『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ならず者たちの物語(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ならず者たちの物語(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

公開からめっちゃ遅れてしまってごめんなさい!
今日の映画感想はローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(原題:Rogue One: A Star Wars Story)です。

個人的お気に入り度:7/10

一言感想:監督の作家性出すぎ!そして終盤は100億点!

あらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
これは、帝国軍の最終兵器「デス・スター」の設計図が、いかにして反乱軍の手にもたらされたのかを明らかにする物語。
ずっと1人で生きてきたジン・アーソ(フェシリティ・ジョーンズ)は、反乱軍のキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)と出会いさまざまなミッションに赴く。
やがて、ジンは父親のゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)から、とある秘密を知らされるのだが……。

その名を知らない人はいないスペース・オペラ『スターウォーズ』。
本作はシリーズの『エピソード3 シスの復讐』と『エピソード4 新たなる希望』の間に存在した、知られざる物語を紡ぐスピンオフ作品となっています。

公開順やら時系列やらがややこしいことになっていますが、とりあえず1作目にあたる『エピソード4 新たなる希望』の前日譚がこの『ローグ・ワン』ということを押さえておけばよいでしょう。

そんなわけで、本作はできれば先に『エピソード4』を観ておいたほうがいい感じです。
「物語がつながるからこそ」の感動もあるのですから。
ていうかエピソード4は大人から子供まで、誰が観ても超楽しい映画なんだから、ほらさっさと観た観た。

※だいたい以下のような感じになります。

ドニー・イェン!ドニー・イェン!ドニーイェン!

まあいろいろ言いたいことはあるけど、とりあえず世界最高のアクション俳優にして武術家であるドニー・イェンが活躍するというだけですんばらしいじゃないですか!

いままでのスター・ウォーズではアジア系の俳優がほとんど起用されていなかったんですけど、ここで大スターのドニー様が大活躍するってなにそれ幸せか!
ドニー様を知らない方は、『イップマン 序章』をひとまずおすすめいたしますよ!

『イップマン 序章』は、争いを好まずひょうひょうとしている態度の男が戦ったらめちゃくちゃ強かった!そして極貧生活に追い込まれてもやっぱり強かった!という、ドニー様抱いてな男の魅力に溢れていました。できればセットで続編である『イップマン 葉問』も観てみよう!

あと、ドニー様は過去に『ブレイド2』というハリウッド映画にも出演しているんですが、そちらでの活躍はなかなかに残念な感じでした。
いや、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督作だし、ちょいグロアクションがおもしろいし、ドニー様は元々アクション監督として作品に参加していたので、これでいいっちゃいいのですが。

でも今回のドニー様は、盲目の武術の達人という座頭市的な人物として大活躍!
パートナーを組むチアン・ウェン(髭面のオッサンでとても中国人に見えない)との関係は、なんていうか萌えます
なんなの?この口では腐れ縁っぽく言っているけど、ツーカーで通じ合える関係は?夫婦ですか?

そのほかのキャストも、『博士と彼女のセオリー』や『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズ、『クリミナル』や『エリジウム』のディエゴ・ルナも、ヒロインの父親役のマッツ・ミケルセンもいいですねえ……マッツに漂う哀愁を見れば、俗に言う「枯れ専」な女子たちの気持ちがよくわかりました。
ちなみにマッツ・ミケルセンは来年公開のアメコミ映画『ドクター・ストレンジ』でヴィラン(悪役)を演じていたりもします。

あ、そうそう、今回初登場のドロイド「K-2SO」もめっちゃカワエエことを強く、強く訴えておきたいです。
重めな雰囲気の本作の中で清涼剤であり、何よりそのクールな性格こそに萌え萌えキュンでした。


※このトリオも大好き!

スピンオフとしての意義がある!

