『デスノート Light up the NEW world』駄作である理由をたっぷり語ってやる(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『デスノート Light up the NEW world』駄作である理由をたっぷり語ってやる(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はデスノート Light up the NEW worldです。

個人的お気に入り度:3/10

一言感想:おもしろくなってこなかった

あらすじ

デスノート争奪戦をするかと思ったら、アホな人物がアホばっかりする話。

日本はもちろん世界中で話題になり、ハリウッド映画化企画も進行しているコミック『デスノート』。
本作は2006年に公開された2部作の実写映画版の、10年ぶりの続編となっています(窪田正孝主演のドラマ版とのつながりはありません)。


なんか、スピンオフ映画『L change the WorLd』の存在が無視されているのは気になりますが、まあそっちは若干黒歴史化している駄作だったからね……。

でね……まあね……結論から言えば本作も、よくできていた2部作映画の続編と呼ぶのは憚られる駄作だったという感じです。
あまりにも多い問題点を、以下に箇条書きしましょう。

『デスノート Light up the NEW world』が駄作である8つの理由

(1)心理戦(頭脳戦)がほぼ皆無
えーと原作『デスノート』の魅力って何でしたっけね。
異論はあるとは思いますが、その一番のおもしろさは「天才同士の殺すか殺されるかの一触即発の心理戦」にあったと思うんです。
でも今回はアホな登場人物が適当に行動しまくって、結果的に罠にはめられたりはめたりしているだけです。
頭の悪い登場人物が心理戦をする(できていない)って……おもしろくなるわけがないじゃん。


※格好つけているけど、彼らはバカです。

(2)悪玉の行動原理が意味不明
今回は「デスノートを6つ集めると人殺しの能力を封印できる(7つ目が効力を持たなくなるため)」というルールが持ち出されています(これ自体は原作でも
チラッと紹介されていたルールでした)
そのため、善玉側の目的は「デスノートをすべて回収する」と明確。こちらは問題ありません。
しかし、悪玉役もなぜかノートをすべてぶんどろうとしているんですよね。そっちは集めたところで意味あるの?1冊あれば殺人は十分できるじゃん。むしろほかのデスノートもご丁寧に集めているから、善玉側の有利にしかなってないじゃん。
せめて、悪玉側は一定の価値観を持っており、ほかのノート所持者の殺人を許さないという描写があればよかったんだけどなあ。
(追記:すみません、自分は完全に聞き逃していたのですが、こいつがノートを6冊集める理由は、キラあるいはその後継者と思われる人間に会う条件を満たすため、と作中で説明されていたとご指摘を受けました。でも強引な動機付けだなあ……)

(3)物語の軸がブレブレ
これも大きな問題。
原作の『デスノート』は「殺人ノートを持った天才VS世界一の名探偵」という構図がシンプルで、それがサスペンスとして昇華されていました。
だけど本作では、3人の主要人物に6冊(多すぎ)のデスノートをどう転がせるかにチャレンジするばかりか、キラ(殺人者)の後継者などのたくさんの要素を入れ込みすぎたため、結果的に物語の筋が複雑になりすぎています。
そのため、悪玉側、善玉側、どちらにも感情移入できず、どういう点にハラハラすればいいのかわからなくなるのです。

(4)ハッカーがなんでもできすぎ
本作での悪玉キャラはハッカー。とっても優秀でして、なんとこんぴゅーたーと名前がついているものはなんでも操れるんですって☆
こんなことできたらデスノート持っていなくても世界を牛耳れるだろ。


※こんぴゅーたーウイルスだって簡単に作れちゃうんDA☆

(5)そのほかもツッコミどころ満載
終盤になるに従って「これ変じゃね?」「さっきと矛盾しているじゃん」「なんだこのゴリ押し展開」と心の中で言うしかないツッコミどころが押し寄せてきます。
たとえば、デスノートには「対象者の顔全体が見えていないと効力を持たない」とルールがあるため、捜査班は片腕で口を塞ぎながら銃をつきつけるのですが、マスクでもしてればいいじゃん
終盤はもはや脚本の都合で登場人物が動くだけ、という感じ。ご都合主義とかそういうレベルじゃねえぞ。
失笑するしかない珍シーンも盛りだくさんで、ある意味でク◯映画フリークとしては楽しめました。

