『IT/イット』それぞれの“恐怖”の描かれ方とは?(映画ネタバレなしレビュー+ネタバレ感想)

『IT/イット』それぞれの“恐怖”の描かれ方とは?(映画ネタバレなしレビュー+ネタバレ感想)

今日の映画感想はIT/イット “それ”が見えたら、終わり。です。

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:最高のジュブナイルもの×ホラーだ!

あらすじ

恐怖のピエロが街に現れたので、子どもたちが立ち向かいます。

本作については、まずは歴史的な大ヒットについて語らなければならないでしょう。

全米で初週No.1ヒットを遂げたのは序の口、2017年に公開された映画では『美女と野獣』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』に次ぐオープニング記録を達成、それどころかスティーブン・キング原作映画で1位、ホラー映画史上でも1位の興行収入を記録しているのですから。

日本でも、全国202館というやや少なめの公開劇場であったのに、2週連続で2位を記録。
公開館も増え、平日でも10代の若者の中心に動員数を伸ばし続け、今では連日(同日に公開された)『マイティ・ソー:ラグナロク』の記録を上回っています。
※追記:ついに3週目で1位に浮上しました。

スター俳優も出ていない、しかも観る人を少なからずや選ぶホラーという題材で、これは驚異的です。
なぜ本作がここまでの支持を集めたのか?いろいろと分析していきましょう。

『グーニーズ』や『スタンド・バイ・ミー』の魅力が現代に復活!

本作はスティーブン・キングによる長編(マジで長い)小説を原作としており、1990年に製作されたテレビ映画のリメイクになっています。


原作小説もオリジナルの映画版も、「大人時代から子供時代を振り返る(並行して2つの時代を描く)」という作風だったのですが、今回のリメイク版では子供時代に物語を絞っていいます

本作の大きな魅力は、この「子ども時代だけを描く」という改変により、徹底して『グーニーズ』のような子どもたちの冒険と戦いを楽しめることにあります。
スター俳優などにこだわらず、しっかりと子役が活躍した古き良きジュブナイル映画を蘇らせた、ということがまず賞賛に値するのです。

スティーブン・キング原作で、なおかつ少年たちを主人公とした映画ということで『スタンド・バイ・ミー』を思い起こす方も多いようですね。
今回の劇中には、同じくキング原作の『シャイニング』を思わせるシーンもありますし、十二分にキング作品へのリスペクトがある映画と言って良さそうです。

あの手この手で怖がらせるよ!

ジュブナイル要素が強いとは言え、本作のジャンルはしっかりとホラー。
ピエロがあの手この手で子どもたちを怖がらせてくれるのが楽しくって仕方がないですね。

監督のアンディ・ムスキエティは、『パシフィック・リム』でおなじみギレルモ・デル・トロが制作を手掛けたホラー『MAMA』でも高く評価された俊英。
こちらは主演のジェシカ・チャステインが、『女神の見えざる手』とはまったく違う、ぶっきらぼうだけど実は優しいミュージシャンに扮しているのも含めて、なかなかの良作でした。

ちなみに企画段階では、『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を務める予定だったのですが、わかりやすいホラーを求めるスタジオと衝突し、結局降板してしまったのだそうです。
今回の「お化け屋敷型ホラー」に振り切っているのも、娯楽作として大正解であると思うのですが……フクナガ版の『イット』もちょっと観たかったかもしれませんね。

襲ってくるものは「子どもたちが一番怖いもの」

本作のピエロが子どもたちが一番怖いと思うものに変化しているのがミソです。
今回は言及されていませんでしたが、オリジナル版では明確にそのことが示されていました。

襲ってくるモノが、子どもたちそれぞれの悩みやトラウマを表している。
ここに注目すると、さらに奥深く本作を観られるでしょう。

※追記:以下のような応用もできるかもしれない。

ホラーだけじゃない、友情の物語でもある!

本作が大ヒット&高い評価を得たのは、ホラーだけでなく、子どもたちの友情物語、ひと夏の冒険、何よりも問題に立ち向かい成長していくという普遍的なテーマを備えていることでしょう。
ジャンルが一元化しておらず、様々な要素がある。これは後々に名作と呼ばれる作品が備えている要素なのかもしれませんね。

あとね、子どもたちが個性豊かで、キャラ萌えが半端ないというのもすんばらしいですよね。

大人が観れば、それぞれで「自分に似ている」キャラを見つけて、感情移入できるのも、重要なポイントです。

10代を中心に大ヒット!その理由は?

