実写映画版ジョジョは成功だった!その理由を全力で語る(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

実写映画版ジョジョは成功だった!その理由を全力で語る(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章です。

個人的お気に入り度:6/10

一言感想:グッド…なかなかおもしろい映画だ…

あらすじ

殺人鬼が危険な超能力「スタンド」に目覚めた。町を守るために2人のスタンド使いが立ち上がります。

絶大な人気を誇るマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』、その「第4部」の実写映画化作品です。


※こちらでも無料で読めます→ジョジョの奇妙な冒険 第4部 カラー版【期間限定無料】 1巻

ジョジョという作品がいかに素晴らしく、日本のサブカルチャーやネットスラングにどれほどの影響を及ぼしたのかはここでは割愛しますが、まだ読んでいない人はとっとと読めとだけお伝えしておきます。

自分もこの原作マンガをかれこれ15年以上愛読しており、アニメ版もすべて視聴するくらいの大ファンです。
事前情報には多少の不安もなくはなかったですが、敬愛する三池崇史監督の作品であるし、きっと面白いはずだ……!と期待していましたが……!
いやいや、想像以上にディ・モールトベネ(非常に良し)な実写映画化作品でしたよ!

キャストがみんなよかった!特に新田真剣佑が良い!

原作は独特のビジュアル(髪型やファッション)も人気の作品だったので、事前情報のキャスト発表やキャラ紹介では大不評の嵐でした。
ところがどっこい、実際に映画を観てみるとキャスト全員がとても良い!

特に不安が集まっていた「リーゼントの不良高校生」の主人公を演じた山﨑賢人はさすがの演技力!
彼が純朴なキャラからドSな役まで何なくこなせることはこちらの記事でも書いております→山﨑賢人の4つの魅力!『一週間フレンズ。』のかわいらしさを見逃すな! | シネマズ by 松竹
(正直、もうちょっと童顔ではない、ガタイの良い方でもよかったかな、とも思わなくはないですが)

高校生がぜんぜんイケる神木隆之介の愛らしさ、インタビューから生粋のジョジョファンであることが伝わりまくる岡田将生の熱演、ヤンデレのかほりを浴びせまくる小松菜奈、山田孝之の良い意味での汚さ(見た目も行動も)、大人の色気を漂わせる伊勢谷友介、珍しく正義感のある役の國村隼など、もうほぼ文句なし。

中でも自分がイチオシなのは、新田真剣佑ですよ!

『ちはやふる』2部作のマジメなキャラととても同一人物とは思えねえ!
原作の「虹村億泰」は三枚目なキャラだったので、観る前は「なんだよイケメンかよ!不細工に演らせてよ!」と思っていたのですが、実際に映画を観ると完全に億泰でイケメンが台無しで最高
同時期公開の『東京喰種』の白石隼也が演じたアイツもそうですが、イケメンやアイドルが、本人のイメージを顧みないキャラを演じきっていると一気に大ファンになります。

映画ならではの工夫も満載だ!

今回の実写映画で何よりも驚いたのが、意外と映画オリジナルのシーンが多いことです。
しかも、そのオリジナルのシーンが、集中して観る映画という媒体だからでこその、ダイナミズムのある展開を生み出すことに成功している!

エピソードの前後を入れ替えてテンポよく仕上げているところもあるし、なおかつ省略しすぎず原作の重要なところは十分に拾っている。
かつては、「ただマンガを実写にトレースしました!」な映画もありましたが(例:20世紀少年)、近年ではこうして原作への愛と敬意が伝わるうえ、映画ならではの工夫が凝らされた作品が多くてうれしくなりますね。

さらに、今回の映画では、主人公の仗助と、祖父の警官との関係が原作よりも丁寧に描かれています
これも大いに気に入りました。「町を守る」という主人公の動機づけがしっかりしているため、大いに感情移入できたよ!

スタンドのほか画が超よかった!

さてさて、原作マンガでは「スタンド」という人の形をした超能力が登場し、それは「ジョジョ」という作品において最も重要な要素と言っても過言ではありません。
このスタンドの再現こそが、実写映画化の一番のハードルになったのではないでしょうか。

スタンドのデザインは複雑ですし、安易な出来だと実写だと浮いてしまうだろうし、ひょっとするとスタンドの姿をそのものを見せないという悪手をやりそうだなーと思っていたら、スタンドが100点満点で1000億点じゃないかよ!

