『ブリッジ・オブ・スパイ』不屈の理由とは(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『ブリッジ・オブ・スパイ』不屈の理由とは(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はブリッジ・オブ・スパイです(遅れてすみません)。

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:めんどくさいことがあってもがんばろう!

あらすじ

冷戦中の1957年、保険関連の弁護士ドノバン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイであるアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受ける。
アベルは死刑を免れて懲役刑となったが、その5年後にソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲されてしまう。
ジェームズは、CIAからアベルとアメリカ人乗組員のパワーズ(オースティン・ストウェル)の交換という任務を任されるのだが……。

えーと、↑の一言感想は「そういう話じゃねえだろこのダボハゼ」と怒られそうだけど、だってそう思ったんだからしかたがないじゃない(言い訳)。

本作の物語を一行で言うと「ソ連のスパイとアメリカのスパイが交換できるように弁護士ががんばる」というものなのですが、この過程がとても面倒でややこしいのです。

(1)アメリカがソ連のスパイを捕まえた。
(2)アメリカ国民からは「スパイを死刑にしろ」との声があがるが、主人公はアメリカの憲法にのっとり誠実な弁護をする。
(3)弁護の末、スパイを死刑にせずに懲役刑にすることができた。
(4)今度は反対に、ソ連でアメリカのスパイが捕まっちゃった。
(5)主人公はスパイの交換(交渉)に赴く。
(6)東ドイツでぜんぜん関係ない学生が捕まっちゃので、そっちも助けなくてはいかなくなった。

この(6)こそがこの物語のミソです。
捕まった学生は、主人公に縁もゆかりもない、それどころかスパイでもないので冷戦の終結ともまったく関係がないのです。

向こうはふたり、こっちはひとりの人質を、一度に交換するなんて無理難題です。
なぜ主人公は、アメリカのスパイだけでなく、この学生をも救おうとするのでしょうか?

その理由は、映画を観ればきっとわかるでしょう。
この作品が素晴らしいところは、過去の描写やナレーションがまったくなくても、緻密な脚本により主人公の性格がとてもよくわかることです。

しかも、彼は正義感に溢れているだけでなく、少しだけめんどくさがりな弱点を見せたりもするんですね。

それでも彼は、この複雑で面倒な人質交換が成功することを、何よりも優先するのです。
親しみやすい人物像を描きながらも、誰よりも強い「信念」が描かれていたことに感動しました。

スピルバーグらしい、やさしい物語

本作の監督は、誰もが知るスティーブン・スピルバーグ
過去にも『アミスタッド』『リンカーン』で「弁護士もの」を手がけていました。

このどちらも、弱者である奴隷を救う物語でした。
スピルバーグがこういう作品を手がけるのは、自身が元いじめられっ子で、迫害されている人の気持ちがわかるからなんだろうな……。
本作『ブリッジ・オブ・スパイ』でも、スピルバーグらしい「(法律や社会的な)弱者の救済」「正しさを主張する」やさしい物語が紡がれていたので感動しました。

撮影監督・ヤヌス・カミンスキーによるシャープな画もまさに至高。
熱気を感じさせるニューヨークと寒々しいヨーロッパという画のコントラスト、クライマックスの光の演出など、どれもポストカードにしたいくらいの美麗さです。

そして、脚本を手がけたのは『ファーゴ』や『ノーカントリー』のコーエン兄弟です。
この兄弟はどちらかというと「アクが強くて万人受けはしない」作品を多く手がけていた印象ですが、今回の脚本は隅々にいたるまで計算しつくされています。
論理的な組み立てられているだけでなく、ユーモアも満載。ベテランならではの手腕を思い知らされました。

あと、いちいち皮肉が効いているセリフが楽しいんですよね。
味方(アメリカ)が(敵国のスパイを弁護すると世間から非難を浴びるから)「ク◯野郎の弁護をしろよ」とほざく冒頭からおもしろくてしかたがありません。

戦争ものが苦手な方にもおすすめ!