日本では、10代後半(高校生)のグループで観る観客が多くなっているようです。
そのマナーの悪さが多く報告されているのはちょっと残念ですが、娯楽が多様化されている現代で、若者が劇場で足を運んでくれているというのは嬉しいです。
しかもジャンルは(マジで怖そうな)ホラー、「ヒットした理由は1人で観に行けないから」という分析もありましたが、それは当たっていそうです。

また、若者たちから支持を得ているイラストレーターがパロディマンガを描いていたりもしています。
かわいい少年少女たちが大活躍するということも含めて、「二次創作」が大好きな彼らの心の琴線に触れたのかもしれませんね。

『3月のライオン』で知られるマンガ家・羽海野チカ先生のイラストもとってもいい感じです。

エクストリームに怖い感じのCMもかなりの訴求力を発揮したでしょうし、ユーチューバーも遊んだ無料のVR動画も話題を呼び、公式Twitterでは著名人の絶賛コメントを推すほか褒めてくれた人にちょっかいをだしたりと、プロモーションが自然にブームを呼ぶためのものになっているのもよかったですね。広報担当者さんは間違いなく優秀です。

1つだけ苦言を呈するとしたら、邦題ですね。
『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』とありますが、別に見ても終わりじゃない
しかも、ITの本来の意味では「(おにごっこの)オニ」なので、映画評論家の町山智浩さんも「明らかに誤訳」と指摘していました
まあ、『マイティ・ソー:バトルロイヤル』よりはマシだとは思いますが……。

R15+指定なのが惜しい!

さてさて、本作でちょっと残念なのはR15+指定というレーティング。
劇中の子どもたちと同性代の少年少女が観られないんですよね。

確かに本編にはグロテスクな描写もあるんですが、その多くはしっかり「痛み」を感じさせるものであり、むしろ教育的とすら感じていたのですが……。
『鋼の錬金術師』の荒川弘さんも、ちょいグロ映画『ヘンゼル&グレーテル』から、大切なことを息子に教えていましたよ。(こちらもR15+)

とは言いつつも、『イット』は序盤から下ネタや性的な話があるし、終盤のとある残酷描写で「こりゃR15+でも仕方がない!」と思ったことも事実です。
うーん、小学生にはキツいと思うけど……中学生以上ならいいと思うんだけどなあ……ダメ?
何より、子どもたちが身近な問題や恐怖に立ち向かう、という物語は、やはり彼らと同年代にこそ観てほしいと思ったので。

あと、吹替版の上映がないのも惜しいですね……。こういう子どもが活躍する映画は、吹替が良い味になることが多いですよ。

モデルは実際の殺人鬼!

本作で出てくる恐怖のピエロ、ペニー・ワイズが、実在の殺人鬼のジョン・ゲイシーがモデルになっていることもポイントです。

ジョン・ゲイシーは殺人の時にピエロの格好をしたわけではないそうなのですが、子どもたちにポルノを見せてあげようと誘って、強姦の上に殺害していったというのがおぞましいですね……。

そういえば、『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』の冒頭に出てきたアンジェロという殺人鬼もジョン・ゲイシーっぽい設定で、「街で不穏な殺人事件が多発している」という点が『イット』に通じていました。
他にも『地獄先生ぬ〜べ〜』の超トラウマエピソード『「A」がきた!!』も『イット』の殺人鬼らしさを感じます。

ジョン・ゲイシーおよび、スティーブン・キングの作風は、日本のマンガにも確実に影響を与えている、と言えそうです。

余談ですが、本作のピエロを演じているのはビル・スカルスガルドという27歳のイケメンでした。もはや別人だよ!

『ストレンジャー・シングス』も観てみようぜ!

現在、Netflixで『ストレンジャー・シングス』というオリジナルドラマが配信されているんですが、これがもうめっぽう面白い!超面白い!

子どもたちのジュブナイルもの+未知との遭遇+僕たちで女の子を守る!+etc……な感じで、『イット』に通じる要素が多数、ていうかフィン・ウルフハードくんはどちらにも出演しているし!(超かわいい)

『イット』と『ストレンジャー・シングス』を続けて観れば、かわいい少年少女のジュブナイルものという沼にズブズブとはまれますよ……(戻ってこれないかもしれない)

まとめ:おすすめするしかない!