「人気だから作ってみました」な感じの無理やり作ったスピンオフなどではなく、『エピソード4』以降のスター・ウォーズの見方を変えてしまう力を持っているのが何よりも素晴らしいですね。

これは「そうだったのか」と謎や真相が明らかになるという感じでなく、「ああ、彼らの戦いがあったからこそなんだな」と、新たな歴史の一面をみられるといううれしさなんですよね。この点で本作は100点満点で100億点だよ!

そうそう、原題(副題)が『A Star Wars Story』となっているところもポイントす。
この不定冠詞は「1つの」の意味であり、Rogue Oneというメインタイトルにも絡んでいます。

さらに、本作のキャッチコピーは「もうひとつの、スター・ウォーズ」なんですよね。
あくまでスター・ウォーズという大きなサーガの中に組み込まれながらも、「1つの物語」として語られていることが大好きでした。

やはりギャレス・エドワーズ監督の特徴が……

本作のわかりやすい特徴は「暗い」ということ。しかも物語と画面の両方が暗いのです。
ギャレス・エドワーズ監督は2014年のハリウッド版『ゴジラ』、低予算の出世作『モンスターズ』ともによくも悪くも暗めな作品であったので、やはりその特徴が全面に出たという感じですね。


いままでのスター・ウォーズもキャラクターの「闇」の部分を描いたり、かなりキツいことも描かれたりはしたのですが……それでも明るく楽しいシーンとのバランスが取れていました。
ところが今回は、(コメディシーンもあるとはいえ)シビアさにかなり一辺倒。ここに拒否反応を覚える方がいるのは、致し方がありません。

これは一概に悪いところとは言えません。
むしろ、シリーズ随一の殺伐とした雰囲気である、まるで戦争映画のような趣になった、シリーズ随一の大人向けの作品である、鬱屈したキャラクターの心情とリンクしている、など肯定的にとらえる方も多いでしょう。

でもやっぱり前半は退屈だよ!

ただ、そうであったとしても、前半は暗いキャラクターが、名前だけ出てくる人物を求めて移動する、という展開が続くため、有体に言って退屈です。
今までとの作風の違いがあるとはいえ、観ていてワクワクするような活劇が少ないのは致命的なのではないでしょうか。

具体的には、フォレスト・ウィテカーが演じるソウ・ゲレラというキャラクター周りのシーンがつまらないんですよね。
実はこのキャラは、テレビアニメシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン5の第2~5話に出ていたりします。

つまり「アニメでしか描かれなかった人物を実写作品に登場させる」というある種のファンサービスでもあるのですが……それにしても、もうちょっとやりようはなかったのでしょうか。

感情が沈んでしまう似たトーンのシーン、言葉だけでキャラの性格を語るところが多いことも問題。
キャラクターが軒並み暗い理由は中盤からよくわかるようにはなっているんだけど……ここは監督の作家性が裏目に出たという印象です。

後半は(エピソード4を観ているとさらに)大興奮できるけど、前半は退屈極まりない、というのが本作のわかりやすい欠点ですね。

終盤で大・満・足!

そんなわけで、映画として歪(いびつ)なところがあるのは否定できないのですが、それでも終盤の空中戦と地上戦が交錯する大スペクタクル、ラスト5分の衝撃と感動だけで大満足できる作品であることも訴えておきたいです。
しかもドニー・イェン様がしっかり活躍するんですよ!(しつこい)やっぱりこれ幸せになれる映画だよ!

こんだけ文句を言っていても、なんだかんだで自分は字幕版1回、吹き替え版1回、IMAX3D版で計3回観て、やっぱりラストには大感動してしまうんだから。

吹き替え版はタレントを使っておらず、そのクオリティは文句無し!(欲を言えばドニー様は『イップマン』と同じく大塚芳忠がよかったけど。根本泰彦も合っているけど!)
3D効果は意外と大したことはないので、2Dでも3Dでもどちらでもいいという感じです。

賛否が分かれたとしても、スター・ウォーズの新作ともあれば、そこも議論して楽しんじゃうべきでしょう!やはりオススメです!