スタンドは「その能力を持っていないと見えない」という特徴があるのですが、そのことも「半透明」の見た目で存分に表現。
原作そのままの見た目ながらカッコよく、スタンドが出てくる度に大興奮するほど。
今回の映画のMVPは、スタンドのCGを作り上げた方たちであると断言します!(なんでキャストのビジュアルより、このスタンドのCGのビジュアルを宣伝で推さなかったの?)

しかも、そのスタンドによるバトルそのものも大迫力で素晴らしかった!
原作を読んだ方には既知の通り、スタンドバトルは駆け引きのある「頭脳戦」でもあるのですが、そこもしっかり汲み取っていて感動しました。
あらゆるところに原作への愛を感じられるでしょう。

スペイン・シッチェスでのロケ撮影も素晴らしかったですね。
原作の「杜王町」は良い意味で日本らしくない町並みだったので、高い旅費をかけてまで撮影をした甲斐があった、と納得できる風景が広がっていました。
主人公の住む家や、敵の兄弟が住む屋敷の雰囲気も、原作を見事に再現しています。

あ、そうそう、言い忘れていましたが日本映画が誇る鬼才・三池崇史監督の悪趣味(※褒め言葉)も炸裂しております
G指定では若干甘いと思われる残酷描写もきっちりありますし、終盤の画には阿鼻叫喚の地獄絵図が展開するホラー『オーディション』を思わせるところもありました。

原作を知らなくても、三池監督のファンにとっても存分に楽しめる1本でしょう。

原作を読んでいないと伝わらないことも……

さて、ここまでべた褒めしましたが、気になる難点も多いです。

その1つが、原作マンガを読んだ人にしか通じない「小ネタ」というか、続編ありきの伏線がいくらなんでも多すぎること。
この小ネタは「原作ファンへのサービス」でもあるのでしょうが、セリフでちょっとだけ原作のおなじみの名前が出たところで……個人的にはあんまりうれしくありませんでした。

タイトルに「第一章」とあり「今回の映画だけでは完結しませんよ」と提示していることはフェアですし、「謎をあえて残す」というつくりの映画であることも好意的に受け止めるべきなのかもしれませんが……さすがに「続編におあずけ」というモヤモヤが残りまくりでした。
「続編でやっと回収される伏線」は、なるべくその続編でこそ示してほしかったです。(そもそも続編が作られるかどうかはまだわからないですし)

言うまでもなくこの小ネタは原作マンガを未読の方にはさっぱり意味がわからないですし、それ以外にも原作を知らない方にはやや説明不足と思えることもあったのも事実です。
説明しすぎると冗長になりますし、個人的にはこのくらいの説明不足は許容範囲ではありましたが……「あれはどういうこと?」とさらにモヤモヤが残ってしまう方も多いのではないでしょうか。

それでいて、「主人公は自分の傷を治せない」や「おじいちゃんは出世もせずに35年間も町を守ってきた」という説明が2回あったのも気になりました。
2度同じことを言わせないでくださいよ……1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは、そいつが頭が悪いって事だからです(←原作のセリフ)

また、殺人鬼のアンジェロ(山田孝之)の設定が原作から大きく変更されているのも賛否ありそうですね。
個人的には、(原作のゲスさがマイルドになったという不満はあれど)後に「対比構造」として機能していた変更点であったので、気に入りました。

悪い意味で三池監督らしく、若干テンポが鈍重に感じたところもありました。
もう少し詰めれば話も進んで、もっと濃密な内容になったんじゃないかな?

他にも細かい「このキャラがそうするのはおかしくね?」と思ってしまう、原作ファンからのうるさいツッコミどころがあるのですが、それはネタバレになるので↓に書くことにしましょう。

間違いなく良い実写映画化作品だよ!

本作の魅力を、簡潔にまとめましょう。

  1. キャストがみんなディ・モールトベネ
  2. 映画化に際しての再構成がベリッシモ
  3. スタンドのCGや画の素晴らしさにグラッツェ

いやはや、これは実写映画作品として十分に合格、いやめっちゃ良いと言ってもいいんじゃいでしょうか!
観る前は、原作マンガの素晴らしい暴言(例:「このクソカスどもがぁあーー!」)の画像が感想の代わりに使われるのかなーと思っていたら、結果的に貼られるのは以下のような好意的なものなんですよ!

