映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』本当の父親(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』本当の父親(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想は映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんです。

個人的お気に入り度:7/10

一言感想:父親だけじゃなく、家族に観てほしいなあ

あらすじ

野原ひろしは、息子のしんのすけと遊んでいてギックリ腰になってしまう。

そんなときに見つけたのが怪しいメンズエステ。そこで眠ったひろしは、なんとロボットに変身して家族の前に姿を現した。

さらに、父親の権限を守るためのデモ隊「“ちちゆれ(父よ勇気で立上がれ)”同盟」が結成される。ロボットとなったひろしと春日部中の父親に、安住の地はあるのかー

*小ネタ、結末に関して多数の意見をいただき、追記しています。ありがとうございました!

毎年公開されている、国民的人気アニメ・クレヨンしんちゃんの劇場版第22作目です。

大人へ向けたメッセージ

劇場版のいくつかは「大人も泣ける」ことでも話題となっており、今作も大人へ向けたメッセージが込められています。

なにせ、今回の敵キャラが主張するのは、世の中の父親たちは家庭で邪見にされすぎている→世の父親は威厳を取り戻して亭主関白になるべきであるというもの。ストレートすぎるほどに世の中のお父さんがターゲットですw

しかし、映画の着地点は「父親が一番偉いんだ」ということではありません。

決して押し付けがましくなく、あるべき家族の姿を見せてくれます。

本作を観た後は、きっと父親は家族の中での自分の役割を見直し、妻や子どもは父親にもっと優しくしたいと思うことができるでしょう。

さらに、どう考えても大人にしかわからないネタもぶち込まれています。

この「わかる人だけわかればいい」と割り切っているギャグに子どもはキョトンとすること必死。お父さんは大いに笑ってから、ぜひ子どもにその意味を教えてあげましょう。

物語の焦点

ロボ父ちゃん

今回の物語の焦点にあるのは、日本を代表するかっこいい(ある意味ではかっこわるい)お父さんの野原ひろしが突然ロボットになってしまい、自分の立ち位置やアイデンティティについて悩むというものです。

ロボットになってもひろしはひろしのままなのか、ロボットになっても“父親”として生き続けることが可能なのかー

これまでにSF作品で描かれてきた「ロボットの葛藤」に、「父親としてのあり方」というテーマをも組み込んでいるのです。

このふたつの物語の軸が最後までブレることがないのが見事。

特殊なシチュエーションは気軽に笑えるギャグとして昇華されています。

そして、ラストにはこれ以上のない爽やかな感動が待っています。

しかもこのラストは、観た人によって解釈がわかれるものになっています

クレヨンしんちゃんという(表向きは)子ども向けの媒体で、ここまでの奥深い物語を構築していることは、賞賛すべきでしょう。

ただ、本筋はとても面白いのですが、終盤の展開は「なぜそれをしないんだ」と、男(父親)心をくすぐるはずの展開から逃げているかのような違和感がありました。

アクション描写は突き抜けてはおらず、原恵一監督時代の抜群の面白さを期待すると、本作は少々肩すかしなのかもしれません。

ゲスト声優:コロッケと武井咲

ちなみに、ゲスト声優としてコロッケ武井咲が参加しているのですが、どちらもめちゃくちゃ上手いです。

本職の声優となんら遜色のない演技と声質であったので、言われなければまずわからないでしょう。

どのキャラクターをコロッケと武井咲が演じているのか、観ながら予想してみるのもいいかもしれません。

また、本作の制作スタッフは大変豪華で、現在放映中のテレビアニメ「ピンポン」でも監督を務めている湯浅政明や、「天元突破グレンラガン」や「キルラキル」でも脚本を手がけた中島かずきが参加しています。

ていうか、オープニング映像で思い切りグレンラガンネタがあったんですけど・・・大人だけでなく、アニメファンにしかわからないネタまで仕込むとは恐れ入りました。

アニメをよく観ている人は、作品の随所に“湯浅政明節”“中島かずき節”を感じることができ、より楽しめるかもしれません。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓



オープニング

オープニングでは、しんのすけとひろしが観ている映画「カンタムJr.」が映し出されました。

巨大なロボット「カンタムΩ」の中に、人間サイズのロボット「カンタムJr.」がいるという状況はわけがわかりませんねw

この映画は終盤の展開の伏線になっています。

カンタムJr.と相棒のジョーが繰り出したのは、建設現場用の巨大削岩機。

ふたりは「ドリルがとがってないぞ」「今のドリルはこうなんだ!」「俺たちのドリルは、前に進んでいるぜ」と叫びながら、超超超~なんたらかんたらと長い名前の技を繰り出しました。

