『キングコング:髑髏島の巨神』最高の怪獣バトル映画!物語のすごさも語る!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『キングコング:髑髏島の巨神』最高の怪獣バトル映画!物語のすごさも語る!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はキングコング:髑髏島の巨神です。

個人的お気に入り度:9/10

一言感想:愛が溢れている(怪獣映画への)

あらすじ

キングコング(+いろんな怪獣)にいる島に行くと、人間たちがぶっ殺されます。

あのねー!『きんぐこんぐ どくろとうのきょしん』っていうえいがをみたんだけど、めっちゃくちゃこわくてこんぐがでかくてつよくてさいきょうでさいこうだったの!

そんなふうに、小学1年生に戻って楽しめる映画が本作です。
もうこれだけ主張できれば、何も言わなくていいですね。四の五言わずに映画館にGoだ!

怪獣映画です!怪獣映画なんです!

本作の何よりの魅力は、怪獣映画としての面白さを純粋に追求したことにありますね。
「これは◯◯のメタファーで~」とか、「これは自然に対抗する人間の愚かさを意味していて~」とか、そういう小難しいことをいっさい考えなくていい。
超巨大な怪獣が暴れる!人間なんかいとも簡単に殺される!
やべー!怪獣映画って面白れー!
これ、これなんですよ、我らが求めていた怪獣映画は……!(震えながら)

いわずもがな、CGで作られた怪獣たちはこの世でできる限界を突破するレベルのクオリティです。
特にキングコングや怪獣が「水」と戯れているシーンは圧巻!これ、どれほどの技術がいるんだよ……!

監督が超オタクだよ!

本作の監督であるジョーダン・ヴォート=ロバーツが超・超・超オタクであることはいろいろな所で語られていますね。
実はジョーダン監督は若干32歳の新鋭で、実はこれが監督第2作目という大抜擢でもあるのです。

まずは本作の画には『地獄の黙示録』オマージュが溢れまくっています
年代ベトナム戦争の終結した年!軍人とキングコングが戦うという夢のバトルが観られるんですよ!!

さらには、劇中の怪獣「スカルクローラー」の造形は、『千と千尋の神隠し』のカオナシ、『新世紀エヴァンゲリオン』の使徒、『ポケットモンスター』のカラカラまで参考にしたデザインになっていますからね!どれだけ日本好きなんだよ!

ついでにキングコングの抱える「悲しみ」は、ゲーム『ワンダと巨像』にもインスパイアされているのだとか。
他にも日本の怪獣映画のオマージュと思しきシーン、ありとあらゆる映画やゲームやアニメをほうふつとさせるが満載で、どれだけでも「アレはコレだよな!」という議論でオタクは大いに盛り上がれます。

それでいて、出来た映画が「オタクにしか通じない」なんてことがなく、これまで怪獣映画どころか映画そのものにもなじみがなかった方も楽しめるのが素晴らしいんだこれが。
どう考えてもオタクが作った映画なのに間口が広い。いやはや、これはもう娯楽映画として理想的なのではないでしょうか。

さらに1970年代をフィーチャーした音楽もすんばらしいんだわ。

その音楽の「使い方」も極上。「無音」や「ゴリゴリの重低音」などでメリハリをつけるのにも感服いたしました。

怖い!怖い!人間が散り紙のように散っていく!

本作はマジで怖いというのも大きな魅力の1つ。
キングコングがついに現れた時の「あっ、これ、終わった」という絶望感が半端なものではないですし、PG12指定納得のショッキングな描写もあります。

でも、めちゃくちゃ残酷で子どもには絶対に見せられない、というほどでもありません(海外でもPG-13指定どまり)。
ぜひこれはご家族で観て、お子さんにいい意味でのトラウマを持って帰っていただきたいですね(笑顔)

物語も実はすごくね!