(ビジュアルを主とした)前評判の悪さから、実際に映画を観ると「良いじゃねえか!」と手のひら返しをする好例として、実写映画版『ジョジョ』は歴史に残るのかもしれませんね。
ともかく、これはジョジョのファンとキャストのファンには大プッシュでおすすめ!ぜひぜひ劇場へ!

以下は結末を含めてネタバレ全開です。鑑賞後にご覧ください↓

原作からツッコミがいませんでした

リーゼントの髪型をしたチンピラが、リーゼントの仗助に向かって「変な頭してんじゃねーよ!」と怒鳴るのは笑いました。お前も変な頭だよ!

実は原作でも同様にリーゼントがリーゼントをディスっていたんですよね(そちらでは「アトムみてーな髪型」だったけど)。
欲を言えば、そばにいた康一にツッコミを入れてほしかったところです。

ここは説明したほうが良かったのでは?と思ったところ

原作マンガでは「DIO」という名前の絶対的なボスキャラがいて、原作の第4部でも度々名前が出ているのですが、今回の映画では完全にオミットされていましたね。

それ自体は英断だと思うのですが、ついでに虹村兄弟の父親が異形のバケモノになった理由の説明がまったくなかった気がします(聴き逃していたらごめん)。
原作マンガではDIOという男が殺された瞬間に、「肉の芽」が暴走してバケモノになったという経緯が語られています。

原作マンガを読んだ人向けの小ネタ(続編への伏線?)

  1. 康一が部屋に「ピンクダークの少年」というマンガを揃えていて、ポスターも飾っている(「岸辺露伴」というマンガ家が出てくることへの伏線?)
  2. 良平(仗助の祖父)が「お前は4才のころに死にかけた」と話している(リーゼントをなじられるとキレる理由の伏線?)
  3. 朋子(仗助の母)が「トラサルディーっていうおいしいイタリアンを見つけたの」と言う(「イタリア料理を食べに行こう!」のエピソードの伏線?)
  4. 良平がスクラップにしていた新聞の記事に「16才の少女が殺された」という主旨の見出しがある(間違いなく「杉本鈴美」のこと)

原作を読んでいない人には何のこっちゃですよね。まあ「これらのシーンを観たい!」と続編への期待は膨らみますが。

新聞の記事で「良平が追い求めていた未解決の事件がある」と示していたのはよかったです。仗助が意思を引き継いいで「倒せねばならない敵がいる」ことがより強調されたのですから。

あと、大問題として……気合入り過ぎな「問題集」を作ったり、爪をめっちゃ磨いて康一に気づかせようとしたり、ヤンデレらしさを見せつけていた山岸由花子(小松菜奈)が結局何もしていない

時間の制約上仕方がないですけどね。
後述しますが、康一のスタンドの能力もほったらかしすぎです。

VSアンジェロ

アンジェロとのバトルは、原作マンガでは数日を経ていたのですが、映画では短期決戦に変更。スピーディーな描写でよかったと思います。

バトルの展開も「ぶち壊し抜ける!」を始めとして原作に忠実で素晴らしかったのですが、スタンドをほっぽいてお風呂を沸かしにいく仗助はさすがにどうかと思ったよ!そばにおじいちゃんいるからもっと警戒してよ!(原作では一瞬の目を離したスキに良平が襲われています)

また、アンジェロが岩に埋め込まれれから子どもを人質に取る→仗助の髪をなじってキレさせる→さらに岩に食い込むという、という原作の流れはなくなっていましたね。
これはアンジェロの殺人の動機が変更された(原作よりクズではなくなった)ためでもあるのでしょうが、やっぱりあってほしかったかな。

VS虹村兄弟

億泰のスタンド「ザ・ハンド」の空間を削り取る能力、形兆のスタンド「バッド・カンパニー」の隊列の美しさなどをキッチリ再現してくれて大満足のバトルでした!