この“ドリル”の武器と台詞が「グレンラガン」ネタですね。

参考→<天元突破グレンラガン – 漢語録。漢の残した名言集>

あと敵キャラの「アコギデス」を演じていたのは、エヴァンゲリオンの“碇ゲンドウ”役でおなじみの立木文彦さんでした。ハマりすぎ。

心が痛いお父さん

ぎっくり腰ひろしは奇麗なお姉さんのアンケートに答えるとき、「元・独身です」とアピールしていました。つまり今は既婚者ってことだろwものは言いようですね(違う)。

あと、ひろしの言う「何のこれしき。パンはピロシキ」というおやじギャグは確かに寒いよね。

エステを受けたひろしはロボとなってしまい、家にいたみさえに「出てってよ!」などと言われてしまいます。

ロボひろしは痛みを感じませんが、「心が痛い」と嘆きます。

みさえは消えてしまったエステのことを信じられませんでしたが、ひろしがお姉さんに鼻の下を延ばしていたことだけは信じられると言い放ちました。確かにこりゃ心が痛いなあ。

高性能父ちゃん

ロボひろしの豊富な機能と活躍を画像で振り返ってみましょう。

扇風機

扇風機

掃除機

掃除機

選定

選定

やべえ、この父ちゃんほしい

今の子どもはコマネチというギャグは知らないだろうなー。

機能のうち「5人家族ぶんの歯ブラシ」はマジで無駄でしたが、扇風機の機能は飛ぶときのプロペラとして活用され、建設現場にいた子どもたちを救いました。

ほかにもアンテナ調整、シロの家の再構築(豪華)などもしてくれます。

ロボひろしは出勤したときの仕事も人間離れしまくっていました。片手でキーボードを高速で打ち、女性社員の噂の的。満員電車だってぜんぜん平気です。ちょっとうらやましいな。

ふたりのひろし

お姉さんの策略により“つけひげ”をつけられたロボひろしは「頑固親父」へと変貌し、みさえたちを土下座させたばかりか、“ちちゆれ同盟”を結成し、世の父親たちの威厳を取りもどさせようとします。

こんな父ちゃんがイヤなしんのすけは、“かすかべ防衛隊”一同とつけひげを取り上げる作戦に出ます。

それはみんなで「ぶりぶり星人」をして、ほんろうするというもの。

風間君、マサオくん、ボーちゃんまでもがぶりぶり星人をするというのは斬新ですね。しんのすけが「風間君は尻を出してよろこんでいた」とメモをしているのに笑いました。

壊れかけのロボひろしが運ばれた場所は、父親ロボを製造していた研究所。そこでしんのすけとロボひろしは、本物のひろしが液体の中に浮かんでいるのを見ます。

実はロボひろしは、本物のひろしの記憶をコピーしただけのニセモノだったのです。

ロボひろしは、かたくなに自分が本物のひろしであると主張します。

しかし・・・悪の親玉のロボット(声優は大和田伸也)を倒したあと、みさえは自分のところではなく、ほんもののひろしのほうに走っていき、抱擁を交わしました。

ロボひろしとひろしは家に帰り、どちらが本物の父親なのかと論議をします。

会話を途中でやめ、得意のお寿司をつくってしんのすけに取り入ろうとするロボひろしが、哀れに思いました。

大人向けの小ネタ

建設現場で「大人の階段」が紹介されたとき、ボーちゃんは「H2O!」と言っていました。

代表曲「想い出がいっぱい」には「大人の階段のーぼるー」という有名過ぎる歌詞があります。子どもは知らないだろw

しんのすけは揺れ動く鉄筋の上で風間君と密着してしまったとき、「これって吊り橋効果?」と言っていました。こんなときに恋なんて目覚めねーよ。男同士だし。

ロボひろしが外国人と商談をするシーンがあり、字幕では「君の翻訳のおかげだ」などと表示されたのですが、話されたいたのは「インドノヤマオクー!」などという日本語でした。

これは「愛の戦士レインボーマン」のオープニング曲が元ネタです。もはや若いお父さんにも通じませんw

ロボひろしと本物のひろしが家に帰ったとき、居間は議論をするため朝まで生テレビっぽいセットになります。

しんのすけは田原総一郎ならぬ「田原しんのすけ」になっていましたって子どもがわかるわけねえだろ!

朝まで生テレビって、その名の通り深夜1時すぎてから放送するような番組だぞ。

ひろしの頭の中に入っていくとき、画面がファミコンっぽいドット絵になり、リング上でロボひろしとガンマ博士が戦いました。

おそらくファミコンの「パンチアウト」ネタですね。

→「キン肉マンマッスルタッグマッチ」であるとご指摘を受けました。100人中1人くらいしかわからないんじゃないか?

原一家が捕まえられた際にバスの中で黒岩が「死刑っ」と宣告するシーンはギャグ漫画『がきデカ』のギャグが元ネタでした。そういえばあのポーズも……。

終盤で登場した敵の巨大ロボは、芸人・コロッケの持ちネタである顔面の高速変化を見せました。もちろん五木ひろしのモノマネもしちゃいます。

あと“コブシビーム”を浴びたしんのすけたちも五木ひろしっぽい顔になりました。子どもは演歌のコブシも知らないだろうなあ。

正しいしつけ

感動したのは、しんのすけがピーマンを食べる残酷極まりない拷問(笑)を受けたときのことです。

署長・黒岩はしつけがなってないと言うのですが、ひろしは「しつけは押しつけるもんじゃない、自分からやらないと意味がないんだ!」と言うのです。

頑固親父になったロボひろしは、家族を強制的に支配下に置いてしつけをしようとしていました。

そうしたしつけは間違いであり、子どもが能動的に行動してこそしつけと言えるー

世の父親たちにぜひ知ってほしいことです。

野暮な不満点

何が残念って、最後に巨大ロボットを出しておきながら、ろくに闘わないまま崩れさってしまうところです。

女性陣が「なんで男って巨大ロボットが好きなのかしら」「バカなんじゃない」という台詞を言わせただけで終わってしまうのです。

いやいや、そこは世の女性たちを黙らせるほどのアツイ戦闘シーンを見せるべきでしょ!

