さよなら、ヤムチャ 映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

さよなら、ヤムチャ 映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はドラゴンボールZ 復活の「F」です。

個人的お気に入り度:4/10

一言感想:フリーザ様の威厳がよくも悪くも台無し(だいたい悪い)

あらすじ

フリーザが復活するんだけど、作中で強さがインフレしまくっていたために誰がどう強いのかがよくわからなくなっている話。

『神と神』に続く、国民的に人気コンテンツ『ドラゴンボール』の劇場アニメ映画の最新作です。

<『神と神』の感想はこちら>

本作の目玉はなんと言っても、超魅力的な悪役のフリーザ様が復活するということでしょう。

そのキャラの強烈さと絶望的なまでの強さはいまでもファンの語りぐさ。もっとも愛されている悪役のひとりと言っても過言ではないと思います。

残念だった点

で、本作はフリーザ様のその強さがよくも悪くも台無しになっています。

その理由のひとつが、強さがインフレしまくっているから

語るまでもないことですが、原作のドラゴンボールはドバイの通貨並みかそれ以上のインフレっぷりがすさまじいことになっており、強いヤツが出てくる→もっと強いヤツが出てくる→もっともっと(以下略)という内容です。

で、本作の孫悟空とベジータはあの魔人ブウを倒した後なので、その強さはすでに宇宙一レベルになっているんですよね。

そこに、けっこう前の敵であるフリーザがやってきたら?それはもうかつての威厳がなくなってしまうというものです。

一応フリーザ様はさらなる進化を遂げてはいるのですが、それでも作中には「フリーザじゃこの孫悟空には勝てないよ・・・」と思わせる演出が(意図的に)たっぷりあります。

これはよい悪いというよりも、作品の特性であるので批判するのもナンセンスなのですが・・・原作のフリーザ戦の素晴らしい点のひとつが「どれだけ強くなっても勝てない」という絶望感だったと思うので、ここが失われてしまったのはやはり残念でした。

緊張感が…

もうひとつの理由は、緊張感がまるでないこと。

あのフリーザが地球に復讐にやってくるというヤバい状態なのに、ほのぼのとしまくっているんですよね。

作中ではその「緊張感のなさ」(バトルの横でスイーツを食べたりする)をあえてギャグにしているのですが・・・やはりフリーザとの戦いに求めているものとは違うよなあ・・・

これは鳥山明先生が脚本担当であったためでもあるんでしょうね。

全作『神と神』と同じく、今回のたわいのないギャグの多さは、バトルが主体の『Z』時代の作風ではなく、初期の冒険漫画だったころにそっくりです。

こうした作風こそが、鳥山先生が書きたかったものというのであれば、ファンは広い心で受け入れるべきなのかもしれません。

先日発表されたばかりの新テレビシリーズも、ちょっとほのぼのとした内容になるのかもしれません。『GT』は黒歴史になるんだろうなあ。

終盤の逆転劇

バトルにちょっと説得力がなかったことも残念。

終盤の逆転劇は「それはそうならないだろう!」ツッコミたくなりますし、前述の通り強さがインフレしまくっているせいもあり「何でもあり」な雰囲気になっています。

あるのは画の迫力だけで、駆け引きなどがあまり見られず、むしろ反則ばかりだったのはもの足りません。

よかったのは、原作ではピッコロ編以降ろくに闘わなかった亀仙人と、もうひとりのゲストキャラクターが大活躍してくれたことでしょうか。

一応ネタバレになるのでその作品の名前は言わないでおきますが、知らないでいると、いろいろと驚けるんですよね、これ。

できることなら映画の前にその作品を読んでいてほしいのですが、名前を言うとその作品のほうのネタバレにもなってしまうという・・・もどかしいですね。とりあえず鳥山明先生の1巻完結の漫画は全部読めばいいと思います(全部おもしろいから!)