正直、もう大ヒットしているので、俺が応援しなくてもいいよね!っていう気分もあるのですが……
やっぱり存分に娯楽性が高くて、万人が分け隔てなく楽しめて、さらに奥深さもあって、怖がるだけでなくアツい展開に興奮できるんですから、超おすすめとしか言いようがないです

家族で観るのにも(※高校生以上)、デートにももってこい、かわいい男の子が好きなおねーさん方は100点満点で500億点つけることは確実。
本当にスキがない。そりゃあ、歴史に残る大ヒットをするってもんです。
迷うことなく、劇場に足を運びましょう。

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓ 今回は短めです。

野暮な不満点

脅かし方がバリエーション豊かなので飽きないのですが、「ワッと大きな音で驚かせる」お化け屋敷のような演出が続くため、長めの上映時間(2時間15分)も相まって少しダレてしまうところがありました。

また、マイクがいじめっ子を殺してしまったことを振り返ってなかったり、ベバリーが殴ったクソオヤジの生死が不明だったり、ちょっとモヤったところもありました。
そこは劇中で明確に描いてほしかったです。

あとね、太っちょの男の子のベンが詩を書いてベバリーにアプローチしたり、キスで彼女を目覚めさせるのにグッと来たのに、けっきょく主人公格のビルに彼女を奪われてしまうのがかわいそうでした。何かフォローしてあげて。

真の恐怖

ピエロのペニー・ワイズや種々の怖がらせ方も、さらに娘に性的虐待をしていたクソオヤジ、息子に依存しすぎて排他的なデブの母親、いじめっ子が威圧的な父親をあっさり殺してしまうことがメチャクチャ怖かったです。

いじめっ子もまた、ルーザーズクラブの子どもたちと同じように、「毒親」の元で育てられていました。
おそらくは、いじめっ子はそのために性格が歪んだ、そのために他者を傷つける人間になってしまった(のではないか)というのが、哀しいです。
(あの父親の喉元にあっさりとナイフを突き刺して殺してしまうシーンは、R15+でも仕方がないと思わされました)

本作で描かれている恐怖は、神出鬼没で現実離れしたピエロそのものよりも、そうした現実の問題なんですよね。
子どもたちが現実の問題に立ち向かう様を、「寓話」として描いている、と言ってもいいでしょう。

みんなで掃除しよう

オリジナル版からの改変で素晴らしかったのは、血まみれになってしまったベバリーのバスルームを、ルーザーズクラブのみんなで掃除してあげるシーンですね。
オリジナル版よりも500倍は血の出方も豪華になっていました(たぶん『シャイニング』オマージュ)。

※オリジナル版はこんな感じ↓
旧版『IT』の各シーン、ネタバレ無し – 破壊屋ブログ

この血は子どもたちにしか見えないので、大人はわかってくれないから、僕たち子どもたちが団結して問題に立ち向かうという全体の構成もしっかり示しています。

また、前述した通り、脅かし方=子どもが一番怖いもの、になっています。
ベバリーが血の噴出を怖がった、ということは……イコール、初潮が来るのを恐れていたということでしょう。

彼女は、父親から性的虐待をされていたようでした。
初潮を迎えれば、父親の子を妊娠してしまうということにもなりかねないと、彼女は考えていたのかもしれません。

以下からも、他の子どもたちが「恐れていたもの」を考えていきましょう。

それぞれの怖いもの

ふとっちょのベンは、図書館で学芸員さんに「外で遊んだら?」と言われても、読書にいそしんでいました。
しかし、「書庫」に向かう風船に釣られて、入ってしまうベン……つまるところ、それは彼がずっと本の世界にいることを怖がっていたのではないでしょうか。

黒人の少年マイクは、両親を火事で失っていました。
彼はヤギを殺処分すること、「選択の余地が無くなること」を嫌がっていたようでした。
扉から無数の手が出てきて、「勝手に連れて行こうとする」ことは、彼の恐怖そのものでしょう。

ずっと下ネタをピーチクパーチクしゃべっているリッチーの元には、なかなかペニー・ワイズが来ませんでした。
彼を「たくさんのピエロ」で怖がらせたのは、たぶん彼には弱点(恐怖)がなかったので、「とりあえずピエロを敷き詰めた!怖がれ!」ということなのではないでしょうか(笑)。

その他にも、「曲芸士のように身体を折りたたんで冷蔵庫から出てくる」とか、「モディリアーニの絵で襲ってくる」とか、ベニー・ワイズさんの脅かし方はそろそろ世界に進出して賞賛されるレベルだと思います。

※監督の前作『MAMA』でもモディリアーニっぽいシーンがありました。

しかもペニー・ワイズ、子どもたちみんなにはスライドで「親が別の誰か(ピエロ)にすり替わっている」という恐怖を見せて、さらには3Dで襲い掛かってくるくらいですからね。お疲れ様です!