本作は「俺たちの観たかった怪獣映画だ!」で終わってそれでいい内容なのですが、実は物語そのもの、人間ドラマもよくできています。
それもそのはずで、脚本を手がけたのは『ナイトクローラー』で世界中から絶賛を浴びていたダン・ギルロイ。人間の闇を「えぐってくる」作劇には感動しました。
ほんのちょっとのセリフややり取りだけで、登場人物の人となりがよくわかりますよ。

もう1つすごいのは、バトルにしっかりとロジック(勝てる理由)があること。
ラストバトルは画の迫力もさることながら、「それならそうなるわ!」と大・大・大納得せざるを得ませんでした。

怪獣たちそのものの造形が超ハイクオリティで、バトルが大迫力で、しかもバトルにロジックがあるって、もう完璧じゃね?

時代設定にもしっかり意味があるよ!

物語の中心である1973年はベトナム戦争が終結したというだけでなく、地球資源探査衛星ランドサット計画の幕開けの年でした。
それはすなわち、NASAが「宇宙から見た地球の地図を作り始めた」ということ。
この時期が「キングコングのいる島の発見」に信ぴょう性を与えていると言えます。

世界はそれ以降は通信網が発達する情報化社会になってしまうわけで、これが近代劇になってしまうと「未開の島」という舞台設定に説得力がなくなってしまうんですよね。
軍人とキングコングが戦うキャホーイ!地獄の黙示録だー!以外にも、時代設定に意味がちゃんとあるんです。

サミュエルの顔芸がいいよ!

マイティ・ソーのロキさまことトム・ヒドルストン、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが素晴らしいのはもちろんのこと、本作はサミュエル・L・ジャクソンの魅力が炸裂していましたね!
どういう魅力かと言うと、顔芸でキングコングと勝負していますから
どういうことかわからなかった方はぜひ劇場へ!

めっちゃ余談ですが、サミュエルの魅力を知る映画として『ブラック・スネーク・モーン』をおすすめします。
「セックス依存症の女性を鎖でつなぐ」と聞くとキワモノっぽい印象ですが、実は真面目に「生き方」に向き合った人間ドラマ。意外な感動がありますよ。

3D吹替もよかったよ!

1回目は2D字幕版で、2回目は3D吹替版で観てみました。
3Dの効果はそれなりといったところなので、これはお好みで選べばいいでしょう。
IMAX版には専用のカウントダウンがあるとのことですので、ベストなのはやはりIMAX3D版なのかもしれませんね。

吹替はGACKT、佐々木希という芸能人配役が若干炎上していましたが、意外と佐々木希は悪くなかったです
声優業を勉強されたのか、十分に「それらしい」話し方をしていて、『ワンピース フィルム Z』のチョイ役とは比べものにならないくらいの進歩がありました。

反面、GACKTはトム・ヒドルストンの役とあっていなくてイマイチでした。
というか、低血圧っぽい声がGACKTだとわかりやすすぎなんですよね。「本人以外の演技ができない」方なので、この起用は少し気の毒な気がします。

真壁刀義は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のときから好評でしたし、文句なし。
サミュエル・L・ジャクソン役の常連の手塚秀彰はあいも変わらず役にハマりまくりだなあ……。

訳し方も問題ないですし、全体的には吹替版は「悪くない」という印象でした。
近くの劇場で3DやMX4Dに吹替版しかなくて残念、と思っている方は気にせずに観にいってもいいと思いますよ。

ただ……字幕版でしかわからない、字幕監修を手がけた映画評論家・町山智浩による「ネタ」もあります。
どちらか片方を選ぶというのであれば、やはり字幕版をおすすめします。

エンドロール後まで、帰るんじゃない

ほかはもう「観ろ!」ということと「エンドロール途中で絶対に帰るな!」ということだけを言うしかないですね。
もうこれは最高のことが起こるんですから!エンドロールは(たぶん)10分を超える長さだけど、それに耐えうるだけのモノが待っているから!
劇場で「エンドロール後にもおまけがありますので、最後までご覧ください」の注意書きをしてほしかったなあ。

そんなわけで超おすすめ。「史上最高の怪獣映画を観るんだ!」くらいに期待値をガン上げしてOK!

