『KUBO クボ 二本の弦の秘密』物語の物語(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『KUBO クボ 二本の弦の秘密』物語の物語(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はKUBO/クボ 二本の弦の秘密(原題:Kubo and the Two Strings)です。

個人的お気に入り度:10/10

一言感想:日本を愛してくれて、ありがとう。

あらすじ

運命に立ち向かうため、3つの武具を探す旅に出ます。

本作については、以下にも暑苦しく絶賛しました↓
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は全日本人が必見の大傑作!その素晴らしさを本気で語る! | シネマズ by 松竹

※追記:ありがたいことに公式サイトにも推薦文が載りました↓
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』をただただ観て欲しい5つの理由 「この人なら絶対に気に入る!」というポイントを全力で語る!|映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』公式サイト

えーとですね、細かいことはいいです。一生のお願いだからクボを観てください。
デートで観るのも最高、家族で観るのも最高。観る人を選ばない。ていうか『この世界の片隅に』のごとく絶賛の嵐になっているんですから。

上の記事を要約するとこういうことです。

  1. 1週間で製作されるのは平均でたったの3.31秒!ストップモーションアニメの最高峰だ!
  2. 日本を超リスペクト!黒澤明や宮崎駿の影響もあったよ!
  3. 日本の“死生観”や“わびさび”もリスペクトしているよ!
  4. 誰もが楽しめる冒険活劇! キャラがすぐに大好きになるよ!
  5. 字幕版も吹き替え版も完璧、5兆点のクオリティだ!
  6. 「物語の物語」になっていることが素晴らしい!
  7. 大人も子どももおねーさんも、すべての人におすすめだ!

ほら!もう!以下の公開劇場を確認するだけでいいから!↓
<公開劇場>

僕たちが応援しないといけない映画なんだよ!

こんなに素晴らしい映画にも関わらず、11月18日より公開の劇場は全48劇場と少なめ。公開2日間の成績は動員8128人、興収1082万9900円とかなり厳しい数字でした。

ソフトスルーでもおかしくなかったこの大傑作を、ギャガさんがせっかく公開してくれたんですよ?
口コミで人気が出てくる、上映館が増えることを期待しています。そうであってくれ!

こんなにもお願いしたいのは、スタジオライカの前作『パラノーマン ブライス・ホローの謎』が地方で上映されない小規模公開で、かつ話題にならずにひっそりと上映終了したということも理由なんですよ!

こっちはアニメでゾンビ映画×『シックス・センス』をやっている尖った内容。(しかも子どもが観てもOK)
ライカのアニメは、わりと怖いホラー描写があるのも大好きなんだよなあ。

で……日本で劇場未公開&ソフト未発売の『Boxtrolls』はいつ観られるんだろう……。

VFXとの融合も違和感ゼロ!

もう上の記事でだいたいパッションを詰め込んだのですが、少しだけ書き忘れていたことも補足します。

本作は基本的にストップモーションアニメで作られているのですが、それだけではさすがに限界があるため、VFXもふんだんに使われています。
※参考↓
日本愛溢れ出る映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』アニメーション・スーパーバイザーにインタビュー:わびさびとストップモーション・アニメーションの共通点とは? | ギズモード・ジャパン

そのVFXが、実物の人形との違和感がまったくないというのもすごすぎる!
実は、人形の作成には3Dプリンターが使われているとのこと。最新の技術も存分に投入されているのですね。

合わせて観て欲しい、さらなる3つの映画

上の記事では『太陽の王子 ホルスの大冒険』『ビッグ・フィッシュ』『キングコング』を紹介しました。
ここでも、『クボ』が好きな方におすすめしたい、または「この作品が好きであれば絶対に『クボ』が好きになる!」という映画を、さらに3つ紹介します。

バケモノの子

『クボ』には、天涯孤独の子どもを、大人(サルとクワガタ)が面倒を観て、冒険するという「疑似家族もの」の要素があります。
それは『バケモノの子』も同じ。キャラがみんな子どもの教育に熱心になるというのもカワイイですよね。

