『キングスマン:ゴールデン・サークル』麻薬は良くないと訴えるドラッグ映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『キングスマン:ゴールデン・サークル』麻薬は良くないと訴えるドラッグ映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はキングスマン:ゴールデン・サークルです。

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:気になる欠点をブッ飛ばすほどアガッた!

あらすじ

英国紳士が麻薬カルテルをぶっ壊すために頑張ります。

超カッコいいスパイアクションや、悪趣味グロ描写などで映画ファンから絶大な支持を得た『キングスマン』の続編です。

レビューはこちら↓
『キングスマン』イギリス階級社会を最大限に皮肉る映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今回の個人的な感想を申し上げれば、超面白い!大好き!2時間20分があっという間!ということです。
しかしながら、映画ファンおよび前作が好きだった方からは賛否両論、中には激怒レベルの否定的な意見もあることも事実です。
どのような内容になっているのか、以下から振り返ってみましょう。

今回のテーマは「麻薬はダメ!絶対!」

前作はイギリスの階級社会を思いっきり皮肉っているところがありました。
同時に「俺らだけ良ければいいもんねー!」な選民思想者を全力で「お前らバーカ!」と吹っ飛ばす展開が痛快愉快だったんですよね。
まあいいじゃん、映画の中ならムカつくやつらをぶっ殺しても!フィクションなんだから!

で、今回も「社会的にムカつくヤツ」「貧しい者を搾取するクズ共」を思いっきり敵にしていただいているんですね。その敵とは麻薬カルテル、もしくは麻薬そのものです。
具体的にはネタバレになるので↓に書きますが、アメリカはもちろん世界中に蔓延る麻薬問題の描き方がとても誠実で感服いたしました。

前作は「人がぶっ殺されるシーンで陽気な音楽をかけたり爆笑させたりする」ということで青少年の育成上最悪(笑顔)なシロモノでしたが、今回は若い方にも麻薬の危険性と問題を訴えているので、教育上も良いじゃないか!(※本当です)

まとめると、前作がイギリスの階級社会の皮肉であるなら、今回はアメリカの歴史を踏まえた麻薬社会を皮肉っているということ。
敵のアジトが50〜60年代のアメリカを思わせる(しかもいびつな)ものになっているのもそのためでしょうね。

前作がR15+指定(妥当)だったのに、今回はPG12指定止まりになったのは、麻薬に手を染めてしまうかもしれない若者に向けたメッセージがあったからなのかもしれませんね(※勝手な推測です)。でもキッチリグロいよ!(エロも少々)

西部劇風のアクションがカッコイイの……

さて、そんな「麻薬はダメ!絶対!」というのはあくまで味付け程度のテーマ。
基本的には「ありえねー!」「超カッケー!」なアクションを期待すればそれでOKな内容です。

今回は、カウボーイっぽい技を使う「ステイツマン」という組織が登場し、なんと電流が通った投げ縄と、二丁拳銃をくるくる回して「俺カッコいい!」なウェスタンなアクションを繰り出してくれるんですぜ!

このウィスキー役のペドロ・パスカルは、最高のバカ映画『グレートウォール』でもおいしい役を演じているのでぜひ観てみましょう


※Amazonプライムビデオにも入りました。

キングスマンのメンバーはスーツとマティーニ、ステイツマンはデニムとウィスキーと、ファッションにもしっかり住み分けがされているのが良いですね。

さらには、前作で多くの方がぶち上がった「教会の中の乱闘」シーンをほうふつとさせる、「どうやって撮ったんだ!」なグルングルンと回るカメラワークも大盤振る舞い。
「秒でアガる。」というチャッキコピーは伊達ではなく、「やったー!」「よっしゃー!」と中学二年生の気持ちで大興奮できました(今回はマジの中学生も観られるし)

話そのもの「クズ組織をぶっ飛ばせ!」と単純明快&予想外の展開を詰め込むので超絶面白い!
「こまけえことはいいんだよ!アクションが楽しければ!」な人はそれだけで観れば良いのです。

そうそう、新キャストであるチャニング・テイタムとハル・ベリーとジェフ・ブリッジスも、活躍は少ないながらもいい味を出していましたね。
ハル・ベリーは現在51歳なのですが、アラサーくらいにしか見えません。どういうことなの……。

