『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』心を読んで(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』心を読んで(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)です。

個人的お気に入り度:6/10

一言感想:小太りのおじさんがイケメンです!

あらすじ

未知の魔法動物を探して世界中を旅していたニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、辿り着いたニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちを街中に逃がしてしまった。
ニュートはアメリカ合衆国魔法議会で働くティナ(キャサリン・ウォーターストン)や、巻き込まれてしまったジェイコブ(ダン・フォグラー)とともに、この事態を解決しようとするが……。

その名を知らない人はいないファンタジー『ハリー・ポッター』の新シリーズとなる作品です。


※原作本は、日本では限られた書店で期間限定付で発売していたので、入手しにくくなっているらしい。

ハリポタとこのファンタビは舞台も時代も異なっていますが、世界観や設定は地続きになっています
ハリポタファンにはおなじみの用語や魔法がたくさん登場するほか、今回の主人公のニュート・スキャマンダーという名前は、ハリポタの劇中で『幻の動物とその生息地』という書籍の著者として登場していたりもします。

「仕切り直し」をしているのでハリポタをまったく知らなくても楽しめますが、こうしたところでハリポタファンであるとより楽しく見られる、というバランスもいいですね。

そして、ハリポタにあった「差別と偏見」という描写が今回も健在だったり。
この点については、ネタバレのない範囲で以下にもまとめました↓
『ファンタスティック・ビースト』はハリウッド版ポケモン!ハリポタからアップデートされた差別と偏見の描写とは? | シネマズ by 松竹

うん、まあこれポケモンっぽいよね
作中には思いっきり「ポケモンゲットだぜ!」なシーンがあるので、ポケモンファンにもおすすめです(マジ)。

J・K・ローリングの脚本は上手い!

さてさて、今回はハリポタシリーズの原作者であるJ・K・ローリング自身が脚本を手がけているのですが、これが実に上手い!
終盤の展開の伏線が盛りだくさんで、一度見ただけでは気付かない「細かな仕掛け」も多数。
言葉で直接的に語らずに、ちょっとしたセリフや行動で心情の機微を表現するという映画ならではのおもしろさもたっぷり。これには感服しました。

たとえば、心を読む能力を持つ女性が、初めて家に来た男性に「気にしないで、男の人は私をすぐにそう思うの」と言うシーンがあります。
これは、男性が彼女を「娼婦と勘違いしていた」というシーンなんですね(この前に彼女はほぼ下着姿で、姉に「服をちゃんと着て」とたしなめられている)。
※娼婦とまでは考えすぎ、エッチなことを想像しただけでは?というご意見をいただきました。

終盤にある「対比」も見事。
最終的に散りばめられた伏線が過不足なく回収されていくというのは、ハリポタでもあった魅力です。
登場人物がいろいろと欠点を持っていることも、ハリポタと共通していました。

こうしてJ・K・ローリングの「作家性」が作中で溢れていることも、ファンにはうれしいところですね。
とくに、ハリポタシリーズの中では『秘密の部屋』との共通点をたくさん見つけられました。

「オブリビエイト(忘却)」の呪文がかけられた者に対する言葉において、『秘密の部屋』と今回のファンタビには、共通した尊い精神性があると気づけるはず。
『秘密の部屋』は12月2日の『金曜ロードショー』でも放送されるので、ぜひ本作との共通点を見つけてみてください。

野暮な不満点

本作を手放しで称賛しにくいところもあります。
特に、サブとなる物語の内容が伝わりにくいことは気になりました。

  1. 主人公のニュートチームが魔法動物の回収をするほか、アメリカ合衆国魔法議会と対立してしまう
  2. 孤児院にいる少年が悪人にそそのかされている

この2.のサブとなる物語が、ごく「断片的に」語られているんです。
この少年の心情や過去は、ヒロインから語られたり、とあるイメージとして登場するのですが、頭の中でその内容を統合して掴み取ることはちょっと難しいです。
エピソードを断片的にすしぎたために、わかりにくく、少年に感情移入がしにくくなっている。これは欠点と言わざるを得ません。