かぐや姫の物語

日本×アニメ×(疑似)家族もの、ということで、『クボ』にもっとも近い作品と言えるかもしれませんね。
『クボ』にも確実に『竹取物語』からの影響がありますし、「切なさ」がたっぷりの物語、音楽の使い方にも、似たものを感じられるかもしれません。

リトルプリンス 星の王子さまと私

基本的には3DCGアニメ、劇中で語られる物語がストップモーションアニメで描かれている作品です。
こちらも「物語の意味」を探る物語になっているので、『クボ』と同じような尊さを感じられるでしょう。社畜だといろいろと共感できますよ!
※ブログのレビュー↓
映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』管理社会と社畜を否定的に描くファミリー映画だった!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

このほかにも、ストップモーションアニメの名作を知りたい!という方は、以下の記事もぜひ読んでみてください↓
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』と驚異的なストップモーション・アニメの世界 | シネマズ by 松竹

さらに、『ファンタスティックMr.FOX』や『グランドブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンの最新作は、日本が舞台×ストップモーションアニメという『犬ヶ島』なんですよね。(2018年春公開予定)

おいおい……確実に「日本が舞台×ストップモーションアニメ」のムーブメントが起きている……っ!これはもう観なければならないだろ!

字幕版と吹替版それぞれの「翻訳の仕方」も最高だ!

字幕版と日本語吹替版それぞれで、キャストと主題歌が超最高であることは記事に書いた通り。
さらに、「古き良き日本」をしっかりと再現した翻訳がまた素晴らしいんですよ!

石田泰子さんによる字幕は「言葉遊び」まで見事にローカライズされていますし、英語がとても聞き取りやすくて勉強にもなる。
吹替版は、子どもにもわかりやすい言葉に変えてストレスがないようになっている。(音響とのバランスも完璧!)

ちなみに吹替版でクワガタを演じたピエール瀧はスタジオライカの大ファンで、「作品を観てもらいたいというより、ここまで人が努力してく作り上げたものをスルーしてはいけない」と答えていたり、演技は原語のマシュー・マコノヒーに寄せたと誠実なコメントをしているのが最高だよ!

「字幕のシャーリーズ・セロン様の声に惚れる」「吹替のクオリティそのものにも泣ける」ので‥…いや本当、騙されたと思って両方のバージョンを観て欲しいんですよ!

みんなのイラストも最高だよ!

本作『クボ』に関しては、Twitterでたくさんの人がステキなイラストを投稿しているのも最高です!
みんな、本当に観てほしいんやで……。

これだけ言って、みんながイラストを描いてくれて、それでも観てくれないんだとしたら、いったいどうしたら良いんだ!
とにかく!おすすめです!

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

野暮な不満点

ちょっと残念だったのが、終盤の闇の姉妹とのバトルで、サルとクワガタがやられてしまう→クボが三味線を弾くと閃光とともに闇の姉妹が消え去る、という展開。
雑に思えてしまった……というよりも、「閃光で吹き飛ばすという一度しか使えない技がある」といった伏線があってもよかったかもしれないですね。
※追記:母がオープニングで三味線の一閃で、波を割っていましたね。

あと、日本人なら誰もがひっかかる疑問は「クボは名字だろ!子どもにその名前はつけないよ!」ということですよね。
キャラクターデザインを手掛けた方の日本の友だちから付けられたとのことですが、気になる方はずっと気になってしまうのかもしれませんね。

※こう考えるといいかも。

クボがめっちゃ良い子や……!

もう開始10分で、早くも涙声が崩壊しました。
クボはお箸でご飯を「心が壊れていく」母上に食べさせてあげているうえに、何も反応がない母上に身体を傾けて寄り添うのですから……。
何も語らなくても「この子はずっと母親の面倒をみている」「とても大切に思っている」「母親の愛情を求めている(だけどそれは叶わない)」ことがわかるのですから……もう!クボ!幸せになってくれ!と心から願いたくなるではないですか!