そうそう、劇中で「麻薬良くない!」とされているのに、映画を観た方が「これは観る麻薬だ!」と言っているのが最高ですね。
『キングスマン:ゴールデンサークル』は合法ですが、用法用量を正しく守って観るようにしましょう。

『女王陛下の007』も観てみよう

本シリーズはスパイものの金字塔『007』の影響を強く受けています。
今回は雪山でのアクションがあり、思い切り『女王陛下の007』を思わせるところもありました。(シリーズの中でもけっこう高評価)

『007』にあったオシャレなスパイ要素を、「不謹慎上等」「荒唐無稽なアクション」で装飾してくれるというのも、『キングスマン』のステキなところです。

賛否両論の理由はこれだ!

さてさて、そんなふうに基本的には前作からパワーアップをしている作品なのですが……無視できない難点もあります。
それは、2点だけど〜しても納得できないツッコミどころがあること。もっと言えば、アッと驚くどんでん返しを意識しすぎて、論理的に筋の通らない展開があるのです。

この難点は、奇しくも同じく超賛否両論を呼んでいる『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』とほぼ同じ。
「えーー!」っと驚けるけど、よく考えれば「それはおかしい」となり、そこがノイズになればなるほど楽しめなくなっちゃうのかもしれません。

個人的には「多少のアラよりもサプライズを重視したい」という作風は好きなのですが、これはちょっとね……。
もう少し脚本を突き詰めれば、誰もがアガることができたと思うのですが。

何より、前作で愛された要素やキャラそのものを裏切っているところもあるので、それこそが前作のファンを怒りを買っているんですよね。
脚本も兼任しているマシュー・ヴォーン監督はサービス精神が旺盛な一方で、そういう無神経なところもあるのです。

また、前作はラスボスの部下として登場していた、両足がブレードになっているガゼルという敵(演:ソフィア・ブテラ)が超魅力的だったんですが、今回は義手を使っている特徴に欠ける男なので、あんまりパッとしませんね。(性格はクズくてよかったけど)

あとね、(前作もそうだったんだけど)主人公のエグジーがドジっ子で、ちょっとイラッとするところもあるの……。
うーん、十分スパイとしての技能を身に着けたんだから、もう少しだけでも成長しててもいいと思うんだけどなあ。

ネタバレ注意案件だった

本作はかなりのネタバレ厳禁案件です。
Webの記事もネタバレの宝庫。個人的には公式Twitterは見ても良いレベルだと思いますが、これも人によっては相当なネタバレでしょう。
最大限に楽しみたいのであれば「前作だけ観て」「それ以上の情報を入れずに」観たほうがいいです。

また、作中には「前作を観たことを前提とした展開」があるので、やはり事前に前作を鑑賞しておいたほうがいいでしょう。
観ていなくても、カッコいいアクションと単純明快な話のおかげで十分に楽しめると思いますけどね。

吹替版も超おすすめだよ!

MX4D×吹替で観たのですが、吹替の出来が超最高でした!
木村昴はジャイアンのイメージだったけど、マジメな青年にもバッチリ。田中敦子のジュリアン・ムーアの悪役ってもうヘブン状態だよ!

4D演出もなかなかハマっていので、さらにアガリたい方におすすめします!
個人的には、ツッコミどころは気になるけど、それを吹っ飛ばす勢いのアクションとサービス精神のおかげで大満足しましたよ!

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓8点つけておいてなんですが、野暮な不満点が多め。前作のネタバレにも触れているのでご注意を!

ハリーのどんでん返しにおける問題(野暮な不満点)

物語において何が不満って

  1. ハリーが本調子に戻った描写がないのにラストバトルでめっちゃ戦えている(ロボット犬には苦戦したけど)
  2. ハリーがウィスキーを撃ったことに「カンだから」以外の理由がない

ことですね。
ハリーはちょうちょが見えていてアハハ〜ウフフ〜になっていたのに、それが治ったという描写がないじゃないか……。
「ハリーはおかしいのか?それとも正しいのか?」と疑心暗鬼にしてくれること自体はとても面白かったので、納得できる落とし前をつけてほしかったです。

※以下の意見をいただきました。
「カン」はロッジで襲撃を受けたシーンで「伏せろ!」と言いつつ何故かエグジー押し倒すでもなく、アンプルを叩き飛ばすという不可解な動作を取ったことに違和感を覚えたからだと思いますが、それにしても内調して確証を持ってから行動してこそのスパイでは・・・。

