『ハルチカ』音楽映画史上、最高のクライマックス!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『ハルチカ』音楽映画史上、最高のクライマックス!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はハルチカです。

個人的お気に入り度:800000000000/10

一言感想:まさに「音楽」の映画だった!!!

あらすじ

勝気な女の子のチカ(橋本環奈)は、幼いころに離れ離れになっていた聡明な男の子のハルタ(佐藤勝利)と再会する。
チカは憧れていた吹奏楽部が廃部寸前と知ったたため、ハルタを巻き込んで、部員を集めるべく奔走するが……

8000億点です。ちなみにクライマックスとラストが6000億点くらいです。
あの、本当、詳しいことはいいんで、劇場に足を運んでください。
マジでお願いしますって。

↓もうネタバレなしで語れるところは、以下の記事にほぼ全てぶち込みました。
『ハルチカ』が100点満点で8000億点の理由!橋本環奈が佐藤勝利をイジって全ての人が幸せになる大傑作! | シネマズ by 松竹

まとめるとこういうことです。

  1. Sexy Zoneの佐藤勝利に萌えたい方は必見
  2. 橋本環奈に蹴られたり殴られたい願望を持つ方は必見
  3. 主役2人以外の若手役者(キャラクター)もめちゃくちゃ魅力的
  4. 日本映画のファンは必見
  5. 脚本の上手さが神々しいレベル
  6. クライマックスとラストはこの世のすべての映画で一番好き(当社比)

つまり、すべての人に観て欲しいということですね。ここまで言って観てくれなかったら自分はどうしたらいいんですか(切実な訴え)。
※監督も以下のようにおっしゃっていますよ!

そうそう、「ハルチカ」は原作小説とアニメ版も人気を博していましたが、そちらをまったく知らなくても楽しめるうえ、知っていたらまた新たな感動があったりしますからね。


原作ではミステリー要素が主体だっただけに、吹奏楽部での活動や努力などの過程はあまり描かれなかった。
映画ではその吹奏楽部での活動や努力などの過程をしっかり描きながらも、その原作のミステリーの魅力も忘れずに残している。素晴らしいな。

フレッシュな役者陣の演技と、映画でしかなし得ない演出を大切にして、説明的な台詞がほとんどないのも素晴らしいですね。
そのぶん「音楽を主役にしたい」という監督とスタッフの熱い気持ちが伝わってきます。

あとね、あえて上の記事では書かなかったんだけど、中盤にすごいことが起こるんですよ!この映画!
これはついつい言ってしまいそうになるシーンなんだけど、なるべく知らずに観たほうがいいと思うんですよね。なので、ネタバレを踏む前に観るんだ!

恋愛が主体じゃない!

本作の難点は、主演のSexy Zoneの佐藤勝利のファンである女子が劇場に詰めかけることが予想されるので、いい年をした映画ファンがちょっと観に行きにくいことですね。

でもね、本作はポスターのキラキラした感じや、「吹キュンラブストーリー」というキャッチコピーにそぐわない、というか恋愛要素が主題じゃない、青春映画として極めてまっとうに作られた作品なのです。

序盤の部員を集めるくだりは『ちはやふる 上の句』を思わせますし、目標達成までの厳しさを描いているのは『青空エール』と同じですし、音楽映画としての精神性の尊さは『くちびるに歌を』をほうふつとさせる……いやいや、これをジャニーズファンだけに独占させておくのはもったいないよ!映画ファンも観に行けよ!(命令)

そうそう、ジャニーズ主演作なのにJ-POPを主題歌にしていないことも素晴らしい!
なぜなら、これは吹奏楽の映画だから。『青空エール』は大好きな映画だけど、吹奏楽ではないJ-POPが流れるのがちょっとイヤだったものね。
作中の世界観と音楽を大切にして、余計な宣伝で本編を邪魔しない姿勢に感動しました!(『レゴバットマン ザ・ムービー』はKis-My-Ft2を主題歌にしたけど)

完璧な作品ではないけど……

8000億点をつけていてなんですが、正直言って本作は完璧な映画ではなく、ちょっと不自然で「えっ?」となるところは少なくないです。
でもその「不自然さ」こそもクライマックスとラストを迎えれば、「そーいうことだったのかーーーー!」と大納得できるので、やっぱり完璧だな(どっちだよ)。

また、演出自体は極めて落ち着いており、悪く言えば地味ではあるので、そこで好き嫌いは分かれるのかもしれませんね。
ファンタジーめいた展開がとても多いことも苦手な方が多いかも。リアリティを重視する方にも合わないかもしれません。