母の心が壊れていったのは、海底に頭を打ち付けてしまったということだけでなく、夫のハンゾウが無残に月の帝に殺されてしまった(しかも息子の片目を奪った)という過酷な現実を受け入れなかったから、ということにもあるのかもしれません。

サルの気持ち

劇中では2回、サルがクボを寝かしつけてあげようとする、というシーンがあります。
そのサルの正体は、クボの母でした。
母はこれまでクボが自分を寝かしつけたくれたことを知っていたから、そうしてあげていたんですよね。

サルが「質問は3回まで」にしていたのは、自分が母であると悟られないためだったのでしょう。
後でクワガタに「(母であると知られてしまうと)クボは二度も母を失うことになってしまうから」と言ったように……。

また、母は日が落ちた時だけ正気に戻っていましたが、それ以外ではほぼ廃人同然でした。
サルが過保護であったのも、自身が心を壊していた時のクボの苦労をわかっていて、今だけも全力で守ってあげたかったから、なのですね。

両親あるある

大好きだったのが、落ち葉の船をクボが作る前に、サルが「あの子はまだ子どもだよ!」、クワガタが「でも利発な子だ!」と教育方針を言い合っていること。
子どもが驚くほどのものを作り上げて(クボが作った見事な船を見て)、結局意見が一致するというのは、親御さんなら身に覚えがありまそうですよね。

さらに、弓の撃ち方をクボに教えてあげるクワガタに、矢に紐をつけることで「魚の取り方」も教えてあげるサル……。
ものすっごくチームワークが良いんですよね。ここでクボが「気持ち悪いんだけど」と言っているのもいいですよね(子どもからしたら親がイチャイチャしているのはそんなもんです)。

物語の意味

ラストは、月の帝の記憶が消え去り、村の人々は口々に彼を優しい人間であったと言い、おばあさんも「あなたも、わたしたちの孫であるクボが大好きなんだよ」と教えました。
この結末で、「自身の息子をも殺した月の帝が、罰を受けずに許されてしまうのは、あまりに甘いのでは?」「そんなやつと仲良く過ごすことなんてできない!」と感じる方もいるのではないでしょうか。(実際、これを実写作品でやると、相当グロテスクだと思う)

しかし、自分はこの優しい結末が大好きです。
罪を犯した人間に罰を加えるよりも、物語をつくることで皆が幸せになる、それを全肯定する、という物語なのですから。
ひいては、それは物語がただただ人を幸せにする、と作り手が信じている……ということ。スタジオライカの精神そのものなのでしょう。

もちろん、現実では罪人は罰せられます。
でも、物語で幸せになるのであれば、誰も憎むことも、殺す必要もない
本作で訴えかけられているのは、そういったメッセージなのではないでしょうか。

何より、帝を倒すことができたのは、灯篭流しのために現れた死者たちのおかげでした。
死んでも人は消えてなくならない、お盆に戻ってくるという死生観をもって、物語を肯定する……日本という舞台でなければ、この結末はあり得なかったでしょう。

↓ラストに関してはこちらの解説が素晴らしかった!ここに本作がリスペクトを捧げた日本の「わびさび」の意味がある!
@mouse15278さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)
物語は続いていく、それこそ不完全(わびさび)のもの。「完璧な存在」であった月の帝にはわからなかったものですものね。

本当に幸せな物語

灯篭流しのことを教えてくれたおばあさんは「75年も無口だったあの人がすっかりおしゃべりになってねえ」などとクボに話し、お墓の前の女の子も「ばあやが来てくれたよ!」と喜んでいました。

しかし、お盆で死者と話すことができる、ということはただの形式上の風習にすぎません。
本当にしゃべることなんてできないため、序盤に父と話そうとしていたクボは「もういいよ」と、失望をしていました。