(6)原作をリスペクトしているようでしていない
種々の展開において表面上は原作をリスペクトしているのに、中身はめっちゃ雑で結局原作の精神性を理解していないことが見て取れるのですよ。
たとえば、死神のリュークというキャラは、原作ではデスノートを持った人物に干渉しない「傍観者」な立場であったのですが、今回は積極的にデスノートでの殺人に加担しているような節があります。
これでは原作ファンが「キャラが崩壊している」「脚本書いたやつは原作を読んでいるの?」と思っても仕方がありません。


※こんなのリュークじゃないという声が多数

(7)ラストが許せない
詳しく書くとネタバレになるので↓に書きますが、倫理性とか、論理的矛盾とか、いろいろな点でこいつは到底許せません。

(8)エンドロール後の1シーン
個人的に一番ムカついたのがこれ。これを考えた人の名前をぜひ教えてほしいですね☆(デスノートにメモするから)

いいところもあるよ!

とまあいろいろディスりましたが、観ている間はそれほど退屈ということもありません。
なぜなら、監督が『アイアムアヒーロー』でエンタメ作家としての実力を見せつけた佐藤信介であり、池松壮亮と菅田将暉という若手俳優がさすがの存在感を見せているから(今回は東出昌大さんもそんなに演技は下手ではないと思う)。

オープニングシークエンスはハリウッド映画と見間違うほど洗練されていますし、驚きを与えるシーンでの演出も冴え渡っています。
監督と役者がしっかりしているけど、脚本が破綻しまくって失笑の連続になっているのが問題(大問題)というのは、愛すべき駄作『MONSTERZ』をほうふつとさせますね。

また、人気声優の沢城みゆきさんが演じる、「アーマ」という死神のキャラは大好きでした。

乃江さんによる死神の造形も素晴らしい。
沢城みゆきボイスの死神と、マンガでしかありえないようなキャラの池松壮亮との会話は微笑ましく、ずっと観ていられるような魅力がありました。


※彼は実はツンデレ気味です。

「おもしろくなってきた」→え?

本作で一番絶望するのは、作中で3回も誰かが「おもしろくなってきた」と言うのに、実際はつまらなくなっていくことですね。最後のほうに「おもしろいだろ?」と問われるリュークが「ハハッ……」と愛想笑いをしていませんでした?

ちなみに、本作の世間的な評価は、原作の熱心なファンからは大酷評、「デスノートの名前くらいは知っている」ライトな層からはそこそこ好評のようです。

監督と役者が比較的まともなので、矛盾点やツッコミどころ、原作への冒涜ポイントに目をつぶれれば、十分楽しめるかもしれませんよ(ハードル高すぎ)。
原作ファンの方にも、「ビジュアルの出来だけはいい二次創作」だと思えば楽しめるかもしれませんよ!そんなわけでおすすめDEATH!

↓以下はネタバレ。ほぼツッコミしかしていません。

※以下、メインキャストの東出昌大、池松壮亮、菅田将暉はそのまんまの名前で書きます。

『君の名は。』スタート

オープニングの雲を突ききって落下するデスノートを横から見た画……というのが、『君の名は。』の初めに彗星が落ちる画とほぼ同じで驚きました。
たぶん偶然でしょうけど、もし『君の名は。』の大ヒットにあやかってこのシーンを付け加えたのだったらイヤだなあ。

コンソメポテチがしゃべります

いやあ、すごかったですね。
何がって、どこからか月(藤原竜也)の声が聞こえる→ミサミサ(戸田恵梨香)がその方向を向くとコンソメポテチが!→コンソメポテチを開けると中からスマホ登場!のシーンですよ!


ポテチが「ミサ、こっちだよ」としゃべるのは高度なギャグですよね?(劇場で俺しか笑ってなかったけど)
このコンソメポテチは原作である作戦を遂行するときのアイテムとして出てくるんだけど、それは月とリュークしか知らないだろ。ミサミサにポテチでアピールする意味がどこにあんねん!

