『DESTINY 鎌倉ものがたり』山崎貴印の無神経さが炸裂!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『DESTINY 鎌倉ものがたり』山崎貴印の無神経さが炸裂!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

メリー・クリスマース!カップルは業火に焼かれよ
こんな日にはやっぱり皆が幸せになれる最高の映画を紹介したいよね☆

そんなわけで今日の映画感想はDESTINY 鎌倉ものがたりです。

個人的お気に入り度:3/10

一言感想:DESTROY

あらすじ

堺雅人と高畑充希が年代不明のファンタジー世界でイチャイチャします。

はい、ごめんなさい。オススメしません。
しかし世間的にはそれなりに好評な作品なので、クリスマスに酷評している自分のほうが間違っている気がするけどまあいいや、いってみよー!

ちなみに、こんなクリスマス映画もおすすめだよ!という記事を書いていました↓
恋人たちのイチャイチャなんていらない!悪意たっぷりなクリスマス映画10選! | シネマズ by 松竹

他にもシネマズ by 松竹では、ライター陣がいろいろなクリスマス映画を特集していました。みんなポジティブな映画をよく挙げるよね……(それが普通です)↓
クリスマス&年末に観たい!デートムービー3選! | シネマズ by 松竹
どうしてそうなっちゃうの!? はちゃめちゃな“クリスマス映画”4選 | シネマズ by 松竹
たまには趣向を変えたクリスマス。ややコア向けのクリスマス映画6選 | シネマズ by 松竹
なぜそれを選んだし! 「そういえばこれもクリスマス映画じゃね?」作品を選んでみた | シネマズ by 松竹
篠宮暁が選ぶ「スーパー戦隊」のベスト・オブ・クリスマス回とは? | シネマズ by 松竹

原作からの再構築は褒めよう!

本作の原作は西岸良平による同名の漫画です。

同じ西岸良平原作+山崎貴監督+英語つきタイトルということで、『ALWAYS 三丁目の夕日』に続け!という商魂たくましい感じがバリバリですね(棒読み)。

それはともかく、映画の後に原作(総集編の上下巻)を読んでみたところ、いやはや、感服いたしました。
なにがって、原作からエピソードの選出と再構成、映画オリジナルのクライマックスに繋げるための大筋の物語は存分に工夫されていたからです。
原作既読であると「ここでこの話が出てくるのか!」と驚けますし、短編エピソードの連続に終わらせず、前後を入れ替えることである程度のダイナミズムを作り出すことにも成功しています。

さらに、序盤からわかりやすい伏線をたくさん忍ばせておいて、きっちり回収していくのも好感が持てました。
原作の要素をしっかり拾いつつ、映画にしか無い伏線で驚かせるとは良いではありませんか!いやはや、山崎貴(今回は単独で脚本担当)をちょっとだけ見直しましたよ!

山崎貴印のVFXはさすが!

妖怪たちのVFXおよび、黄泉の国の造形も素晴らしかったですね

『千と千尋の神隠し』のパクリだなんだと言われていますが俺もそう思うけど山崎監督の「好きなビジュアルや設定を自分の監督作に恥ずかしげもなく取り入れる」作家性は実は嫌いじゃなかったりします。

    <山崎貴監督の既存の傑作を模倣した例>

  1. 『ALWAYS 三丁目の夕日』:傑作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』に触発されたと思われる昭和ノスタルジー満載。
  2. 『リターナー』:ターミネーター、マトリックス、E.T.、ブレードランナーっぽさが多々。
  3. 『STAND BY ME ドラえもん』:ピクサーっぽさ多々。
  4. 『BALLAD 名もなき恋のうた』:ていうか傑作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を原案とした実写作品。

まあいいではないですか、おかげで見た目だけでも十分楽しめるんだから。

安藤サクラの死神が最高!

