『見えない目撃者』日本最高峰のスリラー映画である「8つ」の理由を全力解説!(ネタバレなし感想)

『見えない目撃者』日本最高峰のスリラー映画である「8つ」の理由を全力解説!(ネタバレなし感想)

今日の映画感想は、9月20日より上映が開始された見えない目撃者(2019年)(日本版リメイク)です。

個人的評価:9/10

一言感想:この気持ちに寄り添ってくれて、ありがとう

あらすじ

盲目の女性が誘拐事件を目撃します。

初めに断言しておきます。この『見えない目撃者』は(韓国映画が原作であるのでこの文言は適切ではないのかもしれませんが)、冗談やお世辞など抜きで日本のスリラー映画の最高傑作であったと!

本作は2011年の『ブラインド』のリメイク(忠実なリメイクである同名タイトルの中国版もあり)なのですが、そちらとはかなり異なる内容になっていました。

もちろんシチュエーションやアイデアなど踏襲されているところも大いにあるのですが、様々なアレンジが施されており、そこにこそ大きな感動があったのです(詳しくは後述します)。

何より本作は、「盲目の女性が猟奇殺人犯を知恵と工夫を駆使し見つけ出し、そして対決する」というホラーとして怖いですし、エンターテインメントとしても抜群に面白いです。
そして、障害者と全ての「誰かのために何かをしたい人」に捧げた優しいメッセージ、登場人物がこの世のどこかに生きているようにも思える豊かな人間ドラマにも……もう溢れる涙を抑えることができなかったのです。

ネタバレのない範囲で、その魅力をたっぷりと解説しましょう!

1:盲目の主人公の絶望、そして自分で誘拐事件の捜査をする過程に説得力がある!

物語は、警察官として将来を有望視されていた女性が、自身の過失による交通事故で、憧れていた警察官としての職業も、視力も、そして大切な弟も失ってしまうことから始まります。彼女が“絶望”していることは、その3年後の彼女の言動や生活などの丁寧な描写から、痛いほどに伝わってくるでしょう。

特筆すべきは、“盲目”の彼女が誘拐事件を“目撃”し、必死になって警察にその事実を訴えることです。しかしながら、実際の彼女の証言は当然“耳で聞いたこと”のみであるので、警察からは確定的ではないと訝しく思われてしまいます。そのため、彼女は独自に誘拐事件の調査を開始していくことになります。

この『見えない目撃者』の主人公の女性を心から応援したくなる理由は、ここにあります。たくさんの大切なものを失い、これ以上のない絶望に沈んでいた女性が、残された自分の能力を信じ、誘拐された人をひたすらに救おうとすること……それは警察官であった彼女の正義心であり信念でもあり、“生きる目的”と言い換えられます。しかも、肝心の(自身の元の職業だった)警察は自分の証言を完全には信じてくれず、頼りにはできない……だからこそ、独自に捜査をする彼女の行動理由が誰にでも納得できるのです。

同時に、その“主人公が元女性警官”であることは、彼女が類い稀な推理力や度胸を持ち合わせていることにも、大いに説得力を持たせています。設定をしっかりと練り上げ、感情移入ができる主人公像を作り上げたことを、まずは賞賛すべきでしょう。

2:無気力な少年の心境の変化にも泣かされるバディムービーだ!

本作は“バディムービー”でもあります。凸凹コンビが事件の解決のために奮闘しその関係性が変化していくという、『48時間』や『ミッドナイト・ラン』や『ズートピア』や『探偵はBARにいる』などと同様の楽しさがあるのです。

この『見えない目撃者』で主人公の盲目の女性のバディ(相棒)となるのは、無気力で投げやりな高校生です。彼は初登場時こそ生意気で小憎らしいですが、序盤にある“不誠実な教師との会話”では同情すべき家庭環境も見え、その後には少年らしい純粋さや正義感も持ち合わせていることも徐々にわかるようになっています。

そんな彼の心境が次第に変わっていく過程も、とても丁寧に描かれていました。彼が危険な目に遭った時の女性の言葉、反対に彼女が危険な目に遭った時の彼の言葉、それらがとても切実な想いに溢れており、彼らの行く末を心から良いものでありますようにと願いたくなるのです。(特にあの“マフラー”のシーンには感動した!)

