジョンソン風のイケメンでしたが、シン・ゴジラの方は本当に何考えているか全く分かりませんね(^_^;) 電車爆弾のくだりは「ああ、とうとう電車とJRの怨みが爆発したんだな」と思ってましたねw

  28. foobar より:

    >『進撃の巨人』で評価を落としまくった樋口真嗣監督(特技監督も兼任)が、これで再評価されるのも喜ばしい!
    これなんですが、絶対的な評価はともかく、少なくともこれまでの樋口監督作品と比較したら圧倒的に素晴らしい、ということについては論を俟たないと思います。
    ただ、今回は総監督である庵野氏の部分が非常に大きいと思うので、本当に再評価に繋がるかというと…
    (たぶん、「監督:庵野秀明」だと思いこんでいる人は大勢いますよね。私もエンドロールを見るまではそうでした)

  29. いいこま より:

    2回観てきました(1回目が通常版で2回目はMX4D)。いやはや世間の概ねの方同様「原典である1作目は別としてこれはいい!」って思いました(尤も、個人的に観た作品はエメゴジを除きナシではなかったですが全作品観たわけではないのでなんとも)。
    >(1)究極のシミュレーション映画だ!
    >(2)会議シーンばっかりなのにおもしろい!
    >>そこが個人的にビビっときました。
    特に(1)に関しては個人的にそこを最重要視してたのでそこがしっかりしてたと感じられたのは良かったですし、正味「現実にゴジラが現れたらあんな感じで進行するじゃなかろうか」ってなりました。
    >(3)『エヴァンゲリオン』イズムに溢れている
    >>賛否分かれるのも無理はないですが、個人的に意外と作品において親和性が高かったように思えたので賛です。あと別の方が仰ってたように「『シン・エヴァンゲリオン』を作るにあたっての通過儀礼」なんだろうなと思うのでいいです。
    但し音楽、テメーは駄目だ。
    >(4)早口、カット割りがめっちゃ多くて退屈しない!
    >>元々の庵野監督の作風もあるでしょうが、この作品の場合はミーティングの際に政治家や官僚の会話を録音して俳優に聞かせたうえで、「早口で、普段は使わない専門用語の多い言葉を流暢にかつ説得力を持って喋る」政治家や官僚のイメージを作るようにしたそうなのでその意味でもリアリティを追求したんだろうな、と。
    そして早口で且つカット割りが多いけどそれでも問題ないと感じられたので如何に凄腕か、と個人的に思います。その分吹き替えが難しそうです(しかも内容的にも日本独特でしょうし)がもししっかり拾えたら感服です。
    >(5)豪華キャストすぎる!
    >>総勢328名って聞いた時点で「こ、これはガチや…」ってなったのが記憶に新しいです。
    大河内総理も里見総理代理もどこか人間臭いしそれだけでなく肝心な想いがしっかりしてて好きです。
    >おっさん以外で注目は、パソコンでずっとカタカタしている市川実日子さんですね。
    >>尾藤課長代理も無表情で淡々としてますがいいキャラしてましたねえ…。
    >「会議シーンが多いので子どもが退屈するかもしれない」という懸念もあるのですが、怪獣の猛攻撃のシーンは子どもでも十分に驚き、また目が釘付けになるから、おそらく問題はないでしょう。
    >>会議シーンの多さは完全に好き嫌いが出るでしょうねえ…。なのでその意味で薦めていいのかどうか悩むところはあります。
    >ひとつネタバレなしで欠点をあげるなら、石原さとみの現実ではありえねーキャラですね。
    >>狙ったか否かは不明ですが、個人的にあれは悪い意味のステレオタイプかも、と思いました(別に嫌いじゃないけど)。
    とりあえず、容姿と言い喋りが独特といい、ホントに真希波が頭に浮かびます(まあ、真希波は個人的に好きなキャラなので別にいいんですけどね)。成宮さんがアスカの名を挙げてましたがルー大柴さん風の喋り方をしてなかったこともあり思いつかなかったです。
    >あとは個人的には音楽の使い方はいまひとつだったかなと
    >>上述してますがそこが引っ掛かるのです。いや、シーンに合わないわけではないしアレンジは加えてるのかもしれないけどそれ以上に流用感が強すぎて「新たに作ろうよもうちょっと」ってなりました。
    >被害にあった方たちの直接的な「死」を描いていないことはかなり気になりました。
    >>そこのところは考えてなかったですが、却って直接的に描かなかったからこそなのかもと思わないでもないですし直接描かなくても想像だけでも伝わったので。
    ゴジラが上陸した際にマンション内で親子が避難しようとするがその前にゴジラの手でマンションが倒壊させられ、のシーンは「あああ…」ってなりましたし閣僚達の乗ったヘリが放射線で呆気なく撃墜させられてしまったのはもう少し描いてほしかった反面で直接描かなかった分却ってショックがデカくなったんだろうな、と思いました。
    >そして、実際の作戦では列車をつぎつぎと追突させて攻撃する!