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください 吹替版とのセリフの違いも1つだけ書いているので、両バージョンを楽しみにしている方はご注意を↓

野暮な不満点

どうしても気になったのは、コールが手榴弾で自爆する理由があまり見つからなかったこと(別に足を怪我したとかでもない)(タイミングよく手榴弾を投げれば……)。
コールが巨大スカルクローラーの尻尾でぶっ飛ばされて、自爆が無駄なものになるのは、良い意味でも悪い意味でも辛かった……
(ただ、この後の黒人青年ブルックスの奮起につながっているのは全肯定します!)

コールはヘリに襲われた後すぐに缶詰をたべていて、ブルックスに「よくこんな時に食えるよな!」と常識を疑われていました。
とすると、一見して他人に興味がなさそうだったのに、実は身を犠牲にして仲間を守りたかったという「ギャップを持たせた」人物だったのかな。
もう少し、コールのことがわかるエピソードがあるとよかったですね。

※以下の意見をいただきました。
コールは序盤から家族や帰る場所についての描写が無かったので、天涯孤独なのではと思わせる気がしました。
また、常軌を逸している描写も多かったことから戦場から日常生活に戻れないことを暗示させているように思われました。
そして、唯一の家族とも言うべき部隊の長であるパッカードが死に、他の隊員たちが絶体絶命の危機に陥ったことにより、自分の命を投げ打ってでも家族である隊員たちを守ろうとしたのではないかと思われます。
結果的には無駄死のようになってしまいましたが、コールという人物を造型している非常に重要なシーンなのではないかなと思いました。

そうそう、リーフ・ウィングという巨大鳥に襲われて1人が死んでしまったのに、すぐに警戒を解いてしまったように見えたのも少し違和感がありました。
そこを数匹飛んでいたんだから、もうちょっと危機感持ってもよくない?

顔芸(VSコング)

いやーキングコングと戦えるだけの力を持ったサミュエル・L・ジャクソンの顔芸が最高でしたね!
しかもアップで何回も!(初登場時のコングはもちろん、巨大グモのマザー・ロングレッズの時もこの顔をしていた)

いや、もう顔芸というか目しか映っていないんだけど、途中からどっちがコングかわからなくなりましたね。

マザー◯ァッカーキャンセル

えーと、サミュエルが映画の中でほぼ必ず言うセリフに「マザー◯ァッカー!」があるんです。
もちろん下品な言葉なので、これが映画に出てくるとR指定(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)になっちゃうので、幅広い観客層を目指している本作ではこれは言えないというわけ。

で、本作では「喰らえ!このマザーファ……(Die, you motherf ―)」と言い切らないうちにキングコングに潰されて死にました
さすがコング!R指定にさせないためにあのサミュエルにも勝ったね!

※この字幕は町山智浩監修のもの。参考はこちら↓
『キングコング:髑髏島の巨神』の魅力を町山智浩氏が語る!字幕監修のこだわりと“これまでの怪獣映画と違うところ”とは? | FILMAGA(フィルマガ)

あ、ちなみに吹替版では「死ね!このクソゴリ(ラ)」と、やっぱり言い切らないうちに逝っていました。

意地の悪い場面転換

キングコングの初登場時、ヘリがコングにガブッと噛まれる→人間がパンを食べているという場面転換が極悪でしたね(褒めています)。

マーロウが「3日で補給場所まで行くなんて無理だ!歩いてならな!」と言う→サミュエルことパッカードたちが沼のような川を歩いている、という場面転換もグッド。
このおかげで、「コングが島の守り神であることを知っているチーム」と「それを知らないままはぐれた兵士を追って盲目的に行進するチーム」という対比もわかりやすくなっています。

ヤバすぎる怪獣たちとのバトル!