わざわざ「お前はこう死ぬよ☆」と教えてくれる菅田将暉

菅田将暉が配送員に変装して、船越英一郎演じる判事にデスノートに書かれた「いまからあんたはこう命令されて死ぬよ」を届けに来るシーンは笑いました。




必要ねえだろ!!!!!!
100歩譲って「デスノートを回収するため」だとしても、その人物が死んだ瞬間に来ればいいんだしさあ……。

ちなみに、ほかのノートの持ち主とのデスノート争奪戦が始まるかと思っていたら、なんかダイジェスト的にロシアの医者とウォール街の男が死んでいました

どうせならデスノート6冊をめぐってのバトルロワイヤルにしたらいいのに……そういや松坂桃李が演じる新しい死神も、序盤の1分くらい出てきた後は姿を見せませんでしたね。


※「人間界には6冊のノートがあるよ」と言っただけで出番が終了する死神。

松田のバカ(真剣)

えーと、自分は原作で「松田」というキャラが一番好きなんです。
この子はドジっ子キャラでみんなに迷惑をかけるんだけど、まわりまわって有能な存在になっていくという愛すべきキャラなんですね。

今回の松田も、捜査員のみんながデスノート対策のために偽名を使っている中、1人だけ本名を名乗っているので「あっ俺本名のままだった(てへぺろ☆)」とほざきます。
で、その松田は本名をそのまんまにしていたおかげで、菅田将暉に名前をデスノートに書かれて死にます

この展開のときの自分の顔→_:(´ཀ`」∠):_

あのね……松田のドジはかわいいものとして処理するべきものだと思うよ。
だけど、松田のドジがマジで殺されてしまう原因になったらかわいそうっていうか、松田自身が気づいた瞬間にさっさと偽名に変えろよ。ほかのメンバーもツッコめよ。

※以下のコメントをいただきました。
パンフによると本名のままにしたのは生前の夜神局長が10年前の事件の際に本名で命を懸け戦ったことからその遺志を継いだことによる意地らしいです。それでも死んだら元も子もないですし、もし本名のままだったのが原因だったらと思うと…。

あ、でも松田があいも変わらず月くん好き好きオーラをばらまいていて、月が生きているかもしれない可能性を聞いて顔がほころび、池松壮亮に「喜んでじゃねえよ、バーカ」と言われるシーンは大好きです。

無能すぎるデスノート対策本部

終盤でデスノート対策本部の2人が、口元をまったく隠さずにミサミサに突撃するシーンは大笑いしました。そりゃ速攻で殺されるに決まってんだろ!ていうかマスクすればいいだろ!(2回目)

後、序盤のデスノート通り魔事件でもそうだったんですが、一般人が多すぎて犯人のところへなかなか進めないという展開はやめてくれませんかね。
デスノート対策本部は狙撃できる人を雇うべきでした。

バカすぎる菅田将暉

菅田将暉は、ノートが本物であるという証明のため、コインロッカーにノートの切れ端を入れることを指示。それを浮浪者に触れさせて(そうすれば死神の姿が見える)、その驚いた姿を監視カメラで見ることで、本物のデスノートだと判断します。

切れ端が本物だからって、ノートも本物だとは限らんだろ。案の定、菅田将暉は偽物をつかまされているし!

めんどくさいからSAT登場させちゃえ☆

えーと、けっきょく善玉に見えた東出昌大が、黒幕こと新たな「キラ」であることが明らかになります。
彼はノートに触れて記憶を取り戻すんですけど、序盤で保管されていたデスノートと、池松壮亮の家にあったデスノートにも触っていなかったっけ?そんときにも記憶戻っていないとおかしいだろ。
→違うノートなので記憶が戻らなかったのでは?とご指摘をいただきました。

しかも、真相が明らかになった後、SATが銃を乱射しながら潜入してきました
あのね、もうこれ脚本家が偽キラ+本物キラ+竜崎(Lの後継者)の三つ巴をどう処理していいかわからなくなって、展開を投げたようにしか思えねえよ。