「巨大ぶりぶり星人」に変身して倒してはくれましたが、なぜ「パシフィック・リム」的なかっこいいバトルを見せてくれないのか!

オープニングの映画で観たような巨大ロボットが現実となるという、高揚感溢れるシーンであるはずなのに・・・

また、黒幕の署長・黒岩が、結局父親として救われていないことも残念です。

警官の段々原が言ったように、人の心をもてあそぶという悪いことをしたのだから逮捕されるのは当然でしょうが、エンドロールでわかったことは「ガンマ博士と刑務所内のお笑いステージに立つ」ということでした。

妻からの無関心さを感じ、娘にも邪見にされていた彼に、家族からの何かしらのフォローがほしかったです。

公園にいたおじさんは、最後に公園を占拠しようとしていたヤンママに笑いかけられ、息子から呼びかけられていました。

これはこれで父親に“居場所”があることを示すいいシーンではあるのですが、何かしら家族の中で変化があったことも観たかったですね。

腕相撲

腕相撲

最後に、壊れかけのロボひろしは、本物のひろしに腕相撲の勝負を挑みます。

以前に家で戦ったときは、ロボひろしは軽〜くひろしに打ち勝ちました。

しかし、最後にひろしは渾身の力を込め、ロボひろしに勝つことができます。

なぜロボひろしは負けたのかー

その理由のひとつが、ひろしが本気で戦ったことなのは間違いありません。

しかし、それだけでしょうか。

自分には、ロボひろしが「わざと負けてやった」ようにも思えるのです。

ロボひろしは、しんのすけに腕相撲の勝負を挑んだとき「男の勝負に手加減はいらないよなあ」と話していました。

そのことを知りながらも、ロボひろしは最後に負けることを選んだー

自分が犠牲になり、本気の力で戦いを挑んできた本物のひろしの“父親”としての顔を立てたのではないでしょうか。

しんのすけは、はじめからロボひろしを本物の父ちゃんだと信じました。

みさえははじめはロボひろしのことを信じませんでしたが、子どもたちを助けたひろしに「あなたはロボットでも、野原ひろしだわ」と抱擁しながら言っていました。

もはやロボひろしは、しんのすけとみさえにとって“本当の父親”です。

ロボひろしは負けた後、しんのすけに「おめえの父ちゃん、強いだろ」 と言います。

家族に父親であると思われながらも、自分をニセモノと認め、いさぎよく身を引いたロボひろしもまた、本物の父親と変わらない強さを持っていました。


*以下の意見をいただきました

最後のシーン、ロボとおちゃんはわざと負けてるとおもいます。

理由はいくつかありますが、まずあの腕相撲は父親を決めるためという前提があります。

シーンとしての大きな理由としては最後のみさえとしんのすけの声援でロボとおちゃんのさびしそうな顔のカットインがあるからです。

あのシーンでひろしにカットインがはいるならそれはひろしが家族の力で勝利したことになるのですが、あえてのロボとおちゃんのカットインにするのはあの瞬間ロボとおちゃんの葛藤を表現しているのです。

つまり、自分が本当の父であることよりも家族の幸せであることを願うことにより、あそこでロボとおちゃんは本当の父になったのだと思います。


*以下の意見もいただきました

ロボヒロシが最後腕相撲に負けたのは、みさえの一言に他ならないでしょう。

「あなた、勝って!」という彼女の言葉が、自分ではなく生身のヒロシにかけられたものだと瞬時に悟り、心が傷付いたのですねきっと。

なんとも不憫でした。


*こちらも「本気」の意見です。

最後の腕相撲の時はロボひろしは本気のはずです

勝負の途中ロボひろしの腕に電気が流れているシーンがありました(記憶が正しければ)

あれはロボひろしが壊れながらも全力で戦っていることを表すと同時に

ひろしもそれに負けじと全力で戦っていることを表現しているんだと思います

そうでなければロボひろしの腕に負荷がかかることはなく電気が流れるようなことはないはずです

最終的にひろしが勝ったのは他の人の意見にもありましたが

ロボひろしが心の中では本物の父親がどちらか分かっていたから

最後のみさえの声援でひろしの方が力が湧いてきたんだと思います

ひろしとロボひろしが野原家に帰った時も

ロボひろしは「しんのすけ、腹が減っただろ?飯作ってやるよ」とどちらかというとみさえよりしんのすけに言ってるように感じました

認めたくないけど心の中ではみさえが本物だと思っているのはひろしで

自分自身に特別やさしくしてくれるのはしんのすけだと悟っているようにも考えられます

市役所でロボひろしの横を通ってひろしにみさえが抱きつきに行って

しんのすけが「ロボとーちゃん、雨だぞ」と気を使っている部分からの個人的な考えですが


*こちらも「本気」の意見です。

最後の腕相撲対決は、ひろしもロボとーちゃんも本気で戦ったと思います。でなければ中盤でのしんちゃんの「男同士の真剣勝負で手を抜くなんて~」の台詞が生きませんし、タイトルの「ガチンコ」の意味がありませんから。