本作でさらに素ん晴らしいと思えたのは、安藤サクラ演じる死神のキャラですね。
原作では見た目普通の死神であったのですが、女性のキャラに変えて「〜っすよ」な話し方をする仕事人にしたことで愛らしさが倍増!
こんな漫画チックなキャラを見事に演じられる安藤サクラはさすがと言うしかありません。

そういえば國村隼がチョイ役で出演しているんだけど、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』といい『鋼の錬金術師』といい、出てきた瞬間の國村隼力がものすごいですね。さすがの存在感です。

ディスりポイントを総まとめだ!

えーと、すみません、良いところは以上。ここからは全開でディスります。

まずね、主演の堺雅人と高畑充希も含め、山崎監督ならではのわざとらしい演技がしんどいんです。
妖怪も出てくるファンタジーな世界なので多少は受け入れるかな、と思っていたらそんなことはなかったですね。
驚いた時も「(変顔で)きゃあああーーー」「(変顔で)いぇええ”ええ”ーーー」な感じのリアクションで、なんかもううんざりしました。
この夫婦のラブラブっぷりは普通はほっこりしながら観るべきところだとは思うんですけど、個人的には死んだ目になるだけでした。

劇中の年代設定がさっぱりわからないのもしんどかったですね。
黒電話があるのに100円ショップがあったりして、適当に世界観を作っているとしか思えませんでした。
(フォローしておくと、原作では連載時期に合わせて1980年〜1990年代の文化が登場しており、ちゃんと100円ショップについても言及されていました)
全体的にこのファンタジー世界を信じられないというのは致命的なのではないでしょうか。
そういえば、ただの遊園地をゼズニーランドと言い張っていたな。そこは遊園地にしたらいいじゃん。

伏線回収をしているつもりでも、脚本が雑すぎてツッコミどころが多すぎるのも致命的。
原作から要素が統合されたキャラがいるのですが、おかげで「なんでこの人がそんなことになるの?」な練り込み不足も散見されました。
これに比べれば『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の雑さなんて全然許せるよ!

あとね、死んだ人について「生きている人間とほとんどおんなじじゃん!な〜んだ」な感じな軽い扱いだったのもひどく気に入りません。おかげで「黄泉の国に行く」という終盤の展開も切実さがなくなっています。
(原作では死が重いものと描かれたエピソードがしっかりありました)
日本の死生観については、『KUBO クボ 二本の弦の秘密』のほうが500億倍敬意を払っているよ!

あとは山崎貴監督印の「泣かせ」演出が間延びしてしんどいとか、やっぱり音楽が大仰だとかもありますが、それらはいつもに比べればマシでした。マシというレベルではあるけど。

うん、まあ、本作を気に入らなかったのは心の狭い自分が悪いんであって、これらのディスりポイントが気にならないという方であれば好きになれるんじゃないでしょうか。
ビジュアルと豪華キャストの共演だけでも、そこそこ満足できるんじゃないでしょうか……オススメはしませんけどね。

※映画を観た後のテンションは以下。原作を読んだらちょっと評価が上がりました。

※鎌倉を舞台した作品であれば、今年公開されたアニメ映画『きみの声をとどけたい』もどうぞ。

以下は結末を含めてネタバレです。今回はツッコミ入れているだけなんで、この映画が好きな人にはごめんなさい。↓

イライラする推理

えーと、原作は殺人事件などの謎を解くミステリーの要素が強めでしてね、本作でも「犯人はすぐそばを通っていた江ノ島電鉄に飛び乗って現場にたどり着いたんだ!」と推理する場面があるんです。そのトリック、窓の外の電車見た瞬間気づかないですか

原作では「すぐ側を電車が走っているんだな」と示す程度なのであんまり問題はないんですが、映画では窓を見た瞬間電車がゴーッ→「近っ!」とオーバーリアクション→「ここをロープで降りたら下の部屋から見られちゃいます」→駅まで行ってからやっと「そうか!電車の上に乗ったんだ!」気づくので観客をバカにしてんのかと思いました。