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

本編になかったシーン

本作の現場ではかなりの部分が再撮影されたようで、特報やメイキングにあったシーンの多くが本編でなくなっていたりもします。
たとえば、以下の特報の「反乱を起こすのね(This is a rebellion, isn’t it?)」「やるわ(I rebel)」のシーンは本編にはなかったですね。

面倒臭いおじさんのソウ・ゲレラ(野暮な不満点)

ソウ・ゲレラはいわゆる「過激派」で、敵だけでなく味方の反乱軍からも悪評が立つような人物でした。
それでも「彼を頼らざるを得ない」状況になり、ジンやキャシアは彼を探そうとします。

一方、パイロットのボーディはソウにメッセージを届けようとしたのに、疑われてよくわからんウニョウニョの生物に触手プレイをされました
ヒゲ面のおっさんの触手プレイなんて誰が観たいんだよ!

まあこの触手プレイは、ソウが「誰も信用できなくなっている」哀れな存在であることを示すものなんですよね。
自身の手で育てた娘のような存在のジンにまで「これは罠なのか?」と聞くのは切なかったです。

それはいいけど、このソウはジンに父からのメッセージを見せた以外は役立たずでしたやん……。
いや、まあそりゃこのメッセージが希望に繋がったので、彼も重要な存在ではあるっちゃあるのですが、それにしたって何かしたの戦闘で主人公たちを助けるシーンがあってもよくないか?ただの面倒臭いおじさんに見えてしまいます。

ソウは両足が義足になっているうえ呼吸器をつけていたり、最後は「もう歩けない」と言ってジンたちを見送ると、心身ともにボロボロになっていたという背景は見えるのですが……もうちょっとだけでも彼のことが好きになれるシーンがほしかったですね。

ちなみに、序盤にジンが労働者を運ぶ装甲車に乗っているとき、彼女の目の前にはソウ・ゲレラにそっくりなおじさんがいたりもしました。
ソウを嫌っていたジンにとって、彼にそっくりな労働者を見るのはかなりの苦痛だったのかも……。
あと、このシーンでは見張りのストームトルーパーがめっちゃ汚れており、過酷な労働をしていたことが言葉にせずともわかるのが秀逸ですね。

ついでにもう1つ野暮な不満点を挙げると、終盤でチアルートが向かったマスタースイッチの場所がわかりやすぎ、これ見よがしすぎませんかね。
難攻不落な場所にこそ潜入するドニー・イェンが見たかったよ!

さらにもう1つ不満を挙げると、ジンが持っていた2本の棒を使ったアクションが序盤でしか見られないのも残念かも。
さらに欲を言えばドニー・イェンVSダースベイダーも見たかっt(以下キリがないので省略)

萌えるドロイドのK-2SO!

ようし、本作の萌えキャラ(ていうか全員萌えるけど)であるK-2SOの活躍を箇条書きしちゃうぞ!
彼は元帝国軍のドロイドなのだけど、再プログラムの副作用(キャシアン談)で、思ったことをすぐ言っちゃう性格になっているんだ!

・初登場時に、主人公のジンの胸ぐらを掴んで地面に叩き落とす。そのときのセリフは「おめでとう、迎えに来ました」で、第一印象が最悪である。

・ジンのブラスターを見て「私も持っていないのに」「彼女があなた(キャシアン)にブラスターを撃つ確率を知りたいですか?」「かなり高いですよ」としつこくブラスターが欲しいことを訴える

・市場に行く前に、ジンに「目立つのは置いていきましょう」「あなたを狙った弾に当たりたくないの」とさんざん言われて、「私はイヤじゃないですけどね」と強がる

・ジンが別のドロイドを撃ったのを見て「私でないとわかったのですか?」と聞き、ついでに敵に投げられた手榴弾を投げ返す(たぶん怒っている)。

・ストームトルーパーの目をあざむくため、キャシアンをぶん殴って「口を開けるともう一度殴るぞ!」とか言っている(たぶんキャシアンへの私怨も込み)

・雨の降る惑星にてみんなが船を出ていくと「勝手な人間たちだ。(キャシアンが戻ってきたら)置いていこう」とほざく。これ誰も聞いていない独り言だからマジだ!