そして……主人公格の少年・ビルは、「家に帰って、弟のジョージーのことを後悔することが何よりも怖い」と言っていました。
ジョージーが「プカプカ浮かぼうよ」と言う幻覚は、ビルにとってどれほどの恐怖だったのでしょうか……。

しかし、だからでこそ最終決戦では、ベンは「お家に帰ろう」と言っているのがジョージーではないとわかったんですよね(それこそビルが一番恐れているものだから)。
一番の恐怖に打ち勝つ、というのにグッと来たよ!

LOVER

薬局の女の子に、「友だちいないんでしょ?」と理由でギブスに書かれてしまった「LOSER」(負け犬)が「LOVER」(愛する者)へと変化していたのにもグッと来ました。

VはVICTORYの頭文字。まさに、ルーザーズクラブの「勝利」を意味していたのでしょう。

続く、大人篇(27年後)の「第2章」は2019年公開です。
う〜ん彼らにまた会いたい!大期待していますよ!

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  1. ダーク・ディグラー より:

    まぁ『IT』って応用力あるプロットですからヒナタカさんが好きな『僕だけがいない街』も確実に『IT』入ってますね。

    この手の企画が入りやすくなったのはやっぱ『デッドプール』がR指定で成功してその波に乗ったという背景もあります。

    『デッドプール』みたいに中規模でR指定でカルト的人気持つコンテンツが当たるって導入口があるからその第二弾でスティーブン・キングの『IT』は『デッドプール』と同じくカルトで中規模で当たるってそもそもファミリー向けじゃない層に当てるって日本の製作委員会方式では考えられない方式でやってるんですからね。

    日本の製作委員会方式だとどう考えても何らかの形で地上波で放送しないといけないから『IT』みたいな映画作れないですからね。

    『デッドプール』『IT』がここまで当たったら日本の製作委員会方式も変わってR指定を売りにしたアニメや映画が作られるでしょうね。

    そう考えるといい時期に『ゴールデンカムイ』がTVアニメ化したなと思いました。

    だって『ゴールデンカムイ』ってR指定が売りの漫画だからそれをR指定にして作るってのが可能ですからね。

  2. オープンリーチ より:

    本来ホラーは大の苦手で「R-15なら100%ゴア表現あるがな」と思い心して観ましたが、意外と大丈夫で、それ以上に「ルーザーズクラブ」の面々が魅力的過ぎて、私の中で「年間ベスト”あいつらにまた会いてぇよ”映画」になりました。
    今から27年後を描いた第2章が楽しみです。

  3. 毒親育ち より:

    >日本でも全国202館というやや少なめの公開劇場であったのに、2週連続で2位を記録。
    >公開館も増え、平日でも10代の若者の中心に動員数を伸ばし続け、
    楽しみだったんですが「旧作のリメイクでR15か・・・こりゃ黙っていても観に来る人しか入らないなぁ・・・」だったのですけど劇場入ってビックリ!!
    ちなみにカップルばかりで満員御礼だったよ!爆発しろー!

    >『グーニーズ』や『スタンド・バイ・ミー』の魅力が現代に復活!
    「探検」してるんですよね!・・・『グーニーズ』もリメイク企画もあったそうですけど。
    『スタンド・バイ・ミー』はリバイバルが喫煙シーンだけでPG12だそうだしなあ・・・。

    >あの手この手で怖がらせるよ!
    告白します。死後に浮遊霊になったら夕方から徘徊して子ども達をを怖がらせまくり・・・いえ「早くお家に帰りなさい」ボランティアしたい願望あったり・・・そして担任の零能力教師やら橋の下や神社に有るポストであの人を呼ばれたりします。