巨大グモ(名前はマザー・ロングレッズ)との戦闘シーン、振り返ると兵士の1人がぶっとい脚で串刺しにされているとか、めちゃくちゃ怖いんですけど。
六本木ヒルズの蜘蛛オブジェを見るとコイツを思い出してしまいそうだぜ……!(実際に監督はあの蜘蛛オブジェを見て、この怪獣を思いついたそうです)

巨大タコ(ミレー・スクウィッド)とコングが戦うのは『キングコング対ゴジラ』からの引用ですね。
コングが手に水をすくったときの「滝」がすげえ!

チャップマンが木に腰掛けると、それが擬態したカマキリ(スポア・マンティス)だったのにびっくり。(ナナフシかバッタだと思っていたら、カマキリとのこと)
カマキリが後ずさりすると、そこにはあのスカルクローラー(吹替版では「髑髏の亡者」)が……。

で、そのスカルクローラーは人を丸飲みしていき超怖いわけですが、ビルが持っていたストロボライトも一緒に飲み込まれて、その光と音を頼りに霧の中で位置を見極めるというバトルにはもう大興奮!
そして、「不名誉よりも死」(日本語)という、亡き友(日本人のイカリ・グンペイ)が残した矜持を宣誓し、日本刀を構えるマーロウのカッコイイこと!
ていうかその後の、ガスマスク姿で日本刀をぶん回すコンラッドがカッコよすぎでした。抱いて!トムヒ様抱いて!

敵などいない

ドラマで特に印象的だったのは、サミュエルことパッカードが盲目的なまでにキングコングを討つことに執着していく過程でしょうか。

  1. パッカードは序盤に引き出しの中にあったドッグタグを見て「どうして死んだんだ」と言っていた
  2. パッカードは1人はぐれたチャップマンを救うためにひたすら行軍する
  3. コンラッドたちと合流すると、マーロウの「西は地獄だ」という忠告があったにもかかわらず、そこに行く
  4. チャップマンの死が知らされると、パッカードはそれでもヘリのところまで行くと言う。なぜなら、コングは仲間たちの仇(かたき)であり、殺さねばならないから。

パッカードは(1)で「仲間が死んだ理由」を考えていて、それははぐれたチャップマンをなんとしてでも救うという行動につながっていた……というふうに思えて、(2)と(3)では自ら仲間を死なせてしまうかもしれない道を選んでしまっているんですよね。

コールの言っていた「ベトナムのその村は銃を見たこともなかった。敵なんていないのかも」という言葉も、パッカードの誤った行動の裏付けです。
世の中の争い、戦争とは概してそういうもの。敵だと思って、傷つけようとしたことが悲劇の連鎖を生むのです。

そういえば、パッカードは岩山にあった、血でつけられたコングの手の跡を見て、「手負いだ」と感じていました。
一方でビルはこの手の跡を「最高だ」と言っています。研究対象としてしか思っていなかったんだろうなあ……。

だけど……ウィーバーは、自身の手をそっとコングの顔につけて、友好な関係を取り持っていましたね。
そしてコングは、その手で水に沈んだウィーバーを拾ってあげる……。

「手」の見かただけで、登場人物の気持ちがわかるようになっているんですね。

コンラッドのキャラクター

コンラッドは初めは「場末のバーでビリヤードをしている変な男」な印象でしたが、そのときから「12人の仲間を救った」「ビリヤードでチンピラをやっつける」という有能ぶりを見せていたのがよかったですね。

思えば、コンラッドは巨大水牛(スケート・バッファロー)を見たときも、原住民を見たときも「撃つな」と仲間に呼びかけていました。
パッカードとは正反対に、本当の意味で仲間を大切にする男だったんですね。

オーロラ

登場人物の「共通する」心情を表していたことがもう1つ。
コンラッド、ウィーバー、そしてキングコングが夜空に輝くオーロラを見ていることです。
過酷な自然の中でも、その自然の美しさへの感動は同じなのですね。

ラストバトル

キングコングVS巨大スカルクローラーのラストバトルはもう圧巻!