そのキャラのバトルは、これまでのドラゴンボールではあまり見られない新鮮さがあったので大好きでした。

史上最悪にひどいヤムチャの扱い

ていうか、ヤムチャの扱いが史上最悪にひどいのが泣けてくるんですけど

もうヤムチャはさんざん噛ませ犬としてイジられてきたんだから、活躍の機会を与えてやってもいいじゃないか! かわいそうすぎるよ! 声優の古谷徹さんは子どもに担当しているキャラを知られて「なんだ、ヤムチャか」と言われてがっかりしているのに! 

ももくろの主題歌

ほかに批判をされやすいのは、アイドル曲(ももいろクローバーZ)が主題歌に抜擢されていることでしょうか。

これはももいろクローバーZは悪くないと思いますし(決めたのは周りの大人)、野沢雅子さんが興奮気味に絶賛しまくっているのでむやみやたらにおとしめなくてもいいとは思いますが・・・影山ヒロノブのほうがよかったなあと思う人は少なくないでしょう。

あと、マキシマム・ザ・ホルモンの楽曲「F」が挿入歌になっているのは最高でしたね!

「F」は思い切り無許可で作られており、歌詞には「フリー○」と伏せ字が大量に登場するという危険な曲なのですが、鳥山明先生が大いに気に入り、今回の復活の「F」というタイトルの元ネタにもなったのです(声優の中尾隆聖さん曰く、「F」はファンのFでもあるらしい)

ちなみに、マキシマム・ザ・ホルモンは「いつ発売禁止になってもおかしくないこの曲が、こうして認められるなんて、こんなに素敵なことはない!」と答えています。

そういえば、映画『クラウン』は、勝手に予告を作った人のところに映画会社から連絡が来たので、「すみません!訴えないでください!」と頼んだんだけど、むしろ「いやいや、いっしょにこの映画マジで作ろうよ」っていうふうになったんですよね。

とってもいい話なので、こういうケースはもっと増えてほしいもんです。

いろいろ文句は言いましたが、相変わらずのキャラの活躍などはなかなか楽しめました。

原作漫画(またはアニメ)の展開はもちろんのこと、『神と神』を観たことを前提とした展開が多いので、なるべく観てから劇場へ行きましょう。

自分は2Dで観ましたが、3Dが生かされたシーンはほとんどなかったそうなので、今回は2Dでもいいかもしれません。

そこそこ以上にはおすすめです。エンドロール後にもおまけがあるので、最後まで観ましょう!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓



フリーザ様の復活

ゴールデンフリーザ

・フリーザ様(故人)は、妖精がいたり、ファンシーなぬいぐるみの音楽隊がいる地獄でミノムシのように拘束されている

この極悪人に対する仕打ちとしては生ぬるいですね。まあ確かにフリーザはこういうのが嫌いそうだ。

・新キャラ、ソルベとタゴマが地球でドラゴンボールを捜索、ピラフ一味を家来にしている。

シュウとマイは後ろからソルベを襲おうとするが、光線銃で返り討ち。

・ソルベが神龍を呼び出そうとし、ピラフが「私たちは殺されたりしないでしょうねえ」と聞いているときに、マイは「私にはトランクスという恋人がいるのよ!」と訴える。

マイは前作で神龍の力で子どもの姿になっており、実年齢は41歳。トランクはこのとき10歳に満たない年齢。その年の差恋愛はまだ続いていたのかよ!

・ピッコロは、足で悟飯の子どもの乳母車を揺らしてあやしている。

ツンデレっぽいあやしかたで素敵。

・神龍はフリーザをよみがえらせるが、(未来の)トランクスに切り刻まれた後の肉片となって落ちてくる。

グロっ。クリリンとか肉体が消滅してもふつうに生き返ってなかったっけ?と思ったけど、それはポルンガのほうのドラゴンボールの力でしたね。

※ここで入場者特典としてもらえた「F」巻に掲載されている鳥山明先生の脚本には、タゴマが「不安です、フリーザというは恐ろしい独裁者だったんでしょ?」「昔にチラッと見たことがあったんですけど、小さくて強そうには見えませんでした」と訴えるシーンがありました。