ウィスキーを撃ったことへの「証拠」を示さないのは、「ウィスキーも敵サイドだった」というどんでん返しの提示をクライマックスに回すという作劇上の都合だったのでしょうが、「カンで二重スパイだと思った」というのはさすがにアカンですぜ……。

エグジー君オイコラ問題(野暮な不満点)

エグジーは相も変わらずスパイとしてちょっと迂闊じゃないですかね?
雪山の製薬工場で、なんかふっつーに敵と挨拶しているのは解せません(スニーキングしろ)
それだけならまだしも、「やべ地雷踏んじゃった」のドジでマーリンが身代わりになったのは本当に悲しかったよ!

あと、チャーリーの腕をクルマに置いていったのはエグジーなんだから、仲間を失ったことに対してもっと自分を責めても良さそうですよね……なんでお前がマーリンに「君のせいじゃないよ」と言ってんだよ。

キャラ使い捨てすぎ問題(野暮な不満点)

冒頭、ロキシーやアーサーやJB(愛犬)やエグジーの悪友がまとめてミサイルで吹っ飛ぶという衝撃の展開が訪れました。
なんか唐突過ぎて、愛すべきキャラが死んだのに悲しくならないことが悲しいですね。

それを好意的に見ても、前述したようにマーリンがエグジーのドジで死んじゃうのはねえ……。
実は、初号試写の段階ではマーリンが義足姿になって結婚式に出席していたというカットがあったらしく、これの評判が良くなかった、1作で(ハリーを含めた)2人も生き返ったら面白くないだろうということで、オミットされてしまったのだそうです。

いやいや!絶対マーリンが「生きていました!」なほうが良かったって!
『魁!!男塾』みたいにみんなが笑顔になれましたって!

まあ、『キングスマン』シリーズでは頭部が吹っ飛んだりミンチにされない限り、「生きていました!」な可能性はあるので、ロキシーもアーサーもJBもエグジーの悪友もマーリンも、次回作で復活はしそうですけどね。

チャニング・テイタム寝てるだけ問題(野暮な不満点)

せっかくチャニング・テイタムが出演したのに、ワインセラーでつっかかってきた以外は、特に活躍せずに寝ているだけでしたね。

こうなったのは、チャニング・テイタムのスケジュールに問題が出てきて、ペドロ・パスカル(ウィスキー)と一部の役割を交代せざるを得なかったという理由もあるそうです。
ハル・ベリーとジェフ・ブリジッスと同じく次回作への布石でもあるのでしょうが、やはりもうちょっとだけでも暴れてほしかったですね。
なお、『キングスマン』シリーズは第3弾とスピンオフ企画が進行中です。

ぶっ飛びアクション

まあそんな風に不満を言いつつも、アクションの数々で「やったー!」なだけで大満足なんですけどね。

冒頭の車内アクションでは、「靴から飛び出る刃」や「近距離でグルングルン動くカメラ」で「どーだ!これが進化した続編だ!ということをしっかりアピール!
雪山では回転するゴンドラから脱出&老人ホームにするお年寄りをしっかり助ける!ウィスキーは2丁拳銃&電流つきの縄で無双しまくり!
ラストバトルでは前作から進化した傘で戦う&(アメリカの象徴と思われる)手榴弾型ボールで攻め込む&義手を操って逆転!と、テンションがガン上がりだよ!

で、ラストバトルは英国紳士2人VSアメリカのカウボーイというテンションMAXな頂上決戦なわけです。
ウィスキーはミンチにするほどでもなくね?(彼の境遇は同情すべきところもあるので……)とも言いたいけど、まあいいや!(クソ大統領をミンチマシーンにぶっ込めばよかったのに)

『封神演義』のトラウマ

序盤に悪役のポニーが部下をあっさりミンチにして、ハンバーガーにしてふるまったシーンで、マンガ『封神演義』のトラウマが掘り起こされる方がたくさんいました。
カニバリズム描写があるのにPG12止まりというのもすごいよね。