なおかつ、その少年は盲目の女性とは別の、彼でしかできない方法で捜査を進めていきます。性格が正反対で、初めは水と油に見えるけど、実は相性抜群なコンビじゃん!と思えてくるという、バディムービーと“捜査(推理)もの”の面白さでいっぱいなのです。

3.全ての障害者と「誰かのために何かをしたい人」へ捧げるメッセージに感涙!

この『見えない目撃者』を自分が心から支持する理由が、ここにあります。一生付き合っていかなければならない(視覚)障害に真摯に向き合い、障害を持つ方の悩みに寄り添うことだけでなく、全ての「誰かのために何かをしたい人」の気持ちに寄り添っているのですから。

前述したように、主人公の盲目の女性は絶望していましたが、誘拐された女性を見つけ出し救いたいという警察官という職業の本分と、同時に自身の“生きる目的”のために行動しています。その日常生活には多数の困難がありますが、彼女は持ち前の(視覚以外の)能力を駆使して真実に迫っていきます。

相棒となる無気力な少年は、「自分には関係ないことだ」と初めは捜査に非協力的でしたが、女性の「人を救いたい」という熱意に感化され、彼は女性のサポートを全力で行動するように、そして心から彼女を尊敬するようになっていきます

さらに、初めは女性の証言を訝しく思っていた警察官たちも、その職業だからこその使命で行動していくようになります。例えば、劇中に定年退職間近の警察官というサブキャラクターがいるのですが、彼がなぜ趣味もなく警察官の仕事に従事しているのか?という、自己の存在理由を問い直すセリフもあるのです。

序盤こそ警察は女性の証言に懐疑的で役立たずにも見えますが、終盤に「警察官ってカッコいいんだよ!」と謳い上げるセリフもあってそこにも感動させられました。警察という仕事、その市民の安全を守る使命そのものも、本作では賞賛されているのです。

まとめると、この『見えない目撃者』は、視覚障害者、無気力な少年、警察官たち(言い換えれば“仕事”そのもの)という複数の視点から、“誰かを救うために全力を捧げる”ことへの尊さが描かれているのです。そのあたたかいメッセージを論理的にまとめあげ、説教くさくなく訴えることに成功しているのも驚異的!

特にラストシーン間近、主人公が視覚障害者だからこその、“その方法”で“その救い”を描いたことに、もう泣き死ぬかと思うくらい感動させられました。視覚障害を持つ人へのエールとして、そしてその嬉しさが障害者ではない人にも伝わる方法として、これ以上のものはないでしょう。

4:R15+指定の残酷描写は犯人のおぞましさを描くために必要だ!

本作は目を覆いたくなるほどの残酷描写のためR15+指定がされており、端的に言ってなかなかグロいです。もちろん、それは作品に必要なものでした。

なぜなら、犯人のやっていることのおぞましさを、その残酷描写でこそダイレクトに感じ取れるから。誘拐された少女の恐怖だけでなく、犯人が異常な動機で犯行を繰り返しているという事実、何より“これ以上犯人に迫ると本気でヤバい”という恐怖と緊張感も、この残酷描写により伝わるようになっているのです。

5:原作の韓国映画にはない要素が盛りだくさん!日本独自のアレンジはこれだ!

ここまで今回の日本版『見えない目撃者』を賞賛しましたが、以上に挙げたほとんどのことが原作の韓国映画『ブラインド』にはなかった、または脚本のアレンジよりに“強化”されていたことも強く訴えておきます。

今までの1:〜4:の項目が『ブラインド』ではどうであったか、簡潔に示しおきましょう。正直に言って、こちらは物語として納得しにくいところが散見されました。

  1. 盲目の女性の絶望と彼女が自分で捜査をする説得力→『ブラインド』では盲目の女性は養護学校の生徒たちからも慕われていて、警察学校の復学も目指しており、絶望しているようには見えない。目撃した事件も「乗ったタクシーの運転手が明らかにトランクに人を乗せていた」というものであり、警察は存分にその証言を信じる。
  2. 無気力な少年とのバディ要素→『ブラインド』では少年は不遜な性格であり警察の垂れ幕にスプレーで落書きをしたりする。また警察官が女性の証言を信じてしっかり行動しているため、その警察官と少年のキャラが食い合ってしまっている
  3. 障害者と全ての「誰かのために何かをしたい人」に捧げたメッセージ→『ブラインド』では直接的には読み取りにくい。しかも欺瞞としか思えないセリフもある
  4. 残酷描写→『ブラインド』は韓国映画としては残酷描写が控えめで子供が観ても問題ないレベル