・ゲートを通る時にボーディが「失敗したら真空(宇宙空間)に投げ出される」ことを言うと、K-2SOは「私は真空でも生きられますけどね」とほざく。

・タワーに乗り込む前に、「イヤな予感がする(I have a bad feeling about this)」というスター・ウォーズ全シリーズに登場するセリフを言いかけて、ジンとキャシアンの両方から「黙って」と言われる。
今まで「楽観視できません」「とても(失敗の)確率が高いです」とかネガティブ発言しまくっていたおかげもあり、印象悪いですね。

えーと、まあ総じて空気が読めないんですね。こんなKY(←若干死語)なロボット見たことねえ。

でも、そんなK-2SOはジンからブラスターをもらうと「あなたの行動はいつも予測不可能です」と言ってデレました。KAWAII!

そして、必死で制御盤を守り、的確な指示をキャシアンに告げ、最期に「グッバイ」と散るK-2SOはカッコよかったぜ!

チアルートとベイズのイチャラブ

チアルートとベイズは、ジンに「なぜペンダントをつけているのか知りたければ金を払ってくれ」と聞くという思い切り詐欺を働くシーンで初登場しました。
この時にジンはベイズのほうをチラッと見ているので、詐欺はバレバレだったみたいですね。

でも盲目の武術の達人&遠距離攻撃可能な男という組み合わせは、間違いなく相性良いいよね!
そんな2人は、当然とばかりにイチャラブっぷりを見せるのでした。

・チアルートが撃鉄を起こす音や足音でストームトルーパーたちを無双する→だけどさらなる援軍が来ちゃう!
チアルート「私に当たるところだったぞ」→ベイズ「礼はいらん(You’re Welcome)」

・雨の降る惑星にて、チアルートが出て行く時
ベイズ「1人で行く気か?(good luck)」→チアルート「1人ではない、お前がいる(I don’t need luck, I have you.)」

原語も、日本語訳もどっちも萌えるって凄まじいな。

終盤では、チアルートは「本当にフォースかどうかわからない力」でマスタースイッチまで近づきます。

そのチアルートが爆弾でやられると、あんだけ「俺はフォースなんか信じてねーし」と言っていたベイズが、「フォースと共にあらんことを」と言いながら、その友の元へ駆け寄って行くっていうね。
最期に、チアルートの「お前がいる(I have you.)」という言葉を守って散ったベイズもカッコよかったぜ!

チアルートはなぜフォースを信じていたのか(エピソード4にある描写)

盲目のチアルートは頑なにフォースの力を信じていた人物でした。

このチアルートのキャラにリンクするシーンが、エピソード4にありました。
ルークがオビ=ワン・ケノービにフォースについて教わるシーンにて、ルークはヘルメットを被せられて標的が見えないようにされ、オビ=ワンに「フォースを感じるのだ」と言われているのです。

フォースは目には見えない存在、それは盲目のチアルートも学ぶことができるものなのかもしれません。
ひょっとすると、彼は盲目になったからでこそ、フォースに希望を抱くようになったのかもしれませんね。

自信がなさそうなパイロットのボーディ

ボーディは触手プレイで感じすぎてしまったのか牢屋に入られた時に「パイロット」と呼ばれてもなかなか返事ができず、徐々に「そうだ、俺はパイロットだ」」とアイデンティティを取り戻していったようでした。

そして、ジンに「適当に部隊名を言って」と言われた時、とっさに彼は自分たちのことを「ローグ・ワン」と呼びました。
Rogueとはならずもの、はぐれものの意味、彼は自分に自信がない「はぐれもの」のような存在であったからこそ、その呼称を使ったのかもしれません。

そんなボーディも、敵地では仲間たちに的確にプラグをつなげる作業を命令し、そのおかげで窮地を脱しました。
彼の最期も爆死でしたが、最期に「やったよ、ゲイレン(ジンの父)」と言うのもグッときたぜ!