さらに、菅田将暉がリュークとタッグを組んで、デスノートでSATを殺しまくろうとするのですが、けっきょく銃撃の勢いには追いつけなくなります。
そこで池松壮亮が開口一番「ノートが銃に勝てるわけねえだろ」
「身も蓋もない」とは、こういうセリフのことを言うんですね。

しかも、地下で池松壮亮と東出昌大を待っていたデスノート隊策本部の藤井美菜は「ICPOは手を引きました。もう大丈夫」とかほざきました。素晴らしいご都合主義ですね(棒読み)

よかったところその1:ミサミサの最期

ミサミサの最期が、デスノートに「月の腕に抱かれて死亡」と自分自身が書いた結果によるもの、というのはよかったですね。
彼女は菅田将暉に言った通り、月が生きているとは信じていない……はずでしたが、やはり、わずかな可能性でも月が生きていて、その腕の中で死ねるという希望を抱いたのでしょうね。
ミサミサはまたも死神の目を手に入れており、その代償でさらに寿命が短くなっていたでしょうから、長くは生きれないということがそもそもわかっていたのかもしれません。

ただ、ミサミサの性格を思えば、やはり月と少しでも長く寄り添おうとするでしょうし、この展開にも納得いかないファンが多そうですね。

よかったところその2:死神アーマの最期

死神のアーマ(声:沢城みゆき)が、池松壮亮の友人である(と思っている)東出昌大を守るために人を殺し、その代償として自殺してしまうという展開もよかったですね。

ただ、作中にもう少しだけでも池松壮亮と東出昌大が友人っぽく関わるシーンはほしかったかな。2人はほとんどいがみあっていたばかりだったので。

よかったところその3:平穏な名前

池松壮亮と東出昌大がお互いの本名を打ち明けて、池松壮亮が「お互い平穏な名前やなあ」としみじみ告げるシーンも大好きです。

原作では「渋井丸拓男」とか「恐田奇一郎」とか、それこそ「夜神月(ライト)」とか、いい意味でありえない名前が多かったんですよね。
この平穏な名前が、原作に対してのいい皮肉になっているのです。

後味悪っ

新生のキラであったはずの東出昌大に、そのままLの役目を背負わせるというのはやはり納得いかないなあ。

東出昌大は一応「俺にそんな資格はない」と言っていますが、そもそも池松壮亮の名前をデスノートに書いたのはこいつ、しかも今回の事件の黒幕もこいつなのであって、そんなやつにデスノートの今後を任せんなやと。
東出昌大がいくら改心したように見えても、またデスノートを手に入れてまた凶行に及ぶ可能性がないとは言えないでしょう。
せっかく池松壮亮本人も「デスノートで狂ってしまう人間」について語っていたのに……。
キラとLの両方の性質を持つ彼は確かに強力かもしれませんが……そいつしか生き残らなかったという結末はあまりに後味が悪いです。

そういや、池松壮亮はL(松山ケンイチ)と「デスノートを使わない」という約束をしたと言っていましたが、この選択のほうがLの想いを裏切っていないか?
Lの素顔を世界中にさらしてしまうというのも、尊敬する故人に対してはありえない行為でしょうし。

そういえば、キラの遺伝子を受け継いだ隠し子(月はいつ作ったの?母親は誰?)や、ミサミサの担当刑事はただのミスリーディングにすぎませんでした。
「デスノートのせいで狂って死んだ」というオチがついただけって……。あーもう、マジで後味悪いです。

余談ですが、東出昌大が部屋に飾っていた絵画はベックリンの「死の島」でした。
これは、これからの「死の予感」と、彼が誰かの「死を望んでいた」ことを示しているんでしょうね。

エンドロール後

エンドロール後は、記録映像の月が「計画通りだ」と言って終了しました。




計画通りなんだこらああああああ!!!!(マジギレ)

計画通りどころか、脚本が支離滅裂、破綻しとったやんけ!
最後にデスノートはテロ組織に奪われていたから、月の「キラの後継者に自分の望む新世界をつくってもらう」という願いとは真逆の展開になっているだろうが!