そのほかにも、「後で意味がわかるけど、その時点では意味不明」「言葉でしか出てこない人物がいる」「説明シーン多くて退屈」という気になるところはけっこう多いです。
これは会話シーンがのテンポがよくないせいでもあります。
デヴィッド・イェーツ監督の演出にもよるのでしょうが、中盤はわりと睡魔が召喚されてしまいました。

物語の発端が「主人公が魔法動物を逃がしてしまった」ことというのも問題です。
『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』でも思ったのですが、こうした「身から出たサビ」な事態であると、主人公に感情移入しにくくなるんですよね。
この主人公にちょっとくらい魔法動物が逃げ出したことを謝れやと思わなくもないです(※2度目を観て確認したけど、主人公は魔法動物が逃げ出したことについて1度も謝っていない)。

主人公は人間と上手くつきあえない、魔法議会に動物たちの保護を訴えすぎることもあり、嫌われ者になっている、ということはしっかり劇中で語られています。彼は魔法動物たちに惜しみのない愛を注いでいますし、本来はやさしい人間なのでしょう。
それにしたって……もう少しだけでも、主人公が観客に好かれるシーンがあってもよかったですね。
※主人公よりも魔法議会の無能さのほうが気になるという的確なご意見をいただきました。ぜひ↓のコメント欄をご覧ください。

また、魔法動物たちが「逃げ出してしまった困ったやつら」という扱いになっているところが多く、彼らの能力を使って事態を解決するシーンが相対的に少なくなっています。
魔法動物のさらなる活躍は、「次回作に期待」でしょうね。

なお、2D字幕版と、3D吹替え版を観ましたが、3Dの効果は全体的にはそれなりといったところ。
4D(体感方式)上映の評判もそこそこくらいみたいなので、今回は2Dで十分楽しめるかもしれませんね。


※このシーンの3D効果は素晴らしかった!

小太りおじさんに萌えろ!

そんなわけで苦言も呈しましたが、ロー・ファンタジー(日常生活の中に不思議があるよ!)の魅力と楽しさ、細かいところまで行き届いた脚本の妙だけで満足できる作品でした。

そして、何よりも訴えておきたいところは小太りのおじさん(演:ダン・フォグラー)がめちゃくちゃカワイイことです。

自分は常々から、見た目のイケメンではなく中身のイケメンを見ろよと主張してきましたが(※そんなに言ってません)、このジェイコブさんも中身のイケメンっぷりにマジに惚れそうになる素敵なキャラクターなんですよ!
最近は「おじさんとマシュマロ」という小太りのおじさんが恋愛対象になるマンガ&アニメも生まれたことですし、みんなが中身がイケメンの小太りおじさんの魅力に気づくといいなあ!

こちらでアニメの第1話が観られます↓
【ニコニコ動画】おじさんとマシュマロ #1「日下さんとマシュマロ」

そんなわけで、デブ専(←この言い方はよくないけど……)の淑女の方にもファンタビはオススメです!(酷い締め)

※後でこう思いました。

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

ハリポタシリーズに登場した名前

ダンブルドアが、「魔法学校でニュートが退学を命じられるけど、それに唯一反対した人物」として名前が出てくるのがうれしかったですね。

今回の黒幕であったゲラート・グリンデルバルドは、ハリポタシリーズにも登場しており、「ヴォルデモート(ハリポタシリーズのラスボス)が現れなければ、史上最悪の魔法使いだった」と言われていた人物です。
このグリンデルバルドは、1945年にから何十年にもわたって投獄されていました。
このファンタビが1920年代が舞台だったことを考えると、あと20年近くもグリンデバルトは暴れることになるんですかね?