このときに人間もがんばってコングを助けようとしているのがいいんですよね!
コンラッドは自分が囮になって誘導し!
ウィーバーは照明弾を放ってスカルクローラーを撃ち!
(缶詰さえまともに開けられなくて「僕は本がお似合いだ」と言っていた)黒人青年のブルックスがガトリング銃を撃ち!
ガトリング銃の装填時には、マーロウがその役目を担ってくれる!

コングはスカルクローラーに飛ばされて、船のそばにあった鎖でがんじがらめになってしまう!
しかしコングは鎖につないであったスクリューを手に反撃!スクリューをメリケンサックのように使う!
そして片方の手で、そっと水に沈んだウィーバーを救おうとするコング……だがスカルクローラーがまたも襲いかかってくる!
最後に、コングはスカルクローラーの口から内臓を引きずり出して勝利するのである!

……

こんなに、
幸せなことが、
いくつも起きていいんでしょうか。

エンドロール後

マーロウが無事に家族の元に帰り着いた後……エンドロール後に待っていたのは、ラドン、モスラ、キングギドラそれぞれの壁画!

最後の1枚はまさにゴジラとキングギドラが対決している壁画!
そして響くゴジラの咆哮!!!!!!

……

しかも、このキングコング「まだ成長期」と言っていたよね。
さらに進化したコングのさらなるバトルはもちろん、ハリウッド版「ゴジラ対キングギドラ」が観られることはもう確定と言っていいよね。

この映画を作ってくれてありがとう。
続くこの「モンスターバース」シリーズすべてを観るまでは、
絶対に死ねません。

(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED

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  1. オープンリーチ より:

    オープニングで墜落した零戦パイロット(イカリ by MIYABI)が刀を構えた時点で「零戦の中にそんな邪魔なもの置けるか!」「せめて軍刀!それもサーベルだろうが!それじゃ長ドスだよ!」と幸先の不安を感じましたが、それはコング登場により銀河の彼方に飛び去りました。
    シンゴジは大好きですが、ギャレゴジやシリーズ化されたゴジラ作品のようなデカイ生き物同士が戦う「怪獣プロレス映画」も大好きなため、今作はそのツボを見事におさえ、尚且つ「地獄の黙示録」を周到にオマージュした見事な傑作だと思います。
    不満点としては、互いに殺し合おうとしてたマーロウとイカリが打ち解けるシーンが欲しかったです。仲良く船を作るところとか。欲を言えば刀を構えたマーロウが、たぶんイカリから教わったであろう「不名誉よりも死」と言うシーンも好きですが、教わったのであれば出来れば軍歌、「同期の桜」とか口ずさんでたら…。
    あとジョーダン監督が32才と知り驚きました。あの「ラ・ラ・ランド」のチャゼル監督と一緒じゃん!今月観た「ハルチカ」で「この国は才能ある若い人材で溢れている。」と感動しましたが、海の向こうは凄いです。

    • hinataka hinataka より:

      >不満点としては、互いに殺し合おうとしてたマーロウとイカリが打ち解けるシーンが欲しかったです。
      確かに!でも壁に刻まれた「日にち」などで、幾千の夜を共に過ごし、友情を育んだんだろうな・・・と想像も膨らみました。

  2. DIPER より:

    まさに血湧き肉躍る最高の怪獣プロレス映画でした!
    IMAX版はコング専用のカウントダウンがあるので、怪獣の雄叫びで始まって、エンドロールのオマケで怪獣の雄叫びで終わるという…なんて最高な映画だ!