※以下のコメントをいただきました。
自分も「( ゚Д゚)ハァ?」ってなりましたよ…。なお、パンフによると「観終わった観客に余韻以上の物を感じていただきたかった」「もしかしたら『三島が独房から出ることまで計画通り』かもしれないし『幾つもの異なる正義が激突し、本当の正義が産まれることの予見』かも知れない」とのことで月の遺志とは何か、そしてそれをどう考えるのか、それらを楽しんでいただき観客の想像に委ねさせていただいてる、とのことです。ただここまで作品がアレだとそんな体力は見込めそうな気がしないですが…。

菅田将暉がしゃべるLのCGに「なめてんな」と言っていましたが、この映画は全編において観客をなめきっていたよ
えーと、脚本家の名前をメモしておかなきゃ……デスノート誰か持っていない?

(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS

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  1. ラリーB より:

    そんなにデスノートに愛着を持ってるわけではない僕でも「キッツいなあ…」と思わざるを得ませんでした…w

    殆どはヒナタカさんが言ってくれたんで僕が語ることは殆ど無いんですが
    敢えて言うなら僕は松田とミサの扱いは気に入りませんでした。
    松田って月好き好きキャラですけど、最後の最後月が本性現した時は躊躇いなく銃を向けましたし
    普段はコメディリリーフだけどやる時はやる!…なキャラだったと思うんですよ。
    それが本作では本当に能天気なただのバカで挙げ句あの最期ですからね…
    ミサはまあコレくらいならやるよな…位には思ってましたけど、何となくミサの最期は
    自分から死ぬんじゃなくてちゃんと報いを受ける為に死神の目を使いすぎて寿命で死んだ…で良かったんじゃないでしょうか?
    いくら不憫で可愛いと言ってもあの女は私利私欲で大量虐殺した人間ですし、満足に死なせるのは僕は原作及び金子版で月を惨め無惨に死なせた姿勢にも反してる
    厳しい事言うなら「単にお涙欲しさにミサを自殺させた」ようにしか見えませんでした。
    アーマの最期も…そりゃ沢城みゆき氏が演じてるからセクシーに聞こえますけど
    ぶっちゃけ展開としてはレムの劣化コピーですし、死ぬタイミングも完全に取って付けたような場面で「下手だなあ…」と感じてしまいました。

    あと別所でも書いたんですが、10年も月日がありながらお前ら何してたんだデスノート世界の人々よ!
    「インデペンデンスデイ リサージェンス」ですら20年で敵の技術くらいはコピーしたぞ?
    せめてデスノートの存在を世間に公表して、こう言うのがダメですよ…とか安全対策一切しないのかよとか
    対策室以外には全く情報流さず余計な軋轢生んで内紛(見ててイライラしました)招くとか
    こんな核兵器級のノートが世に出回ったのなら後手に回らずもっと世間に認知くらいはさせろよ!…と。

    とにかく脚本に不備がありすぎる作品なので、監督と言うよりは脚本家の方に僕は大いに文句言いたいです。
    まず原作の精神性「神気取りのバカに大量破壊兵器持たせたら最期はこうなる」ってとこだけはブレないで欲しかったです。
    終盤の展開も何だか…僕は凄く不快でした。そこを肯定したらデスノートじゃないだろうと。
    色々本質を履き違えた結果産まれ堕ちてしまった愚作だなあ…と思った次第です。

  2. まーじ より:

    デスノートLNW、紛うことなき駄作でしたね…
    全面的に同意します。

    ただ、少し勘違いなされてる部分が見られるので指摘させていただきます。
    まず、ポテチの袋に関してですが、仲間はポテチではなく細長い紙(よく梱包物の中に入ってるやつですね)でしたので、油の心配はないかと笑
    油がどうこうに関わらず、あのシーンは失笑ものでにたけどね笑

    それと、三島が記憶を取り戻す前に既に2回ノートに触ってましたが、あれは三島が元々所有していたノートではなかったので、記憶が戻らなかったのだと思われます。

    • まーじ より:

      仲間→中身
      です

    • hinataka hinataka より:

      >まず、ポテチの袋に関してですが、仲間はポテチではなく細長い紙(よく梱包物の中に入ってるやつですね)でしたので、油の心配はないかと笑油がどうこうに関わらず、あのシーンは失笑ものでにたけどね笑
      >それと、三島が記憶を取り戻す前に既に2回ノートに触ってましたが、あれは三島が元々所有していたノートではなかったので、記憶が戻らなかったのだと思われます。

      わざわざご指摘ありがとうございます。ポテチ自体が入っていなかったんですね。
      原作の7巻はじめの説明はそういうことだったかも。感謝です。

  3. いいこま より:

    観てきましたが…うーん、個人的にはこれはこれで嫌いではないですし「『L change the WorLd』よりかはマシかもしれん」(Lが殻を破り内面的に変わっていくというテーマはそんなに嫌いではないですし小説版の夜神局長の「自分の弱さに負けたという意味では月は本当の意味でキラに殺されたようなものかもしれない」旨の台詞は好きです)と思うところはあるのですが…自分ですら「これ過去作と比べても知能戦じゃねえし寧ろデスノート6冊に翻弄される人々のてんやわんやって感じ」というのが感想でした。
    海砂の場合これまで月のために躊躇なく殺してきたので幾ら記憶がないとはいえ無罪放免ですむわけないですしラリーBさんも仰ってるように報いがくだった死に様の方が良かったでしょう(パンフによれば本作での死神の目の契約後も2年半は生きられたそうですが、何らかのやり様はあったでしょう)がそれでも自分の場合は「まあ、彼女の場合月が生きてなかったことを知ったら性格的にそういう行動取るだろうな」って感じだったので特に不満はなかったです。アーマも「レムの劣化版」に同意ですがそれでも最期含め割と好きだったりします(あとチョコ好きのシドウの例もあるので真に受けるのも野暮ながら「林檎以外も食うのね」って思いました)。
    ただ松田の場合、扱いがあまりに酷くてアニメ版の月よろしく「ふざけんなあああ!」って本気で心の中で叫びましたよ…。なんていうか「10年前の事件を知る人間」ポジションとして出したんでしょうが、なんか使い方を間違えてる感が否めなかったです。あとラリーBさんのコメントを見て「そういえば確かにあの人はただのバカじゃなく、月への愛着を持ちつつも本性を現した時には迷わず発砲したし(尤もドラマ版ではその役割は模木さんで松田はこの期に及んでもおバカキャラでしたが)特に原作・アニメ版では殺意にまで至ってたからなあ…」って思いだして更に「この作品の松田の描き方はあかんって…」ってなりました。それでも終盤の戦いが松田の弔い合戦の意を含んでる事や竜崎が三島に松田の銃を託す時に「松田『さん』」と言ってて敬意を示していたのは個人的に好きだったりするんですけどね。
    あとは紫苑の小物ぶりと、青井さくら、御厨のチョイ役ぶりは不満とまではいかなくとも「なんだかなあ…」と感じました(敢えて擁護するなら紫苑以外はこっちの情報不足かもしれませんが)。
    >なんか、スピンオフ映画『L change the WorLd』の存在が無視されているのは気になりますが、まあそっちは若干黒歴史化している駄作だったからね……。
    >>もっといえば前作後編で初代Lが焼却処分してそれで海砂のノートに関する記憶がなくなったはずなのになんで残ってるんだろうとふと思いました。死神界で再発行したとかの何らかの設定があったのをこちらが失念してるのかもしれませんがそうでなかった場合根本的におかしいということに…。
    >ハッカーがなんでもできすぎ
    >>世界全体のコンピューターにクラッキングできてる時点で既に世界を牛耳れるはずなのになあ…。
    >死神のリュークというキャラは、原作ではデスノートを持った人物に干渉しない「傍観者」な立場であったのですが、今回は積極的にデスノートでの殺人に加担しているような節があります。
    これでは原作ファンが「キャラが崩壊している」「脚本書いたやつは原作を読んでいるの?」と思っても仕方がありません。
    >>退屈嫌いで面白いことを欲するしその為なら月に協力することもあったけど「機動隊員のヘルメットを外して死神の目で名前が見えるようにして殺しちゃう遊びをやる」ってのは自分も「うわあ…こんなのリュークじゃねえよ」って感じましたしあのシーンではつい小さく舌打ちが出てしまいました(隣の方もし聞こえてたなら本当に申し訳ございません)。
    >あと、ミサミサはポテチの中のスマホを受け取って菅田将暉と知り合うのですが、そのスマホはポテチの油でベットベトだから拭いたほうがいいよ。
    >>まあ、もしかしたら送る前に中はしっかり洗ってるかあるいはポテチ風のパッケージの袋を作って中にスマフォと緩衝材を入れただけだとしたら油でべとべとになることはなさそうですけどね。
    観てる間は気づきませんでしたが、初代Lが「月の用いたトリックを見抜いた」ような描写は原作や前作であったにせよホントに見抜いていたか定かではないですし紫苑が知ってるのは確かにおかしいですねえ…。
    >ちなみに、ほかのノートの持ち主とのデスノート争奪戦が始まるかと思っていたら、なんかダイジェスト的にロシアの医者とウォール街の男が死んでいました。