本編ではカットされていましたが、これはあったほうがよかったかも。

・フリーザの復活シーンでは、マキシマム・ザ・ホルモンの「F」が流れる。

戦闘シーンで流してほしかった気もするけど、これはこれで格好いいですね。

・フリーザは「パパ(コルド大王)はどうしたんですか?」と1回は聞くけど、「復活させなくていいです。あれこれ偉そうですから」と言う。

親子仲悪そうだな。そういえばフリーザにはクウラという兄もいるんだけど、そっちはガン無視でした。

・フリーザは、「サイヤ人たちは無視をされたほうが賢明かと!」とまっとうなことを言うタゴマを宇宙区間に追放する。

けっこうキャラが立っていた新キャラだったのに、ここで退場でした。かわいそう。

フリーザはトレーニングをすると宣言。「私は生まれついての天才ですから、いままでトレーニングなどはしませんでした。しかし4ヶ月も特訓すれば戦闘力130万まではいけるでしょうか」とのこと。

残念ながらトレーニングシーンはなし。見たかったなあ。

バトル前にも緊張感なし

・宇宙パトロール隊の「ジャコ」がブルマのところにやってきて、あと1時間で1000人のフリーザ軍がやってくることを知らせる

ていうかフリーザ来るの早っ!ジャコ伝えるの遅っ!

※ドラゴンボールとつながりがある作品です。


※おすすめのネタバレレビュー↓

<「銀河パトロール ジャコ」、鳥山明ワールドを堪能した!:ヤマカム>

・ブルマはイチゴサンデーを掲げて、ウイス、ビルス、そこにいる悟空とベジータに連絡を取ろうとするが応答なし。

・何とか連絡を取れたのは、強盗犯を捕まえている警察官のクリリンだった!

クリリンが働いているのって初めて見た。でも悟空とベジータはニートなんだろうな。あと、妻の人造人間18号が飛んでいくクリリンに「かっこういい」とつぶやいていたけど、お前はかわいいな!


※以下の意見をいただきました。

クリリンが強盗犯を捕まえるシーンで携帯が鳴りますが、その時の着信音がワンピースの「ウィーアー!」でした。中の人ネタで思わず笑ってしまいました。(クリリン、ルフィの声優は田中真弓さん)

・悟空とベジータはウイスと闘っているけど、いいように扱われている。

ここでウイスがアラレちゃんに出てくるようなウ○コを踏んでしまうというどうでもいいギャグシーンがある。

・ここでウイスは、寝ぼけて攻撃をしてきたビルスに対して、「ああやって星などを壊してしまったときは、時間を巻き戻して差し上げるんです」ですと言う。

終盤で地球がぶっ壊れて、時間を戻すんだろうな、と思っていたら100%当たりました。

・フリーザ軍の前に、クリリン、亀仙人、天津飯、悟飯(ジャージ姿)、ジャコ(乗り気でない)がやってくる。そこで天津飯は開口一番「餃子(チャオズ)とヤムチャは置いてきた、危険のほうが大きそうだ」

かつて天津飯は人造人間と闘う前に「餃子は置いてきた」という迷言を放っていましたが、まさかヤムチャもプラスされるとは思いませんでした。

天津飯とヤムチャは天下一武道会で闘ったこともあるのに、戦力外通告するなんてあんまりだよ!

ちなみに、来場者特典の脚本には、悟天とトランクスが来れなかった理由について「次世代の戦士まで失いたくないというみんなの考えによるものです。ちなみに、ミスター・サタンは戦力にならないので、何も知らずに家でくつろいでいます」と鳥山明先生が答えています。

本編では、悟天とトランクスが来なかったのは「あいつら無茶ばっかりするから!」と説明されていましたが、じつは今後を考えてのことだったんですね。

それよりも、ヤムチャを活躍させなかったことの理由を聞きたいもんですが

インフレバトル

・バトル開始

ピッコロが重い装備を敵に渡して地面に沈ませたり、亀仙人がかつてかめはめ波を撃ったときのようにムキムキになったり、ジャコが海に兵団をおびき寄せて怪物に食わせたりと、バリエーション豊かな闘いが楽しかったですね。