そんなクボは、ラストで同じように灯籠の前に座り「もっと幸せになれるかもしれない」と語りかけました。
そして、灯籠が次々に光り輝く鳥に変わるという美しい光景の先には……クボを挟んで寄り添ってくれる両親の姿がありました。

そして……ラストは「おしまい(the end)」で幕を閉じました。

つまるところ、このラストはストップモーションアニメで作られた美しい光景で、クボにとっての「幸せな物語」を作ってあげたという、メタフィクショナルな視点も含んでいるのではないでしょうか。
(しかも、中盤の船の上で「今まで誰かに挟まれて(ご飯を食べて)いたことがなかった」と言っていた、クボの幸せをもう一度叶えてあげている)

それは、(クボが絵空事のように思っていたであろう)お盆に死者が帰ってくるという日本の死生観を、全肯定したということ!
これほどまでにも優しく、そして日本の風習をリスペクトしたラストが、今までにあったでしょうか!

ラストでストップモーションならではの「幸せな光景」をクボに見せてくれたということ……
それはイコール、スタジオライカが作品を作り、世の中に届け、そして人を幸せにしたいというスタッフたちの想いにもシンクロしていると言っていいでしょう。

二本の弦の秘密

タイトルの「二本の弦」が示していたのは、クボの両親(サルとクワガタ)その人でした。
クボは自分の髪の毛をも弦にして、そして三本の弦で奏でられた音楽が新しい物語を作り出す……本作はそんな風に「家族の絆」をも描き、それを超えた、普遍的な「物語の連続性」をも描いていたのです。

さらにエンドロールでは、この三本の弦が劇中に登場したがしゃどくろを吊るしたワイヤーへとつながっていく!
そこではライカのスタッフたちが、めまぐるしい速度でがしゃどくろを動かし、アニメを製作していました。
三本の弦もまた、スタジオライカそのものを示していたんですね。

エンドロール途中には、監督からの「私の二本の弦である、両親に捧ぐ」というメッセージもありました。
それは、すべての親から生まれた、子から感謝の言葉として、誰もが共感できるものですよね。

クボの物語は「おしまい」を迎えました。
しかし、サルが「物語は新たな始まり」と言っていたように、クワガタが「物語は次々に語り継がれる」言ったように、それは世代を超えて伝わってくのでしょう。
願わくは、『クボ』という作品そのものも、今後も多くの人々に愛されますように!素晴らしかった!

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  1. yama より:

    ライカ製ストップモーション・アニメのクオリティの高さは毎度のことながら、期待以上の出来栄えに驚愕しました。細部まで作りこまれたキャラクターや世界観は勿論のこと、本作はアクションシーンの迫力と動きの気持ち良さまで加わり、ほぼ完璧な作品だったのではないかと思います。

    月の帝が辿る顛末については確かに賛否が別れるだろうなとは思いましたが、僕は「パラノーマン」からの流れから割とすんなり受け入れることができました。
    「パラノーマン」では主人公ノーマンが虐げられ復讐に凝り固まって魔女と化した少女アギーに、彼女が幸せになれる物語を与えることで救われるという結末でした。
    本作でクボや村の人々が報復よりも皆が幸福になる道を選んだのを見て

    「この物語の結末はどうなるの?」
    「君次第だよ」

    というアギーとノーマンのやりとりを思い出し、涙腺のダムが決壊しました!

    とにかく素晴らしい内容なので、なるべく多くの人に観てほしい作品です。

  2. 毒親育ち より:

    >一言感想:日本を愛してくれて、ありがとう。
    私の一言感想:最近本家ですらこんなの作ってないよなー!海の向こうから最高のプレゼントでした!
    余談ですが、おいちゃんの子どもの頃は『魔神英雄伝ワタル』とか『天外魔境シリーズ』とか、KUBOみたいな和風ファンタジーがいっぱいあってねえ・・・懐かしい思い出に再開できましたよー!!