また、ニュートが魔法学校で恋い焦がれていた女性の名前は「リタ・レストレンジ」でした。
このリタという名前は初出ですが、「レストレンジ」という姓はハリポタファンならベラトリックス・レストレンジを思い出すでしょう。
リタ・レストレンジは、ベラトリックスの母親か親戚なのでしょうね。
今回は写真の中でしか登場していませんでしたが、リタを演じるのは女優や歌手などで活躍しているゾーイ・クラヴィッツになるそうです。

ジョニデ様登場

今回の黒幕のコリン・ファレルが、ジョニー・デップ様に変身したのはびっくりましたね。
グリンデバルトは、ハリポタシリーズではマイケル・バーンジェイミー・キャンベル・バウアーが演じていましたが、まあまあジョニデ様と似ている……いや、あんまり似ていないか。
次からもグリンデバルトが敵になるのだったら、ジョニデ様のギャラがヤバイことになると不安になってしまうのは自分だけでしょうか。

そういえば、ジョニデ様は『Dr.パルナサスの鏡』でも、コリン・ファレルと同じキャラを演じていましたね(ほかにも、ヒース・レジャーとジュード・ロウにも変わる)。こちらのオマージュとも言えるかもしれません。

ホグワーシュ?

クイニーは、ニュートが世界一の魔法学校だと語った「ホグワーツ魔法学校」を「ホグワーシュ?」と聞き間違えていました。

hogwash
の意味は「くだらないもの、豚の餌」。字幕でどう表示されていたかは失念しましたが、吹替え版ではそのまま「ホグワーシュ」と言っているだけなので、このジョークの意味がわからないですね。
※字幕では「それ冗談」となっていたそうです。

ジェイコブ:心を読まないで

前述の通り、ジェイコブはクイニーを見た目から娼婦と勘違いしてしまい、「気にしないで、男の人は私をすぐにそう思うの」と言われてしまいます。
この後にジェイコブが「心を読まないでくれる?いや、嫌ってわけじゃないんだ」と言ったのは、彼がクイニーを「そう思ってしまう」ことを恐れたからなんでしょうね。
(もしくは、ジェイコブは心を読まれてしまうよりも、自分の口で気持ちを伝えたいと思っていたのかも)

ジェイコブは、自分の気持ちを知られてしまうこと自体は構わないけど、自分の偏見のために彼女が傷ついてしまうのは嫌だ、と思って「心を読まないで」と言ったのではないでしょうか。
いやあ、ジェイコブはいい人だなあ。結婚してください。

ニュート:嫌われ者?

ニュートは、クイニーとティナがココアを入れようとしているのに勝手に出て行ったりと、人として失礼なことをしていました(このことはジェイコブにもたしなめられている)。
ほかにも、ニュートは隣に座ったジェイコブとの会話をさっさと済ますために「(ここに来たのは)君と同じ目的だよ」と答えているなど、目の前のことに構いすぎて、コミュニケーションが上手く取れない青年であることがわかります。

特にひどいのは、巨大な魔法生物を捕まえる前、ジェイコブにヘルメットと防弾チョッキを着せて、「心配するだけ損だよ」とほざくこと。
原語ではニュートは「My philosophy is if you worry, you suffer twice.(僕の哲学では、心配することは二度苦しむということだ)」とほざいており、よりふざけんなと思いますね(笑)。

でも、本当はニュートは人間とも仲良くなりたいんですよね。
アメリカ合衆国魔法議会の法律や、「マグル(非魔法族)」と魔法族を区別して考えることにおいて、「だから友達にもなれないし、結婚もできない」と口にしていたりもするのですから。

そんなニュートと、ジェイコブは以下のような会話もしていました。

ニュート「君は人に好かれるだろう」
ジェイコブ「それを言うなら、君だってそうだ」
ニュート「いや、僕は人をムカつかせる」

ジェイコブの「君だってそうだ」というのは、ニュートが動物たちを愛し、愛されていることを言っているんだろうなあ。
そういうことでニュートのいいところを見てやっているジェイコブさんがマジで大好きだよ!