    このとき「序盤でゴジラに投げ飛ばされた列車で逆襲!」「なんてアナログな方法!」「イヤッフーーーーーーーーー!」と大興奮したんですが、ミサイルが効かないのに列車をぶつけると効くというのがめっちゃ納得いかない。たとえ爆薬を積んだとしても、ミサイルが効かないんじゃ……。
    >>自分も2回目の観賞の際にそれが気になりました。が、それ以上にフリーゲートマーチをバックに間髪を入れずに次々攻撃を仕掛けていくのが俺得だったので気にしないことにしました。
    それに攻撃がオキシジェンデストロイヤーや抗核バクテリアといったSFじみた武器ではなく新幹線やビル倒壊といった現実的な日本の技術によるものなのでその点も個人的には良かったと思ってるところです。
    >また、エンドロールで流れるおなじみのゴジラのテーマが、初代そのままの「モノラル音」だったのも残念でした。
    そこは新たに録り直したものを使って欲しかったかな。
    >>自分の場合往年のテーマが使われただけでも良かったと思ってるのでそこは気にならなかったですしむしろ個人的には新録しない奴でよかったです。それにもしかしたら敢えてそのまま使ったのかもしれないと思うので。
    >ちなみに、これは教えてもらった情報なのですが、サントラのライナーノーツには「すんげー苦労したのに使われなかった楽曲」の情報が載っているようです。一応内緒にしておきますが、これは余計に残念だったなあ。
    >>マジっすか。使ってほしかったなあ…。
    >トリビア
    >>そういうネタもあったとは…。ゴジラ1作目以外未見なのでしょうがないところはあるにせよ知らなかったのが不覚です。
    「ヤシオリ作戦」も「ヤシマ作戦みたいだなあ」と思ってましたがちゃんと元ネタあったんだなあ…。
    >この映画はゴジラと言う存在が「恐怖、災厄の象徴」と言う側面だけが強調され、本来持っていたはずの「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面がなくなってしまってる気がしました。
    >>自分も「脅威」だけでなく「人間の業」という視点で観てる口なのでなかったのは気にかかりました。
    ただ以前に「ゴジラは核の暗喩」と推測してる方もおられる(尤も、アレに関しては迷信でしょうが)と聞いた以降「恐らく違うだろうけど、そう考えると今回のゴジラは『災害或いは原発の暗喩』と捉えても差し支えないのかもしれない。だからゴジラ目線に描かなかったのだろうし、これまでの『悲劇の象徴』と切り離して視たほうがいいのかも」と考えてました。
    無論自分の単なる憶測なのでそれが正しいとは言い切れませんし間違ってる可能性の方が大きそうな気はしますが…原発の暗喩はそう考えてる他の方もいるみたいで。
    >初めのタイトルで、昔の東宝のロゴが登場するのがたまんなかったですね。そして『シン・ゴジラ』のタイトルの書体も、初代『ゴジラ』を意識したものになっていました。
    >>こういうオマージュ的な物が好きな身としてはGJです。
    >いよいよ巨大生物が上陸!こんどのゴジラはどんなのかな〜と思ったら、なんか目がギョロッとしていて、4足歩行で這いつくばって移動するデカいトカゲみたいなのが出てきました。誰だお前!
    いやもう、ギャレス版『Godzilla』に登場した「ムートー」の「誰やねん」の悪夢の再来かと思ったじゃないか!
    >>自分もマジで「何だこいつ!?ギャレゴジのムートーみたいなものか?」ってなりましたよ…。
    その後ちゃんとゴジラであることが判明した際に安堵しましたが…その後は「やめてくれよ…(絶望)」の連続でした。
    あと、観る前に知人から「今回のゴジラの腕貧弱…」って言われて「ホントだ」と思った人間ですが、あの経緯なら「それで貧弱だったんだな」と納得できた口です。
    >あと、前田敦子や斎藤工などもチラッと出演、どこに有名キャストがいるのか見つけるのが難しいっすね。
    >>前者は海ほたるのシーンで見つけられましたが後者は未だにわからないです…。
    あと、津田寛治さんも出演されてたのは観た時「久々にまともな役が!」と驚きました(いや、コンスタントにされてるんでしょうけど)が恐ろしいことに予告編の時点で北村一輝さんと勘違いしてました。
    >スクラップ&ビルド
    >>あのくだりはかなり好きです。3.11の復興はまだまだなのかもしれないですが、阪神にせよ中越にせよ立ち上がってきた国ですし、だからこそ希望が持てると思いました。
    >折り鶴からヒントを得たあと、解読されるまでのプロセスがよくわかりませんでした。
    >>自分も未だに「あれってどういうことなんだろう」ってなります。それでも今までと比べて現実的見地だろうなとは感じてますが。
    >ですが会議の場面でエヴァのお馴染みのBGM…アレだけは本当に止めてください…。1回だけなら「おっ」とニヤつく事も出来ましたが4回も5回も流されると流石に萎えます…
    >>自分もアレはホントにいただけなかったです。精々2、3回にしてほしかった。