さらに、ローグ・ワンたちを後押しして戦ってくれた反乱軍のラダス提督は、彼らの死を見て「ローグ・ワン、フォースと共にあらんことを」と言ってくれるんだよなあ……。

似た者同士だったジンとアーソ、そして抱擁

ジンは自由を求めていた女性です。
戦争には興味がなく、ただ自分がそれに巻き込まれないことを、ただただ望んでいました。

一方、キャシアンはただただ任務を遂行し、そのためだったら殺人をも厭わない、ストームトルーパーと変わらない(ジン談)精神のような持ち主のように見えましたが……。
彼は「みんなが自分の行動を自分で決められると思うな。俺は6歳から戦争に巻き込まれた。そこから立ち上がった者もいるんだ!」と声を荒げました。

ジンも、キャシアンも、そして名もなき「スパイなどの汚れ仕事をやってきた人たち」も、望むことなく戦争に巻き込まれていました。
だけど、そんなジン(彼ら)であっても(だからでこそ)、「この作戦は失敗できない、これが成功すれば次につながり、また次に……」と、これから希望が生まれることを目的に、戦地に赴くのです!

仲間が集結したとき、ジンとキャシアンが
ジン「今までずっと1人で生きていたから、変な感じ(I’m not used to people sticking around when things go bad.)
キャシアン「君も仲間だ(Welcome home.)」
と会話をしているのもたまんねえな!特に原語の「おかえり」って最高か!

そんなジンとキャシアンの最期は、惑星が滅びるのを見ながら抱き合うという美しいものでした。
この前、ジンはゲートが通れたときにキャシアンに抱きつけそうなくらい近づいたけどけっきょくすぐ離れたり、エレベーターに乗っていたときもキスができそうなくらい近かったんですよね(でもキスはしなかった)。だからでこそ、最期の抱擁が感動的になっています。

ラスト5分が最高か!最高か!

えーと、もう言うまでもないですが、ラスト5分は最高です!

それまで、
・シリーズおなじみのドッグファイト!
・ベイズが新たなウォーカーであるAT-ACTにロケットランチャー発射→効かない!→反乱軍の味方が助けに来てくれた!
・『エピソード4』に出てきたゴールドリーダーやレッドリーダーも登場!
ゲートは宇宙船を押して壊す
・そして散っていく仲間たち……
そんな風に感動しっぱなし、テンションだだ上がりになってからのコレですよ。

もはや文章でその興奮を伝えられないので、公開日当日にしのさんと収録したラジオをお聞きください。
ラスト5分は42:55秒くらいからネタバレ全開で語っております。あと「帝国軍めっちゃ怖え!」ということも言っています。

ラジオの参考にさせていただいた記事↓
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を見る前に…予習するなら、この作品! | シネマズ by 松竹
しのさんの『ローグ・ワン』のレビュー記事↓
『ローグ・ワン』はスター・ウォーズの再定義と拡張の物語である | しのの雑文部屋

よし!すぐにでもエピソード4を観ましょう!

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  1. GEM より:

    先ほど観てきました!
    個人的にはとても良かったです!
    後半の空中戦と地上戦の同時進行は見ごたえがあり、
    目が離せなくて心底楽しめました。
    エピソード4につながる展開もそれまでのスターウォーズ観が
    覆るような気分になりましたね。
    この映画を観るか観ないかで視点が別物になると思います。

    確かに全般的に暗いトーンですが、僕はそれでいいと思いました。
    登場人物はフォースもライトセーバーもない、普通の人間たちです。
    それぞれに背負っている背景があり、クレニックに至ってはまるで
    野心がありながらも上司からの圧力に苦しむ中間管理職のようです。
    漂う空気感には、よく言われる「神話性」のようななものは皆無で
    泥臭い肉弾戦と人間模様がメインの「最前線」の戦いそのものです。