真剣だからこそしんちゃんの応援でどちらも一進一退のパワーを発揮できたのでしょう。

最後のみさえの「あなた、勝って!」は生身のひろしにだけ向けられたものかもしれないし、もしかしたらみさえも両方応援するつもりで言ったのかもしれませんが、ロボとーちゃんはその言葉を自分の物として受け取れなかったのでしょう。だから最終的に家族の応援の差でひろしが勝つことができたのだと思います。

ひろし←→みさえ しんのすけ←→ロボとーちゃん

という構図が目立ちましたが、私の記憶が正しければ生身のひろしが帰ってきて以降は、みさえの「あなた」はひろしにだけ向けられた二人称になり、ひろしもロボとーちゃんの事は「お前」としか呼んでいませんでした。

でもしんちゃんだけはひろしが戻った後もロボとーちゃんのことをロボとーちゃんと呼び続けていて、しんちゃんにとってはロボとーちゃんもひろしと並んで本当のとーちゃんだったのだと思います。


*以下の意見もいただきました

自分はロボひろしがわざと負けたとは思いませんでした。

あのときロボひろしは全身故障しており、ひろしとはほぼ互角。

しんのすけがロボひろしを応援すればロボひろしが、ひろしを応援すればひろしが優勢になるという、家族の応援がそのまま力になり、最後はみさえの「あなた!!頑張って!!」という掛け声が決め手でひろしが勝ったのだと思います。

あれはガチだから熱いわけで、ロボひろしは負けるとわかってて勝負したのかもしれませんが、少なくともその勝負で手を抜いたとは思えません。

こちらの解釈だと、みさえの心情だけでなく、ロボひろしの「男の勝負に手加減はいらない」という台詞が確かに生きてきます。

人それぞれが考えることができる、素晴らしい幕切れでした。

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  1. 温泉大好き より:

    >なぜロボひろしは負けたのかー
    >その理由のひとつが、ひろしが本気で戦ったこと。
    >もうひとつの理由が、ロボひろしが「わざと負けてやった」ということでしょう。
    自分はそうは思いませんでした。
    あのときロボひろしは全身故障しており、ひろしとはほぼ互角。
    しんのすけがロボひろしを応援すればロボひろしが、ひろしを応援すればひろしが優勢になるという、家族の応援がそのまま力になり、最後はみさえの「あなた!!頑張って!!(ウロ覚え)」という掛け声が決め手でひろしが勝ったのだと思います。
    あれはガチだから熱いわけで、ロボひろしは負けるとわかってて勝負したのかもしれませんが、少なくともその勝負で手を抜いたとは思えません。
    もしそうなら萎えますね~。
    違っていたらすいません。

  2. ヒナタカ より:

    > 自分はそうは思いませんでした。
    > あのときロボひろしは全身故障しており、ひろしとはほぼ互角。
    > しんのすけがロボひろしを応援すればロボひろしが、ひろしを応援すればひろしが優勢になるという、家族の応援がそのまま力になり、最後はみさえの「あなた!!頑張って!!(ウロ覚え)」という掛け声が決め手でひろしが勝ったのだと思います。
    > あれはガチだから熱いわけで、ロボひろしは負けるとわかってて勝負したのかもしれませんが、少なくともその勝負で手を抜いたとは思えません。
    > もしそうなら萎えますね~。
    自分もはじめはその解釈でしたが、いろいろ考えて思い直したりしました。
    追記させてください。

  3. 毒親育ち より:

    今回も安心して勧められる最高のファミリーアニメでした!
    >子どもはキョトンとすること必死。お父さんは大いに笑って
    このシリーズって、ティム・バートン監督やドリームワークス作品みたいですね。
    お父さん達はもちろん、子ども達も意味は解って無いのでしょうけどノリで笑ってくれていました。
    >コロッケと武井咲
    コロッケさんはさすがモノマネ芸人ですが、予備知識無しで観に行って段々原さん役はエンドロールで声が漏れそうな程驚きました。
    アニメオタクは本職しか使うなと言ってるのではないのです。最低限アフレコが出来る役者さんを起用してくれ・・・というだけなんですよ!話題作りも大変なのは解りますけど・・・。
    >黒幕の署長・黒岩が、結局父親として救われていないことも残念です。
    公園のお父さんたちとヤンママ達の和解が良かっただけに、これだけが残念です。あの毒妻と毒娘が「自分達の無神経さがここまでお父さんを追い詰めていたんだ」と自覚してくれる展開が欲しかったです。
    あと本当に野暮で申し訳ないのですが・・・「リメイク版ロボコップ」をこんな感じにして欲しかったかなあ・・・と。