個人的に『リンカーン』はそれなりに予備知識を必要としているイメージがあったのですが、本作はその心配はあまりないでしょう。
↑にあげたようにそれなりにややこしいプロットにもかかわらず、会話劇はかなり整理されていて混乱することはありません。
最低限、「ベルリンの壁の崩壊前で、ドイツが西と東に分断されている」くらいを知っておけば問題ないしょう。

ほかには、U-2撃墜事件について予習をしておくといいかもしれませんね。

主役のトム・ハンクスはもちろん、老スパイを演じていたマーク・ライランスの演技も素晴らしかったですね。
作中ではまったくと言っていいほどに表情を見せないのに、演技だけで感情を垣間見せる。これぞ役者であると言える名演です。

多くは語りません。
本作は「戦争ものって重いし、上映時間も長いし観るのしんどいな」って思っている人(自分含む)にこそ観て欲しいです。

音楽は必要最低限。大きなどんでん返し、派手な展開、飛んだり跳ねたりのアクションは一切なし。
ともすれば、「地味」な映画と捉えられてしまうかもしれません。

でも、戦争映画にありがちな「お偉いさんたちが話してばかりで退屈」なんてことはありません。
一進一退の駆け引き、皮肉に満ちた会話劇のおもしろさで、まったく長さを感じさせないのですから。

2時間半近い長尺にもかかわらず、あまり疲れることなく観終えることができるのではないでしょうか。
中学生以上の歴史好きの若者、やさしい人々のドラマを期待する人に大プッシュでおすすめします。

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

価値観の押し付け

主人公・ドノバンはアメリカの憲法を守る人間として描かれています。
たとえば、ドノバンがCIAの男に「君はドイツ出身、僕はアイルランド出身だが、ふたりとアメリカ人だ。僕らをアメリカ人たらしめているのは規則、アメリカの憲法のおかげだ。だから僕はそれを守る」と語っています。

その一方で、「間違った(アメリカの)価値観」を皮肉るシーンもあったりします。
判事は「裁判は形式上のものだからさっさと終わらせよう」と言い、仲間はことあるごとに「学生はどうでもいいからとっととスパイを交換しよう」と主張する。
どいつもこいつも悪い意味で保守的です。

保守的な「間違った価値観」の皮肉の最たるものが、ドノバンが留置所から帰ってきたときに「アメリカ式の朝食」を頼むシーン。
彼は久しぶりにアメリカの朝食を堪能しようとするけど、学生を捕らえている東ドイツから連絡があったと知るといなや、食事には一切手をつけず、それどころか仲間に「アメリカの朝食でも食ってろ!」と押し付ける

こういう「価値観の押し付け」「周りからの圧力」にまったく屈さず、己の信念を貫き通したのがドノバンという男なのです。
その信念の前には、アメリカらしい朝食なんてどうでもいいことですよね。

東ドイツのお偉いさんとの交渉で、食器が機械的にメイドに片付けられていたのも印象的でしたね。
これは食事をするという「楽しみ」もない、冷たい感情が見えるかのようでした。

ドノバンは意外とめんどくさがり?

ドノバンはしょっちゅう「ひとつ、ひとつ、ひとつだ!」と言っています。
それは「5人の事故の被害者が損害賠償を請求してきた」というオープニングの相談のときにも出てきた言葉です。

この「ひとつ」は、「物事をひとつに集約して考えるべき」「片方の意見ばかりを聞くだけでは話し合いが進まない」というまっとうな主張ととらえるべきだと思う反面、ドノバンがわりとめんどくさくなっているように見えたのは自分だけでしょうか。

飲み物が「ネスカフェ、砂糖2杯」といつも決まっているのも、いちいち聞かれるのが嫌だからなのでしょう。

あと、ドノバンは「風邪を引いているんだから早く帰りたいよ!」と、わりとブツクサ文句を垂れています(笑)。
鼻をかんでいるので本当に風邪かとも思ったけれど、終盤はワリとケロッとしていた(家に帰ったら即ベッドに倒れて爆睡)ので、ただコートが若者に盗まれたことに文句を言いたいだけなんじゃないでしょうか。

しかもドノバンは、妻におみやげとして頼まれていたマーマレードを、歩いてすぐのところにあるお店で買ってきてしまいます。
その言い訳は「忙しかったから」(本当だけどね)。

やっぱり、ドノバンは「信念」を必要としないところにおいては、わりと適当でめんどくさがり屋な気がするのです。
主人公を完璧超人と描かず、欠点も持つ人間として描いていることが大好きでした。

学生を助けたいと思った理由

↑には、ドノバンにとって学生は縁もゆかりもない人物とは書きましたが、唯一「弟子の弁護士と同じ年齢だった」という共通点がありました。

この弟子の弁護士は、家族の前で(勉強不足だから手放せない)重たい法律の本を抱えて、国民の非難の対象となる弁護の仕事を「とてもやりがいがあります!」と宣言するちょっと残念な子でした(笑)。