『封神演義』は1月12日から新アニメが放送されるので、ぜひこのトラウマシーンも再現して欲しいところです。

狂ってんなと思った(※褒めてる)のは、ポピーお手製のハンバーガーをイメージしたハンバーガーのタイアップキャンペーンを実施していることですね。

映画本編に負けずに宣伝も悪意が全開だとは……いいぞもっとやれ。

前作は不謹慎でしたね〜

エグジーが、前作の頭がボーン!(最高の不謹慎シーン)を観ながら「今観てもクッソド迫力だよな!」と言って、仲間から白い目で見られるのも良かったですね。

これ、前作の頭がボーンでゲラゲラ笑っていた観客に向けて、「君らも客観的に見ればこんなんやで」というマシュー・ヴォーン監督の悪意ですよね。やっぱりこいつ性格悪いや(褒めてる)。

女王がメインキャラに

前作ラストでお尻でエッチした女王が続編でもまさかの続投、それどころかメインキャラとしてエグジーと結婚までするとは誰が予想したでしょうか。あんだけ前作のメインキャラを冒頭で一掃するのに……。
このティルダ女王、下水道を通ってきたエグジーにも普通にキスしようとしていましたからね。エグジーへの愛のためなのはわかっているけど、ちょっとだけ変態にも思えてくるなあ。

それはともかく、エグジーが発振器を取り付けるために女と寝ないといけないことを、女王に前もって宣言するのは良かったですね。
しかも、エグジー役のタロン・エガートンは寝る女優のことを慮って、パンティに入れる手を彼女の夫に代役してもらったらしい。あんた、本当に英国紳士だよ!

ハリーはとっても良い人

記憶を失ったハリーは「僕は蝶類学者なんだい!スパイのことなんか知らないやい!」(誇張)な態度をとっているのも良かったですね。
部屋を水で満たされるシーンで、ハリーが「あのー、何か大変なことになっているんですけどー」と言うのも最高でした。吹替版声優の森田順平がいい味出しすぎです。

そんなハリーが記憶を取り戻したのは、エグジーが買ってきた犬から、「かつての試験で犬(空砲で)撃ったこと」を思い出したから!
ティルダ王女が「JBの変わりにはなれないけど」と犬を買ってきた伏線がしっかり機能していたのも良いですよね。

愛されエルトン・ジョン

本作を語る上で外せないのは、エルトン・ジョンが大活躍することですね。
大スターのゲスト出演ながら、きったねえ言葉を使いまくり、実に楽しそうに演じていらっしゃり、物語上もマジで大活躍するのでほっこりと笑顔になれました。
で、ジョンが「今日は水曜日だがいいんだよ!」な感じで敵をぶちのめし、「Saturday Night’s Alright」がかかるのも最高!

序盤でロボット犬がジョンを「友だち」と認識したことが伏線となり、クライマックスでハリーを助けてくれたのも嬉しかったですね〜。
そして、ハリーが「チケットを2枚くれないか」と言うのに萌えました。エグジーと2人ぶんということだよね!

カントリーロード

マーリンが自爆する前、日本でも超有名なあの「カントリーロード」を歌ってくれるのもたまんなかったんですね。

そして、アメリカ全土に解毒剤が届けられる時にも、この「カントリーロード」が流れる……!(バックにはアメリカの象徴である自由の女神が!)
言うまでもなく、その歌詞は故郷(アメリカ)への強い気持ちという気持ちが表れているので、高揚感が半端ではなかったです。

麻薬はダメだよ!

本作で重要なのは、麻薬そのものを責めていても、使った者を責めてはいないということ。

大統領は「麻薬常習者は社会のゴミだからぶっ殺そうぜ!それでWIN-WINだ!ガハハ!」というお前のほうがゴミな発言をしていましたが、秘書のフォックスが言っていたように「(自身のように)どうしても麻薬に頼らざるを得なかった人」「セルフメディケーションをしている人」「麻薬漬けにされた子ども」などの視点がそこにはまったく入っていません。

悪役のポピーは、「砂糖は麻薬の10倍の常習性があるのよ」と言っていましたが、それは麻薬の危険性を比較でごまかしているだけです。
ポピーは麻薬に込めた毒物のために大量の人質を得て法外なカネを要求していましたが、それは現実で麻薬が大量に搾取されている者を生んでいるというメタファーになっています。

ウィスキーはチンピラに妻を殺されたことから、「ジャンキーはすべて死ねば良い」という価値観のもと、悪の道に走ってしまいました。

そして、結論はエグジーの友人が言っていたことそのまんま。「こんなもの(麻薬)やめてやる!これからはアルコールだけにするよ!」というもの。
「罪を憎んで人を憎まず」ならぬ「麻薬を憎んで常習者を憎まず」……いやいや、倫理的にこんなに正しいことが語られるなんて!不謹慎だなんて言ってごめんよ!