    そういえばコングがスカルクローラーの内臓をぶっこ抜くところは、モータルコンバットというゲームでサブゼロというキャラがトドメ技で相手の脊髄をぶっこ抜く技をやるのですが、それを思い出しましたね。
    ちなみに、マイケル・ベイもトランスフォーマーシリーズで何度か脊髄ぶっこ抜きをやってましたね。日本では真・仮面ライダーあたりがおなじみです。

    あと、巨大クモに兵士が串刺しのシーンは、個人的には「食人族」のあの有名な串刺しのシーンを連想しました。
    串刺しといい、原住民たちの感じといい、どこかしらにモンド映画っぽいテイストもありましたね。

  3. グルーバー より:

    コール(手榴弾おじさん)は小説版だとそのまま食われて大ダメージ与えていますね。スカルクローラーの極悪さは言わずもがなですが、アレでもゴジラにとっては雑魚なんでしょうな…。

  4. えすたか より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。

    「コールが手榴弾で自爆する理由があまり見つからなかったこと」に関して、私が思ったことをひとつ。

    コールは序盤から家族や帰る場所についての描写が無かったので、天涯孤独なのではと思わせる気がしました。
    また、常軌を逸している描写も多かったことから戦場から日常生活に戻れないことを暗示させているように思われました。

    そして、唯一の家族とも言うべき部隊の長であるパッカードが死に、他の隊員たちが絶体絶命の危機に陥ったことにより、自分の命を投げ打ってでも家族である隊員たちを守ろうとしたのではないかと思われます。

    結果的には無駄死のようになってしまいましたが、コールという人物を造型している非常に重要なシーンなのではないかなと思いました。

    勝手な解釈ではありますが、ご参考になれば幸いです。

    • hinataka hinataka より:

      おお!『ハート・ロッカー』のように戦場中毒になっていたということですね!素晴らしいご意見ありがとうございます。追記させてください。

  5. 今井 より:

    今しがた観てきました。いやはや、怪獣プロレスも然ることながらストーリーのテンポも良く、二時間の上映時間があっという間でした。ちなみに、マーロウより前に来た船はオリジナル版でカール・デナムらが乗ってきた船と同じ名前だそうです。あと、ラストのコングが鎖に絡まる箇所は「ニューヨークで見せ物になった」場面を彷彿とさせましたね。そして、今作のキャストで僕イチオシのジン・ティエンさんですが、「グレート・ウォール」にも出演します。

  6. yama より:

    3時間もある上に肝心のキングコングが出てくるまで1時間もかかるピーター・ジャクソン版があっただけに不安だったのですが、始まって3分程でコングが登場する時点で「はい傑作!」と確信しました。中盤あたりが単調に感じなくもなかったものの、その分怪獣バトルの充実ぶりは目を見張るものがありましたね。
    一番好きなシーンは嵐を抜けたヘリ部隊の前にキングコングの巨大な影が夕日に逆光で浮かび上がるところ。思わず「おぉ・・・」と声が漏れてしまうほどカッコいい場面でした。

    • hinataka hinataka より:

      >3時間もある上に肝心のキングコングが出てくるまで1時間もかかるピーター・ジャクソン版
      「出し惜しみなんてしねえ!」ということがこれでもかと伝わりましたね!

  7. 毒親育ち より:

    惚れるぜ・・・コングオヤジ!

    >一言感想:愛が溢れている(怪獣映画への)
    >怪獣映画です!怪獣映画なんです!
    これを書いている時のヒナタカさんは半ズボンとシミだらけの半袖シャツ着てますね!?

    >監督が超オタクだよ!
    方々で言われていますが『ギャレゴジ』にも『シンゴジ』にも感じていた「もの足り無さ」を、お皿にイッパイ持ってきて「すきなだけ食べてもイイんだよ」と微笑むロバーツおじさんが見えました!!

    >怖い!怖い!人間が散り紙のように散っていく!
    親御さん達!お願いします!お子様がこの映画の観賞を希望しましたならば、ぜひご許可を!!
    >ぜひこれはご家族で観て、お子さんにいい意味でのトラウマを持って帰っていただきたいですね(笑顔)
    トラウマなんてコングオヤジが叩き潰してくれますよ!きっと恐い夢を見ても最後はコングオヤジが助けに来てくれたスッキリお目覚めさ!
    ああ・・・ロビーで「やだやだ!コングみたい!」と駄々こねている子と「ダメ!この映画は子どもに悪いんだって!」とか言ってる親子が居たら、お子さんを攫ってシアターに立て篭もってしまいそう・・・。

    >時代設定にもしっかり意味があるよ!
    『ギャレゴジ』と同じ世界線の伏線もしっかり貼られてましたしね!