あと、原作では「江ノ島電鉄の多くは無人駅なんだ」といったうんちく込みで推理がされていたのですが、そこもオミットされていましたね。まあ時間が限られているから許せる範囲だけど……。

なぜか貧乏の編集者

編集者の本田が死んだ後、なぜか本田の家族が家賃が払えなくなるくらいに困窮しているのは納得しかねますね。
原作では病気の治療費でお金がなくなったことが示されていたのですが、映画ではいきなり「余命一ヶ月」なのでそんなふうには見えないよ……。(貧乏神が取り付いていたというなら納得できたのに)
あとこの時に大家さんが「慈善事業じゃないんですよ!」とありえねーセリフを言うのもキツい。これ原作で別のエピソードで出てきたセリフなんだけど、無理やりぶっ込みすぎだよ!

そして本田の死後、妻に片思いをして遊園地デートまでしている男性も登場するのですが、それに対して本田が「早すぎるだろ!」というに触れないというのもしんどい。
原作ではこの男性は4年が経ってから登場していたのですが、映画ではせいぜい数日経ってから登場したようにしか見えません。こういうところで人の死についての認識が軽いのが好きになれないのです。

なぜそのオプションを選ばない?

編集者の本田は、死神から「この世に留まるには奥さんと娘から命をもらわなければいけない」と言われ、他の方法として妖怪の姿になってしまう「魔界転生」のオプションを選ぶんですね。
(本田はこの時に「白昼堂々と妖怪の姿はイヤだな〜」と言っていたのに、普通に遊園地に風船持って行っていた気がするけどそれは100歩譲って許そう)

で、亜紀子も霊体となり、身体が見つからなくなったおかげで、強制的に先生の命を削ってしまうことになったので、黄泉の国に行く(先生とお別れする)という選択肢を選ぶんですね。
この時に「魔界転生」選べばいいんじゃね?

先に示された設定をガン無視したことにイライラしたのですが、この後の先生が「本田が遊園地で亜紀子を見たと言っていたことを思い出す」→捜査班のよくきく鼻で探すという流れもダメだろ……!
身体が無くなっていることは変わらないんだから、遊園地でみかけたどうこうを聞くよりも先に鼻で探すべきだろ!

こういうところが本当に雑なので、もうまったくノレなくなりました。

10000歩譲っても許せませんでした

他にも、
黄泉の国が人によって姿が違うんだったら亜紀子や父親が見た黄泉の国のビジュアルも見せてくれよとか、
黄泉の国の駅員がざーとらしい演技で「覆水盆に返らずってね!あっ、お盆には帰ってくるか!あはは!」とほざくのが心底うざかったりとか、
「天頭鬼と永遠に添い遂げることを誓います〜」のシーンが引き伸ばしすぎでイライラするとか、
もういろいろ言いたいことはあるんだが、そこは10000歩譲って許そう!

だがな!先生には急遽告げられたあさってまでの締め切りがあったはずなのに、それをぶん投げているのは納得できねえぞ!
最後は先生と亜紀子が玄関でニッコニコして終わっていましたが、自分はため息をつくしかなかったよ……。

さらに、亜紀子の身体を借りていた家族の「その後」が描かれないのも納得できません。
原作ではしっかり「もう大丈夫です」といったことが告げられていたのに、映画では子どもにも土下座させて謝らせた後はぶん投げなんですよ!