ついでにジャコはクリリンに対して「地球人にしては強すぎるな。しかも変わった顔だ」とも言っている。クリリン、鼻がないっすからね。

・なんか中ボスキャラっぽかったシサミは悟飯にあっさり倒される。

なんて新規の敵キャラに対して厳しい作品なんだ・・・

・フリーザ軍は全滅。フリーザは悟飯の存在に気づいて一瞬でボディーブローを入れる

なんとかピッコロが心臓マッサージをして、仙豆を無理矢理食べさせるが、仙豆は残りひと粒。絶望的な状況になる。ところでデンデの治療能力は使わないんでしょうか。

・やっとウイスたちのところにブルマの連絡が届いたので、あわてて悟空とベジータが瞬間移動してくる。

悟空と手をつなぐことに躊躇しているベジータに萌えました

・やってきた悟空に、クリリンは「お前はいっつもこういうタイミングだよ!」と言う。

サイヤ人、ギニュー特選隊、フリーザと闘ったとき、すべてで遅れてやってきますからね。

・フリーザはいかに地球の地獄が最悪だったかを語るが、悟空は「知らねえよそんなこと。おめえが勝手に地球にやってきて、トランクスに殺されちゃったんじゃんねえか」と言う。

悟空は言葉をオブラートに包むことなんかしなさそうですね。

・フリーザと悟空の熾烈なバトルが開始。いらいらしてきたベジータは戦闘中の悟空にいきなり攻撃する。フリーザ様は「忠誠心がまだ残っていましたか」と思い切り勘違いする

フリーザ様、そいつ闘うことにしか興味ないから。

絶望感皆無の最終形態

最終形態

・悟空は髪が水色のサイヤ人に変身。悟空「ややこしくて説明しにくいんだけどよ、スーパーサイヤ人のゴッドパワーを持ったサイヤ人のスーパーサイヤ人なんだな!」と言う。

なるほど、わからん

・フリーザは一気に最終形態となり、金ぴかになる。フリーザ「わかりやすく金色にしてみましたが、単純すぎましたかね。安っぽいネーミングですが、ゴールデンフリーザとでも言いましょうか

前作の「スーパーサイヤ人ゴッド」もそうだったけど、鳥山先生自体が「安っぽい」とツッコミをいれているんですね。

・悟空はゴールデンフリーザを見て、「ベジータ、交代してやろうか?」とほざく。

最終形態になっても軽んじられているフリーザ様がかわいそうすぎます。


※以下の意見をいただきました。

これはフリーザをバカにしたわけではなく、ベジータの「早く代われ」発言を受けた悟空の殴られたor戦いに割り込まれたことに対する、ちょっとした仕返しと思いました。

悟空とベジータはゴールデンフリーザにかなり驚いていましたし、「調子のいいこと言うな」と言っていたベジータがスタミナの弱点に気付き、自分から「代わってやる」と言った時は「きたねえ」とも言ってました。

そもそもフリーザの「微妙な戦いになりそう」という発言に悟空は同意してたと思います。

・その間、ビルスとウイスはイチゴサンデーを食べてほのぼのとしている。

緊張感のなさに一層拍車をかけることに・・・

・闘いのさなか、フリーザはビルスの存在に気づいて「ビルスがなぜここに!」と言ってしまい、ビルスに「おーい呼び捨てかー」とツッコまれる。

フリーザは「ビルス・・・さま・・・私のジャマをするつもりじゃないでしょうね!」とも言っており、威厳がどんどんなくなっていきます。でもビルスはどっちの味方でもなかったので、ジャマされなくてよかったね。