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

※この記事は映画情報サイトIMDbのトリビアの項を参考にしています↓
Kingsman: The Golden Circle (2017) – Trivia – IMDb

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  1. あど より:

    なんでステイツマンがワインなんでしょうか
    アメリカなんだからバーボンでしょうが
    作中で出てくる瓶の形状も、どう観てもバーボン(ウイスキー)
    オーク樽から出てくる液体の色合いからも、どう観てもバーボン(ウイスキー)
    あれがワインだと思ったなら、何ワインですか、赤ですか白ですかロゼですか

    • hinataka hinataka より:

      公式ツイッターからひっぱってきた情報ですが、何を間違えたんだろう……。ウィスキーに修正しておきます!

  2. オープンリーチ より:

    ツイートを載せていただきありがとうございます。たしかに文字通り「秒でアガル」楽しい映画でしたが、JBやロキシーなどを退場させるなら、もう少し見せ場を持たせて欲しかったし、マーリンについては「あんなやり方で退場させるな‼」と大激怒しました。ツイートの通り「やっぱり生きてました」オチの方が幸せだったと思いますし、なので、チャニング・テイタムが主演と噂される次回作では「やっぱり生きてました」オチに一縷の期待を持ちたいと思います。

  3. T より:

    ハリーは「蝶類学者」なのと記憶が戻るシーンは「犬(空砲で)撃ったことを思い出したからです」細かい点で申し訳ありませんが少し気になりました。
    それ以外は悪趣味!という感想といい、脚本に不満だったり、思っていたことを代弁していただいてるようなレビューに首がもげるほど頷きながら読んでいました!いつも楽しいレビュー!ありがとうございます

    • hinataka hinataka より:

      >Tさん
      ご指摘ありがとうございます!思い切り間違い&記憶違いでした……。修正いたします。
      お褒めの言葉をありがとうございます!すっかり更新頻度が落ちてしまいましたが、これからもよかったら見てみてください。

  4. 毒親育ち より:

    >一言感想:気になる欠点をブッ飛ばすほどアガッた!
    >私の一言感想:欠点どころか個人的な価値観もブッ飛ばすほどアガッた!

    英米紳士同盟、ゴールデンサークル、ホワイトハウス、どいつもこいつも一理有る。その中で個人的に当初共感したのは大統領でした。
    (現実にこれをやってるのがフィリピンのドゥルテ大統領ですよね)
    なんて奴だと思われるでしょうけど、私は麻薬が大嫌いです。生産者、販売者、常習者、関わる者は皆罪人と見ています。この怒りの原点は私の中学時代を暗黒に落としてくれたクズどもの一匹がシンナー常習者だった事に起因しています。
    しかし今作とヒナカタさんのレビューでその価値観が大きく揺さぶられました。

    >今回のテーマは「麻薬はダメ!絶対!」
    >今回はマジの中学生も観られるし
    真面目に中学生にも観て欲しいですよ!

    >西部劇風のアクションがカッコイイの……
    「援護してくれ!」と出て行った後の「もうウィスキー一人でいいんじゃないかな?」な無双っぷりがたまりませんでした!

    >ハル・ベリーは現在51歳なのですが、
    彼女のハマリ役と言えばⅩ-MENのストームなのですが、今回もスラっと知的な美人っぷりがたまりませんでした。

    >賛否両論の理由はこれだ!
    >両足がブレードになっているガゼルという敵(演:ソフィア・ブテラ)
    本当。けっして悪くは無いんですが、ガゼルちゃんに比べると物足りなさ過ぎだよチャーリー。
    あとマーリンが彼を生徒として評価していたのが嬉しかったです。

    >主人公のエグジーがドジっ子で、
    本当。今回ちょっとポンコツ過ぎですよねエグジー・・・。
    ハリーもポンコツなっちゃって・・・・このポンコツ師弟コンビめ!
    マーリンごくろうさまです。あなたが居てこそのキングスマンだよ!

    >ネタバレ注意案件だった
    ハリーの生存は予告でネタバレしないで欲しかったですね。でも当初はゴールデンサークルに洗脳されて敵として出てくると思っていました。

    >吹替版も超おすすめだよ!
    アガり過ぎて字幕と吹替えをはしごしてきましたよ!