そして、最後にニューヨークから去る時、ニュートはティナに「本が書けたら君に贈るよ……いや、やっぱり直接届けに来るよ」とわざわざ言い直して、積極的に彼女とコミュニケーションを取ろうと努力していることもわかるんですよね。

しかも、ニュートはティナに初めて出会った時にいきなり「顔に何かがついているよ」と触ろうとして拒否られてしまうのだけど、ここではさっとティナの髪をかきあげて(ティナもそれを嫌だとは思わない)、その顔をしっかり見ているんですよね。
ニュートは恋人のリタ・レストレンジと上手くいかなかったことも語っているので、せめてティナの顔をちゃんと覚えておこうとした……こういうところでニュートの成長が見られるのが大好きでした。

ティナとクイニー:正反対の姉妹

ティナは魔法議会で単調なデスクワークを嫌っており、捜査官に復職したいと願っていたようでした。
(ニュートに「君は捜査官か何か?」と問われて口ごもったり、同僚にデスクワークだとニュートにバラされた時にため息をついている)

公式サイトのキャラクターページでわかったのですが、クイニーもまた姉と同じ単調なデスクワークをしていたようでした。
でもクイニーは自由奔放な性格なので、そもそも働きたいとも思っていないんですって。
いい感じに、この姉妹は対照的ですね。

でも、そんなクイニーは一連の事態を知って、彼らを助けようと必死になっていました。
ティナもまた、ニュートに濡れ衣を着せようとしている事態を認識し、彼のために身分を顧みずに行動します。
どちらも、本質的にはいい女なんでしょうね。


※みんないい人たちだったよ!

グリンデルバルドの思惑

グリンデバルトの目的は、ニュートが言っていた「騒ぎを起こしてマグルと魔法族との戦争を起こそうとする」ということそのものでした。
ニュートは「大いなる目的のためだったら、犠牲も厭わないのか」とも言っており、これも奇しくもグリンデバルトの思考と同じでした(あるいは、ニュートはその目的を見抜いていた)。

そのためになら、「魔女」と呼ばれた母親に捨てられてしまった、孤児の少年の心だって「利用」する……。
少年もまた魔法族の血を引いており、力が抑えられなくなり、人を襲うオブスキュラスという存在に変わってしまう……。

グリンデバルトは、魔法議会の法律について「いったい誰のためのものだ?」と言っていました。
その考えの根底にはマグルへの差別があり、自分たちが正しいというハリポタシリーズのスリザリン寮の連中と同じ選民思想的な思惑の持ち主だったのでしょう。

これはニュートが分け隔てなく動物を愛していたり、努力して人とコミュニケーションを取ろうとしたことと対照的でした。

どこにもいない人

いやあもう、別れ際のクイニーとジェイコブの会話は最高ですよ!

クイニー「あなたみたいな人、ほかにはいないわ」
ジェイコブ「いや、僕みたいなやつはそこらじゅうにいるさ」
クイニー「いいえ、あなたはたった1人よ」

この前にジェイコブはバーで「僕みたいなやつはいないさ!」と言っていたけど、ここではもう会えなくなるであろうクイニーのことを想って正反対のことを言う。
クイニーはその気持ちがわかるから(心を読めるから)、「あなたはたった1人」と肯定する。

そして、魔法の杖から出る傘を差して、あの「記憶に残る」キスをする!
いやもう、すんげー素敵なラブストーリーではないですか!

想像できた!

ジェイコブが、トランクの中の魔法動物が暮らしている世界で「こんなの、俺のオツムじゃ思いつかない(吹替え版)」と言うシーンがありました。
しかし、物語の最後でジェイコブは、忘れているはずの魔法動物の形をしたパンを作って、「どんどんアイデアが出て来るんだ(字幕版)」と言うんですよ!
これは、ファンタジーの「想像」は誰しもが可能である、というJ・K・ローリングのメッセージと受け取りました。

ニュートが、パン屋を開く担保用としてジェイコブに送ってくれた「卵」は、ニュートが「この卵は銀でできているから貴重なんだ」「これは君の魔法動物だよ」と言っていたこともいい伏線になっていますね。

あと、ジェイコブは序盤に「今の時代は工場で何百個ものパンが作れてしまう」と言われてしまっていたけど、ここでは動物の形のパンを作るということで、工場ではできない付加価値を与えているんですよね。そりゃあお客が押し寄せるよ!