自分はこれだけ大絶賛していますが、世間的な評価はやはり賛否両論まっぷたつのようです(前半にノレないという声が多い)。
良くも悪くも、あえて説明をせずに観客の判断に委ねているところもあるので、いろいろと想像を巡らせてみると評価が変わるかもしれませんね。
※監督は「僕が映画で描いたのは50(%)くらいで。観ている方の解釈で100にも150にも200にもなる作品です」と舞台挨拶で答えていたそうです。

※8000億点つけておいて、後でこう思いました。

そうそう、本作は『ラ・ラ・ランド』が苦手だった人にもおすすめしたいですね。
そちらは保守的な音楽観や、「俺の美学を観ろ!」という押し付けがましさがなくはなかったため若干の賛否両論を呼びましたが、『ハルチカ』には純然たる「音楽への敬意」があるのですから。

好き嫌いが極端に分かれるとはいえ、映画そのものは子どもから大人まで楽しめますし、友だちと家族とでもベストチョイスでしょう。
何より、春休みは大作映画、アニメ映画、中高生向け映画がたくさん公開されてライバルが多いんですよ!
そうした作品群の中に埋もれてしまうのはあまりにも、あまりにも惜しい!映画ファンこそ、『ハルチカ』を観るべきなんですよ!

もうこれはオススメっていうか、ここまで言って観てくれなかったら自分はどうしたらいいんですか(2回目)。観て!

以下は結末を含めてネタバレです。クライマックスの素晴らしさをネタバレ全開で語っているから、絶対に観る前に読むな!わかったな!↓

原作から省かれたポイント

原作およびアニメでは、ハルタとチカが草壁先生を巡って三角関係になるという要素があるのですが、そこはほぼなくなっていましたね(別にハルタはゲイというわけではありません)。
ハルタが倒れて、草壁先生が「これからの君たち」へメッセージを送るシーンでは、その三角関係を少しだけ匂わせましたけどね。

映画では草壁先生を完全に指導する立場にして、ハルタとチカ、そして部員たちの吹奏楽部での青春を中心にして描き切ったのは英断でしょう。

引き受けた理由がその要素だった小出恵介にはご愁傷様としか言いようがないですね。でもクランクアップの日に佐藤勝利とチューできたんだからいいじゃない!

橋本環奈に罵られたい人は幸せ

いやあチカ(橋本環奈)が勧誘のためのビラを配っているときの、以下のセリフが最高でしたね。

ハルタ(佐藤勝利)にキックをしながら「何やってんだちゃんと配れ!」
「お腹からもっと声を出せオラァ!」
「おどしてんじゃねえ!ちゃんと配れ!」←お前こそおどしてんじゃねえか。

※この時の自分の気持ち(画像出展はこちら)

ちっぽけなプライド

芹澤直子(恒松祐里)は右耳が難聴であることを隠そうとしていました。
チカは芹澤さんがヒザに絆創膏を貼っていたのは床下の何かを探していたためであることと、席替えを廊下側に希望していたということから、探しているのは補聴器であると推理しました。この過程が原作およびアニメと微妙に違う
個人的には映画版が一番好きですね。ぜひ原作も読んでみてほしいです。

結局補聴器はチカが踏み潰してしまうんだけど、芹澤さんがその補聴器を「ちっぽけなプライド」と言い放つのがよかったですね。
彼女はプライドの塊であったからこそ、それに「囚われて」いたことにも気づいたんでしょうね。

芹澤さんが、(たとえ人数合わせのためであっても)吹奏楽部には入らないということで、それでもチカを指導してあげるというのもよかった!
彼女の良い意味での「プライドの高さ」をしっかり肯定していることも素晴らしい!

不満意見で多かったところをフォロー

あ、そうそう、部員集めが「ずっと図書館で寝ていた男子を芹澤さんが無理やり起こす」で終了したことにズッコけた人が多そうですけど、自分はこれも大笑いできたので大好きです。

本作の不満意見に、「ギリギリまで部員集めに苦労していたけど、それが終わると部員がどっと増えるのはなんなの?」というのが多かったのですけど、これは季節が変わるほどに時間が経っていたこと、生徒がどこかで吹奏楽部のがんばりを見ていたり、聴いていたから次々に入部したということで脳内補完はできました。ちょっとくらいそれを示唆するシーンがあってもよかったですね。