    >ハリーのどんでん返しにおける問題(野暮な不満点)
    1は覚醒!なシーンが無いままラストバトルに突入してしまいハラハラしていたのですが、いつの間にか本調子に。
    2はロッジで襲撃を受けたシーンで「伏せろ!」と言いつつ何故かエグジー押し倒すでもなく、アンプルを叩き飛ばすという不可解な動作を取ったことに違和感を覚えたからだと思いますが、それにしても内調して確証を持ってから行動してこそのスパイでは・・・。

    >エグジー君オイコラ問題(野暮な不満点)
    地雷は本当に「マジか・・・」と頭痛がしてきました。
    義手を放置した件は・・・キングスマン壊滅の原因オマエやないか!?

    >キャラ使い捨てすぎ問題(野暮な不満点)
    >『魁!!男塾』みたいにみんなが笑顔になれましたって!
    キングスマンは実は全員脱出に成功していたけど重傷で動けずにいて、ラストバトルでエグジーとハリーのピンチに駆け付けてくれる展開を期待していました。

    >チャニング・テイタム寝てるだけ問題(野暮な不満点)
    一番印象に残ったシーンがステージ2ドラッグハイに達した時のダンスでした。
    >『キングスマン』シリーズは第3弾とスピンオフ企画が進行中
    ジンジャー改め新ウィスキーが主役のお話をお願い!!
    余談ですが。ウィスキーがジンジャーのステイツマン入りに反対していた理由が知りたいですね。

    >ぶっ飛びアクション
    >(アメリカの象徴と思われる)手榴弾型ボール
    投げろよ!なぜ打つ!?とか言うのはマナー違反でしょうか。

    >ウィスキーはミンチにするほどでもなくね?
    彼は麻薬常習者による被害者ですしね。
    >クソ大統領をミンチマシーンにぶっ込めばよかったのに
    この人の「政策」には共感する所も有りましたが、麻薬常習者に関しては単に嫌悪感だけという感じでしたね。

    >『封神演義』のトラウマ
    しかも藤崎竜先生ったら、旨そうに作画してくれてまして。
    >ハードロックカフェ
    前作でマクドナルドさんに怒られないだろうか・・・と心配していたら!?
    行きてえ!!フェア期間中は店内にマネキンの下半身が刺さったミンチマシーンのディスプレイ置いて!ウェイトレスさんはポピーのコスプレで!笑顔で「ボナペティ」って言われたい!引きつった笑顔で半泣きしながら「モグ・・・」と食べたい!!

    >前作は不謹慎でしたね〜
    アーサーとロキシーが普通に引いていたのは笑いました!

    >女王がメインキャラに
    まさかのティルデ王女メインヒロインへ!・・・おしりエッチオケのお姫様ってそれ、どこかの極東の島国の文化。

    >下水道を通ってきたエグジーにも普通にキス
    すげえリアルな下水の描写がポピーバーガーよりも吐き気をもよおしましたよ!しかも下水の水面とそこを通って来たエグジーのスーツにう○こらしき汚泥がベッタリで・・・家にあがる前にホースの水で流してこいよ!!

    >愛されエルトン・ジョン
    原作で選民されたセレブ達も戦うシーンがあるのですが、映画でもまさかの本人出演!
    ポピーに悪態つきながら渋々従いつつも反抗するエルトンにロック魂を見ました!

    >麻薬はダメだよ!
    >大統領は「麻薬常習者は社会のゴミだからぶっ殺そうぜ!それでWIN-WINだ!ガハハ!」
    彼にも麻薬を憎む理由があるのかもしれないとも思いましたが、やはりただのダメ人間への生理的嫌悪感でしょうか。
    また解毒剤の配布コードが「完全菜食主義万歳!」というのが

    >秘書のフォックス
    ただ彼女も「自分の手には嵌めないのか手錠」と言いたいです。エナジードリンク感覚で麻薬を使って自動車を運転していたら、公園や小学校の子ども達が過去に怨みを抱いた相手見えはじめたら、麻薬組織に薬と引き換えに国家機密を要求されたら、考えなかったのかと。