    >本作はそこも敢えて外したんでしょうけど、僕は基本ゴジラを知った関係上、基本的にゴジラ目線でゴジラ映画を見てしまう人間なので
    ゴジラがただ人類の敵、災厄でしかないと言うのはちょっと納得できませんでした。
    そう言うのが描きたいのであれば、他に相応しい怪獣はいただろ…と言うのが正直な気持ちです。
    >>「もたらされた被害はゴジラだからこそかもしれないけどゴジラじゃなく別の怪獣でも成立するだろうなあ」と考えなかったでもないので実をいうと同感です。
    >ただこのシーンであれ?と思ったのは、人類が初めて人類以外の生物から「飛び道具」で攻撃されたのに、米軍の爆撃機パイロットのリアクションが薄すぎたところです。人智を超えたことが起こってるのに「ペイバック(仇討ち)」とか冷静に言えますかね?かなり取り乱して、ベタですが「ジーザス!」とか「オーマイゴット!」とか言うのが普通かと思いますが。
    >>半ば偏見なのかもしれませんが言われてみればかの国だったらそうなりそうですねえ。
    >ゴジラの明確な意志や目的が感じられず、ただ動き回るのが人類にとって脅威であり、攻撃を受ければ本能的に反撃しているに過ぎないところや、寝てる時間が長いところなど、強力なガバドンのような印象を受けました。
    >>自分も観てる時にそれは思いましたねえ。それでも脅威は脅威だしこれで犠牲者がでてるから、というのもありますし自分の場合は気にしなかったです。
    1作目だって「どうあれ無辜の人々が犠牲になってるから倒さないと」って感じでしたし。
    >登場人物全員がエリート揃い。お荷物、無能、馬鹿、意識高い自分大好き・・・見当たらねー!なんだこの清々しさ!?
    >>良くも悪くもキャラの立ってるのはいましたが、総合的に皆有能だった(そうでなければ日本を動かせないのでしょうが)のはよかったなと自分も思います。
    2回目の観賞時に「前半のグダグダが公判ではスムーズになってて、まあスムーズな方が理想的だけど現実的ではないかも」と思ってましたがあの精鋭ぞろいなら案外あり得るかも…。
    >正直予告で「ガッディーラ!」や「私のキャリア」に観賞意欲と期待感をゴリゴリ削られましたが、始まったらこの人もナイスエリーツ!でしたね。
    >>「ガッジーラ」は自分も「ああ…」ってなりました。ギャレゴジの際の渡辺謙さんの敢えて日本語発音があるだけになおさらですが作品の途中から日本語発音にしてたのは好きです。
    >でも。お婆ちゃんをおんぶして逃げるお爺ちゃんと、それを発見して攻撃中止命令する総理が良かったです(たった二人の為にどれだけの損害を出したの!という非難は甘んじてお受けします)
    >>「幾らたった二人でも国民は国民だし寧ろそれでも強行したら株を落としてた」と感じてる身としてはあのシーンはむしろ肯定的に受け取ってます。
    >あと。いつ「薬は注射より、飲むのにかぎるぜ!ゴジラさん!!」をやってくれるかと思いましたが、さすがにダメでしたか。
    >>口から入れてたのが権藤一佐のアレを意識したかなと強引ながら思ってました。
    >ここで列車の名前が字幕で出る所。鉄道マニアの人が見たら歓喜?いや、電車が爆破されて悲しいでしょうか。
    >>多分後者でしょうねえwそれがあるから知人の電車好きに薦め辛かったりします。
    >核攻撃にも一理有りな理由をちゃんと語るのは良いですよね。これは最近の災害被災者の感情を逆撫でするかもしれませんが、こういう描写をちゃんと入れるのは公平だと思います。
    >>あの主張をきいてもなお「それでも核は使っちゃアカン…。そもそも初代ゴジラだって水爆実験が背景にあるわけだし」と思ってましたが確かに!
    >冷戦も終わった今、核の脅威を感じるとしたらそれは核実験よりも、現在はより身近な原発だと思うので、ゴジラ誕生の遠因が「放射性廃棄物」としたのも良い改変だと思いました。核のゴミも、核実験と同じく人間の欲と業の産物であることには変わりないので。
    >>自分も「現代で核って言ったら兵器より発電所だろうな(先述した原発の暗喩を推測したのもそのため)」って思ってましたしあれでよかったかな、と。
    >ゴジラが単体で進化(変態ではなく)し生物学的元素転換(疑似科学でよくあるネタです)までやっちゃう超生物なのはちょっとやり過ぎ・・・と思いました。レジェゴジには同族や天敵がいて、感情や目的もあり感情移入できましたが、シンゴジは何がしたかったのかもさっぱり解らんのがもにょりましたね。
    >>嫌いじゃないですしだからこそ半端ない絶望感がある、と思いますが実際何でもありにしてしまうと…なところは確かにありますよねえ(熱線も「嫌いじゃないけど何でもありすぎないか」と思ったところはあったので)。
    続編があるかどうかはわかりませんがあったらあったでまた劇場で観たいものです。
    あと、この作品ほど逆に否定意見を聞いてみたいと思った作品はないかもと思います。