そして、ジェイコブのお店にはクイニーがやってくる!
彼らは魔法族とかマグルとかのしがらみや、魔法議会のつまらない法律なんて気にせずに好き合うことができるんだろうな……。
お店には「従業員募集」の紙が貼ってあってので、クイニーはここでジェイコブといっしょに働くのかも?
お見事!本当に素敵なラストでした。

(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

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  1. 毒親育ち より:

    >一言感想:小太りのおじさんがイケメンです!
    おい!なんで少年じゃねぇんだよ!?とか言ってた。このバカ野郎をお許しください。
    ジェイコブさんかわええ・・・。
    スキャマンダー先生もカッコかわいいし、このコンビ劇場で子ども達に大ウケでしたよ!新たな人気者誕生です!このコンビでシリーズ化してくれぇぇッ!!

    >J・K・ローリングの脚本は上手い!
    >気にしないで、男の人は私をすぐにそう思うの
    クイニー、女神ですか?天使ですか?テレパスって普通は人間不信に描かれガチな能力者ですし、特に女の子だとエロ妄想に嫌気が差して男性不信になりがちだと思うのですが、彼女の大らかさに男として癒され救われました!
    ・・・て、こういう女性の前でこそ紳士たれ!ですね。抑えよ。煩悩!エロスは控えめに!解放するのは深夜の自室で一人の時だ!

    >野暮な不満点
    >1.主人公のニュートチームが魔法動物の回収をするほか、アメリカ合衆国魔法議会と対立してしまう
    すんごい無能に見えましたし、ピッカリー議長はスキャマンダー先生たちにもっと言う事ありませんか?

    >2.孤児院にいる少年が悪人にそそのかされている
    少年を悪の道に誘うおじさん・・・なんて背徳的な!・・・と、ドキドキしていたイケナイオジサンをお許しください。

    >物語の発端が「主人公が魔法動物を逃がしてしまった」ことというのも問題です。
    あ!魔法議会の無能さにイライラしていて、ソコ全然気にしていませんでした。
    言われてみると魔法議会皆さんを悪し様に描き過ぎですね。アメリカ社会での隠遁生活の維持の困難さやグリンバルデ事件にティナの大失態で相当まいっていたでしょうし・・・。

    >魔法動物のさらなる活躍は、「次回作に期待」でしょうね。
    確かに「○○!君に決めた!」な活躍が欲しかったですね。

    >ジョニデ様登場
    >コリン・ファレルが、ジョニー・デップ様に変身した
    どっちも悪のおじさまっぷりがたまらなかったです。ジョニデ様が将来有望な少年達を悪の道へ堕としていくかと思うと・・・。

    >ジェイコブ:心を読まないで
    >いやあ、ジェイコブはいい人だなあ。
    この二人が引き裂かれるなんて・・・!からの、あのエピローグは反則でした!末永く爆発しやがれってんだ!(←祝辞)

    >ニュート:嫌われ者?
    非魔法族から観れば超人な魔法使いなのに、人間としては完璧超人じゃないんですよね。スキャマンダー先生も。そんな彼がジェイコブ達との出会いで変わり救われて行く描写がとても丁寧でした。

    >ティナとクイニー:正反対の姉妹
    良いですよね。性格正反対なのに仲良い兄弟姉妹って!

    >グリンデルバルドの思惑
    自分は本作をミュータントが魔法使いに変わり、より子どもにも親しみ易くなった『X-MEN』のように見えてしまいまして。
    >グリンデバルトは、魔法議会の法律について「いったい誰のためのものだ?」と言っていました。
    この辺、彼がマグニートー・・・いや彼の弟子のファビアン・コルテスやエクソダス(※)に近いかなと。グリンデバルドは圧倒的に多数派である非魔法族に隠れてコソコソ生きなければならなく、過去には魔女狩りという人間の正しさを根拠にした実質的な迫害を受けている魔法使いこそ、差別されていると感じていると主張しているように、あのセリフから感じました。
    ※映画版には未登場のマグニートーの弟子で彼の組織したミュータントテロ(本人達は保護)組織「アコライツ」のサブリーダー的存在。マグニートー以上のミュータント優越主義者で度々師と裏切って暴走しています。

    >どこにもいない人
    >想像できた!
    原作未読なんですが、メイン読者である。お子様達至上主義者で知られる。J・K・ローリング先生なら、特例でイイじゃん!?と思ってしまったのですが、あの素適過ぎる消せない想いは反則でした!