・悟空はフリーザの弱点に気づく。それはゴールデンフリーザが完成してから早くやってきてしまったため、体力の消耗が激しすぎたことだった。

・その後も激しい戦闘をする悟空とフリーザだったが、その間にウイスとビルスは「そのイチゴは私のものですよ」「嘘付け!」とどうでもいいことで争っている。

まあどっちの闘いも似たようなもんだよね。

決着(反則気味)

・フリーザは地面に突っ伏し、悟空に「悪いことは言わねえ、おめえもう帰れ!」と言われてしまう。

ここでのフリーザの「なぜだー!きいいいいいー!」に声優の本気を見ました。

・そこで、ソルベが腕につけていた光線銃が悟空の胸を貫く

えー!フリーザの攻撃より、そんなちっちゃい光線銃のほうが威力が強いのかよ!

案の定フリーザも「そんなに強靱な体なのに、ただの光線銃で倒れてしまった!」とツッコミを入れていました。

・フリーザはベジータに「あなたを軍の最高司令官にして差し上げましょう!」と言うが、ベジータは「そいつは残念だ・・・きさまを完全に消去するって決めたからな。惑星ベジータを破壊したお前に忠誠心なんてあるわけないだろう!」ともっともなことを告げる。

仲間もいないフリーザ様が超かわいそう。まあ軍隊は自分で攻撃して滅ぼしていたから自業自得だけど。

ソルベはベジータの攻撃で瞬殺

・ベジータも水色の髪のスーパーサイヤ人に変化。ベジータ「俺はカカロット(悟空)のように甘くはないぞ」フリーザ「ベジータのくせに偉そうなクチを!」

もはやフリーザの威厳は地にまで落ちました。

・ベジータは金色からもとの色に戻ってしまい、ベジータは「てめえはもう終わりだ!二度とよみがえるんじゃねえぞ!」ととどめをさそうとするが、フリーザは「おまえたちもね!」とほざきながら地球を吹っ飛ばす

・だけど、ウイスが時間を戻してくれた。

・悟空が地球を破壊する寸前のフリーザにかめはめ波を放つ。ベジータごと

ベジータは何とか避けれたけど、そのことをもっと怒ってもいいと思うよ。

・フリーザは消滅。悟空とベジータは「ウイスさんが言ったように、今度はふたりで組んで闘ってみるか?」「オレはごめんだ」「へっへっへ、よかった、オラもだ」とたわいのない話をしている。

フリーザらしさ

今回の映画の見所のひとつが、フリーザというキャラの「らしさ」でした。

フリーザは、かつて悟空と闘ったときと同じく、星を吹っ飛ばして自分は生きるという方法を選びました。

光線銃で悟空が瀕死になったときには、「あなたは闘いには勝ったのに、勝負には負けてしまったんですよ!」とうれしそうに言っていました。

フリーザの目的は、とにかく勝負に勝つことのみなんですよね。

自分よりも強いはずのビルスと対峙しても、「闘いをジャマしないこと」を望んでいたくらいですから。

そのうえ、フリーザは自分の軍の仲間を殺そうとしなかった悟空に対して「たいした人格者ですよ!」と憤りを露わにしています。

フリーザはつねに丁寧語で話すような態度ではありますが、じつは嫉妬心が強くて独善的で、まさに「悪」と呼ぶべき性格です。

かつてのフリーザ様の絶望的な強さはなくなってしまいましたが、その根っこにあるキャラはまったく変わっていないのです。

ほかにも、今回のゲストキャラのジャコがいい味を出していましたね。

彼は頼まれればしぶしぶ闘う(しかもけっこう強い)というお人好しだけど、役所勤めのせいか事なかれ主義です。

でも、最後に時を巻き戻ししたことに対して、ブルマに「時間移動は重罪なんでしょ?」と問われると、「私は何も見ていなかった」と言うんですよね。

ほかにもベジータやピッコロが相変わらずツンデレだったり、ビルスとウイスがすっげえ強いはずなのにほのぼのとしていたり、こういうそれぞれのキャラの「らしさ」が垣間見えることが大好きでした。