    >一生のお願いだからクボを観てください。
    字幕の吹替えも観て来ましたよー!!

    >僕たちが応援しないといけない映画なんだよ!
    今日も吹替え観て来ました!大入りだったしパンフも売切れてるけど「黙っていても観に来る系」の人しかいない感じってか子どもがいねえー!!親御さん達、ちょっとテレ臭いかもしれないけどお願い―!!

    >字幕版と吹替版それぞれの「翻訳の仕方」も最高だ!
    何度でも言います。別に声優一本で演ってる本職さん以外にやらせるなとは言ってません。最低限アフレコで演技出来る人にお願いしますって言ってんだよー!!「大人気の○○ちゃんが声優初挑戦!」とかの棒読みを連れてくるなって言ってるですー!!
    その点本作は“本物の役者さん”しか出演してませんからご安心を!!

    >みんなのイラストも最高だよ!
    日本の御家芸、二次創作のファンアートも増えてきましたね!

    >野暮な不満点
    >闇の姉妹が消え去る
    あと二人とも明確にやられた!な描写が無いんですよね。あと鎖鎌の方がサルが倒したっぽいですが、二刀流の方はクワガタがKUBOを守って刺し違える・・・にして欲しかったです。母上と互角に戦える程の達人な父上が不意打ちで退場って・・・。
    あとクワガタには弓矢も良いけど、四刀流や頭の大顎を使ったアクションを見せて欲しかったなあ・・・と。子どもはこういうギミックアクションが大好きなんですよ!?

    >クボがめっちゃ良い子や……!
    最初見た時は「眼帯って・・・イマドキ主人公に中二病設定?」とか思ってしまった私をお許しください。
    そりゃ町の人達もKUBOのこと大好きさ!

    >サルの気持ち
    正気を取り戻した時間は全力でお母さんしてあげてる母上が良かったです。辛いでしょうね。甘えたい盛りの子どもに苦労を掛けさせてると思うのは。

    >両親あるある
    本当にここ小さい子がいる家族連れに観て欲しいですね。子どもはパパとママが自分を巡って喧嘩する様にウンザリしてるんだけど、それはやっぱり自分を愛してくれているからこそだと解っているとか最高かよ!

    >物語の意味
    >本当に幸せな物語
    申し訳ありません。個人的にお祖父様の結末が実は不満というか、私は自分の幼少期にディズニー嫌いのトラウマを植え付けた大人から「悪いことだとは思えない」事を「悪かったと認めろ!」と強要された経験から、幼児向けアニメによくある「改心光線」的な必殺技に嫌悪というか恐怖を感じていまして、今ままでの己の過ちを主義思想として自ら否定する改心でなく、偽りの記憶を植え付けられ別人のようにされて何が解決なのか!?・・・と思ってしまうのです。また劇場版『ハカイダー』の「漂白された純粋な囚人達」とかを思い出し、自分を改めないなら害悪と呼び罰するなら、いっそ殺してくれ!とすら思うのです。
    ですが、ヒナタカさんやyamaさんの仰るように、盲執から解き放たれ無力な老人となったお祖父様を町の人達が憎悪を剥き出しにしてリンチに処す所が見たかったのか・・・と言われると、自らの愚行により死なせてしまった娘達と娘婿は戻らない。けれど優しい隣人達に囲まれ、何より力づくで袂に置こうとすらした愛する孫の成長を見守りながら余生を過ごす彼の物語を祝福したくなりました。
    ありがとうございます!!

    >二本の弦の秘密
    >タイトルの「二本の弦」が示していたのは、クボの両親(サルとクワガタ)その人でした。
    >さらにエンドロールでは、この三本の弦が劇中に登場したがしゃどくろを吊るしたワイヤーへとつながっていく!
    >エンドロール途中には、監督からの「私の二本の弦である、両親に捧ぐ」というメッセージもありました。
    本当に素適過ぎる秘密の答えをありがとうございます!ライカの皆様!!

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著者

ヒナタカ

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