この『ブラインド』で特に残念だったのは3.で、劇中に「盲目は障害じゃない。本当の障害は心の中にある」という、それは幾ら何でもキレイゴトで片付けすぎだろ!と残念に思えたセリフがあることでしたね。障害はそんな精神論でどうにかなるものではないでしょうに…(もちろん精神の問題である場合もあるでしょうが)。

しかも、『ブラインド』で女性が警察学校を辞めさせられたのは、視覚障害のせいではなく、ダンスにのめりこんでいた弟を無理やり連れ出し、あまつさえ車の中で手錠をかけるという“やりすぎ”の行為なせいとも語られているんですよね……。そんなわけで、原作の『ブラインド』は障害を軽く考えすぎてやしないか?とも思ってしまったのです。

しかし、この日本版『見えない目撃者』では、その主人公の“やりすぎ”なことは責められていないんですよね。むしろ、「大切な人を救うためだったら迷惑をかけてもいい」ということが、序盤にある少年と不誠実な教師との会話シーンで訴えられていると言ってもいいでしょう。

さらに、日本版『見えない目撃者』では、聴覚障害者となった女性の絶望をこれ以上ないほど描き、かつ警察も自分の証言をなかなか信じてくれないと、『ブラインド』よりも主人公を“追い込む”作劇がなされているのです。決して甘やかすことをせず、そして最終的に障害を持った人にエールを送るメッセージを送るその誠実さが、大好きで仕方がないのです。

そして「誰かの命を、大切な人を救うという目的は、何よりも優先されるべき」だ。この『見えない目撃者』はそんな根源的な、人間が人間らしくあるための正しい価値観を訴えているとも言えるでしょう。

6:エンターテインメントとして“面白い”理由がこんなにもある!

作品の尊い精神性についてたくさん語ってきましたが、本作は先に掲げたようにエンターテインメントとして抜群に面白いです。実は犯人探しにおける推理や捜査の過程も、実はこの日本版『見えない目撃者』のオリジナルであり、原作の韓国映画『ブラインド』とはかなり異なっているのです(こちらでは犯人が始めから素顔を見せていたりもします)。

そもそもの「猟奇殺人鬼VS目の見えない目撃者」というバトルの設定が面白いですし、盲目の女性と少年が“共闘”する展開もサスペンスとして非常にハラハラできます。それは映画としての見せ方も抜群に上手く、特に地下鉄でのシーンは「その手があったか!」と感心できるものでもありました。

その「その手があったか!」というサスペンスのアイデアは概ねで原作の『ブラインド』からあるものなのですが、シーンによっては+αのさらなる工夫が盛り込まれていました。特にクライマックスでは「そこをそう変えたのか!」という発想(それは伏線を見事に回収したものである)にも感動がありました。

予告編にある「五感を震撼させる衝撃のラスト20分」という触れ込みは伊達ではありません。詳しくはネタバレになるので書けませんが、映画を観ている観客は“視覚”と“聴覚”しか使っていないはずなのに、嗅覚や触覚も(流石に味覚はなかったですが)感じさせるように“錯覚”するかのような演出にもなっているのです。

また、日本にある少女の援助交際という社会の暗部、それに関わるリアルな”裏”の事情を描いているのも、今回の『見えない目撃者』独自のアレンジなんですよね。あらゆる箇所で「原作の完コピのリメイクにはしない」気概を感じることができました。

そして……『ブラインド』を観た方にはもう感涙必死、「これが観たかった!」と思えるさらなる“あるプレゼント”が用意されているんですよ!これは絶対にネタバレになるので書けないんだけど、ありがとう!ありがとうと心から作り手に感謝を捧げます。

7:吉岡里帆と高杉真宙がキャリア史上最高の熱演でありハマり役だ!