形兆の名言「お前は一枚のCDを聞き終わったらキチッとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?誰だってそーする。俺もそーする」も言ってくれてうれしかったですね。たぶんこれを言った原作の大ファンの岡田将生が一番よろこんでいるだろうけど。

しかも、原作では「玉子にヒビが入る」くらいで活躍しなかった康一のスタンド「エコーズ」が早くも姿を現すというサプライズ!
結局エコーズの能力はわからないまま、敵に攻撃すらできないという「スカシ」ではありましたが、エコーズの造形が見事な再現度だったよ!
欲を言えばやっぱりエコーズの能力を見せてほしかったけど……。(こういうスカシは、良平が襲われたかと思ったらダンベルを落としただけだった、というシーンでもありましたね)

もう1つ苦言を呈するなら、仗助は「お前が(スタンドを出して)時間稼ぎをしてくれたおかげで勝てた」と言っていましたが、そうであるなら事前に「治すのには時間がかかる」という描写を入れる必要があったのでは、と思います。
まあ、これは仗助が嘘でも「お前が役に立った」と康一を元気づけようとした、とも解釈できますけどね。

あ、そうそう、形兆は「人の出会いは重力だ」などと言っていましたが、これは原作では「第6部」のボスキャラ「プッチ神父」が言っていたセリフですよね。
自分のエゴのために「出会い」を大切にしていた、という点で形兆とプッチ神父は似ているかもしれませんね。

殺人鬼・アンジェロの動機の変更から生まれた「家族」の対比

原作のアンジェロはただ己の快楽のために少年を強姦のうえに殺害していましたが、映画では初めて殺害したのは実の父親であり、その後もスタンドの力で連続殺人を犯していた、という設定に変更されていました。
オープニングの「殺害後」のシーンも映画オリジナル。誕生日ケーキで「殺人鬼の誕生」を示す演出も秀逸ですね。

映画のアンジェロは「俺がこうなったのも全部あいつのせいだ」と、自身が殺人を犯した責任を父親になすりつけていました。
このことが、以下の「家族」の描写への皮肉にもなっています。

  1. 仗助が、(口ではなんだかんだ言っていても)35年間町を守っていた祖父を尊敬していたこと
  2. 虹村形兆が「異形の化け物に父親を殺す」ために殺人を犯し続け、さらにその父が「家族の写真」を探し求めていたことに気づけなかったこと

形兆はただただ父親を憎んでいた―
「父のせいで(と思い込んで)殺人を犯し続けていた」という点で、アンジェロと形兆の境遇はとても似ているのです。

彼らが肉親を憎んでいた一方で、仗助は祖父にとても感謝しており、その正義感を引き継いでいました。
(原作マンガでは扉ページで示されているだけだった「仗助」の漢字の意味を語るシーンも良い!)

原作の言葉を借りるのであれば、そこには「黄金の精神」がしっかりと見えます。
アンジェロのこの設定の変更により、血縁(家族)から意思を引き継ぐという、ジョジョという作品の根底にある要素が強調されていたのが大好きでした。

続編では「吉良吉影」が登場?

原作マンガでは、虹村形兆を殺したのは「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」というスタンドでしたが、なんと映画では「シアー・ハート・アタック」に変更。原作ファンにとってはこれ以上のないサプライズですね。
(襲う前に「サーモグラフィー」が表示されていたのは、シアー・ハート・アタックが熱を探知して自動的に襲うスタンドだから)

それ自体は良いのですが、このスタンドの本体である「吉良吉影」というキャラは原作では「争いを好まない」性格であったため、わざわざ襲いに来るかな?という疑問も生まれてしまっていますね。
ひょっとすると、アンジェロと同じく吉良吉影の設定にも変更が加えられるのかもしれません。

エンドロール後のおまけが早ッ!

エンドロールの途中に、前述の吉良吉影というボスキャラの存在を示す「3位のトロフィー」「瓶に入った爪」が映し出されます(これも原作を読んでいない人には意味がわからない)。
このおまけが、初めの「山﨑賢人」という主役の名前が表示された瞬間に早くも挟み込まれるのに笑いました。

うん、そうだよね、エンドロールの後のほうで流しちゃうと、途中で帰ってしまって観られなくなる人もいるもんね!
うん、続編を観るというやる気と希望がムンムンわいてくるじゃあねーか!期待していますよ。

(C)2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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  1. ダーク・ディグラー より:

    『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンドには元がありましてロックに詳しくない僕でもわかると言うかロックマニアなら二部から四部までは『ジョジョの奇妙な冒険』は濃い洋楽ネタがありますね。
    (二部ワームとかカーズって濃いロックマニアしかわからないし三部のオインゴ・ボインゴやヴァニラ・アイスとか相当な洋楽好きにしかわからない)

    虹村計兆のスタンドのバッド・カンパニーこれはイギリスのバンドで通称バトカンでしてこのバンド名の元の映画がロバート・ベントン監督の『夕陽の群盗』です。

    吉良吉影シア・ハート・アタックはクイーンの曲名です。
    (と言うか吉良吉影のスタンド名はほとんどがクイーン関連です)。

    映画の尺考えるとまぁしょうがないなぁって感想聞いたんですがヒナタカさん『ジョジョの奇妙な冒険 四部 ダイヤモンドは砕けない』の元ネタはスティーブン・キングの小説『IT』ってのは漫画マニアでは有名なんですがそこは何で触れないの?