    >この卵は銀でできているから貴重なんだ
    大人の野暮なツッコミ。スキャマンダー先生の生活・活動費や魔法動物牧場の維持費は?な回答になっていましたよね!

    本当。上手く出来てるわ!

    でも。グリーデンスは救われて欲しかったです。ここはご都合主義でもナンデモいいからさ・・・。彼の人生は悲惨過ぎるし、スキャマンダー先生にとっても「また救えなかった・・・!」ですし、ここだけ観ると凄まじいバッドエンドですよ・・・。

    • hinataka hinataka より:

      毒親育ちさん毎度コメントありがとうございまーす!もう毒親さんのコメントが楽しみでブログ書いているようなもんだぜ!あといいこまさんもラリーBさんもみんなも。

      >議会がすんごい無能
      自分は逆にニュートのしらばっくれ方が気になって、そっちのほうに気づかなかったです(笑)
      ニュートの濡れ衣着せておいて、自分たちはしっかり調べないで、最後には謝らねえって無能を通り越してアレじゃねーか!ニュートなんてかわいいもんだよ!

      >グリーデンスは救われて欲しかったです。
      これは本当に……。彼がかわいそうすぎるだろ……エンドロールかどこかで「生きてた」っていう展開を望んでいました。

  2. たこ より:

    記事に画像も掲載してあるニフラーやゴキブリキャッチのスローのシーンで笑わせてもらいました
    ああいうちょっとくだらないところで編集凝るって姿勢は大好きです
    話的にはCMで全面的に押されてるビースト捕獲の部分と
    本筋の魔法使いに対する差別とその顛末の重さがちょっと不釣り合いな気がしました
    全く別の話が2本立てで語られているって感じの印象でした

    1作目はちょっと明るめにビースト捕獲のドタバタメインで描きつつ魔法使いに対する差別もあることをちょっと示唆
    2作目で今回みたいな話をやるのはどうかなといったことを考えたりもしました

    次作をつくるのであればグリンデルバルドにもうひと暴れして欲しいと思います

    • hinataka hinataka より:

      >本筋の魔法使いに対する差別とその顛末の重さがちょっと不釣り合いな気がしました
      自分もここがちょっと不満ですね。次回作にグリンデバルトというかジョニデ様の活躍および、さらなるテーマの掘り下げを期待しています。

  3. iuku より:

    クイニーを見てジェイコブが娼婦だと思ったというのは勝手な推測じゃないですか?
    素直に見たらクイニーを見て頭の中でエッチな事を想像してしまった事に対して「男性は皆そう思うの」って言ったように感じます。
    いきなり女性の家に行ってそこのルームメイトがセクシーだからと言って、娼婦とは思わないし、セクシーな女性に対する偏見丸出しな考えかたをジェイコブはしないと思うけど。
    ブログ主さんて、聾の形の時もだけど、自分の思惑を登場人物の考えとして正解みたいに書きますよね。

    • hinataka hinataka より:

      >クイニーを見てジェイコブが娼婦だと思ったというのは勝手な推測じゃないですか?
      >素直に見たらクイニーを見て頭の中でエッチな事を想像してしまった事に対して「男性は皆そう思うの」って言ったように感じます。
      すみません!おっしゃる通り断定的に書き過ぎてしまったので、修正します!

  4. いいこま より:

    漸く観てきました(ちなみにMX4D字幕版でしたが機会があれば吹替版もキャスト的に是非とも観てみたいものです)。
    一言で言えばこれ個人的に結構好きでした。過去8作品を見た身としても魔法生物やらなんやらが新鮮に映りましたし、ほとんどの方が「リアルポケモンGO」と評してた魔法生物捕獲の様も結構楽しかったです(まあかくいう自分は一時期アニメ版を観てたりポケモン銀・クリスタルをやってたことはあるものの基本詳しいと言い難いですが)。
    あと、そういうテーマじゃないのかもしれませんが主要人物たちの人生が最後は好転したように感じられたこともあって「生きてればいいことだってあるさ」と個人的になんとなく感じました。
    >ハリポタファンにはおなじみの用語や魔法がたくさん登場するほか、今回の主人公のニュート・スキャマンダーという名前は、ハリポタの劇中で『幻の動物とその生息地』という書籍の著者として登場していたりもします。
    >>ニュートに関しては失念してましたしグリンデルワルドも「あれ…名前は記憶してるけどどんなキャラだったっけ」って感じだったものの、ダンブルドア校長をはじめとして屋敷しもべや死の秘宝の紋章だったか等が登場してたのが個人的にツボでした。
    あとマクゴナガル先生も登場してほしかったと観賞前は思ってましたが、舞台が1926年だということを思い出し「それなら出てきたら却っておかしいな」と思いなおした記憶があります(確か彼女が産まれたのもこのぐらいの時期だった記憶があるので)。
    >そして、ハリポタにあった「差別と偏見」という描写が今回も健在だったり。
    >>舞台がアメリカということもあり「やはり魔法使いとマグルの関係は黒人と白人のそれの暗喩なのかな」って感じたものの実際のところはわかりかねますが、とりあえずクリーデンスの母親の魔法使いに対する印象がドラコのマグルに対するそれと比べても厄介だった感があります。
    それに加えて作中でも似たようなことが述べられてた気がしますが「人間は理解しがたいものを拒絶しがち」ということもありますし、そのことを考えるとラストの処置は「根本的解決にならないかもしれないし正しいと言い切れないだろうけどこうでもするしかなかったんだろうし間違ってるとも言い切れない」と個人的に思いました。
    >孤児院にいる少年が悪人にそそのかされている
    >>そう思うだけ野暮かもしれませんが、「クリーデンスは救済されてほしかったなあ…」って思ってたので彼の結末が個人的に引っかかってしまいました。
    >物語の発端が「主人公が魔法動物を逃がしてしまった」ことというのも問題です。
    『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』でも思ったのですが、こうした「身から出たサビ」な事態であると、主人公に感情移入しにくくなるんですよね。
    この主人公にちょっとくらい魔法動物が逃げ出したことを謝れやと思わなくもないです(※2度目を観て確認したけど、主人公は魔法動物が逃げ出したことについて1度も謝っていない)。
    >>言われてみれば確かにそうですよねえ。尻拭いはしてるけど悪びれる様子もなかったですし。
    ただ自分の場合魔法動物に対するフレンドリーさに対し人間に対して付き合いが悪く嫌われ者になってるキャラということもあり然程問題と感じなかったです。
    >また、魔法動物たちが「逃げ出してしまった困ったやつら」という扱いになっているところが多く、彼らの能力を使って事態を解決するシーンが相対的に少なくなっています。
    魔法動物のさらなる活躍は、「次回作に期待」でしょうね。
    >>これでは魔法動物がマグルに魔法界のことを知らしめてしまう危険が云々と言われるのも無理はない気はします(とはいえしっかり対処法とコントロールをとれていればニュートの言うように危険な存在にはならないでしょうが…そのニュートの失態みたいなところも無きにしも非ずと感じるだけに)。
    >なお、2D字幕版と、3D吹替え版を観ましたが、3Dの効果は全体的にはそれなりといったところ。
    4D(体感方式)上映の評判もそこそこくらいみたいなので、今回は2Dで十分楽しめるかもしれませんね。
    >>自分はMX4Dでそこそこ楽しめましたが…まあ2Dでも確かに問題はなさそうですし無理に+1600円払う必要性がないと言われても否定はしないです。
    >そして、何よりも訴えておきたいところは小太りのおじさん(演:ダン・フォグラー)がめちゃくちゃカワイイことです。
    >>ホントにジェイコブがいいキャラしてましたしこいつが作中で一番好きと言っても過言ではないです。