  30. 匿名 より:

    折り紙については間准教授役の塚本晋也が図を見ながら「まるで折れ線みたいだな」という言葉を吐いて、そこから折り紙を連想したんじゃないかと。米国なり外国じゃ折り紙の発想思い付かなかったでしょうね。あと日本対諸外国間の駆け引き、外交もストーリー上大きな役割を果たしてますが、この映画みたいな狡猾な外交は「現実の日本」では無理なのでしょうね。映画でも「日本がこんな狡猾な外交出来るとは」みたいな台詞ありましたし。皮肉でしょうか。それと全世界のスパコンを貸してくれる様要請してる場面では、ドイツの研究施設が国家的リスクがあるのを解ってながらも性善説で日本に協力する、国家と民間との立場意識の違いも垣間見せてくれた気がします。

  31. 匿名 より:

    初見ですが、良い意見のまとめ方だと思いました
    肯定的な点から、不満な点まで概ね賛同できると思いましたね
    萌え萌えキャストに関しては、私はやはり余貴美子さんの防衛大臣ですねー。
    ただ一つ異論を言わせていただきたいのは
    在来線爆弾に関しては搭載できる爆薬の量がミサイルより遥かに多く、列車自体の質量も大きいので、あれを一つの特攻兵器として利用するならば、下手な既存の兵器よりも威力は非常に高いと思いますね
    航空兵器だとゴジラに迎撃される恐れがあるので、地上を高速で移動する列車を対ゴジラ兵器として利用したのは、ナイスアイデアだと思います

  32. 匿名 より:

    「私は好きにした。君たちも好きにしろ」 という遺書を見て私はなんとなく(庵野監督からのメッセージだな)と感じました。 私は私の撮りたいように撮った、だからこれを見る君たちも、好きも嫌いも解釈も好きなようにやってくれて構わないというような雰囲気を感じてグッときました。

  33. タコ より:

    一回しか見てないので、間違ってるかもしれないが、教授の遺品に折り紙の鶴が写った写真があったんじゃなかったっけ?
    その写真を思い出したことで、図の謎解きが出来たとタコは理解してます。
    とにかく、伏線が多くて展開早すぎて、これでダレルなんて言う人は余程情報処理能力が高いんだなー(棒
    とネットで批判する人には言いたいかな
    (^o^;)
    あっという間に終わってタコ的には大満足でした。

  34. 匿名 より:

    私も一般の市民の死の描写を入れてほしかったと考える一人です。
    (リメイク版日本沈没にはありましたね)
    そして それがあるかないかが、災害映画の評価を分つ、
    一つの肝所ではないかと。
    確かに無辜の人々の死を描くというのは作り手にも観客にとっても
    重いものですが、元来災害とはそうした不条理な悲惨そのものであるはずであり、作り手・観客とも相応の覚悟をもって望まねばならないと思うのです。

  35. yama より:

    既に多くの方が熱い感想を書かれているので出遅れた感がありますが、鑑賞してきました。
    一言で言えば本当に面白かった!
    個人的に良かった点を挙げると
    ・登場人物それぞれが各省庁の根回しや特別立法成立に駆けずり回りながらも、自分たちに出来ることに全力を尽くすプロフェッショナルとして描かれていた点。
    私利私欲に走って怪獣対策の足を引っ張る不快なキャラクターが一人も出てこないのが清々しいです。
    ・ゴジラの人知を超えた怪物感
    米軍機に攻撃されたゴジラが遂に破壊光線を吐く場面、口が裂けるほど開くのは予告編でもあったので想定内でしたが、まさか下顎が縦に裂けるとは思わなかったので「えっ!?」と口に出して驚いてしまいました。目の造形や急激な成長といった描写も合わせ、既存の生物とは一線を画す異形の怪物らしさが出ていてまるでエヴァの使途のようでした。
    会議での説明台詞は必然性があるからいいとしてもそれ以外の場面でも説明口調なのはクドイとか、石原さとみのキャラはアニメならともかく実写だと流石にきついといった不満点はありますが、事前の不安感を軽く吹き飛ばす快作だったのは間違いないと思います。

  36. 匿名 より:

    「災害の不条理な悲惨さ」って、人の死を直接的に描かなければ表現できないものなのだろうか?
    この映画では、政府首脳が呆然とするほどの瓦礫の山や、夜の都心でゴジラが破壊の限りを尽くした後の情景で、それは充分表現できたと思うのです。

  37. ヒナタカ より:

    本当コメントありがとうございますーーーー!
    コメント反映します!このブログは本当読者により成り立っていると実感しました。
    本作は肯定的な意見、否定的な意見、どちらもとっても読み応えがありますね。

  38. 匿名 より:

    折り紙に関してですが、序盤マキ博士の船の中に鶴の折り紙が置いてありましたので、マキ博士からのヒントだったんだろうと思います。
    折り紙に気づいた瞬間にもその鶴のカットが差し込まれていました。

  39. 匿名 より:

    今気が付いたのですが、登場人物の喫煙シーンが一切無かったような。閣僚が集まる会議の場なんて、タバコの煙がもうもうと立ち込めるイメージがありましたが、今時は禁煙がそこまで進んでいるのか、庵野総監督の意向か?