    それだけに各キャラのバックグラウンドの描写の甘さが残念でした。

    特に気になったのはボーディです。
    最後までゲイレンの特命?を受けた彼の行動原理が何だったのか
    いまひとつよくわかりませんでした(誰か解説してください…)。

    また、ローグ・ワンとして結束していく過程も微妙に雑で、
    全員のベクトルを同じ方向に向かせたものがどうもはっきりしません。

    父親との再会・別れもあっけなかったな…。

    無理やり人間ドラマを詰め込んだ感は否めません。
    尺の問題があるので難しいところですよねえ。

    しかし!
    エピソード4のオープニングで流れる「反乱軍は設計図を云々」という
    簡単にまとめられた一文が、こんな壮大なドラマを含んでいたのか!と
    思うと胸が熱くなるのです。よくよく考えてみると敵地に乗り込んで
    重要機密を盗み出したわけですから、そりゃ大仕事なわけで。
    それを踏まえてもう一度エピソード4を観てみたいなと思う次第です。

    余談ですが、やっぱりカイロ・レンは「ベイダー超え」は無理だな
    とあらためて感じました。ベイダー卿の冷静かつ冷酷非情な思考と
    ブラック企業の幹部並みの詰め方は器が違いすぎます(笑)。
    まあ「修行が終わった」彼がエピソード8でどう化けるか楽しみですが。

    以上、長々と書いてしまいましたが基本的には楽しめました!

  2. 毒親育ち より:

    ようやく観賞!
    GEMさんの仰るようにジェダイでない人達のスターウォーズ最高!

    >ドニー・イェン!ドニー・イェン!ドニーイェン!
    ・・・ヤヤン・ルヒアンさんを召喚しながら飛びも跳ねもさせなかったJ・J・エイブラムス監督を問い詰めたいです。

    >いままでのスター・ウォーズではアジア系の俳優がほとんど起用されていなかったんですけど、
    そこいらじゅうに顔面に触手生やしたような人がいる中で地球人型は白人ばっかりでしたけどね~てそれは予算の関係とかもありましたから!
    ・・・オビワンが三船敏郎だったかもしれないと知った時の悔しさ。

    >『イップマン 序章』
    通信販売のメリケンサックとかヌンチャクとかバタフライナイフとか欲しくなっちゃう少年達はこれを観ろ!チンピラ上がりの弟子に「10人に囲まれたら?」の問答とか大好き!

    >パートナーを組むチアン・ウェン(髭面のオッサンでとても中国人に見えない)との関係は、なんていうか萌えます。
    >なんなの?この口では腐れ縁っぽく言っているけど、ツーカーで通じ合える関係は?
    本当に会話シーン無いですよね。でも通じ合ってる感が絶妙!
    >夫婦ですか?
    思えばこの2人、帝国に寺院という寄る辺を奪われてホームレス状態でも一緒なんですよね。

    >今回初登場のドロイド「K-2SO」もめっちゃカワエエことを強く、強く訴えておきたいです。
    ご主人様どころか全人類に平等で容赦無いツッコミを入れる「ロボット三原則?データに在りません」な彼に劇場爆笑でした!
    でも一家に一台欲しくねえー!!