カイユのラジオ

不登校になっているカイユ(清水尋也)は、亡くなったおじいちゃんの友だちとともにラジオのパーソナリティをしていました。

一緒にラジオをしていたお年寄りたちは、説得に来たハルタたちをカーテンを閉めて拒絶するんだけど、その後にしっかりカイユと話をして、「(おじいちゃんの死を)気にやむことはないんだ」と教えてくれるのもよかった!
ラジオでは適当な人生相談をしていたお年寄りたちでしたが、ここではちゃんとカイユと向きあってくれたんですね。

なお、映画の初めは、ハルタがカイユと同じように、ラジオのパーソナリティーのように、演奏会の曲のリクエストに答えたようなナレーションから始まっていましたね。
この映画自体が、「チカの悩みに答えてあげる」という、ラジオ番組のようなものだったのかもしれませんね。

ワンカット

もう(いい意味で)お腹が痛くてしょうがなかったのは、中盤にチカがフルートのソロパートを何度も失敗し、先生に個別練習を命じられたうえ、部員が部屋の中でチカのことで大ゲンカをしてしまうこと。ずっとワンカットの固定カメラで

体感で10分くらいは罵倒しあい、お互いの価値観をぶつけ合っていたんだけど、これ実際はキャストたちのアドリブだったそうです。
もはや演技に見えなかったもの……。

クレーンの前のふたり

ハルタは学年1位の成績を取るくらいに勉強に打ち込んでいた……そのおかげもあり、練習中に過労で倒れてしまいます。
チカは、自分が無理やり吹奏楽部に誘ったことを悔やみ、泣きながら走りました。

だけど、ハルタはチカがいる埠頭に来てくれている。
ハルタとチカは初めは背中合わせに座っていたけど、やがて背景のクレーンと同じようにお互いに向かう!そしてハルタはチカをぎゅっと抱きしめてくれる。甘ずっぺえ!甘ずっぺえな!
※以下の画像は予告編より

音を楽んで

最後に……ハルタが、そして部員たちが、チカのために、授業中にもかかわらず演奏会の曲を演奏することには、これまでの伏線がすべて回収されまくっています!

  1. チカが「授業を抜け出してゲリラ演奏くらいするよね」と言って、ハルタが「しないよ、内申書にひびく」と言ったこと。
  2. ハルタが中庭で遊んでいる生徒たちを見て「あんな風に無邪気に遊べたらな」と言っていたこと
  3. 電気が消えた部屋で、ハルタとチカが「こんなに静かだと、日常でどのくらいの音に囲まれているかがわかる」と語りあっていたこと。
  4. 過去の楽譜に「あせらず、ゆっくり」という書き込みがあったこと。その楽譜を部員たちが読んでいたこと。
  5. あれだけチカは練習を頑張ってきた。そのことで吹奏部員たちも喧嘩した。それでもチカは(おそらく)演奏会では、やはりソロパートを失敗したこと。
  6. 草壁先生(小出恵介)が倒れてベッドにいるハルタに「これから君たちは辛いことにも出会います。だけど、君たちがこれから経験する世界は美しいです。目線をあげれば、大切な仲間がいます。1人で抱え込まなくていいんだよ」と言っていたこと。
  7. ハルタとチカの関係が「バスの中」で逆転していたこと(これまでハルタはチカに言われるがままだったけど、ここではハルタからチカに「何かをする」立場に変わった)

(これ以外にもたくさんある!)

チカは、やっぱりソロパートを失敗してしまうけど、ハルタと部員たちは、2度、3度と演奏をしてくれる!

やっとチカのソロパートが上手くいくと……。
中庭では、みんなが笑顔で喜んでいる!
部室で隠れてキスをしていた先輩部員、練習のために別れようとしていた部員はキスをしている!
そして、ハルタとチカは何度もお互いの顔を見て……やっと、やっと笑い合うのです。

ハルタはチカを笑顔にしたかった。そのためだったら、たとえ内申に響こうが、かまわない。
ハルタ自身も、この演奏を心から楽しんだのでしょう。
あれだけ部室でギスギスしていた吹奏部員たちも!
学校中の生徒たちみんなも!
そして練習でずっと苦しんできたチカも、無邪気に「音を楽しめた!」

チカは、芹沢さんに「音楽は、音を楽しむと書くんです」と訴えていましたが、それを全否定されていました。
だけど、このクライマックスでは、学校中のみんなが、ただ音楽で幸せになっていった。
音楽とは、音を楽しむもの。チカの言っていたことは本当だったのです。

チカが教室で鉛筆の音、教科書をめくる音を聞いてから始まったこのクライマックスは、「音楽映画」としてこれ以上のない高揚感を届けてくれた……(しかも、このラストには台詞らしい台詞はない!)。
草壁先生の言う、「美しい世界」がそこにはありました!最高です!