  40. ヒナタカ より:

    > 今気が付いたのですが、登場人物の喫煙シーンが一切無かったような。閣僚が集まる会議の場なんて、タバコの煙がもうもうと立ち込めるイメージがありましたが、今時は禁煙がそこまで進んでいるのか、庵野総監督の意向か?
    (『マイ・バック・ページ』や『日本で一番悪い奴ら』というタバコ出まくりな映画もありました。)
    いまの官僚も、分煙化が進んでいるんじゃないかと。

  41. foobar より:

    政府首脳が一気にいなくなって荒れる矢口蘭堂に、泉政調副会長がボトルウォーターを渡しつつ「矢口、今は君が落ち着け」というシーンが妙に印象に残っているのですが、同様の人はツィッターにも結構いるようで、クリスタルガイザーのラベルをはがすと「今は君が落ち着け水」に近くなるようですねw

  42. 匿名 より:

    登場人物が多く、名前や字幕で表示されるのも一瞬で、登場人物の名前は一切覚えてないです。
    おそらく狙った演出なんじゃないかなと思ってしまいます。
    「この国のトップがすぐに決まることがよくわかった」
    大臣や個人個人の名前はどうでもよく、集団として、日本としてゴジラに立ち向かっていく様を見せたかったんじゃないかなと感じました。

  43. デルピッポ より:

    庵野さんがあんなに日本という国に想いがある人だとは知りませんでした
    オタクなイメージしかなかったので
    庵野さんは劇中の台詞的に言えばやりたいことやりたいんだなと
    樋口さんは進撃の酷さなので不安でしたが自分がトップではなく上に人がいればいい仕事をしますね
    平泉成の臨時総理いいキャラしてましたよね
    昼行燈のようだけどしっかり国民のことを考えてる人
    泉政調副会長も良かった。そもそもあの人のフランス政府へのツテのおかげで交渉できたわけですし
    矢口さんは総理になれなそうだけど泉さんはなりそう

  44. ダーク・ディグラー より:

    まだ一回しか観てない(SF大会で金使ったので(;´д`)トホホ)ですがドラマ部分すっ飛ばすのに編集にかなり気を使ってましたね。
    この映画テンポ感出す為にドラマをできるだけ省略するのに編集が無茶苦茶こだわってます。
    だからドラマ部分が差異出さないようにしてましたね。
    日本アカデミー賞の編集部門は間違いなく捕れるくらい編集にこだわってましたね。
    ちなみに設計図が折り紙になって全体像になるネタは別サイトの指摘でわかったのですが『機動戦士ガンダムF91』ですね。
    庵野秀明は富野オマージュが昔から好きで『機動戦士Vガンダム』に影響受けて一時期Vガン友の会って同人誌作ろうとしたくらい影響受けてます。
    老人と女性がメインになるのはVガンのオマージュですね。
    後、『ラブ&ポップ』や『式日』作った監督だなと感じるのがPOV方式は『ラブ&ポップ』だし『ウルトラセブン』や実相寺昭雄みたいな構図は『式日』でもやってました。
    正直、突っ込めれるところは結構突っ込めれるんですね。
    閣僚逃げるの遅いとか廃墟のシーンが日本のビックバジェッドとはいえ屋外の特撮シーン以外はあんまりないとか謎の教授が何の伏線もなしに突然現れてゴジラ倒す方法教えるとかツッコミどころの山ですがそこは気にならないのは流石庵野秀明だなと感じました。
    こういう作りが許されるのは正直庵野秀明が新劇場版『ヱヴァ』の成功で権力握ったから作れたと思われます。
    個人的には良くも悪くも庵野秀明だなと

  45. 匿名 より:

    >謎の教授が何の伏線もなしに突然現れてゴジラ倒す方法教える
    これは一体誰のことを言っているのでしょうか?

  46. ダーク・ディグラー より:

    >>謎の教授が何の伏線もなしに突然現れてゴジラ倒す方法教える
    >これは一体誰のことを言っているのでしょうか?
    パンフ買う金なくて確認は出来ないんですがゴジラ倒す書類を教える人が伏線もなしに出てきて「この人」誰?と思ってました。
    もうすぐ給料日なので確認します

  47. 匿名 より:

    2回目観るとちょっと粗も目立ちますね
    矢口はじめ対策チームが最善なので
    あたふたながら頑張る内閣周りが比して無能に見えてしまうのは
    日本という国がゴジラに立ち向かう作風に水を差してしまう気がしますし
    なにより今回のゴジラは後半核より
    驚異ではない程度の怪物であるのはちょっと残念

  48. 匿名 より:

    >ゴジラ倒す書類を教える人が伏線もなしに出てきて「この人」誰?と思ってました。
    さっぱりわからんなー
    「その人誰?」ってこっちが言いたいわ

  49. ダーク・ディグラー より:

    >>ゴジラ倒す書類を教える人が伏線もなしに出てきて「この人」誰?と思ってました。
    >さっぱりわからんなー
    >「その人誰?」ってこっちが言いたいわ
    こっちだって一回しか観てないから金ないのに確認しようがないんですよ。
    確かにゴジラの弱点を書類渡すシーンは覚えてます。
    確かに出てきますよちゃんと見てたの?
    そう喧嘩腰で構えるとこっちは僕に攻撃加えてるとみなしますよ?
    攻撃してないならしてないで謝りますから

  50. 匿名 より:

    >謎の教授が何の伏線もなしに突然現れてゴジラ倒す方法教える
    松尾スズキ演じるフリージャーナリストの早船のことじゃないかと。
    高良健吾演じる秘書官が階段やベンチで封筒のやりとりをしていたおっさんですね。
    教授ではなくフリージャーナリストです。
    ゴジラの情報等をリークする見返りとして、牧吾郎教授の情報を警察等とは別のアプローチで探ってもらったのではないかと。
    そして彼から渡された情報は、牧吾郎教授が放射能や妻を救えなかった日本を恨んでいたという情報。ゴジラの倒し方ではないですね。

  51. 匿名 より:

    正直いうとギャレゴジの評価は人それぞれなのですが、エメリッヒゴジラと同じ扱いで問題扱いは正直やめてほしいです。どちらもゴジラ復活のきっかけとなる作品ですが、エメリッヒゴジラはあまりの失敗で半ば尻拭いの形での日本版ゴジラ復活(4年ぶり)となり、ギャレゴジは海外での大好評を得て日本版ゴジラ復活(12年ぶり)という、明確な違いがあります。もちろん主の評価を覆せ、とは言いませんが、できればエメゴジと同じ扱いはほんと、やめてください。

  52. 匿名 より:

    >こっちだって一回しか観てないから金ないのに確認しようがないんですよ。
    それは仕方ないですが、だったらそんなあやふやな記憶で偉そうに「ツッコミの山」などと言わないでください。

  53. ダーク・ディグラー より:

    >松尾スズキ演じるフリージャーナリストの早船のことじゃないかと。
    >高良健吾演じる秘書官が階段やベンチで封筒のやりとりをしていたおっさんですね。
    >教授ではなくフリージャーナリストです。
    >ゴジラの情報等をリークする見返りとして、牧吾郎教授の情報を警察等とは別のアプローチで探ってもらったのではないかと。
    >そして彼から渡された情報は、牧吾郎教授が放射能や妻を救えなかった日本を恨んでいたという情報。ゴジラの倒し方ではないですね
    そうだったんですね。あのシーンはよくわからなかったのでそのように自分が解釈したのです。
    >それは仕方ないですが、だったらそんなあやふやな記憶で偉そうに「ツッコミの山」などと言わないでください。
    その前のぼくのいくつかのツッコミはOKでその部分はダメなら針小棒大ってことのでOK?
    そもそも前からの返信で「パンフ買う金ない」や「給料日前」と言ったキーワードあるので金ねえこと察してくだされば助かりました。
    不愉快な思いさせて申し訳ございません

  54. sakura より:

    どう見ても、防衛問題につながるように、考えてしまいました。
    あの内閣の狼狽ぶり、役人の前例順守主義、危機体制の確立の無さ、能天気なサウンドデモ、都合の良い日米安保への逃げ・・・・
    まあ、政治的には立派な主張の映画でしたね。
    それから、あの電車爆弾と云うのは、過去のシリーズでは無かった戦術のですが、あの凄い銃撃、攻撃の後、電車を動かす電線が、断線してなかったのか、チョット、都合よすぎるなあと思いました。
    それと、東京湾からの上陸シーンは、迫力がありましたね。

  55. 匿名 より:

    ・「死を描かないこと」について
    この映画の特徴は副題の通り「日本(国)VSゴジラ」にスポットを当てていることです。
    官僚・政治家は基本的に自分の目で見たリアルでなく、データ化された情報を元に意思決定をしなくてはならず、そういったドライさを表現するために意図的にウェットな描写をカットしたのではないかと思います。
    コメントへの意見
    >本来持っていたはずの「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面がなくなってしまってる
    それを代弁してるのが牧博士なんじゃないですかね
    >自衛隊のミサイルがほとんど効果を出せないのに、アメリカが日本を救うために核攻撃をすることを総理に迫る
    日本のためじゃなく世界(とアメリカの利権)を救うために東京を犠牲に差し出せといということでしょ
    だからこそ劇中の人は激怒し奔走したんじゃないですかね

  56. ゆう より:

    コメント失礼致します。
    件の死の描写は、観る方によっては物足りない、リアリティー欠如と感じるのだろうと想像します。確かにあっさり描写でした。
    しかし、あっさりだなと頭で理解できても、とても怖いと感じたシーンが沢山ありました。実際に瓦礫の中の死を身近に経験した身としては、沢山の御遺体を出されては最後まで見ていられなかったと思います。瓦礫の山のシーンで泣きそうになって自分でも驚きました。恐怖の記憶は簡単に甦るのだと知りました。
    そんな実体験もあり、オブラートに包まれた死にはより広い層が楽しめるようにとの配慮を汲み取ることができて、とてもありがたく思いました。