    >サミュエルの顔芸がいいよ!
    頼れる長官から愛くるしいダメオヤジに狂気の怪人まで!大好きだぜ!六十八才児。
    >顔芸でキングコングと勝負していますから。
    一方的に理不尽な逆恨みをブツけられての対決ですが、コングオヤジもライバルと認めていたと思います!

    >マイティ・ソーのロキさまことトム・ヒドルストン
    あれ?ロキさまとソックリの顔の人が頼れるアニキ分やってますよ?

    >リーフ・ウィングという巨大鳥に襲われて1人が死んでしまったのに、
    空中で解体される研究者を遠目のシルエットだけで見せるのは上手いレイティング回避でしたね

    >顔芸(VSコング)
    もうこの「眼力対決」の為にもう一回行ってきますし、ディスクも買います!

    >マザー◯ァッカーキャンセル
    こんな所にも子ども達に本作を届ける為の努力が!こんなにも子ども達を想った映画に悪影響なんか有るわけないさ!!

    >ヤバすぎる怪獣たちとのバトル!
    コングオヤジと彼らの差、完全に“餌”としか見ていない悪意の無い無慈悲さが最恐でした!
    そういえば知的生命体の証は他種族を愛せるかどうかと聞いたことがあります。

    >亡き友(日本人のイカリ・グンペイ)
    冒頭での銃撃戦に追いかけっこに「なんの映画だよ!?」から崖にマーロウを追い詰めたグンペイに早く切りかかれよ!それとも背後からは卑怯だからか?からの、コングオヤジも喧嘩両成敗!だけ座席から動けなくなりました!!
    なによりマーロウの「軍服を脱いで兄弟になった」に泣きました。
    エピローグでは書かれませんでしたが、彼きっと“兄弟の家族”にも会いに行ったと思います。

    >敵などいない
    狂気に取り憑かれた人でしたけど、冒頭で部下の遺品のドッグタグを大事に木箱に入れていて、敗戦(撤退)で彼らの死はなんだったんだというシーンが切なくて「悪役」には見れませんね。本当。マーロウとグンペイの兄弟仁義といい、これこそ子ども達に観て欲しい戦争映画だよ!

    >手
    いきなり調査隊を襲って仲間を虐殺したコングオヤジにパッカードが抱く憎しみは正当なもので、思えばウィーバーら研究者チームの方が理解し難いかも・・・と思ったのですが、コングオヤジはただ縄張りを荒らされたから襲ってきたのでなく、「なにやってんだオマエら!?地下のトカゲどもを刺激するんじゃねえ!!」という極めて理知的で怒りに基づく理性的な行動ですよね。研究者チームはそこまでコングオヤジの気持ちを慮る事が出来、マーロウと原住民の皆さんからコングオヤジの島に置ける立場を知る事が出来たから、憎しみを乗り越え和解出来て共闘出来たのかなあ・・・と。

    >思えば、コンラッドは巨大水牛(スケート・バッファロー)を見たときも、原住民を見たときも「撃つな」と仲間に呼びかけていました。
    そういえば、コングオヤジがウィーバーを助けてくれたのは彼女が巨大水牛を助けようとしていた事を知っていたからですね。
    あと方々で言われていますが、二十世紀中のキングコングがヒロインに対してどこか甘えた所や独占欲が感じられることから「マザコン」の暗喩と言われていますが、本作のキングコングはそんな所が一切無く硬派で、厳しいけれど絶体絶命の所では助けてくれる。だから私は本作のキングコングを「オヤジ」と呼びたいのです!