    >>最初のロシアの医者に関しては「もしやこいつも加わるのか」と思ってたので拍子抜けました。
    あと未読なので詳しくは知りませんが自殺志願者を殺す点では原作特別篇のCheapキラを思い出しました。
    >今回の松田も、捜査員のみんながデスノート対策のために偽名を使っている中、1人だけ本名を名乗っているので「あっ俺本名のままだった(てへぺろ☆)」とほざきます。
    で、その松田は本名をそのまんまにしていたおかげで、菅田将暉に名前をデスノートに書かれて死にます。
    >>マジな話「その所為で死んだんじゃないか」「気づいた時点で変えとけよ…」と思いましたよ…。
    なお、パンフによると本名のままにしたのは生前の夜神局長が10年前の事件の際に本名で命を懸け戦ったことからその遺志を継いだことによる意地らしいです。それでも死んだら元も子もないですし、もし本名のままだったのが原因だったらと思うと…。
    >終盤でデスノート対策本部の2人が、口元をまったく隠さずにミサミサに突撃するシーンは大笑いしました。そりゃ速攻で殺されるに決まってんだろ!ていうかマスクすればいいだろ!
    >>観てる時は失念してましたが観賞後暫くして思い返してる時に「あれ?あの二人顔隠さずに海砂のところに突撃してなかったか?だったら死にに行くようなものだろ…」って呆れたのを思い出しました。
    とりあえず、なぜマスクで覆うという策を誰も思いつかなかったのか…。
    >えーと、けっきょく善玉に見えた東出昌大が、黒幕こと新たな「キラ」であることが明らかになります。
    彼はノートに触れて記憶を取り戻すんですけど、序盤で保管されていたデスノートと、池松壮亮の家にあったデスノートにも触っていなかったっけ?そんときにも記憶戻っていないとおかしいだろ。
    >>言われるまで気づきませんでしたが確かにそうですね…。ていうか監督曰く「細かい裏設定まで整合性をとれるように計らって脚本が作られてる」そうですがとれてねえじゃん!
    三島が実はキラだったことに関しては「え、そういう展開なの?」とマジで驚きました。
    >しかも、地下で池松壮亮と東出昌大を待っていたデスノート隊策本部の藤井美菜は「ICPOは手を引きました。もう大丈夫」とかほざきました。素晴らしいご都合主義ですね
    >>キラを嵌めて油断させるための嘘でしょうが、考えたらICPOを手を引かせたという嘘を真に受けてたとしたら「お前らホントに天才なのか…?」って思うところはあります。
    >ただ、作中にもう少しだけでも池松壮亮と東出昌大が友人っぽく関わるシーンはほしかったかな。2人はほとんどいがみあっていたばかりだったので。
    >>精々終盤近くで共闘してたのを除けば揉めてばかりで「お前ら揉めてる場合かよ…。もうちょっと協力し合わないと勝てねえだろ」って感じながら観てただけに同感です。
    >平穏な名前
    >>このくだりも結構好きです。
    >新生のキラであったはずの東出昌大に、そのままLの役目を背負わせるというのはやはり納得いかないなあ。
    >>自分は「今回の件でデスノートを使ってしまった自分の弱さを悔いて二度と使わなくなるかもしれないし傾向を知ってる身として対策が取れるのかもしれない」と考えましたが、考えたら対策が取れてたらこういう展開にはならなかったでしょうし人間ってやはり弱いところがありますしまた狂わないとも限りませんし償うべきものは償うべきでしょうからその意味では考え物かも知れませんねえ…。
    >Lの素顔を世界中にさらしてしまうというのも、尊敬する故人に対してはありえない行為でしょうし。
    >>「あの時ボロボロのノートだけでなくひょっとこのお面も託した方が良かったんじゃなかったかなあ」と考えてしまいます。面を被ったまま事切れるのは個人的に悪くなかったと感じてますが「託してそれから事切れる」だったらもっとよかったかもと思うだけに。
    >そういえば、キラの遺伝子を受け継いだ隠し子(月はいつ作ったの?母親は誰?)や、ミサミサの担当刑事はただのミスリーディングにすぎませんでした。
    「デスノートのせいで狂って死んだ」というオチがついただけって……。あーもう、マジで後味悪いです。
    >>しかもその検事が魅上なのが個人的に妙に引っ掛かり「アレだとドラマ版の魅上の方がマシだ」「なんでもいいから登場させたかっただけじゃないのか」ってなりました。
    >エンドロール後は、記録映像の月が「計画通りだ」と言って終了しました。
    >>自分も「( ゚Д゚)ハァ?」ってなりましたよ…。なお、パンフによると「観終わった観客に余韻以上の物を感じていただきたかった」「もしかしたら『三島が独房から出ることまで計画通り』かもしれないし『幾つもの異なる正義が激突し、本当の正義が産まれることの予見』かも知れない」とのことで月の遺志とは何か、そしてそれをどう考えるのか、それらを楽しんでいただき観客の想像に委ねさせていただいてる、とのことです。ただここまで作品がアレだとそんな体力は見込めそうな気がしないですが…。
    そもそも生前の月の様に(方法は間違ってるけど)曲がりなりにも世の中を良くしようとする志を持ってる人間にならともかく、無差別殺人を起こす輩やテロリストに渡ってる時点で「それは月の望んでない事なのでは…」としか言いようがないです。