    今度その『IT』が映画化されて公開予定ですが(『デッドプール』が当たってR指定の映画が通りやすくなった)そこも触れないとなぁ……

    ただ『ジョジョ』のマニアって原理主義者が多いから何処まで出来てるのかが興味は沸くかな?

  2. オープンリーチ より:

    原作は大好きなだけに、今作についてはかなり否定的な印象を持っていましたが、ふたを開けてみれば「ちゃんとジョジョをやってるじゃん」という感じでかなりテンポよく観れました。スタンドバトルシーンは興ざめするようなところはなくとても面白かったです。
    不満点を上げると、
    ・条太郎の帽子(後ろ髪と帽子が一体化)はそこを再現しちゃうとダサくなるがな!安いコスプレだよ!
    ・個人的に神木隆之介の高校生役が厳しくなってきたような…。
    ・小松菜奈演じる山岸はいいんだけど、神木隆之介とのツーショット画像が示すように、身長差がないのが不満。
    といったところです。

    エンディングでは続編を匂わせるシーンが差し込まれていましたが、原作で好きなエピソードをやりそうなので多いに期待したいです。

  3. いいこま より:

    もしかしたら観られないんじゃと不安に思ってましたが漸く観賞に漕ぎ着けられました(まあ未だ1週間も経ってないから大丈夫でしょうけど)。
    >自分もこの原作マンガをかれこれ15年以上愛読しており、アニメ版もすべて視聴するくらいの大ファンです。
    事前情報には多少の不安もなくはなかったですが、敬愛する三池崇史監督の作品であるし、きっと面白いはずだ……!と期待していましたが……!
    いやいや、想像以上にディ・モールトベネ(非常に良し)な実写映画化作品でしたよ!
    >>いやはや自分も不安要素は抱いてたものの蓋を開けたら「そこにシビれる!あこがれるゥ!」とまでは言わないものの想像以上に良かったです。
    (ただ一部スタンド名を失念してたので自分は愛が足らなかったんだろうなあ…。原作も5部途中までは読みましたし、アニメ版もコンプしてる筈なのですが)
    >キャストがみんなよかった!
    >>山崎賢人氏に関して言えば「第二の剛力」と揶揄されるぐらいに色々出演してるとか「もっと適役がいたのでは」と思うところはあるにせよ、個人的には喋り方とか聞いてて「ちゃんと仗助してたな」と思いますし、真剣佑氏も大丈夫かなと思ったらちゃんと億安っぽかったですしで良かったです。岡田さんも原作程押しは強くないかもしれませんがまさに形兆っぽかったです(他は然程不安はなかったです。特に神木氏は「あの感じだったらちゃんと康一っぽくなるだろう」って感じてましたし)。
    それより仗助の母親が観月ありささん(実写版サザエさん主演)なので「ある意味狙ったところもあったのかもなあ」と感じました。
    >さらに、今回の映画では、主人公の仗助と、祖父の警官との関係が原作よりも丁寧に描かれています。
    これも大いに気に入りました。「町を守る」という主人公の動機づけがしっかりしているため、大いに感情移入できたよ!
    >>大いに同感です。こうやって見ると「この祖父とあの父親のDNAがあるからこそ仗助はあそこまで正義漢なんだな」「これも一種の黄金の精神だな」と再認識できます(まあ、父親の場合「正義漢」というより「いざと言う時やる男」ですが、2部のスモーキーのエピソードもありますし)。
    >イタリアでのロケ撮影も素晴らしかったですね。
    原作の「杜王町」は良い意味で日本らしくない町並みだったので、高い旅費をかけてまで撮影をした甲斐があった、と納得できる風景が広がっていました。
    主人公の住む家や、敵の兄弟が住む屋敷の雰囲気も、原作を見事に再現しています。
    >>あれってイタリアじゃなくてスペインにあるシッチェスという街だったかと。
    ロケが国外で行われると聞いた時は「日本を舞台にしてるのに海外でやるのはナンセンスでは」と思ってたものの、国外ロケの理由を聞いて納得したのが記憶に新しいです。マンをスペインって感じですが、しかし確かにあれは杜王町だと思いました。
    >さて、ここまでべた褒めしましたが、気になる難点も多いです。
    その1つが、原作マンガを読んだ人にしか通じない「小ネタ」というか、続編ありきの伏線がいくらなんでも多すぎること。
    この小ネタは「原作ファンへのサービス」でもあるのでしょうが、セリフでちょっとだけ原作のおなじみの名前が出たところで……個人的にはあんまりうれしくありませんでした。
    >>原作を読んでることを前提としてるというか既読のファンをターゲットにしてるからなのでしょうが、実際自分も観てて「これだと新参者には不親切だよなあ」と思いました。
    パンフでは少しばかりスタンドとは何ぞやについて触れられてましたが、本編でも少しばかり説明があってもよかったかもとは思います。
    >実は原作でも同様にリーゼントがリーゼントをディスっていたんですよね(そちらでは「アトムみてーな髪型」だったけど)。
    欲を言えば、そばにいた康一にツッコミを入れてほしかったところです。