    >エンドロール後
    正直、今回のコングは銃火器で負傷したり、スカルクローラーもギャレゴジやムートウに比べれば雑魚にしか見えず。これに苦戦しているようではスーパーマンに対するバットマンみたいに、今後のシリーズでメインになれるのか不安でしたが・・・
    (でもどっかの巨人達が手も足も出なかった空挺戦力に無双・・・)
    >しかも、このキングコング「まだ成長期」と言っていたよね。
    なんと!?神とガチンコ出来るようになる伸び代があるんですよね!・・・てか、本作から半世紀後がギャレゴジですし!さらなる成長を遂げたコングオヤジに早く会いたいです!

    オープンリーチさんの意見より
    マーロウとグンペイとコングオヤジの島での生活の番外編撮ってくれー!!

  8. 毒親育ち より:

    マーロウ「き・・・斬らないでくださいー!」
    グンペイ「斬らないよ!?」
    コング「ハジメマシテ、ボクハキングコングダヨ。ヨロシクネ」

    グンペイ「マーロウちゃん。見るからにジャップで、いきなり斬りかかるようなボクと兄弟になってくれて、ありがとう。元気で・・・」
    マーロウ「ねえ!グンペイちゃんをかえして!かえしてよ!!カタナとか持ってて、ちょっとこわいけど、お船とか作って、がんばり屋で、まだお話したいことも・・・いっしょに帰りたい所も・・・うぅぅ~~!かえしてよぉーッ!!」
    コング「マーロウ。キミタチトノセイカツ、タノシカッタヨ」

    • hinataka hinataka より:

      けものフレンズのまとめ面白すぎる!
      いつもたっぷりコメントを書いてくださってありがとうございます!毒親育ちさんの感想はいつも、まとめて記事にできるくらい読み応えあるよ!

      >冒頭で部下の遺品のドッグタグを大事に木箱に入れていて、敗戦(撤退)で彼らの死はなんだったんだというシーンが切なくて「悪役」には見れませんね。
      パッカードも本来は部下を大切に思う人だったんでしょうね、本当に。

  9. 毒親育ち より:

    吹替え版を観て来たのですが・・・。
    う~~~む。『SING』『レゴ・バットマン』『夜は短し歩けよ乙女』という本職級を立て続けに観てしまったせいか、微妙。

    GACKTさんは本業歌手ですが、歌手と吹替え声優と実写俳優の発生の違について、素人でも解り易い解説をしてくださるほど役者という仕事に敬意を持ってらっしゃるだけあって上手い!
    なんですが・・・方々で言われているように「トム・ヒドルストンがGACKTのものまねしてるみたい」とか「トム・ヒドルストンがGACKTの声でしゃべってる」感が・・・これはGACKTさんの個性が強すぎる故の聞き手側の問題でしょうか。こっちが先入観を捨てねば・・・。

    真壁刀義さんは・・・上手い!というか配役どおりに脇役に徹してらっしゃるのが成功か!?思えばプロレスも舞台演出としての演技が必要とされる職業でしたね。
    う~~~む。個人的に今後はお笑い芸人同様、プロレスラーも役者に含めるべきか・・・。

    佐々木希さんは・・・ヒナタカさんもおっしゃるように『ワンピース フィルム Z』よりは進歩してますが、正直アフレコ演技力はどっかの痴呆より劣ります。
    平常時のセリフも拙い感じがしましたし、感情的なセリフで棒読み気味になるのを我慢すればどうにか・・・といったレベルでした。
    というか他の二人のレベルが高過ぎで彼女の粗が目立ってしまってるような・・・。

    >パッカードも本来は部下を大切に思う人だったんでしょうね、本当に。
    二回目の観賞で、電話で将軍から調査団の護衛の指令を受けて「将軍。感謝します」のセリフを聞いて気付いたのですが、無意味な戦争で部下にもベトナムの人達にも無駄な犠牲をさせ、世論からもそれを指摘されるという虚しさの中、軍人として何かしら「勝利」や「成果」を持ち帰れる仕事を求めていたのでしょうね。そしてその思いがコングという宿敵の勝敗に拘る狂気に陥り、その結果余計に部下に無駄死にさせてしまったという。

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著者

ヒナタカ

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