  57. まりも より:

    最後のゴジラのしっぽの先が人の死体の集合体のようになっていた事ですが。ゴジラは物質的な捕食ではなく、魂を吸い取る吸収する形でエネルギーとしているのではないかと考えました。ゴジラが暴れる度に被害は大きくなり犠牲者も増え、ゴジラのエネルギーは膨大なものになり、自身は進化していく。ゴジラの巨大さ=犠牲者の多さ、なのではないかと。そして最初のゴジラの覚醒、言わばファーストインパクトのトリガーになったのが教授。ゴジラが潜んでいる地点に自ら身を投げる事で、教授の命・魂をエネルギーとして故意的にゴジラを覚醒、進化、暴走させたのではないかと。少し違いますが、魂を取り込まれる事を望んだ望んでいるユイと類似点を感じました。どうしてもエヴァだらけな考え方、言葉ではありますが…笑

  58. 匿名 より:

    ・矢口「ゴジラ第四形態!」と力強く発言した後、ゴジラのBGMが流れる演出が凄く好きです。
    ・アメリカの爆弾は効果的だったので電車にあれ積んでればよかったと後で思いました。いや、ゴジラの血の描写が無かっただけで積んでたのかも。

  59. 匿名 より:

    「人の死」ですが、津田寛治さんの家族が亡くなったことを暗に示すようなシーンや、「廃棄」と貼られた使う人のいなくなったPC等があり、どちらかといえば失われたものを観客に想像させるスタイルだったかと思います。

  60. 匿名 より:

    ※「人間の罪の結果と人間に対しての罰の執行人」と言う面
    についてですが、初代ゴジラが「人間宣言をした天皇と堕落した繁栄を謳歌する日本に怒る、二次大戦中海に散った英霊たちのメタファー」と言われているのを踏襲し、シン・ゴジラは「人災としての原発事故で妻を奪われた男の、日本政府と一部企業に対する怨念のメタファー」となっていたようにも思えるのですがいかがでしょうか。
    例の博士自身がゴジラと化しているもしくは融合しているという可能性も考えれば、先の条件は充分に満たしているような気が致します。

  61. ガーリックトースト より:

    いつも楽しく読ませてもらっています。はじめて投稿します。昨日2回目を見てきました。
    (1)究極のシミュレーション映画だ!
    (2)会議シーンばっかりなのにおもしろい!
    というヒナタカさんの見どころポイントに共感します。官邸・政府の会議シーンは、ほんとに面白かったです。
    私はロバート・ゼメキス監督の『コンタクト』を思い出しました。主人公の天文学者(ジョディ・フォスター)が、地球外生命体からの電波信号をキャッチしてから、信号に含まれる画像の解読は合衆国政府の手にゆだねられ、ホワイトハウスでの対策会議のシーンが映画の見どころのひとつになっていきます。しかも、謎解きのシーンがどこか似ている。『コンタクト』では、宇宙人からの暗号のような信号画像(数万ページの図面)がどうしても解読できない。ところが、2次元の図面を折りたたんで3次元にしてみると、なんと設計図が読み解けるというストーリーでした。折り鶴からのヒントによって、牧教授の残した図面を解読できるシーン。難解なパズルの解読ができたときの感じ、それが次の展開の大切な鍵になっているところ。こじつけですが、好きな映画との共通点がみつかると嬉しいです。

  62. 匿名 より:

    この映画は「個(ゴジラ)vs群(日本)」のお話であるため、個の悲劇である死を直接描けない作品だったんだと思います。

  63. ヒナタカ より:

    またまたみなさんコメントありがとうございます!
    またまた追記させてください!
    > いつも楽しく読ませてもらっています。はじめて投稿します。昨日2回目を見てきました。
    > (1)究極のシミュレーション映画だ!
    > (2)会議シーンばっかりなのにおもしろい!
    > というヒナタカさんの見どころポイントに共感します。官邸・政府の会議シーンは、ほんとに面白かったです。
    あっざす!共感してもらえてよかった・・・
    > 私はロバート・ゼメキス監督の『コンタクト』を思い出しました。主人公の天文学者(ジョディ・フォスター)が、地球外生命体からの電波信号をキャッチしてから、信号に含まれる画像の解読は合衆国政府の手にゆだねられ、ホワイトハウスでの対策会議のシーンが映画の見どころのひとつになっていきます。しかも、謎解きのシーンがどこか似ている。『コンタクト』では、宇宙人からの暗号のような信号画像(数万ページの図面)がどうしても解読できない。ところが、2次元の図面を折りたたんで3次元にしてみると、なんと設計図が読み解けるというストーリーでした。折り鶴からのヒントによって、牧教授の残した図面を解読できるシーン。難解なパズルの解読ができたときの感じ、それが次の展開の大切な鍵になっているところ。こじつけですが、好きな映画との共通点がみつかると嬉しいです。
    そうそう!そこ『コンタクト』を思い出したんですよ!すげえうれしいご意見感謝です。