※↓おすすめのすんばらしいレビュー。原作を読んでみたい人はぜひ参考に!
【感想・考察】映画「ハルチカ」市井昌秀監督が贈る全ての若者へのメッセージ : ナガの映画の果てまで

※オリジナル曲「春の光、夏の風」も素晴らしかった!

※音楽担当の小瀬村晶さんのこちらのツイートも素晴らしい。「4分33秒」は一切音を鳴らさない曲です。

(C)2017「ハルチカ」製作委員会

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  1. ゆき より:

    こんにちは!
    原作は読んでいるものの、映画で興味があるのは橋本環奈ちゃんくらいでした。
    だけど、このレビューを見るとむちゃくちゃ気になります!!

    たぶん見ない → 絶対見る に変更ですね!(^-^)

  2. オープンリーチ より:

    原作やアニメは未見で、本当はこの映画はノーマークで観る予定は無かったのですが、ヒナタカさんが激推しされていることもあり、不安半分期待半分で観賞しました。
    率直な感想として「橋本環奈はこの映画でアカデミー新人俳優賞をもらえばよかったのに」と思うほど見事で、橋本環奈含め佐藤勝利など他の若手俳優にとって「ターニングポイントになってほしい、というかターニングポイントじゃん」と思わせる映画でした。
    不満点としては、上白石萌歌演じる妙子ちゃんの彼氏役の容姿がどうも気に入らん!(理不尽な理由)妙子ちゃんが「別れたい」と言ったらゴネやがって!チカちゃん!あいつに右フックフェイントからの左ボディを打ち込んでくれ!

  3. 毒親育ち より:

    原作未読、アニメ版未視聴、賛否両論だという中、ヒナタカさんの猛烈推薦、去年も吹奏楽部ものの『青空エール』が良作だったしと突撃して来たのですが・・・。

    私の一言感想:深過ぎる玉に傷はなんとかならんかったのか・・・。

    >勝気な女の子のチカ
    「勝気」と書いて「サイコパス」と読むのでしょうか・・・てくらいダメでした。

    >橋本環奈に罵られたい人は幸せ
    ヒナタカさん絶賛のこの描写なのですが、漫画アニメ等の二次元表現ならまだしも、実写でそのままやられると不快極まれりでした。

    >ハルタ(佐藤勝利)にキックをしながら「何やってんだちゃんと配れ!」
    >「お腹からもっと声を出せオラァ!」
    >「おどしてんじゃねえ!ちゃんと配れ!」←お前こそおどしてんじゃねえか。
    「声が小さい!」が理由で殴られた経験の有る身には全身が総毛立つ程の怒りが湧きます。
    しかも鳩尾や脛へ・・・これ相手に苦痛を与えることが前提の部位なんですけど。明らかに「じゃれあい」の範疇を超えています。
    さらに「吹奏楽部員」が呼吸を制御する横隔膜を傷付けるような暴力を振るうとかクズ過ぎる・・・と思ったら実は初心者。
    ここで思い出すのが『オレ物語』です。あちらはメインの観客層である少女達への恐怖心や嫌悪感を考慮してか、痴漢をチャライナンパ男、パンチを壁ドンへと実写で表現するにあたって秀逸な改変がされていました。
    こちらも。お約束のハリセンやプロレスの逆水平(チョップ)やをドラムのスティックでお尻を叩く等に工夫とかに出来なかったのかと。
    おまえ普段のミラ姐さんやスカヨハ姐さんが屈強な男達の首をへし折るような映画を眼キラキラさせて観てるじゃねえか?と思われるかもしれませんが、あちらは幼少期から修羅の世界に生きて来た女傑達で、チカは70年余大した紛争も起こっていない国の中流家庭に生まれ育ったお嬢さんですよ・・・。

    >2.橋本環奈に蹴られたり殴られたい願望を持つ方は必見
    暴力シーンの彼女の演技も理不尽さもあいまって「百年に一人の美少女」が「面の皮のキレイなチンピラ」にしか見えませんでした。
    ・・・とここで思い出しのですが、彼女の次回作は漫画原作映画のチンピラヒロインですね。あちらはギャグとシリアス混合でもありますし、う~~~ん。たのしみ?