    >ホラーだけじゃない、友情の物語でもある!
    >R15+指定なのが惜しい!
    これ本当にルーザーズクラブやバワーズ・ギャングと同じ世代の子ども達観て欲しいです。家に居場所が無くても学校で不良軍団にイジメられていても、友達が一緒に居てくれれば人喰いオバケにも勝てる!
    >下ネタや性的な話があるし、
    パンイチボーイズとかお色気(?)はともかく、ベバリーとお父さんの関係はちょっと・・・躊躇いますね。普通に妻に逃げられた(劇中で父子家庭な理由は語られていませんけど)故に束縛・・・だとエディと被るからかなあ。

    >あとね、子どもたちが個性豊かで、キャラ萌えが半端ないというのもすんばらしいですよね。
    世界よ!これがジャパンのファンアート(狂気)だッ!!
    ※褒め言葉のつもりです!
    >長篠エカチェ先生
    キラキラ化が凄過ぎるよ!特にマイク・・・誰だよ!?もっとホッペとかプックリしてたでしょ!?なのにベン・・・ポッチャリのイケメン化って難しいのかなあ。
    >大家
    >鮫太郎(仮)
    >羽海野チカ先生
    ジョージーかわいい!ペニーワイズやさしい!・・・平和な世界!!

    >モデルは実際の殺人鬼!
    コイツと本作が職業道化師の人達から「風評被害」を訴えられないかと心配なくらいですね。実際アメリカでは今でも子ども達のパーティゲストの定番らしいですし。
    >『「A」がきた!!』
    Aには子ども達を狙う悲しい理由があるのですよねと思っていたのですが、実は続編は未読なんですけどぬーべーで語られたAの過去は別人だったとか!?

    >本作のピエロを演じているのはビル・スカルスガルドという27歳のイケメンでした。もはや別人だよ!
    ピエロ化しても仄かに残るカッコヨサ!これがイケメン力・・・と驚愕でした!
    旧作ファンからはイケメン過ぎるとか!やや不評(?)なくらいだとか!

    >『ストレンジャー・シングス』も観てみようぜ!
    うおぉぉぉッ!Netflix様が童貞を捨てろと誘ってきやがる!!

    >野暮な不満点
    自分はルーザーズクラブが誰一人欠けずに勝利して飛びあがりたくなるほど嬉しかったです!ジョージーも実は生きてたでも許せたくらい!
    『死霊館』『インシディアス』シリーズといい、最近は生きた人間が愛で団結して怪異に立ち向かい勝利するホラーが増えてきて嬉しいです。
    日本も押切蓮介先生の『サユリ』とか映画化して良いのよ!?

    >太っちょの男の子のベンが詩を書いてベバリー
    やっぱ勝ったのはイケメンだったなあ・・・27年後にはフッ切れていて欲しいです!
    て、ベン十分イケメンだよ!イケメンとは面の皮の造形と体型のスマートさにあらず!と最近のハリウッドは変わって来ているように思えますが。
    余談ですが、邦画でお笑い芸人が映画俳優をやる事に不満を感じる人も多いようですが、これ明らかに日本の芸能界が美男美女礼讃主義で専業俳優の「三枚目」を育てて来なかったからですよね。

    >真の恐怖
    >いじめっ子もまた、ルーザーズクラブの子どもたちと同じように、「毒親」の元で育てられていました。
    正直、序盤は彼には「はよ喰われろ」でした。ベンに“名前を彫る”とか・・・アメリカでは日本で「やんちゃ」「イジメ」で済んでる(大人が済ませてる)事は刑事事件じゃないの!?と思ったら!親が警官ってだけでこれが放任されるとか、デリーは栃木かよ!?(栃木県在住の皆さん。気に障ったらごめんなさい)知らない人は「栃木県警不祥事」「栃木リンチ殺人事件」を自己責任で検索を。

    >みんなで掃除しよう
    ただ掃除してるだけ(片付けてる物が“ただ”じゃないですけど!)のなのに、凄く爽快なシーンでしたよね!