    >>どうせなら原作の台詞通り「アトムみてーな髪型」とか「誰がサザエさんみたいなry)」って言ってほしかったですが、流石にまずいんでしょうね。
    >ここは説明したほうが良かったのでは?と思ったところ
    >>言われてみれば「父親としては最低だったがそれでもせめて普通に死なせてやりたい」とは言及されてたものの「DIOの配下になって羽振りが良くなったもののDIOの死で肉の目が暴走して…」の説明はなかったですねえ。知らない人からすれば引っかかってもおかしくなさそう。
    DIOの説明は5・6部なら兎も角として4部だったら確かになくても大丈夫そうでしょうねえ(それでも少しばかりならあった方がいいのかもしれませんが)。
    >原作マンガを読んだ人向けの小ネタ(続編への伏線?)
    >>1・3・4に関しては「まずこれらは続編で間違いなく描かれるだろう」という感じでしたが、2に関しては描いてほしかったなと個人的に思います(続編でやるのかもしれませんが既に時機を外してそうな感はあるので。兎に角、続編で描いてほしいです)。
    >あと、大問題として……気合入り過ぎな「問題集」を作ったり、爪をめっちゃ磨いて康一に気づかせようとしたり、ヤンデレらしさを見せつけていた山岸由花子(小松菜奈)が結局何もしていない。
    >>「形兆に矢で射抜かれた描写もなかったし、もしかして未だこの時点ではラブ・デラックスは発動してなかったのだろうか」って思ってしまいました。まあ続編では描かれるでしょうが1章でもやってほしかったところはありますよねえ。
    >バトルの展開も「ぶち壊し抜ける!」を始めとして原作に忠実で素晴らしかったのですが、スタンドをほっぽいてお風呂を沸かしにいく仗助はさすがにどうかと思ったよ!そばにおじいちゃんいるからもっと警戒してよ!(原作では一瞬の目を離したスキに良平が襲われています)
    >>自分も「まずいだろ、せめて瓶持っていけ」と思ってました。
    >また、アンジェロが岩に埋め込まれれから子どもを人質に取る→仗助の髪をなじってキレさせる→さらに岩に食い込むという、という原作の流れはなくなっていましたね。
    これはアンジェロの殺人の動機が変更された(原作よりクズではなくなった)ためでもあるのでしょうが、やっぱりあってほしかったかな。
    >>個人的に「なかったらなかったで」という感じですが、改めて原作を読んだ後だと「あった方が面白かったろうな」とは思います。
    ていうか形兆が矢で射抜くタイミング自体変わっちゃいましたからねえ(原作通り独房内だったら絞首刑から生き延びる描写が描かれたのだろうなあ…)。
    >原作のアンジェロはただ己の快楽のために少年を強姦のうえに殺害していましたが、映画では初めて殺害したのは実の父親であり、その後もスタンドの力で連続殺人を犯していた、という設定に変更されていました。
    オープニングの「殺害後」のシーンも映画オリジナル。誕生日ケーキで「殺人鬼の誕生」を示す演出も秀逸ですね。
    >>成る程あの誕生ケーキってそういう意味合いがあったのかもなんですねえ…。結構印象的でしたがそこまで考え付いてなかったです。
    >続編では「吉良吉影」が登場?
    >>こちらも原作通りに行くと思ったらまさかのシアー・ハート・アタックで驚きました。もしかしたら音石が出ない代わりに彼の性質も備える形で吉良が登場するのかもしれませんねえ。
    あと、「ここでシアー・ハート・アタックで跡形もなく吹っ飛ばすと後の重ちーの時にインパクトが薄くなったりしないよなあ…?」とふと思いました。
    >吉良吉影シア・ハート・アタックはクイーンの曲名です。
    (と言うか吉良吉影のスタンド名はほとんどがクイーン関連です)。
    >>これが一つのきっかけとなってクイーンの楽曲を聴き漁るようになった自分がここにいますw(『キラー・クイーン』だけは昔ホンダ車のCMで使われてたこともあってそもそも知ってました)
    >『ジョジョの奇妙な冒険 四部 ダイヤモンドは砕けない』の元ネタはスティーブン・キングの小説『IT』ってのは漫画マニアでは有名なんですがそこは何で触れないの?
    今度その『IT』が映画化されて公開予定ですが(『デッドプール』が当たってR指定の映画が通りやすくなった)そこも触れないとなぁ……
    >>そういう元ネタがあったとは知らなかったです…。
    >・条太郎の帽子(後ろ髪と帽子が一体化)はそこを再現しちゃうとダサくなるがな!安いコスプレだよ!
    ・個人的に神木隆之介の高校生役が厳しくなってきたような…。
    ・小松菜奈演じる山岸はいいんだけど、神木隆之介とのツーショット画像が示すように、身長差がないのが不満。
    >>言われてみれば妙に納得できてしまいます。康一はもう少し小さいよなあ…。
    承太郎さんの帽子と神木氏に関しては自分は特に気になってませんでした(ていうか前者は一体化してることすら知らなかった…)が、後者に関してはとっくに24歳ですしその意見が出るのも無理ないなと。