    フォグラー氏も述べてましたがまさにスタ・ウォーズシリーズにおけるハン・ソロみたいな立ち位置でしたしそれを考えると「ああ、やっぱりジェイコブいいキャラしてるなあ」と(まあ、ホントにハン・ソロみたいなことにならなければいいですが…)。
    それに加えて『聲の形』の永束も例に挙げられると更に肯けました。どうしてこうもいいキャラが多いんだw
    >ダンブルドアが、「魔法学校でニュートが退学を命じられるけど、それに唯一反対した人物」として名前が出てくるのがうれしかったですね。
    >>あのシーンは自分も「ダンブルドア校長らしいなあ。流石」と感じました(シリーズ後期では策略家としての側面もうかがわせていたようなところがあったように感じてたこともあったので尚更です。それでもハリーが自分の子供の名付け時に因んでいたので凄いことには変わりはないですが)。
    >また、ニュートが魔法学校で恋い焦がれていた女性の名前は「リタ・レストレンジ」でした。
    >>名前を聞いた時「あれー、確か誰だったっけ…」ってなってましたが…そうだベラトリックスの苗字もそうでしたね。言われるまで失念してました。
    それを考えると「やはりスリザリン所属なのかなあ」と思ってしまいますがグリフィンドールに配属されたシリウスの例もあるので案外違うのかもなあ…(ただシリウスは「唯一」らしいですしそうなるとやはりスリザリンなんでしょうねえ)。
    あとゾーイ・クラヴィッツ女史が演じてたとは…。『怒りのデスロード』に出てた時に「あー、この人の父親が…」ってなったぐらいなのに気づきませんでしたが彼女の活躍は拝んでみたいものです。
    >hogwashの意味は「くだらないもの、豚の餌」。字幕でどう表示されていたかは失念しましたが、吹替え版ではそのまま「ホグワーシュ」と言っているだけなので、このジョークの意味がわからないですね。
    >>確か自分が観た時は「冗談」に「ホグワーシュ」とルビがふられてた記憶があります。
    同シーンでは「これわざと間違えたのかなあ」と感じましたが真相や如何に。
    >今回の黒幕のコリン・ファレルが、ジョニー・デップ様に変身したのはびっくりましたね。
    >>えっ、あれジョニー・デップ氏だったのか…。全く気づいてなかったですが、考えたら『ブラック・スキャンダル』の時も「自分の知ってる顔と違うなあ」と感じてたことがあったので「そういうので判断しちゃいかんな」とつくづく思います。
    とにかく、1945年まで19年間ありますしきっと彼の活躍が暫く拝めるんだろうなあと思うと個人的に割とワクワクします。
    >すんごい無能に見えましたし、ピッカリー議長はスキャマンダー先生たちにもっと言う事ありませんか?
    >>幾ら魔法動物が外に出てしまうというへまをやらかしてるとはいえグリンデルワルドを成敗した功労者であることも事実と感じるだけに、一方の魔法議会がグリンデルワルドを捕まえられなかったばかりかクリーデンスを殺してしまったり何より体裁のために動いちゃってる感がして「ニュートもニュートだけど議会も議会だろ」と言いたくなります。
    それだけに
    >でも。グリーデンスは救われて欲しかったです。ここはご都合主義でもナンデモいいからさ・・・。彼の人生は悲惨過ぎるし、スキャマンダー先生にとっても「また救えなかった・・・!」ですし、ここだけ観ると凄まじいバッドエンドですよ・・・。
    >>毒親育ちさんの意見に激しく同意してしまいます。幾ら罪は罪で償って然るとしても唆されて片棒を担がされた感じだと、くどいようですが「救済されたっていいんじゃないの」と。
    まあ、最後のマグル忘却術は個人的に「以前読んだとある漫画で似たような展開を観た時にも感じたこととして、根本的解決法として正しいかわからないけどそうするよりほかの方法はなかっただろうな」と思いましたが。魔法界VSマグルの戦争なんてことになったら嫌ですし。

    感想は以上ですが間違ってたらすみません。

  5. MOMO より:

    字幕で見ましたが、ホーグワッシュのところは
    「それ冗談」と書かれていて「ホーグワッシュ」とカナがふってありました。

    • hinataka hinataka より:

      すんごく返信が遅くなってごめんなさい(みんな素晴らしいコメントを送っていただいているのになかなか返信できていない…)
      こちら追記させてください!

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ヒナタカ

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