    >それぞれの怖いもの
    >黒人の少年マイクは、両親を火事で失っていました(その元凶はいじめっ子のヘンリー)。
    やっぱり放火自体は彼の仕業なんですね。ヘンリーが「オレが火をつけたかった!」と言っていましたので、あれは「オマエの両親に」という意味だったのでしょうか。

    >ずっと下ネタをピーチクパーチクしゃべっているリッチーの元には、なかなかペニー・ワイズが来ませんでした。
    彼はペニー・ワイズとって本当に強敵だったですよね。がさつって無敵・・・。

    >LOVER
    >薬局の女の子
    お、良い所あるじゃん・・・と思ったら!
    ベンを「オレのモノにしようとした」(激しく誤解を招きそうな・・・でもないかな「オッパイ」とか言ってたし!?)ヘンリーですら同情できる所があったというのに!
    こいつ含めてベバリーを援助交際(?)している疑惑でイジメている女子グループだけは本作で大人達よりも因果応報を受けて欲しかったです。
    ペニー・ワイズさん的に「もう完全に腐れた大人以下で不味そうだったから・・・」と言う事にして置きたいです。

    >VはVICTORYの頭文字。まさに、ルーザーズクラブの「勝利」を意味していたのでしょう。
    なぜ赤で書かれたのか?に最高の回答です!ありがとうございます!
    >大人篇の「第2章」は2019年公開です。
    ルーザーズクラブは何度でもVICTORYしてやるさ!!

    • hinataka hinataka より:

      >自分はルーザーズクラブが誰一人欠けずに勝利して飛びあがりたくなるほど嬉しかったです!ジョージーも実は生きてたでも許せたくらい!
      そうですよねえ。次々に死ぬB級映画が好きとか心無いこと言ってすみません。追記させてください。

      >>黒人の少年マイクは、両親を火事で失っていました(その元凶はいじめっ子のヘンリー)。
      >やっぱり放火自体は彼の仕業なんですね。ヘンリーが「オレが火をつけたかった!」と言っていましたので、あれは「オマエの両親に」という意味だったのでしょうか。
      あ〜自分の勘違いかもしれないので、該当部分を消しておきます。実はマイクを怒らせるだけのために言っていたかもしれませんね。

      自分も薬局の女の子が良い子だと信じていました(泣)

  4. 毒親育ち より:

    いえいえ!やっぱり「次々に死ぬB級映画」も王道ですし、自分もそういうの観てます。
    でも最近、住処を荒らされた怪物の復讐とかはともかく、悪霊・祟り系とか観てると無差別通り魔の胸糞劇みたいにしか見えなくなってきてしまいまして。その「理不尽」さこそが恐怖・・・だとも解るのですが。
    また殺人鬼ものは、被害者がクズ揃いだと悪即斬!な仕置き人みたいに見えてしまったり・・・ジェイソンさんとか。

    >実はマイクを怒らせるだけのために言っていたかもしれませんね。
    この辺もう一回確認しておく必要あるかもですね。
    実は今年から、深夜だろうが呼ばれてバックれたら困るのはブラック店長だけ・・・でないことがけっこう起こる部署(ちゃんと残業代出てます!)に異動になりまして、リピートどころか見逃してしまうの作品もあったりでして。より面白そうな作品を選ぶ為に(地雷の回避の為にも)レビューをお願いいたします!

  5. hinataka hinataka より:

    >実は今年から、深夜だろうが呼ばれてバックれたら困るのはブラック店長だけ・・・でないことがけっこう起こる部署(ちゃんと残業代出てます!)に異動になりまして、リピートどころか見逃してしまうの作品もあったりでして。より面白そうな作品を選ぶ為に(地雷の回避の為にも)レビューをお願いいたします!

    それは良かった(……のか?)大変でしょうが、お体にはお気をつけて。
    合点承知の助!(古すぎ)とにかく、『クボ 二本の弦の秘密』が超ウルトラ最高OF最高なので、ぜひ優先してください。

  6. yama より:

    YouTubeのピエロどっきり映像だの「ストレンジャー・シングス」大当たりだのアメリカではヒットする下地があったけど、そういう文脈の無い日本じゃ当たらないだろうなーとたかをくくっていただけにまさかの大ヒットにビックリです。
    おそらくはITがもたらす恐怖の源泉を家庭での精神的抑圧にすることで、より普遍的で共感しやすい青春群像劇に仕上げたことが勝因かもしれません。

    不満だったのは、原作では子どもたちのピンチを幾度も救い終盤で重要な役割を果たすビルの自転車「シルバー号」が、今回ほとんど目立たなかったことです。
    もしかしたら大人編では原作の感動的なラストが変更されてしまうのかもと、少々不安になりました。

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著者

ヒナタカ

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