あ、エンドロール後に地獄に戻されたフリーザ様が「NO------!」と言っているのも「らしい」よね(なんで英語やねん)。

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  1. はなこ より:

    観ていて途中からフリーザがひたすらかわいそうに思えてきました。フリーザは一時的には悟空を追い詰めていましたが、悟空からガス欠になるという弱点を指摘され案の定逆転され、しかも悟空とほぼ同等の力を持っているベジータもいる、手出しをしないとは言っていましたがもっと強いビルスもいる、そしてもっと強くて時間戻しという反則技を使えるウイスもいる・・・無理でしょw
    いろいろ言いたいことはあるのですが特に気になったのは「フリーザの修行シーンを全く描かない(観客の想像にまかせるってこと?ある意味一番面白いシーンが描けそうなのに)」「弱体化した(ようにしか見えない)ピッコロ」「戦闘中のビルスとウイスのイチゴサンデーのやりとり」「光線銃で瀕死になる悟空」くらいかなと・・・特に戦闘中のビルスとウイスのやりとりは最悪でした。あんなのやって観客が白けるって考えられないのですかね?
    バトル自体もなんか迫力がないというかなんというか・・・テンポの問題なのかな?どうにも燃えなくてヤキモキしました。
    鳥山明脚本だからといって面白いとは限らないのは前の映画でわかっていましたが、今回もそれに当てはまったと思います。夏には鳥山明原案のTVアニメがスタートするらしいですが、ダメなところはダメとはっきり言えるスタッフに参加してほしいです。

  2. ロロ・トマシ より:

    25歳の映画ファンです。
    とても残念でした。あんなフリーザ様見たくなかったです。
    そもそも、この映画のお目当てはマキシマム・ザ・ホルモンの「F」とフリーザの戦闘でした。前者は良かったのですが、後者は見ていて苦痛でした。ビルスに対して「様」付けした時点で私の中のフリーザ像がボロボロと崩れていきました。
    この映画で残念だと感じたのは、前作のビルスとウイスが物語に思いっきり絡んでくるところです。フリーザよりもこの2人の方がめちゃくちゃ強いので、フリーザが頑張って戦闘力を上げたり、金ピカになったりしても、感動・興奮が全然起きなかったです。「はいはい、頑張ったね」っていう感じ。
    というか、フリーザを観に来たのになぜこの2人を観なきゃならんのだ…。
    そして、ありがとうヤムチャ。
    ・小ネタ
    クリリンが強盗犯を捕まえるシーンで携帯が鳴りますが、その時の着信音がワンピースの「ウィーアー!」でした。中の人ネタで思わず笑ってしまいました。(クリリン、ルフィの声優は田中真弓さん)

  3. 毒親育ち より:

    GW必見のレビュー開始ありがとうございます!
    >一言感想:フリーザ様の威厳がよくも悪くも台無し(だいたい悪い)
    オールドファンには高速飛行しながらバチバチやる戦闘シーンとヒナタカさんのおっしゃるようにいつもの面子の「らしさ」が観れただけ無駄ではなかったのですけど!「私の戦闘力は53万です」を超える絶望を味わいたかったです。
    >よかったのは、原作ではピッコロ編以降ろくに闘わなかった亀仙人と、
    これこそ批判対象だろ!と言わるのは覚悟で、最強お爺ちゃんに弱い私はコロっとやられてしまいました!
    もう、脚本?演出?糞くらえだ!美少女が出ていれば良い!な方々を笑えません・・・
    >ていうか、ヤムチャの扱いが史上最悪にひどいのが泣けてくるんですけど。
    作中で戦力外通告されるとは思いませんでした・・・。
    いえ、Z戦士よりも遥かに上なのに召集検討もされなかった17号やMr.ブウ、お留守番の18号に比べればマシなのか・・・。
    >ほかに批判をされやすいのは、アイドル曲(ももいろクローバーZ)が主題歌に抜擢されていることでしょうか。
    >あと、マキシマム・ザ・ホルモンの楽曲「F」が挿入歌になっているのは最高でしたね!
    むしろ「F」を全く使用しなかったら、非難の声は更に炎上していたでしょうね。
    >とってもいい話なので、こういうケースはもっと増えてほしいもんです。
    どこかの利権ゴロが敗訴しましたし、21世紀はこういう創作が主流になって行くと良いですね。TPPによる著作権の非親告罪化が心配ですが。
    >~フリーザ様の復活~
    あの地獄の描写は良かったです!余談ですが、志々雄真実や範馬勇次郎をここに堕としてみたいと思いました。
    あと、パレードの楽隊に少年ジャンプ連載作品の「BLEACH」に登場するコンにそっくりなライオン(?)が居ました。
    >ほかにも、今回のゲストキャラのジャコがいい味を出していましたね。
    映画にもなった「グリーン・ランタン」や、ガーディアン・オブ・ギャラクシーの「ノヴァ・コープ」を思い出します。けっこう強いけど、手出しできない強悪も多くて、厳しいようでイイカゲンだったり、余計に宇宙に平和を乱してない?な所とか。
    >次世代の戦士まで失いたくないというみんなの考えによるものです。
    ヤムチャもそうですが、気まぐれで星を吹っ飛ばせる化け物が来てるのに戦力出し惜しみしても・・・と思いました。
    あと・・・
    >ところでデンデの治療能力は使わないんでしょうか。
    これといい、地球側も覚悟が中途半端で絶望感が湧かないですね。
    >・だけど、ウイスが時間を戻してくれた。
    自分を本位にあらゆる存在に中立だからこその破壊神(やったのはウイスさんですけど)が一方に肩入れするとか・・・。
    あくまで地球の食べ物が惜しいという自分本位の考えからであって、別に正義感や義侠心からの救済ではないのですけど、モヤモヤしますね。
    強者を倒せる程に戦闘力を鍛えるよりも、強者を虜にする程の美味しい料理を極める方が平和への道・・・なんて隠れたメッセージでもあるのかと考えてしまいます。

  4. > 妖精がいたり、ファンシーなぬいぐるみの音楽隊がいる地獄
    某「ブロントさん」語で言うならば「神の贈物だがフリーザにとっては地獄の宴」というやつですな。
    ところで、ここにいる天使がガッちゃんみたいに見えるのですが ──
    > 「地球人にしては強すぎる」
    ── もしアラレたちが参戦したらどうなるのか気になります。
    一応原作本編ではクロスオーバーしているので、どこかに住んでいることにはなっているはずですから。
    > クリリン、鼻がないっすからね
    それこそ『Dr.スランプ』第1話に出てくる台詞。(新アニメ版ではカットされたシーンですが)
    > フリーザの攻撃より威力の強いちっちゃな光線銃
    ほら、リングで殴り合って結構血だらけ猫灰だらけになっても平気なのに、階段でコケただけで入院するレスラーとか、いるじゃないですか。
    > フリーザは嫉妬心が強くて独善的
    基本的にDBのメインキャラにはナルシストが多いんです。その頂点に君臨しているキング・オブ・ナルシーがフリーザなんです。だから、その自尊心を傷付けられる事が何よりもの屈辱で、故に悟空に対してここまで執念深くなるんですね。
    その観点から見るならば、ビルスが(味方ではなくとも)悟空サイドにいるということには、フリーザの心境に対してそれなりの意義があるように思えます。ビルスの存在それ自体はフリーザにとって、己よりも遥かに強い故に「屈辱」なのですが、その絶対的強さのアイコンであるビルスが付いていながら、もし悟空を倒せたとしたら、フリーザにとっては「より強い鬱憤晴らし」になりえたと解釈できます。
    > 「私は何も見ていなかった」
    神の領域は警察権管轄外。
    個人的には、犬猿の中でありながら、結果として(当事者は意図していないものの他者から見れば)ツンデレな関係になっている悟空とベジータに萌えました。ぜってぇ今年の夏は薄い本が出まくること間違いなし。(腐