  64. 匿名 より:

    折り紙は生体分子であるタンパク質の比喩だと思います。
    タンパク質は本来アミノ酸が繋がったヒモ状の分子なんですが、複雑に折り畳まれて立体的な形状になることでその機能を発揮することが知られています。
    この様相は分子生物学の世界でもしばしば折り紙に例えられます。
    牧博士が遺したマップはおそらくゴジラ特有のタンパク質の立体構造(具体的にはどのアミノ酸同士が近接するか)を表したもので、その解明がゴジラの生理機能の解明の手掛かりになったものと思われます。

  65. ヒナタカ より:

    > 折り紙は生体分子であるタンパク質の比喩だと思います。
    > タンパク質は本来アミノ酸が繋がったヒモ状の分子なんですが、複雑に折り畳まれて立体的な形状になることでその機能を発揮することが知られています。
    > この様相は分子生物学の世界でもしばしば折り紙に例えられます。
    >
    > 牧博士が遺したマップはおそらくゴジラ特有のタンパク質の立体構造(具体的にはどのアミノ酸同士が近接するか)を表したもので、その解明がゴジラの生理機能の解明の手掛かりになったものと思われます。
    ちょう納得できるご意見をありがとうございまっっっっっす!追記を!
    このネタでタイミングを見て、記事をツイートさせてください!

  66. 匿名 より:

    >記事をツイートさせてください!
    私の稚拙な説明でよろしければ是非!!
    他にも「シークエンス(遺伝情報を読み出す作業)に何年かかるかわからないよ~」など生物屋的にもクスッとくるネタが多くて楽しかったです。
    私は軍事や政治の知識には乏しいのですが、そういった方面の知識もあればより楽しめる映画なんだと思います。
    良い意味でオタク向けな映画ですね。

  67. REV3 より:

    ラストのとってつけたような半減期20日にズッコケました。
    まあ、サーベイメータの値からの推定として描かれてますが
    これはつまり、新元素は核崩壊の後新たな元素を生成しない
    γ崩壊によって安定し己自身を無毒化するという意味ですね
    要するに、ゴジラは核廃棄物を体内に入れそれを無毒化する
    ナウシカで描かれた腐海の役割を任ってる。
    それ殺してどうすんだよ、っていう逆転した話なわけでw

  68. ヒナタカ より:

    > >記事をツイートさせてください!
    >
    > 私の稚拙な説明でよろしければ是非!!
    > 他にも「シークエンス(遺伝情報を読み出す作業)に何年かかるかわからないよ~」など生物屋的にもクスッとくるネタが多くて楽しかったです。
    > 私は軍事や政治の知識には乏しいのですが、そういった方面の知識もあればより楽しめる映画なんだと思います。
    > 良い意味でオタク向けな映画ですね。
    ツイートさせていただきました!ありがとうございます!
    また、こちらの記事でも、勝手ながら反映をさせていただきました。事後報告でごめんなさい。でも多くの方に訴求できるご意見でしたので!
    http://cinema.ne.jp/recommend/shin-godzilla2016081520/

  69. ガーリックトースト より:

    シネマズの記事「『シン・ゴジラ』から連想する10の映画」、読みましたよー
    『コンタクト』との謎解き共通点も、分子生物学のコメントで深みが増してる!「折り紙」に例えられるという話、すごく面白いですね!

  70. れん より:

    ゴジラ2014(最低のゴミ映画)の5兆倍面白かった

  71. のののの より:

    死の描写が無いって意見多いですが、これは子供が見ることも想定していたためと思います。
    私は親の影響で小学生の頃からゴジラ見ていたので、特撮怪獣もの(ウルトラマンしかり)は子供が見るものと思ってます、私と同じ考えで家族で見に行った人もいるのでは?と思います。
    (ま、今回はCGだったみたいですがw)
    そんな子供に大量の死体や、それこそ欠損した体なんて見せたら、トラウマものですwゴジラなんて二度と見に行きたくないと思うでしょう。
    正直映像の部分的なチープ感、官僚の所々入るギャグが、子供が映画の緊張感にたえられる用の調整だと思ってます。
    私的「ゴジラは基本攻撃しない」という設定が深いなーと思いました。
    ビームに関しては米軍に攻撃されたからであり、ゴジラとしてはただ存在して移動してるだけなのに、被害をもたらしてしまうという、悲しいですね…。。。

  72. 匿名 より:

    「ゴジラの肉片を持ってきて、そこに液体を流して「凍結できること」を確認するシーンがあってもよかったんじゃないでしょうか」
    これは作戦の内容を誤解している
    あの作戦はゴジラの血液循環を止めるものであって
    ゴジラそのものを凍結させる作戦じゃない
    血液循環が止まった結果、体内温度がマイナス196度になり
    動かなくなっただけ

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ヒナタカ

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