    >やはりギャレス・エドワーズ監督の特徴が……
    >本作のわかりやすい特徴は「暗い」ということ。
    疲れてる時に画面暗い系は堪えます・・・。

    >でもやっぱり前半は退屈だよ!
    >具体的には、フォレスト・ウィテカーが演じるソウ・ゲレラというキャラクター周りのシーンがつまらないんですよね。
    主人公の養父で反乱軍の大物で主流派と喧嘩別れした程の過激派で・・・と盛りまくった設定と出会えるまでの大変さはなんだったのか?というくらい意味が無い(どちらかというと彼が捕まえてるボーディと彼が持つ情報ですね)上にあっさり退場ですし・・・。

    >実はこのキャラは、テレビアニメシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン5の第2~5話に出ていたりします。
    実はアメコミオタクでありながら、小説、コミック、アニメと山程出ている『SW外伝』を殆ど手を付けていないので恐縮です!(先日友人と上司から「オマエはアメコミオタクでなくスーパーヒーローオタクだ!あと英語ペラペラなれ!」と怒られました・・・)
    余談ですが、次の実写化外伝は先日邦訳版も出た『ベイダーダウン』をお願いしたいです。
    ベイダー卿が帝国の御威光が通じない反乱軍の支配惑星に墜落してサバイバルするお話です!

    >ヒゲ面のおっさんの触手プレイなんて誰が観たいんだよ!
    呼びましたか?ちなみに○門だけでなくに○頭と○道と乳首を攻めるべきだと思います!!
    あと「触手責めされるおじさん」と聞くと『物体Ⅹ』のウィンドウズさんを思い出す。幼い日のトラウマ・・・。

    >萌えるドロイドのK-2SO!
    >「彼女があなた(キャシアン)にブラスターを撃つ確率を知りたいですか?」「かなり高いですよ」
    AIらしくやたら確立に拘る彼に「確立なんてクソくらえでしょう?」との名言を遺した萌AI『ガンヘッド』と会話させたくなりました。
    と思ったら・・・
    >「あなたの行動はいつも予測不可能です」と言ってデレました。KAWAII!

    >チアルートはなぜフォースを信じていたのか(エピソード4にある描写)
    あのフォースを信じたSWチルドレンを裏切った糞設定「ミディクロリアン値」の所為でジェダイになれなかった子だったのかと思いましたが・・・
    >ひょっとすると、彼は盲目になったからでこそ、フォースに希望を抱くようになったのかもしれませんね。
    凄く素適な解釈です!やっぱりSWチルドレンが作った映画だよ!!神(ルーカス御大)に裏切られても僕らはフォースを信じてる!!

    >自信がなさそうなパイロットのボーディ
    ごめんなさい。おもっきり「事後」とか「レイプ目」とか「アヘ顔」とかHENTAI用語が浮かんでしまったJAPANのHENTAIオタクをお許しください・・・。
    監督はKTC(※)のファンなのでは?というのは余計な心配でしょうか・・・。
    ※検索注意!正義の味方が悪者に負けちゃってHなオシオキをされるJAPANのHENTAIコミックブランドです!

    >似た者同士だったジンとアーソ、そして抱擁
    >ジンは自由を求めていた女性です。
    >戦争には興味がなく、ただ自分がそれに巻き込まれないことを、ただただ望んでいました。
    『ハンガーゲーム』のカットニスや今話題の半世紀前の呉に生きた人達を思い出しました。

    >ラスト5分が最高か!最高か!
    とは言ってもやはりここには燃えてしまいますよね!さあ、ローグワンが繋いだ未来を観に『エピソード4』をレンタルしよう!

  3. いいこま より:

    あけましておめでとうございます。先月17日に観たものの書く機会を逃してしまい気づいたら2017年になってました。

    個人的にこれは観て良かったです! EP4の出だしで語られた事柄が実はこんなに壮大な事だったとは…(一歩間違えたら完全に失念してしまってたのがものすごく申し訳ないです)。そしてそれがフォースのないある意味「無力」な人たちによるものなのがまた重みを感じさせてくれます。
    「案の定徐々に散って行っちゃったなあ…」というのは想定してたものの「ジンはダースベイダーに立ち向かおうとするも敵わず」という最期を想定してたのでジンとキャシアンの散り際が呆気なく感じられたのですが後で思い返したらデス・スターの設計図を送れたことで「希望」を見いだせたわけですしそこに至るまでの経緯を考えればいやいや決して呆気ないことなんてなかったです。
    犠牲は犠牲ですが決して無駄ではなかったですし帝国軍に抗った結果ですし。それでも喪って惜しい人ばかりでしたが…(特にK-2SOはむちゃくちゃですがいいキャラしてて憎めなかったですしC-3PO、R2-D2、BB8に劣らず愛すべきキャラと思いました。でもああいうやつが実際にいたらやだなあ…)。
    あと、ゲートを宇宙船で押して壊すくだりで「おいおい武器なかったのか」と思った自分が恥ずかしいです…!