  5. ヒナタカ より:

    みなさんやはりフリーザ様がかわいそうになってきていますよねえ……
    > この映画で残念だと感じたのは、前作のビルスとウイスが物語に思いっきり絡んでくるところです。フリーザよりもこの2人の方がめちゃくちゃ強いので、フリーザが頑張って戦闘力を上げたり、金ピカになったりしても、感動・興奮が全然起きなかったです。「はいはい、頑張ったね」っていう感じ。
    > というか、フリーザを観に来たのになぜこの2人を観なきゃならんのだ…。
    まったくだよ!フリーザ様がやっていることが児戯に等しいというか……
    > クリリンが強盗犯を捕まえるシーンで携帯が鳴りますが、その時の着信音がワンピースの「ウィーアー!」でした。中の人ネタで思わず笑ってしまいました。(クリリン、ルフィの声優は田中真弓さん)
    まじですか!(曲は知っているのにぜんぜん気づかなかった)追記させてください。

  6. カワハギ より:

    はじめまして。
    いつも楽しく記事を読ませていただいてますが、今回ははじめましてのコメントをさせていただきます。
    〉悟空はゴールデンフリーザを見て、「ベジータ、交代してやろうか?」とほざく。
    最終形態になってもバカにされるフリーザ様がかわいそうすぎます。
    これはベジータの「早く代われ」発言を受けた悟空の殴られたor戦いに割り込まれたことに対する、ちょっとした仕返しと思いました。
    少なくともバカにはしてないと思います。
    悟空とベジータはゴールデンフリーザにかなり驚いていましたし、「調子のいいこと言うな」と言っていたベジータがスタミナの弱点に気付き、自分から「代わってやる」と言った時は「きたねえ」とも言ってました。
    そもそもフリーザの「微妙な戦いになりそう」という発言に悟空は同意してたと思います。

  7. ヒナタカ より:

    > これはベジータの「早く代われ」発言を受けた悟空の殴られたor戦いに割り込まれたことに対する、ちょっとした仕返しと思いました。
    > 少なくともバカにはしてないと思います。
    > 悟空とベジータはゴールデンフリーザにかなり驚いていましたし、「調子のいいこと言うな」と言っていたベジータがスタミナの弱点に気付き、自分から「代わってやる」と言った時は「きたねえ」とも言ってました。
    > そもそもフリーザの「微妙な戦いになりそう」という発言に悟空は同意してたと思います。
    一応そのことはわかったうえで書いていたのですが、おっしゃるとおりですので修正します。

  8. やるっきゃ記事 より:

    「ガチの象徴であるフリーザ様を何だと思っている」という批判があるけど、「鳥山先生はネタ路線」「アニメ会社とゲームメーカーは長期放送、シリーズ化ばかり考えている」とわりきれば楽しめる。ただミスターサタンに対しては全然登場しないくせに宇宙船をトリックだと否定する、または手柄を横取りしそうで腹が立つ。

  9. 山田与作 より:

    京都国際マンガミュージアムに入場者特典のドラゴンボール巻「F」を寄贈しました。すごいだろう?。

  10. めぐみ より:

    復活のF、不満は色々ありますが、てっきりあると思っていたイベントがなかったので「あれ?」と思いました。
    ブルマとベジータの娘、ブラちゃんのご懐妊です。
    「神と神」でパンちゃんご懐妊、「復活のF」冒頭で産まれて同時期にフリーザ復活、四ヶ月後フリーザ襲来ですのでそろそろブルマさん(4※歳)が妊娠していてもおかしく無いのですが…。
    ブルマさん、おヘソ出してる場合じゃないですよ!

  11. any より:

    山田与作は検索して辿り着いたあちこちのエントリーに対して、内容と関係無い宣伝のスパムコメントを張っていくだけの奴です。
    目障りでしたら削除して下さい。

  12. ドラゴンヤムチャ より:

    鳥山さんは何故、今回ヤムチャではなく亀仙人やジャコを活躍させたのでしょうね。

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