    >セルフメディケーションをしている人
    この人達を思い出しました。
    >医療大麻裁判の山本正光さん死去、意識失うまで執念貫いた「礼儀正しき紳士」 – 弁護士ドットコム.mht
    >高樹沙耶被告に有罪判決「ふざけた気持ちで大麻草に向き合っていない」と涙ぐむ【発言全文】.htm

    余談ですが。麻薬は大嫌いですけど大麻に関しては知る程に医薬品としてだけでなく様々な分野へ利用しないのがおかしいとすら思えて、実際に世界中で利用が解禁される流れには賛同しています。
    そもそも現在「麻薬」と呼ばれる物はみな、その産地で民間療法に使われていた生薬で、それをゴールデンサークルのような西欧資本主義に寄生する犯罪組織が商売にして利益優先で大量生産・流通させたからこそ、今の腐った現状が生まれた訳ですし。

    >麻薬漬けにされた子ども
    最近あったこの事件を思い出しました。
    >麻薬組織ボスを中傷、17歳ユーチューバー銃殺される:朝日新聞デジタル

    >悪役のポピーは、「砂糖は麻薬の10倍の常習性があるのよ」
    砂糖で錯乱して刃物を振り回したり銃を乱射した人はいねえぞ!

    >ポピーは麻薬に込めた毒物のために大量の人質を得て法外なカネを要求していましたが、
    彼女の言う麻薬を公に管理するという視点にも一理有ると感じてしまいます。しかしそれによって彼女は公の名声を得て合法化した商売で収益を増やし、消費者は更に搾取されるだけ、何も誰も「自由」になどならないのですね。

    >「罪を憎んで人を憎まず」ならぬ「麻薬を憎んで常習者を憎まず」
    私はアルコール依存症の父の暴力に怯える幼少期を過ごしましたが、お酒を麻薬のように憎んではいません。それは実の父に代わって私へ父性愛を与えてくれた。おじさんやおにいさん達もお酒を飲んでいましたが、誰の父のように泣いてる私を正座させてビール瓶で小突いたり、顔を真っ赤にして大声で意味不明な罵倒をするだけの「おせっきょう」もせず。美味しそうにお酒を飲みながら笑顔で私と遊んでくれたからです。
    私もエグジーの友人たちのような「この悪癖さえなければ・・・いいや、それを補って余りある良い奴」な麻薬常習者に出会えば少しはこの怒りを忘れる事が出来るでしょうか。

    どいつもこいつも一理有る。だが、善人も悪人もクズもダメ人間も全てまとめて“世界”を守るのが紳士だ!!

    ・・・と思えるようになりたいですね。

    • hinataka hinataka より:

      毒親育ちさん、いつもすんばらしいコメントありがとうございます!

      >2はロッジで襲撃を受けたシーンで「伏せろ!」と言いつつ何故かエグジー押し倒すでもなく、アンプルを叩き飛ばすという不可解な動作を取ったことに違和感を覚えたからだと思いますが、それにしても内調して確証を持ってから行動してこそのスパイでは・・・。
      一応、カンが働いた理由はありましたね!追記させてください。

      >ただ彼女も「自分の手には嵌めないのか手錠」と言いたいです。
      本当に……。

      >麻薬は大嫌いですけど大麻に関しては知る程に医薬品としてだけでなく様々な分野へ利用しないのがおかしいとすら思えて、実際に世界中で利用が解禁される流れには賛同しています。
      普通に医療用として使われている場合もありますものね。

      >私はアルコール依存症の父の暴力に怯える幼少期を過ごしましたが、お酒を麻薬のように憎んではいません。
      おじさんやおにいさんがいてくれてよかった……!

      • 毒親育ち より:

        >おじさんやおにいさんがいてくれてよかった……!
        暖かい御言葉をありがとうございます!
        あの人達こそ「マナーが紳士を作る」を体現して見せてくれた。私のキングスマンです。

  5. 影像 より:

    今日、初めてこちらのブログを拝見させていただきました。
    前作のキングスマンが面白く、新作はどんな感じだったのだろうと気になり拝見した次第です。
    本作の細かい点までブログ内で感想をまとめられていて、自分も映画ブログをやっているので大変参考になりました。
    ちなみにこちらが私のブログです→http://eizou-eezo0815.seesaa.net/
    これからも読者として楽しませていただきます。
    では失礼いたします。

  6. しつもん より:

    ここって映画会社のオフィシャルかなんかですか?

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著者

ヒナタカ

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