    何にせよ、2章の公開が待ち遠しいです。

    • hinataka hinataka より:

      いいこまさん、めっちゃ詳細にコメントありがとうございまーす。
      普通にロケ地間違えていました!修正します!

  4. みかんじゃっく より:

    私も今回の映画はとても好きです。でもやっぱりどうして吉影が形兆を殺したのかが引っかかってる。矢に射抜かれたなら恨みがあって攻撃するんだろうけど、吉影のスタンド発現って矢が理由だったっけ・・・?

  5. 一見さん より:

    私も「ついにジョジョまでも実写化の餌食になっちゃったかぁ…」と重たい気持ちで劇場へ向かいましたが終わった後は新しいパンツをはいたばかりの元旦の朝のよーにスゲー爽やかな気分になってしました
    色々言いたい事はありますがやはり!
    >>「ただマンガを実写にトレースしました!」な映画もありましたが
    ではなくちゃんと映画のランタイムに合わせて原作の要素を分解して再構成するというまさにクレイジーDのような技ッ!!ここにこそ敬意を表したいです!脚本の人には個人的に金一封あげてもいいと思っています

    あと原作とはちょっとキャラ違いますけど岡田さん演じる形兆は素晴らしい!「秘密」の時から思っていたのですがこの人からほとばしる「俺は選ばれし者なんだ」感というか一般人など虫ケラぐらいにしか思ってなさそうな邪悪な笑みが最高ですよね!!(あくまで個人の見解です)
    今回も自分のお父さんをボコッボコに蹴り飛ばすのが大変サマになっていたと思います
    きっとこの人ならディオ様もやりきってくれると信じてます

    原作ではちょっと薄かった仗助と吉良の個人的な因縁も出来たことですしこれからの展開が楽しみです 気が早いですがラストバトルでチラッと形見の腕時計が映る演出とかあったら泣きます!泣く準備はもう出来てます!

    実写=地雷でしょ なんて先入観はそろそろ捨てても…というのは言い過ぎですが少なくともここ近年は「銀魂」や今作と以前より打点は上がってきてるように思います

  6. ブレイクダウン より:

    ダンケルクレビューして欲しいです。かなり面白かったので。

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著者

ヒナタカ

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