    • hinataka hinataka より:

      いいこまさん、パンフのことも含め、いつも詳細にコメントをありがとうございます。
      そうか一応ミカミは出てきたのか・・・ファンサービスとは最悪の部類だと思う。

      >パンフによると本名のままにしたのは生前の夜神局長が10年前の事件の際に本名で命を懸け戦ったことからその遺志を継いだことによる意地らしいです。それでも死んだら元も子もないですし、もし本名のままだったのが原因だったらと思うと…。
      本当元も子も・・・追記させてください。

      >>自分も「( ゚Д゚)ハァ?」ってなりましたよ…。なお、パンフによると「観終わった観客に余韻以上の物を感じていただきたかった」「もしかしたら『三島が独房から出ることまで計画通り』かもしれないし『幾つもの異なる正義が激突し、本当の正義が産まれることの予見』かも知れない」とのことで月の遺志とは何か、そしてそれをどう考えるのか、それらを楽しんでいただき観客の想像に委ねさせていただいてる、とのことです。ただここまで作品がアレだとそんな体力は見込めそうな気がしないですが…。
      むりくりすぎる!うーんどうだそれ?こちらも追記もば。

  4. […] 原作ファンにケンカを売りまくった『デスノート Light up the NEW world』 […]

  5. Kumasan より:

    まぁ漫画原作というよりも映画版を原作にしているので、漫画版と食い違うのは仕方がないかと。
    あと、人混みの中発砲できなかったのは、許可がおりてないって劇中で言われていたからだと思いますよ。

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著者

ヒナタカ

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