総じて、山崎貴の脚本には、こうした無神経さが散見されるのが超しんどいんです。
原作で納得できた死の扱い方、ドラマの組み立ても、その無神経さのせいで台無しになっています。
そういえば、この人『STAND BY ME ドラえもん』でも「ドラえもんを強制的に教育させる成し遂げプログラム」という原作ファンにとって激怒モンの改変をしていたりしていたな……。

えーと、東京オリンピックの演出を担当されるんですよね……?大丈夫かな(超不安です)。

(C)2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会

publicShare

theatersタグ

chat_bubbleコメント

  1. 昼行灯 より:

    いつもレビュー楽しく拝見しています。

    鎌倉物語、私も先程見てからヒナタカさんのレビュー読みましたが、突っ込みどころ、納得いかなかったところは共感しかありません…。

    私は中村玉緒さんのキンについて放ったらかしなのも気になりました。

    一色さんのお父さんの住所ご存知だったって事は、あの人も心残りのある霊体として、現世に来てたんですよね。

    あれだけ言葉で説明するのに、そこ完全スルーなのは凄く座りが悪かったです。

    てっきり本田さんと一緒に黄泉の国に旅立つラストだと思ってましたよ…。

    主人公夫婦以外の事は、どうでもいいんでしょうかねえ…?

  2. hinataka hinataka より:

    昼行灯さん、いつも読んでいただきありがとうございます。

    >中村玉緒さんのキンについて放ったらかし
    原作は上下巻の総集編しか読んでいないので確かなことは言えませんが、そちらでもそれほど重要なエピソードはなかったですね。
    ともかく、キンさんは「ただ出てきただけ」で意味がなかったですね……せっかく登場させたんだから活躍の場を与えたらいいのに!

  3. いいこま より:

    監督が監督だけに不安要素はあったものの原作が結構好きだという事もあり(ただ、最近読んでないので記憶が抜けてるところが…)観てきました。
    個人的には「まあ、言いたいことが全くないわけではないが、こんなもんかな」と未だ許容範囲内だったりします。
    >山崎貴印のVFXはさすが!
    >>そもそも自分の場合は「山崎監督作品は話の筋よりそちらをメインで観た方が楽しめるのでは」と思ってるくらいなのでそちらが期待通りだったのは個人的に幸いだなと。
    尤も、自分も「これ何処の『千と千尋の神隠し』だよ」とは思いましたが然程嫌いではなかったりします(因みにパンフの山崎監督の発言によれば「亡き友人への供養を込めてあの世界を作った」「自分の思う死後の世界は温泉街みたいな物」「死後の世界も悪くないぞという感じにしたかった」そうなので、それが方便でなければ偶然なのかもしれません。それでも当該作品の影響はあったのかもしれないですが)。
    余談ですが、『ジュブナイル』『リターナー』は案外好きだったりします(特に前者。なおパンフによると、後者に登場するソニック・ムーバーが本作では納戸に小ネタなのか置いてあるようですが気づきませんでした)。後になって「でもあのシーンは某作品のアレだよなあ」と思ったりもしますがそれも含めて楽しんでるので。個人的にはあの2作品みたく原作なし(元ネタがないとは言っていない)の作品をまた観たいものですが無理だろうなあ…。
    >本作でさらに素ん晴らしいと思えたのは、安藤サクラ演じる死神のキャラですね。
    >>アレは自分としても良改変だと思いました。おかげでとっつきやすい感じのキャラだなあと。安藤サクラさん流石です(そういえば『追憶』でも作品自体は乗れなかったものの彼女の演技がよかったなあ…)。
    >そういえば國村隼がチョイ役で出演しているんだけど、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』といい『鋼の錬金術師』といい、出てきた瞬間の國村隼力がものすごいですね。さすがの存在感です。
    >>ハガレンは未見なので何とも言いかねますが、それ以外の観た作品に関しては同感です。
    ただ、もうちょっと出番が観たかった感もあります。原作でもあれぐらい少なめだったっけと思ったもので。
    >まずね、主演の堺雅人と高畑充希も含め、山﨑監督ならではのわざとらしい演技がしんどいんです。
    >>確かにあれはやりすぎだなと自分も思うところです。
    とはいえ個人的には「まあ、こんなもんだろう」という感じで観てました。なんとなく、「原作がそこまで重くないタッチだからなのだろうか」と思いましたが理由は自分でもわかりません。
    まあ、「漫画的な表現を実写作品に持ち込んでも…」と言われればそれまでですが。
    >劇中の年代設定がさっぱりわからないのもしんどかったですね。
    >>パンフによれば現代のようですが(これはある意味原作も然りかもしれません)、確かに知らない人からすれば言われなかったらわからなくても不思議はないですからね。
    ただこれに関しては「旧いものが消えつつある現代にあって旧さが大いに残ってる街だから」と自分は解釈してたので気になりませんでしたし、気にするだけ野暮だと思いながら観てました(原作でも明言されてた記憶はないですし、読む/観る側が独自で考えるものかもと)。あと原作だと鎌倉市外に足を運んでたこともあったぐらいなので、もしかしたら鎌倉市外に行った時に100円ショップに寄って…ともとれますし。
    それでも100円ショップじゃなくて小物屋とかだったら問題なかった感じは後になって思いましたし、「ゼズニーランド」(「デズニーランド」と自分も思ってましたが違うみたいです)に関しても「普通に『遊園地』でよかったのでは」と思いましたが。まあパンフによると、「舞台が現代だから昭和に必ずしも拘る必要性がなく時代考証はしっかりしてなくてもいいから」というのもあるそうですが。
    >あとね、死んだ人について「生きている人間とほとんどおんなじじゃん!な〜んだ」な感じな軽い扱いだったのもひどく気に入りません。おかげで「黄泉の国に行く」という終盤の展開も切実さがなくなっています。
    >>これに関しては「人間もそうでない存在もいるくらいだし黄泉の国が一時休息所的なものだと死神が言ってるぐらいだから『死』に対する考え方が違うんだろうな」程度に感じてましたが、それでも切実な演出にするのならそこのところ考えた方が良かったでしょうねえ…。
    まあ、原作では往復運行なのを「現世から黄泉への片道電車しかない」設定にしてるのでそこのところは考えてたのでしょうが。とはいえ想像力でカバーしちゃってるからあまり意味がある感じはしないですし…。
    >原作では「すぐ側を電車が走っているんだな」と示す程度なのであんまり問題はないんですが、映画では窓を見た瞬間電車がゴーッ→「近っ!」とオーバーリアクション→「ここをロープで降りたら下の部屋から見られちゃいます」→駅まで行ってからやっと「そうか!電車の上に乗ったんだ!」気づくので観客をバカにしてんのかと思いました。
    >>「近っ!」と言った時点で気づくものかと思いながら観てたので「気づくのが遅いのでは」と自分も思いましたねえ…。
    >そして本田の死後、妻に片思いをして遊園地デートまでしている男性も登場するのですが、それに対して本田が「早すぎるだろ!」というに触れないというのもしんどい。
    原作ではこの男性は4年が経ってから登場していたのですが、映画ではせいぜい数日経ってから登場したようにしか見えません。こういうところで人の死についての認識が軽いのが好きになれないのです。
    >>スルーしてましたが確かに!4年経たせるのは難しいというのもあるのでしょうが、どうあれこれでは奥さんが薄情過ぎです。
    >なぜそのオプションを選ばない?
    >>同感です。「死後も一緒に家族と暮らす」選択肢は「その旨を申請しようにも申請者が多くて生命エネルギーの受給ができない」という背景が本田さんの時にあった記憶があるので兎も角としても、彼の場合は「このままでは他の人から奪わなきゃいけないからあまり勧めないけど魔界転生を」って感じだったのを観てるだけに…(間違っていたらすみません)。
    亜紀子さんだったら化け物になろうとも一緒にいる方を選びそうなので取らなかったのは不思議なものです。
    >本田はこの時に「白昼堂々と妖怪の姿はイヤだな〜」と言っていたのに、普通に遊園地に風船持って行っていた気がするけどそれは100歩譲って許そう
    >>「後になって『遊園地の風船配りとかなら白昼堂々でも問題ないな』と思い直したんだろう」と解釈しながら自分は観てました。
    >この後の先生が「本田が遊園地で亜紀子を見たと言っていたことを思い出す」→捜査班のよくきく鼻で探すという流れもダメだろ……!
    身体が無くなっていることは変わらないんだから、遊園地でみかけたどうこうを聞くよりも先に鼻で探すべきだろ!
    >>本編を観ている間自分は気づきませんでしたし、魂を落とした地点から遠く離れてる所にいるだなんて全く想像できなかったからとも取れますが、確かにそうですよねえ。
    >黄泉の国が人によって姿が違うんだったら亜紀子や父親が見た黄泉の国のビジュアルも見せてくれよとか、黄泉の国の駅員がざーとらしい演技で「覆水盆に返らずってね!あっ、お盆には帰ってくるか!あはは!」とほざくのが心底うざかったりとか、「天頭鬼と永遠に添い遂げることを誓います〜」のシーンが引き伸ばしすぎでイライラするとか、もういろいろ言いたいことはあるんだが、そこは10000歩譲って許そう!
    >>黄泉の国のビジュアルの件は自分はそこまで気にならなかったものの、駅員さんや天頭鬼のくだりの間延びに関しては同感です。
    >先生には急遽告げられたあさってまでの締め切りがあったはずなのに、それをぶん投げているのは納得できねえぞ!
    最後は先生と亜紀子が玄関でニッコニコして終わっていましたが、自分はため息をつくしかなかったよ……。
    >>「原作は原作、実写版は実写版」だとしても、「原作だったらオチつくよなあ…」「原作はお涙頂戴ではないんだよなあ…」と思うところです。
    >私は中村玉緒さんのキンについて放ったらかしなのも気になりました。
    >>色々な事情もあったのでしょうが、もうちょっと説明した方が良かったでしょうねえ。パンフによれば130歳(なお、原作では82歳と言い張ってるものの実年齢142歳)だそうですが、本編に於いて匂わせてるとはいえ説明がなくパンフでというのも何だか個人的にはいただけないです。
    とはいえ本編と無関係ながら、中村玉緒さんの姿を最近観なくなったなあと思ってただけに久々に観られたのは個人的に良かったです。