    余談ですがギャグ描写とシリアス描写が交錯する漫画的実写表現で思い出したのがチャウ・シンチー監督作品です。先日最新作『人魚姫』では序盤で毒を飲んでも解毒剤飲んで直ぐ復活、顔面にウニが刺さったりゴフルクラブでスルスイングされてもバンソーコー張っただけでピンピンしていた女の子が、終盤では銃撃されて大出血で瀕死になったりと、「笑いの時間は終わりました」な切り替えが見事だと思いました。

    その後、宮本先輩がチカの頭をハタくシーンがあって、決して女の子だから暴力が許される世界感ではない・・・と少し納得が出来ましたけど。
    でもチカの「野球と同じ9人」は無神経過ぎてハタくどころかブン殴られても文句言えないと思いましたよ・・・。

    >恋愛が主体じゃない!
    公式サイトのトップが詐欺ですよね。全然色恋を感じさせない悪友同士みたいな劇中の関係が良かったです。

    >ファンタジーめいた展開がとても多いことも苦手な方が多いかも。リアリティを重視する方にも合わないかもしれません。
    暴力ツッコミもそう割り切った方が良いでしょうか・・・。

    >春休みは大作映画、アニメ映画、中高生向け映画がたくさん公開されてライバルが多いんですよ!
    地元シネコンが初週からレイト無しと未成年層に絞ってます。でも18時代で中高年しかいなかったよ!?

    >ちっぽけなプライド
    >芹澤さんが、(たとえ人数合わせのためであっても)吹奏楽部には入らないということで、
    やはり難聴は個人演奏はともかく、バンドになると難しいのでしょうね。
    >それでもチカを指導してあげるというのもよかった!
    この辺『青空エール』より良かった!・・・いや、あちらは素人お断りの名門でしたから仕方ないかもしれませんが、本作は殆ど一から部を作り上げて行くのが良かったです。

    >結局補聴器はチカが踏み潰してしまうんだけど、
    補聴器の値段も改めて驚愕。眼鏡もですけど保険適用すべきだと思うんだ。消費税3%も上げて何に使ってんだよ・・・。

    >ワンカット
    >実際はキャストたちのアドリブだったそうです。
    このシーンは見事!と思いましたが、10人以上で会話だけでなく譜面台を倒したり相手に掴みかかったりするアクションもある。あの長い喧嘩シーンが全てアドリブですと!?皆さんお若いのに既に名優の玉子だ!?

    >音を楽んで
    すんごいファンタジックでしたけど、ここは本当に美しい!吹奏楽物復活に難色を示していた校長先生まで踊ってるよ!
    ごめんなさい。実はド素人だったチカが落ちこぼれて行く描写は序盤の理不尽暴力への嫌悪から「言いだしっぺのくせにこのザマかよ・・・」とイジワルなことを思ってしまいました。

    原作はこの後。ハルチカを中心に吹奏楽部が学校や街のちょっとした事件を解決していくような感じに続いて行くようですね。

    • hinataka hinataka より:

      毒親育ちさん、毎度コメントありがとうございます。
      なんども書いていますが、返信なかなかできなくてすみません、すべて読んでいますよ!

      おっしゃるとおり、橋本環奈のDV描写は客観的に見ればサイコパスというかダメですよね・・・あの役は橋本環奈だからでこそなのだと・・・。
      その前に怖い男子に靴箱をドン!と叩かれても、純粋な吹奏楽の思いを語っている描写がある→だけど勧誘の時にはその怖い男子に叫びながら命令している、というので、まあギャグとして流せるかなと思いました。

  4. 毒親育ち より:

    >あの役は橋本環奈だからでこそなのだと・・・。
    なんというか。小さくて可愛らしいもの(女の子や小動物)が乱暴者というのは漫画やアニメでは定番ですが、そのコミカルさを実写化する難しさを知りました。
    余談ですが。漫画アニメでも最近そのような女の子キャラが粗製乱造されていると感じます。相手に体罰・制裁を受けるに足る落ち度、理由が殆どなく。それどころか親切にしてあげたのに「照れ隠し」で暴力を奮うキャラが大嫌いです。その後自己嫌悪に陥ったりする描写があったりすればまだ救いがあるのですが、それすらなくひたすら相手の寛容さに甘えている奴とか・・・複数ヒロインによる所謂「正妻戦争」が繰り広げられるような作品だと「※すべり台に逝きやがれ!」とかイジワルな事も考えてしまいます。
    ※『ましろ色シンフォニー』というギャルゲー(R18)にて主人公とメインヒロインが結ばれたころ、選ばれなかったサブヒロイン達が公園の滑り台に集まり「失恋総括」をしているシーンが由来の「恋の負け組女子墓場」を差す隠語だそうで。