ここまで書いていても、まだこの『見えない目撃者』の最大の魅力を挙げていませんでした。それは、若手の人気俳優の吉岡里帆と高杉真宙の実質的にW主演で作あるということ。2人ともが、そのキャリア史上最高のハマり役であり、熱演であったと断言します。

吉岡里帆は撮影に入るにあたって、女性警察官、視覚障害者、盲導犬トレーナーに長時間の取材を入念に行うのはもちろんのこと、射撃練習やアクションもトレーニングしました。さらには視覚障害者の「視線は動かさないで、かつ目に感情を乗せる」という表情の作り方も追求し、見事にやり遂げているのです。

高杉真宙演じる少年は、一見すると無気力で投げやり、軽薄な印象があるのですが、高杉真宙自身の愛らしい存在感と、冷めた態度にも宿る優しさを感じる表情のおかげで、とても豊かなキャラになっています。クールだったはずの彼が、“声を荒げて真剣に怒る”シーンの変化にも、強いインパクトがあるでしょう。また、劇中で高杉真宙はスケートボードも他の仕事と並行として猛練習したそうで、その“アクション”の見事さにも感服させられました。

さらに、盲導犬のラブラドール・レトリバーも訓練を受けた俳優犬で、人間に負けず劣らずの名演を見せているんですよ。
ワンちゃんが可愛くてカッコいい犬映画としても超ハイレベルなのです。

その他のキャストも、大倉孝二、浅香航大、酒向芳(『検察側の罪人』で最悪の犯罪者を演じた方)、松大航也、國村隼、渡辺大知、柳俊太郎、松田美由紀、そして田口トモロヲと非常に豪華。それぞれが知名度ばかりを優先せず、それぞれのポテンシャルにマッチした役を好演していることにも注目です。特に、犯人役の“あの人”のおぞましさはすごいぞ!

欠点はツッコミどころがあること?

ここまで、この日本版『見えない目撃者』を賞賛しましたが、1つ気になってしまうことがあります。

それは、そこそこのツッコミどころがあるということ。「そこは刺さないんだ」「そこは待とうよ」「流石に迂闊すぎるよ」などと、どうしても思ってしまうところが散見されるんですよね。これは、もう少し脚本を詰めるか、現場で工夫すれば回避できそうでもあったので、ちょっと残念でした。

これで思い出したのが、日本の警察はおバカさんしかいないのかとめっちゃ心配になったスリラー『クリーピー 偽りの隣人』ですね。いや大好きな映画なんですが、流石にここまで警察が間抜けなのは…設定もちょっと無理があるし…ダークファンタジーというか、寓話(ある価値観を訴える物語)としてみれば楽しめるんですけどね。

※ブログ記事はこちら↓
『クリーピー 偽りの隣人』綱を渡りきった男(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

この『見えない目撃者』も、そのツッコミどころのおかげで「リアリティがない」と思ってしまうと、少し冷めてしまうかも…?というのは否定できません。でも個人的には、これくらいであれば”その展開がやりたいから”生じた些細な欠点として、十分に許容できるレベルでした。

また、主人公は独自で捜査を始めて、その過程でいろいろと周りに迷惑をかけてしまうことが気になってしまう方もいるかもしれませんね。これも個人的には、前述した通り劇中に「誰かの命を、大切な人を救うという目的は、何よりも優先されるべき」という提言があると感じたので、許容できました。

8:まとめ(スタッフとキャストのみなさん、本当に面白い映画をありがとう)

監督は『重力ピエロ』のようにサスペンスと人間ドラマを兼ね添えた作品を作り上げた森淳一、脚本は同じくスリラーである『ミュージアム』や原作の精神をしっかり拾いあげた藤井清美(森淳一監督との共作)です。

そのスタッフの采配と尽力が素晴らしいのはもちろん、画作りも非常にソリッドで見応えがあるのものになっている、視覚障害者の感覚を映像でしっかり見せているのが素晴らしいです。128分とスリラー映画としてはやや長めの上映時間ですが、全くダレることがないのは脚本・俳優の演技・編集まできめ細やかな工夫がされているからでしょう。

さらに“みゆな”による主題歌も最高にマッチしているんですよね……(こちらのPVは本編のネタバレ注意かも)。

もう最高のスタッフとキャストが、最高の映画を作り上げた……ということで、この感想記事を閉めましょう。掛け値無しに面白くて、そして現実に生きる勇気がもらえる素晴らしい映画を作ってくれて、本当にありがとうございます!