  4. デルピッポ より:

    原恵一監督じゃなくなって以降の映画で一番面白いんじゃないでしょうか
    オトナ帝国や戦国には及ばないけどこれらに次ぐ作品だと思います
    冒頭のロボ戦が完全にグレンラガンを皮肉るようなかんじだったのが笑いました
    ジョンの声優もグレンラガンでヴィラル役だった檜山修之さんだしw
    みさえがヒロインしてましたね。ロボひろしに対する感情の変化とか、本物のひろしに抱きつくところとか図らずも可愛いと思ってしまいました
    本物のひろしが登場するまでロボひろしが本物であるような描かれ方なので余計に切なかったですね
    朝まで生テレビパロとか大人の階段でボーちゃんがボソっとH2O…とか言ってたり細かいネタが面白かったです
    音楽がポケモンシリーズなど担当してる宮崎慎二氏が久々にクレしん映画登板だったのですがすごく良かったです
    クライマックスの湯浅政明さんが絵コンテ担当したパートは勢いのある画面構成で痺れました
    ゲスト声優が武井咲さんとコロッケさんなのは知ってましたがどちらも上手かったですね
    自分は声優に本職じゃない人を起用することに反対ではありません(ジブリ映画は擁護できないけど)
    武井咲さんは以前ゲームで声優やってたとき正直言って棒演技で今回も不安だったのですが以前よりかなりアフレコが上達してましたよ
    これくらい上手なら文句も無いと思いました
    なぜかゲスト声優扱いじゃない大和田伸也さんも威厳があってよかったです

  5. ヒナタカ より:

    いいクレしん映画でしたね。最近昔のクオリティに戻りつつあるのがうれしいです。
    > 冒頭のロボ戦が完全にグレンラガンを皮肉るようなかんじだったのが笑いました
    > ジョンの声優もグレンラガンでヴィラル役だった檜山修之さんだしw
    ああ、そうだったんだw狙い過ぎですね。
    > 朝まで生テレビパロとか大人の階段でボーちゃんがボソっとH2O…とか言ってたり細かいネタが面白かったです
    大人の階段のこと忘れてましたwそっこう追加します。

  6. ヒナタカ より:

    > >黒幕の署長・黒岩が、結局父親として救われていないことも残念です。
    > 公園のお父さんたちとヤンママ達の和解が良かっただけに、これだけが残念です。あの毒妻と毒娘が「自分達の無神経さがここまでお父さんを追い詰めていたんだ」と自覚してくれる展開が欲しかったです。
    娘は思春期特有の行動からまだいいけど、あの母親はなあ・・・
    > あと本当に野暮で申し訳ないのですが・・・「リメイク版ロボコップ」をこんな感じにして欲しかったかなあ・・・と。
    あれも家族の描写ももっとクローズアップしてほしかったですね。

  7. 匿名 より:

    インドノヤマオクデはレインボーマンのパロディですよ。
    最後のシーンはロボとおちゃんはわざと負けてるとおもいます。
    理由は幾つかありますが、まずあの腕相撲は父親を決めるためという前提があります。
    シーンとしての大きな理由としては最後のみさえとしんのすけの声援でロボとおちゃんのさびしそうな顔のカットインがあるからです。
    あのシーンでひろしにカットインがはいるならそれはひろしが家族の力で勝利したことになるのですが、あえてのロボとおちゃんのカットインにするのはあの瞬間ロボとおちゃんの葛藤を表現しているのです。
    つまり、自分が本当の父であることよりも家族の幸せであることを願うことにより、あそこでロボとおちゃんは本当の父になったのだと思います。

  8. ヒナタカ より:

    > インドノヤマオクデはレインボーマンのパロディですよ。
    <さすがに世代じゃないので知りませんでしたwでもそういえば聞いたことあったよ!
    カットからの考察もありがたいです。ぜひ追記させてください。

  9. > 演歌のコブシ
    あれってワンダフル版『デ・ジ・キャラット』ネタなんじゃないかと、観ていて思いました。
    (第15話=事実上の「PARTY☆NIGHT」PVによく似た構図がある)
    まぁ、どちらにしても今の子には絶対にわからんネタですが。(^^;;;;

  10. 名無し より:

    >ひろしの頭の中に入っていくとき、画面がファミコンっぽいドット絵になり、リング上でロボひろしとガンマ博士が戦いました。
    >これはファミコンの「パンチアウト」ネタですね。だからオヤジにしかわからないってばw
    恐らく元ネタはFCのキン肉マン マッスルタッグマッチだと思います。
    いつミート君が現れるのかとドキドキしてました。

  11. ヒナタカ より:

    > 恐らく元ネタはFCのキン肉マン マッスルタッグマッチだと思います。
    > いつミート君が現れるのかとドキドキしてました。
    画面を見る限りそれで間違いなさそうです!ありがとうございます。ていうか誰がわかるのw

  12. ヒナタカ より:

    > あれってワンダフル版『デ・ジ・キャラット』ネタなんじゃないかと、観ていて思いました。
    > (第15話=事実上の「PARTY☆NIGHT」PVによく似た構図がある)
    作画の参考というか、元ネタにした可能性はありそうですね。

  13. > キン肉マン マッスルタッグマッチ
    > 誰がわかるのw
    いや、現役世代ならばあれは判りますよ。(笑)
    効果音までパクっているのには大笑いです。
    ファミコンネタや合体ギャグは『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』と見事にネタ被り。
    ちなみにあちらのファミコンネタは『仮面ライダー倶楽部』。
    絶対に平成ライダー世代にはわからんネタでした。(^^;;;
    http://blog.hangame.co.jp/agc_tailltea/article/41822323/
    映画のファミコンネタブームの火付け役は、やはり『シュガー・ラッシュ』にあるのかなぁ…。

  14. そういえばテレビドラマ化もあるし、やはりピーマンの元ネタは『死神くん』なんだろうなぁ。
    ちなみに「ピーマン食べた」は『死神くん』全エピソード中でシオンがもっとも好きな話です。

  15. まるこママ より:

    今回の映画は随分と大人、とりわけ男性向けだったよう感じます。 制作サイドに、くれシンで育った丁度ヒロシくらいの歳の方が多かったのですかね・・・ちょっと彼らの身勝手な美学というか自己満足の色濃さが目立ちました。
    マンガとはちがい、一応子供向けアニメとしてクレヨンしんちゃんは放送されているはずなのですが。こちらの映画は、どうも大人受けに重点をおきすぎていますね。
    子供に訳のわからないギャグが散りばめられてるのはまだしも、人気キャラクターの父として小さな子等が純粋に慕ってきたヒロシという人物を、たとえコピーしたロボだからといって一話のみの映画で死に追いやってしまうというのはあまりに惨いのではないでしょうか。
    映画館ではしゃくりあげるよう泣き続ける小さな子供の声がいくつか響いてましたが、大人があの映画に感じとれる感動とは別の涙だと思いました。
    大人目線を追究するあまり、本来喜んでもらいたい子供に大きなダメージやショックを与えてしまっては本末転倒です。
    子供達の気持ちを二の次に映画を制作してしまったり評価している大人達は、まだまだ自己愛で満ちていますし、厳しい言い方をすれば彼らに家族を守れる力があるとも思えませんでした。
    大人の自己満足という意味では、大変面白くよくできた映画だったと思います。
    ロボヒロシが最後腕相撲に負けたのは、みさえの一言に他ならないでしょう。
    「あなた、勝って!」という彼女の言葉が、自分ではなく生身のヒロシにかけられたものだと瞬時に悟り、心が傷付いたのですねきっと。
    なんとも不憫でした。
    このような救われないキャラクターを、長年愛されてきた父ちゃんの分身としてつくってしまえば、皆泣くのも当然です。私も泣きました。
    しかし、泣ければいいというものではないです。

  16. ヒナタカ より:

    > マンガとはちがい、一応子供向けアニメとしてクレヨンしんちゃんは放送されているはずなのですが。こちらの映画は、どうも大人受けに重点をおきすぎていますね。
    > 子供に訳のわからないギャグが散りばめられてるのはまだしも、人気キャラクターの父として小さな子等が純粋に慕ってきたヒロシという人物を、たとえコピーしたロボだからといって一話のみの映画で死に追いやってしまうというのはあまりに惨いのではないでしょうか。
    > 映画館ではしゃくりあげるよう泣き続ける小さな子供の声がいくつか響いてましたが、大人があの映画に感じとれる感動とは別の涙だと思いました。
    > 大人目線を追究するあまり、本来喜んでもらいたい子供に大きなダメージやショックを与えてしまっては本末転倒です。
    自分も、むやみにロボひろしを退場させる必要はなかったのでは・・・と思ってしまうほうでした。
    >ロボヒロシが最後腕相撲に負けたのは、みさえの一言に他ならないでしょう。
    >「あなた、勝って!」という彼女の言葉が、自分ではなく生身のヒロシにかけられたものだと瞬時に悟り、心が傷付いたのですねきっと。
    >なんとも不憫でした。
    これは可哀想・・・追記させてください。

  17. あまとう より:

    最後の腕相撲の時はロボひろしは本気のはずです
    勝負の途中ロボひろしの腕に電気が流れているシーンがありました(記憶が正しければ)
    あれはロボひろしが壊れながらも全力で戦っていることを表すと同時に
    ひろしもそれに負けじと全力で戦っていることを表現しているんだと思います
    そうでなければロボひろしの腕に負荷がかかることはなく電気が流れるようなことはないはずです
    最終的にひろしが勝ったのは他の人の意見にもありましたが
    ロボひろしが心の中では本物の父親がどちらか分かっていたから
    最後のみさえの声援でひろしの方が力が湧いてきたんだと思います
    ひろしとロボひろしが野原家に帰った時も
    ロボひろしは「しんのすけ、腹が減っただろ?飯作ってやるよ」とどちらかというとみさえよりしんのすけに言ってるように感じました
    認めたくないけど心の中ではみさえが本物だと思っているのはひろしで
    自分自身に特別やさしくしてくれるのはしんのすけだと悟っているようにも考えられます
    市役所でロボひろしの横を通ってひろしにみさえが抱きつきに行って
    しんのすけが「ロボとーちゃん、雨だぞ」と気を使っている部分からの個人的な考えですが