    >その前に怖い男子に靴箱をドン!と叩かれても、純粋な吹奏楽の思いを語っている描写がある→だけど勧誘の時にはその怖い男子に叫びながら命令している、というので、まあギャグとして流せるかなと思いました。

    これを聞いて気付いたことがあります。
    自分と同じく粗暴な性格の宮本先輩へ仲間としての接し方、チカは彼から自分への暴言暴力も許容しているのですよね。よくいる「オレは良いんだよ!オレは!!」やら「女性から男性への差別・暴力は許されるとぬかす自称人権家」などではなく、彼女にとって暴言(過激な言葉遣い)や暴力(過激なツッコミ)は単純にコミュニケーション手段でしかないのだと。所謂「番長」「ガキ大将」な性分なのですね。
    あと教師等、年長者のような敬意を払うべき人には言葉を正し、頭を垂れ身体に触れるようなことはしない等の礼節を持ちって接している(吹奏楽部復活を快く思っていない校長先生にもこの態度は貫いていましたね)
    吹奏楽演奏者の命である「鳩尾(横隔膜)」への殴打も自身がフルート奏者として本格的に学び始めてからはやっていなかったと記憶しています。
    決して自分本位の悪意的感情で暴力を振るうクズでなく、自分ルールならぬ「自分モラル」を持ち、誰に対しても厳格に守っている公平な人なんですね。
    サイコパスは言い過ぎだったかもしれませんでした。少し彼女のことが好きなりました。ありがとうございます。
    ・・・でも。あんまり身体強そうじゃないハル君には控えようよ。

    でもあの調子では第一印象最悪で孤立しそうなのに、何故か皆に愛されるのは体当たりの誠実さか・・・と、またここで気付いたのですがチカのDVコミュニケーションて親しい人にしか奮われてないような?宮本先輩ともドツキ合い罵り合いの「仲良くケンカしな」になるのは“吹奏楽部の仲間”になってからですよね。ヒナタカさんも指摘されていますが、一緒に勧誘していた時はもう敬語すら使ってなかったような・・・。
    親しくなると一気に遠慮が無くなるのか。

    なお・・・
    >靴箱をドン!
    キレながらもこれで耐えた宮本先輩も根は紳士だと思いました。
    半生を賭けて打ち込んできた“道”を失いやさぐれている時に「これを代わりに・・・」は起爆スイッチ級の禁句だよチカ・・・。
    いや。その後「自分も先輩と同じ境遇でした」と告白するのですけどね!

    さて。橋本環奈さんの次回作は・・・。
    見た目は小さく可愛く、だけど性格は粗暴、ガサツ、凶暴、強欲、我侭、幼稚、呑気なようでズル賢く、その気になれば虫を潰す感覚で人を殺せる超人だけど根は破壊や殺戮を嫌う善人であり、親交有る人達への仁義を大事にするという女の子ですね。
    身長と体格はピッタリだけどアクション面が不安でしたが、性格面も頑張って約作りして欲しいです。

  5. みるくちゃん より:

    原作、アニメのファンで、公開初日に見に行きました。
    ハルチカと切り離してみたら、映画としては普通でした。
    ヒナタカさんのレビューを読んだ後、周囲の方とのリプライで原作ごえみたいな事を仰ってるのをみて、正直萎えました。憤りすら覚えました。
    原作がなかったら、この映画もありません。
    なのに、読んだ事もない原作、みた事のないアニメをディスる必要あるんでしょうか?
    3角関係じゃない時点で、同性愛差別のように感じてハルタのキャラもチカちゃんとの関係性も変わってしまい、原作ヲタからしたら別モノですが、映画としての評価は普通だったのに、ヒナタカさんが原作ごえとか読んでもないのに言われてた事で手放しで賞賛する気持ちが萎えました。
    これからは、原作もアニメもみてないなら、ディスって映画を褒めるのを辞めて欲しいです。
    映画を褒めたい気持ち(かなり原作ファンとしては妥協して)も無くなってしまいます。
    グッズもサントラも買いましたが、そのやりとりを見た事でかなり萎えたので、残念に思いました。

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ヒナタカ

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