『塔の上のラプンツェル』と『アナと雪の女王』の“鏡”という共通点について

『塔の上のラプンツェル』と『アナと雪の女王』の“鏡”という共通点について

3月10日(金)に地上波放送された『塔の上のラプンツェル』、何度観ても新しい発見がある素晴らしい作品でしたね。

本作はキャラクター造形が魅力的で、すぐに好きになれちゃうのも魅力の1つ。そのあたりを、以下の記事にまとめました↓
『塔の上のラプンツェル』“鏡に映った真実”とは?もっと魅力的になる3つの事実! | シネマズ by 松竹(ネタバレ全開で、特に最後の「おまけ」はラストをネタバレしているので要注意!)

この記事には書いていないけど、馬のマキシマスも最高に楽しいキャラですよね。

こいつの「人間より有能なんじゃね?」感はクレヨンしんちゃんのシロ(犬)をほうふつとさせました。
あと、原語で「できるだけ早く走れ!」と言っていたのを、日本語吹き替え版では「いいぞマックス、マックススピードだ!」に変更していたのも大好きです。

『アナと雪の女王』のハンス王子は「鏡」と呼ぶべき存在

さてさて上の記事では、『塔の上のラプンツェル』では「鏡」に重要な意味があるのでは?と書いたのですが、実は先週に地上波放送された『アナと雪の女王』の監督は以下のように解説しています。

“ハンス王子は、鏡のように周囲の人物の心象を写し出した存在である”

なぜハンス王子が鏡であるのかは、以下の解釈が素晴らしいので、ぜひ読んでみてほしいです↓
Red Notebook 『アナと雪の女王』ハンス王子の解釈(ネタバレ全開)

こちらを読めばそれでいいのですが、自分も少しだけこのハンス王子が鏡である理由を挙げてみます。

以下は『アナと雪の女王』のネタバレなのでご注意を↓

ハンス王子がいかに各キャラクターの「鏡」になっているかをまとめると、以下のようになります。

ハンス : アナ

ハンスは12人の兄弟の数人から「いないもの」として扱われていた : アナは姉であるエルサから拒絶されてきていた

ハンスは出会ったその日にアナにプロポーズする : アナはハンスに出会ったその日のプロポーズを受け入れる

ハンス : エルサ

ハンスは氷の城で兵士たちに反撃しているエルサに向かって「人々を苦しめるようなことはしてはいけません!」と言っている : エルサは妹のアナや周りの人々を苦しめるようなことを何よりも怖がっていた

ハンスと馬 : クリストフとスヴェン(トナカイ)

馬はハンスを見習って会釈をしていたので、船にいたアナが海に落ちそうになってしまう : クリストフとスヴェンはニンジンを分け合って食べていたりと、親友のような付き合い方をしている。

馬は落ちてきた雪にびっくりして、アナを見捨ててハンスの元に去ってしまう : スヴェンはアナとクリストフのピンチを何度も救ってくれた。

ハンス : ウェーゼルトン公爵

ハンスは本性を隠して、自分の顔を立てながら虎視眈々と王位継承を狙っていた : ウェーゼルトン公爵は危険なものをすぐ排除して、自分の利益ばかりを追い求めていた。

まとめ

こうして比較してみると、「ハンス:アナ」「ハンス:エルサ」「ハンス:ウェーゼルトン公爵」は同じような行動や目的意識がある一方で、「ハンスと馬:クリストフとスヴェン」だけは「正反対」になっていることがわかります。

ハンスは、アナ、エルサ、ウェーゼルトン公爵にとって「そうなっていたかもしれない」姿であり、クリスフトフとスヴェンにとっては「そうは絶対にならない」存在と言えるかもしれないですね。

アナ雪の各キャラクターの魅力については、自分もこちらにまとめました↓
『アナと雪の女王』はこんなにも深い!キャラクターがもっと魅力的になる7つの盲点 | シネマズ by 松竹(ネタバレ全開)

余談ですが、アナ雪の地上波放送のエンディングは地獄でしたね……こちらの受け答えも下手すぎる↓
「アナ雪」エンディングに賛否 フジテレビが語る演出の理由 (BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース

(C)Disney Enterprises, Inc. All rights reserved

publicShare

theatersタグ

chat_bubbleコメント

  1. ウォークベェース より:

    ドラえもんの新作はレビューしますか?

    • hinataka hinataka より:

      途中まで書いたのですが、ちょっといろいろモチベーションが下がっております……来週に書くかな。最近更新が遅くてすみません。

      • ウォークベェース より:

        返信ありがとうございますm(_ _)m。そうですか。楽しみに待ってます^_^。

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。
メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

著者

ヒナタカ

カテゴリ

文字から探す

レビュー点数で探す

extensionその他サイト

あわせて読みたい

この記事を読まれた方によく読まれている記事です。よろしければこちらもご一読下さい。

vertical_align_top