おまけ:この似ている映画もおすすめ!

本作『見えない目撃者』が気に入った人は、同じく視覚障害者の女性が戦うスリラー『暗くなるまで待って』や、盲目の最強おじいさんと3人の泥棒がバトる『ドント・ブリーズ』もオススメですよ!

※『ドント・ブリーズ』のブログ記事はこちら↓
『ドント・ブリーズ』すぐ近くにいた泥棒をスルーした理由とは?(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ (C)MoonWatcher and N.E.W.

※↓コメントはネタバレ全開の内容を募集しています!まだ観ていない方はご注意を

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  1. hinataka hinataka より:

    こちらのコメント欄ではネタバレ全開でどうぞ!

  2. hinataka hinataka より:

    ブログ読者の「さはる」さんからDMでコメントをいただき、転送許可をいただきましたのでコメントを記します!

    ヒナタカさんが指摘・評価されていたところも分かるんですが、私の完全に個人的な感想で「ブラインドと比べると…。」と思ってしまい、すみません。あんまり乗れませんでした。

    以下ブラインドと比べ、という感想になってしまいますがご了承ください。

    ブラインドだとかなり最初の方で真犯人が提示されるし、登場人物も割りと少なくてあまり中弛みがなく、かなりシンプルな印象でした。あとワンちゃん(スルギ)のキャラ付けも良く、序盤にうっかり車が走る交差点に出ちゃう「ドジっ子」ぷりをみせたり、主人公や刑事と遊んでもらったりと感情移入出来るシーンがあり、結果としてあのシーンがキツくなりました。
    しかし、見えない目撃者では主人公と盲導犬(パル)との関係が非常にドライに感じました。それは多分実際の関係を再現したんだと思いますし、正しいアプローチだと思いますが、個人的にはそれが勿体ないなと思いました。
    あとクライマックスについても、ブラインドだと最終決戦の場所が「自分が幼い頃に育った養護施設」なので、目が見えないハンデを相殺出来る、互いの戦力値がイーブンに出来るという展開が面白かったんですが、見えない目撃者だと完全にアウェイに乗り込んじゃってるので「間取りを聞いただけでそんなに立ち回れるんかいな!」とツッコミを入れたくなりました。
    演者については、私は吉岡里帆は大好きですし、彼女の熱演は勿論のこと、他の演者も見事なんですが、真犯人については「やりつくされたサイコパス感」がして…。本作はR15になっていますが、R15にならないと持ち味が出ないようには感じなかったです。死体の損壊シーンも直接見せなくて音だけで想像させることも出来るし、大倉孝二が頭を割られるシーンも同様。
    あと終盤にアイツが銃で腕撃たれてもノーリアクションってどういうこと?痛みを感じない設定?の割には少し居なくなった後にテープで止血して出て来たので…。

  3. さはる より:

    コメント転載、お手数をかけていただきありがとうございます。お礼を言っておいて前のコメントの補足をしてしまうのは非常に心苦しいですが…。
    本作は主人公を徹底して追い込む作風になっているのは分かりますが、それならあの喫茶店で女の子に「インスタに載せるんで写真撮らせてもいいですか?」と言われ、自分が撮られるものだと思って勘違いし、ハニカミ笑顔を見せる主人公の描写はいらなかったです。主人公が劇中で笑顔を見せるシーンは、最後の救急車に乗り込んだところ以降にして欲しかったです。
    あと中盤の地下鉄駅内のチェイスシーンの最後、パルにメチャクチャ吠えられて、終いには噛みついてこられてるのに、あの人を無慈悲に殺しまくってるサイコパスの犯人が、なかなか攻撃を加えないのはおかしい。しかもその攻撃は「シャイニング」の終盤に包丁を持ったシェリー・デュヴァルがジャック・ニコルソンの手を切りつけた程度の感じ。そんなんじゃワンちゃんは引き下がりません(犬種は違いますが最近観たある映画で攻撃性を持ったワンちゃんがどういう行動とるのかよく分かる作品がありました)。ブラインドではなかなかエグくて悲劇的な最後を迎えてるのに…。R15って何のためにあるのでしょうか。

    苦言の補足になってしまいすみません。

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