  18. > むやみにロボひろしを退場させる必要は
    ここが『ドラえもん』との決定的な違いでしょうね。
    ----------
    基本的に映画『ドラえもん』は普段とは別の舞台を設定して物語が進み、さらに何らかの形で「縛り」を設けるので本編には影響しないしシリーズの後続作品にもほとんど関与しない。
    ただし「関与を封じ込めている」だけであって「禁じている」わけではないので、仮に後の作品で、例えばタイムマシンで古代に行き恐竜のピー助に出会うような場面があったとしても、それ自体がただちに整合性に矛盾は与えない。

  19. ヒナタカ より:

    > 最後の腕相撲の時はロボひろしは本気のはずです
    > 勝負の途中ロボひろしの腕に電気が流れているシーンがありました(記憶が正しければ)
    > あれはロボひろしが壊れながらも全力で戦っていることを表すと同時に
    > ひろしもそれに負けじと全力で戦っていることを表現しているんだと思います
    > そうでなければロボひろしの腕に負荷がかかることはなく電気が流れるようなことはないはずです
    > 最終的にひろしが勝ったのは他の人の意見にもありましたが
    > ロボひろしが心の中では本物の父親がどちらか分かっていたから
    > 最後のみさえの声援でひろしの方が力が湧いてきたんだと思います
    > ひろしとロボひろしが野原家に帰った時も
    > ロボひろしは「しんのすけ、腹が減っただろ?飯作ってやるよ」とどちらかというとみさえよりしんのすけに言ってるように感じました
    > 認めたくないけど心の中ではみさえが本物だと思っているのはひろしで
    > 自分自身に特別やさしくしてくれるのはしんのすけだと悟っているようにも考えられます
    > 市役所でロボひろしの横を通ってひろしにみさえが抱きつきに行って
    > しんのすけが「ロボとーちゃん、雨だぞ」と気を使っている部分からの個人的な考えですが
    ひろしはみさえのことを、
    ロボひろしはしんのすけのことを想っていた・・・切なくなりますね、追記させてください。

  20. ヒナタカ より:

    > 基本的に映画『ドラえもん』は普段とは別の舞台を設定して物語が進み、さらに何らかの形で「縛り」を設けるので本編には影響しないしシリーズの後続作品にもほとんど関与しない。
    > ただし「関与を封じ込めている」だけであって「禁じている」わけではないので、仮に後の作品で、例えばタイムマシンで古代に行き恐竜のピー助に出会うような場面があったとしても、それ自体がただちに整合性に矛盾は与えない。
    作品ごとにパラレルワールドのようになっていますよね。
    シオンソルトさんの感想も読みたいです。

  21. 藤井 より:

    これはかなり良作でした。映画館で大いにボロ泣きしてしまいました。
    強いて言うなら、最後の巨大ロボバトルはもう少し真剣にやってほしかったなとは思いますがw
    最後の腕相撲対決は、ひろしもロボとーちゃんも本気で戦ったと思います。でなければ中盤でのしんちゃんの「男同士の真剣勝負で手を抜くなんて~」の台詞が生きませんし、タイトルの「ガチンコ」の意味がありませんから。
    真剣だからこそしんちゃんの応援でどちらも一進一退のパワーを発揮できたのでしょう。
    最後のみさえの「あなた、勝って!」は生身のひろしにだけ向けられたものかもしれないし、もしかしたらみさえも両方応援するつもりで言ったのかもしれませんが、ロボとーちゃんはその言葉を自分の物として受け取れなかったのでしょう。だから最終的に家族の応援の差でひろしが勝つことができたのだと思います。
    ひろし←→みさえ しんのすけ←→ロボとーちゃん
    という構図が目立ちましたが、私の記憶が正しければ生身のひろしが帰ってきて以降は、みさえの「あなた」はひろしにだけ向けられた二人称になり、ひろしもロボとーちゃんの事は「お前」としか呼んでいませんでした。
    でもしんちゃんだけはひろしが戻った後もロボとーちゃんのことをロボとーちゃんと呼び続けていて、しんちゃんにとってはロボとーちゃんもひろしと並んで本当のとーちゃんだったのだと思います。
    長くなってしまいましたが最後に一つ。作中の大人向けの小ネタで、野原一家が捕まえられた際にバスの中で黒岩が「死刑っ」と宣告するシーンはギャグ漫画『がきデカ』のギャグが元ネタかと思われます。

  22. ヒナタカ より:

    > 強いて言うなら、最後の巨大ロボバトルはもう少し真剣にやってほしかったなとは思いますがw
    自分も熱いバトルを期待していました……
    > 最後の腕相撲対決は、ひろしもロボとーちゃんも本気で戦ったと思います。でなければ中盤でのしんちゃんの「男同士の真剣勝負で手を抜くなんて~」の台詞が生きませんし、タイトルの「ガチンコ」の意味がありませんから。
    > 真剣だからこそしんちゃんの応援でどちらも一進一退のパワーを発揮できたのでしょう。
    > 最後のみさえの「あなた、勝って!」は生身のひろしにだけ向けられたものかもしれないし、もしかしたらみさえも両方応援するつもりで言ったのかもしれませんが、ロボとーちゃんはその言葉を自分の物として受け取れなかったのでしょう。だから最終的に家族の応援の差でひろしが勝つことができたのだと思います。
    > ひろし←→みさえ しんのすけ←→ロボとーちゃん
    > という構図が目立ちましたが、私の記憶が正しければ生身のひろしが帰ってきて以降は、みさえの「あなた」はひろしにだけ向けられた二人称になり、ひろしもロボとーちゃんの事は「お前」としか呼んでいませんでした。
    > でもしんちゃんだけはひろしが戻った後もロボとーちゃんのことをロボとーちゃんと呼び続けていて、しんちゃんにとってはロボとーちゃんもひろしと並んで本当のとーちゃんだったのだと思います。
    >
    やっぱり「手を抜くなんて」という台詞は効いてほしいところですよね。追記させてください。
    > 長くなってしまいましたが最後に一つ。作中の大人向けの小ネタで、野原一家が捕まえられた際にバスの中で黒岩が「死刑っ」と宣告するシーンはギャグ漫画『がきデカ』のギャグが元ネタかと思われます。
    ガキでかネタは知っているんですが、忘れていましたw追記させてください。

  23. 名無し より:

    このブログを見てからこの映画のことが気になって、今日初めてDVDでレンタルをして拝見して見たのですが、、、
    名作ですね笑、久し振りに映画を見て感動してないてしまいました。
    映画の中の細かいネタについては気付かなかった部分も多かったのでもう一度見て確認して見ることにします笑。
    > 最後の腕相撲対決は、ひろしもロボとーちゃんも本気で戦ったと思います。でなければ中盤でのしんちゃんの「男同士の真剣勝負で手を抜くなんて~」の台詞が生きませんし、タイトルの「ガチンコ」の意味がありませんから。
    > 真剣だからこそしんちゃんの応援でどちらも一進一退のパワーを発揮できたのでしょう。
    > 最後のみさえの「あなた、勝って!」は生身のひろしにだけ向けられたものかもしれないし、もしかしたらみさえも両方応援するつもりで言ったのかもしれませんが、ロボとーちゃんはその言葉を自分の物として受け取れなかったのでしょう。だから最終的に家族の応援の差でひろしが勝つことができたのだと思います。
    最後の腕相撲の部分ですが、私の考えと同じ意見を見たことがなかったのでどうしてもコメントを残したくなってしまいました。
    ロボとーちゃんが本気を出したのか否かについてですが、半分本気で半分負けるつもりだったのではないかというのが本当の所ではないかと思っています。
    最初にドラム缶を持ち上げて腕相撲の勝負を挑んだ時には負けるつもりだったのではないでしょうか。それはもちろん、自分が本物のヒロシではないことを悟っていたことや、今後の家族の中で生きていく生身のヒロシに父親としての花を持たせるためだったのかもしれません。そのため、腕相撲の序盤ではロボとーちゃんの腕には力が篭っているようには見えず、生身のヒロシが優勢のまま終わるかにも見えます。しかし、しんのすけのロボとーちゃん頑張れの声によって考え直します。明かに自分に向けられた声援に励まされたというだけでなく、しんのすけに向けて言った、男同士の勝負に手を抜くことはできないという言葉を思い出したのではないでしょうか。そして、その後の腕相撲はまさにガチンコ!でロボとーちゃんの腕には電気が走ります。私はこのシーンをみて、そうだよねガチンコじゃないと意味ないもんねと感じ涙腺が崩壊しました。死力を尽くした二人のとーちゃんの闘いでしたが、決め手となったのはミサエのあなた頑張れの声でした。ロボとーちゃんはこの声援は自分には向けられてないと判断したのかもしれません。この声援の後に入るロボとーちゃんのカットは、勇気付けられたというよりハッとしたと言った方が正しいよ、うに思えます。その顔を見た、生身のヒロシは最後の力を込めて腕相撲に勝ちました。最初は負けるつもりだった、しかし、しんのすけに言った男同士の勝負にワザと負けてはならないと思い直した、だけどやっぱり去り行く自分にできる最後の行動は、自分の家族を今後も守って行くであろうもう一人の自分に父としての矜恃を持たせることだったのだと思います。
    そして、最期にしんのすけに向けた言葉「お前のとーちゃんは強いだろう」は、父としての誇りを託したもう一人の自分と自分自身に対してのものだったのではないでしょうか。
    近年不作と言われ見ることもなかったクレしんの映画でしたが、このブログを伝って見ることができて良かったと思っています。また、今後も感動できる面白い映画を紹介していただければ幸いです。

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