空気を読まないヒーローたち「グリーン・ホーネット」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

空気を読まないヒーローたち「グリーン・ホーネット」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は「グリーン・ホ―ネット」です。

個人的お気に入り度:5/10

一言感想:嫌いじゃないけど、煮え切らない。

あらすじ

新聞会社の社長の息子ブリット・リードは、父とは仲が悪く問題ばかりを起こしていた。
しかしその父が急死し、彼は社長に就任する。
ある日ブリットは運転士のカトーと出会う。彼はコーヒー作りの名手なうえ、発明の天才だった。
父に不満があったブリットはカトーの作った改造車に乗り、父の像を壊してしまうのだが・・

はっきり言うとこの映画に
①いろんな秘密兵器が出てくる荒唐無稽なアクション
②アンチヒーローな主人公たちの成長
を期待すると確実に裏切られます

①については予告編で観れるもの以上の奇想天外なアイテムなどはでてきません。
②についても、そんなに深く描けていません。
というよりも主人公の社長が↑のあらすじどおりイイヤツとは言い難い・・というよりかなりムカツク主人公なので、人間としての成長を見たいというよりも先に、相棒のカトーにいいからそんなやつぶっとばせよと思ってしまいます。

映画のメインは
・麻薬組織との抗争
・相棒カトー、キャメロン・ディアス演じる秘書との葛藤
になっています。

麻薬組織との抗争はほどほど良くまとまっています。
マヌケっぽい敵キャラクターや、意外な真相などもあるのでそれなりに退屈しません。
カーチェイスや、空手アクションシーンなかなか楽しい。
まあ終盤、誰もが「それってどうなのよ?」と思う展開に突入するのだけど・・

登場人物との葛藤なのですが、これがお互いの嫌な面をぶつけ合う上に尺が長めなので少々見ていてつらい。
ちょっと決着の付け方も気に入りませんでした。
ギャグシーンは劇場で笑っている人も少なく、すべり気味だったかもしれません。

そんなこんなでスカッとさわやかなヒーローものではないですし、ひねくれたアンチヒーローものを観たいのであれば「キック・アス」のほうをお勧めします。
あんまりわくわくできるストーリーでもないのでお子様にも向いてないでしょう。
期待していただけにちょっと残念な内容でした。
トータルでは十分楽しかったし、嫌いではないけどね。

あと3Dに関しては必要性を感じられず・・・一番の3Dの見どころがエンドロールと言うのはちょっとなあ。2Dで十分です。

以下ネタバレでいろいろと列挙↓

・最後新聞社に車のまま突入。

まあね、これはね・・自分の会社をわざわざつぶしに行くなと思いますよ。敵のアジトだったらわかるけどさ。
スシ型のUSBから音声をネット配信するのが目的なので、新聞社じゃなくてもいいのに。
自分の会社を盛大にぶっ壊す主人公たちには共感を得れず・・・カトーも止めてやれ。

とりあえずさあ、オフィスに入ったら車から降りようよ
画を撮りたいだけで、こんな理に合わないことをさせるのはやめてほしいです。

・主人公たちが人を殺している。

これも後味の悪さに拍車を・・・
例えば「キック・アス」ではヒーローが殺人を犯していることも、ストーリー上の大きなファクターになっていました。
この映画では単に「何も殺さなくてもいいんじゃ・・」としか思えませんでした。せっかくノックアウト・ガスという非暴力的な武器もあるのに。

・カトーとブリットの確執

終盤カトーが「許すさ」と言います。
秘書との関係はカトーにも非があるとはいえ、どう考えてもブリットのほうが悪いです。
中盤の喧嘩シーンはカトーが水に落ちて、泳げないので助ける、で終わりだしなあ・・
もう少し決着の付け方を考えてほしかった。

カトーの「武器をロックオンしてからのスピーディな空手」については、特にどういうものかは語られませんでしたが、秘密兵器などではなく演出上のものとして考えていいでしょう。

ブリットがカトーを助けるために、それを使うのはなかなかよかったです。
あとは「ベン・ハー」に例えたあの兵器。
映画を観ていたらかなり笑えます。

「ヒーローに共通していることはなんだ?善人だと思われていることだ。悪のふりをして悪を倒せばいい」というセリフもありましたが、劇中では特にそういったシーンがなくて・・・単に暴れまわってる主人公たちです。
「悪のふりをする」というヒーローをみせてこそだいご味があるとおもうので、そこにも焦点を絞って欲しかった。

この映画で一番気の毒なのは、日本料理屋の「ゴンパチ」だと思う。
劇中でも「グリーンホーネットの責任か?」という記事がありましたが、本当お前らのせいです

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  1. QQQQ より:

    >登場人物との葛藤なのですが、これがお互いの嫌な面をぶつけ合う上に尺が長めなので少々見ていてつらい。
    ちょっと決着の付け方も気に入りませんでした。
    ナンカ、よく判らない理屈をこねてました。
    エンドロールで、アノ懐かしい曲が聞こえて、仰るとおり3Dが迫力ありました。
    居酒屋ドンパチ、中国人加藤
    アメリカの外国理解は、まだまだ底が浅いです。
    デアスの説明が、足り無すぎると思いました。
    アメコミの再生キャラが、まだまだ出てくるのでしょうか?

  2. ヒナタカ より:

    こんばんは!そう言えばこの「グリーンホーネット」はもともとはラジオ番組だったんですよね。
    当時を知ってるQQQQさんがうらやましいです。
    居酒屋のシーンにはちょっと違和感がありました。
    そろそろ「スーパーマン」や「月光仮面」(日本だけど)あたりがでてくるかもしれませんw

  3. 匿名 より:

    さっきテレビで放送してましたが
    確かにゴンパチはえらいとばっちりでしたな

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著者

ヒナタカ

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