    ソウ・ゲレラのくだりは自分としても「うーん…なくていいや」って感じです。『クローン・ウォーズ』からのキャラということを考えた時こういうのって自分は好きなはずですし全く貢献してないわけでないのですが…それ以上にいなくても成立するのでは感がやはり勝ってしまいます。

    >一方、パイロットのボーディはソウにメッセージを届けようとしたのに、疑われてよくわからんウニョウニョの生物に触手プレイをされました。
    ヒゲ面のおっさんの触手プレイなんて誰が観たいんだよ!
    >>ホント誰得ですよww変態呼ばわり承知で言うなら、何らかの形でジンに対してやってくれた方が需要はあったでしょうし(そういう問題ではないでしょうが)。
    ソウから「この触手の拷問を受けると腑抜けになる」って言われたようにボーディーは牢屋で腑抜けてしまって返事が遅れてしまってますし、その点に関しては「いらんことしてくれたなあ」と自分は感じてしまいます。
    >チアルートとベイズのイチャラブ
    >>この二人を観てると「この人たちホントに仲いいなw」って感じます。でなきゃ「礼は要らん」「一人ではない、お前がいる」なんて言えませんよ多分。
    あと「偶然かもしれないけどR2-D2とC-3POもこんな感じじゃなかったかな」とふと思いました(意味合いはやや異なるでしょうし下手な勘繰りかもしれませんが)。あの2機もなんだかんだ言っていいコンビですし。ていうかあの2機も登場すると思ってなかったので登場させたのは個人的にいい意味で驚きでした。
    まあ、R2-D2の中の人が亡くなられたこともその際思い出しましたが…。あとレイア姫も中の人の年齢的に出さないと思ったらCG等を活用して登場させてくれたのでこちらもいい意味で驚いたのですが…まさかその後心臓発作で倒れた挙句亡くなられるとは思ってなかったです(一命を取り留めたと聞いて安心してただけに訃報は本当にショックでした)。
    >フォースは目には見えない存在、それは盲目のチアルートも学ぶことができるものなのかもしれません。
    ひょっとすると、彼は盲目になったからでこそ、フォースに希望を抱くようになったのかもしれませんね。
    >>真贋はともかくとして目の見えない人は視覚がない分他の面が鋭くなるってやつですかねえ…。
    いずれにせよ、チアルートが最期までフォースを信じて動き成し遂げたのが個人的に本当に好きですし「信仰って大切なんだ」とある意味思います。
    >ドニー・イェンVSダースベイダーも見たかっt
    >>それはそれで観てみたかったですがおそらく描かれたとしても「それでもダース・ベイダーには敵わなかった…」ってことになってしまってたでしょうね…。
    >そんなジンとキャシアンの最期は、惑星が滅びるのを見ながら抱き合うという美しいものでした。
    この前、ジンはゲートが通れたときにキャシアンに抱きつけそうなくらい近づいたけどけっきょくすぐ離れたり、エレベーターに乗っていたときもキスができそうなくらい近かったんですよね(でもキスはしなかった)。だからでこそ、最期の抱擁が感動的になっています。
    >>哀しくもありますが「希望」が窺えますからねえ…。

    そもそも性格的なもので「先に過去作は押さえておかねば」という心理があるのでエピソード7観賞前に過去作は既に押さえてた状態でしたがおかげでエピソード4を事前に観ていた状態で良かったなと感じます。

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著者

ヒナタカ

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