    そういえば、原作より年齢差が離れてるとはいえ亜紀子さんが実年齢より幼く間違われる設定について、あまり顕著でなかったのが個人的に気になります(あれも作品の面白い要素の一つだと感じてるので)。

    まあ、取り敢えず自分としては案外悪い印象はないですし、世評が肯定多数なのに対しても「そういうものなんだろう」程度に思って流してたりします。

    • hinataka hinataka より:

      いいこまさん
      いつも詳細にありがとうございます!

      >「ゼズニーランド」(「デズニーランド」と自分も思ってましたが違うみたいです)に関しても「普通に『遊園地』でよかったのでは」と思いましたが。まあパンフによると、「舞台が現代だから昭和に必ずしも拘る必要性がなく時代考証はしっかりしてなくてもいいから」というのもあるそうですが。
      そうだったのか……修正させてください。

      >「現世から黄泉への片道電車しかない」設定にしてるのでそこのところは考えてたのでしょうが
      あ、たしかに。でも仰るとおり想像の力であっさり帰れちゃうから……。

      >原作より年齢差が離れてるとはいえ亜紀子さんが実年齢より幼く間違われる設定について、あまり顕著でなかったのが個人的に気になります
      あれいいですよね。高畑充希も童顔なのでその設定もっと活かせそうです。

  4. […] ※ブログのレビュー↓ 『DESTINY 鎌倉ものがたり』山崎貴印の無神経さが炸裂!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー) […]

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。
メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

著者

ヒナタカ

カテゴリ

文字から探す

レビュー点数で探す

extensionその他サイト

あわせて読みたい

この記事を読まれた方によく読まれている記事です。よろしければこちらもご一読下さい。

vertical_align_top