ドノバンはすっごく面倒見がいいお父さん気質なんでしょうね。
25歳という年齢を聞いて、「そうか、あいつくらいのお子様か」と思っちゃう、だから自分が守らないといけないという責任感を持つっていうね。

娘が、英雄としてテレビに出たドノバンのことを「パパはサーモンを釣りに行ったのかと思った!」と言っているのもいいですね。こんなパパ欲しいよ。

賭けに出る

ドノバンは保険関係の弁護士でした。
その経歴を利用するかのように、「ソ連にスパイが捕まったときの保険になる」と、スパイのアベルを死刑にせずに懲役にするように判事に諭していました。

でも、この「保険になる」というのは、「建前」なところもあったのではないでしょうか。
ドノバンが重要視しているのは、保険をかけることではなく、人を救うことと、正しい行いをすることだったのですから。

ドノバンの息子は、学校の授業に感化されてバスタブに水を溜めるという過剰な防衛策をしていましたが、ドノバンはそれ(保険)にあまり意味がないと諭しています。
(一方、家が襲われたとき、息子が的確な判断で隠れたことには「よくやった」と褒めています)

アベルの処遇について「国としては当然の処置でも、犯罪者の扱いとしては不当です」「敵でも立派な兵士です。二重スパイという卑怯な道を捨てました」と語ったのは、本心からのことだったでしょう。

さらに、人質交換において「どちらも引き渡さないって言ったらどうするんだ!」と仲間に言われたときは、「そのときは、私の負けだな」と答えています。

ドノバンは、保険をかけるどころか、ふたりの命を救うために危険な賭けに出ているんですよね。

ずっと言っていた「ひとつ、ひとつ、ひとつ」が「ふたつ、ふたつ、ふたつ」に変わったのも、その両方を大切に思っているからこそです。

アベルとドノバン

アベルもまた、「正しさ」をわかっている人物でした。
ドノバンに「ボスが正しいとは限らない、だがボスには違いはない」と諭したり、
「不安かい?」と聞かれれば「(役に立つかい?(Would it help?)」と答えたり、
「(殺されないかと聞かれて)大丈夫だ。しかし、ときに人は間違う。それはしかたがない」と言ったり……。

彼には長く生きているからでこその知恵と知識ああった。
それは過去に出会った「不屈の男(standing man)」の存在もあったからなのでしょう。

そして、アベルはドノバンを(ロシア語で)「不屈の男」と呼ぶ……。
弁護士と、敵対するはずのスパイという関係に、奇妙な友情が見えました。

これから

ドノバンはパワーズに「どう思われているかは気にするな、自分が確かならいい」と諭します。
それは、世の非難を浴びても、信念を貫いた自分を指してもの言葉だったのでしょうね。

英雄として帰還したドノバンは、新聞を読んでいる夫人に笑顔で見られる。
壁を越えている若者が当たり前にいる姿を見る(それはドイツで射殺された若者との対比)。
ドノバンがやったことが、「これからよくなる未来」へとつながることを暗示させる幕切れでした。

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「ブリッジ・オブ・スパイ」(BRIDGE OF SPIES) – Kiki’s random thoughts
町山智浩『ブリッジ・オブ・スパイ』とスピルバーグ映画のテーマを語る
グリーニッケ橋 – Wikipedia
ルドルフ・アベル – Wikipedia
Bridge of Spies (2015) – Quotes – IMDb(名言集)

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  1. 毒親育ち より:

    トム(ハンクス)様が飛行機にしがみ付いたり、水槽に飛び込んだりしないけど大活躍!
    本当、先日観た「杉原千畝」もそうでしたけど、世界中駈けずり回ってドンパチしなくても、一日中パソコンに張り付いてなくても、こういう「会話」で平和を守っている人達にもありがとう!
    >(2)アメリカ国民からは「スパイを死刑にしろ」との声があがるが、主人公はアメリカの憲法にのっとり誠実な弁護をする。
    当たり前のこと言ってるだけじゃん。ここどこだっけ?アメリカだよな?中世ヨーロッパでなくて・・・と面食らい、当時はこんなに反ソ感情が高かったのかと驚きました。
    >(6)東ドイツでぜんぜん関係ない学生が捕まっちゃので、そっちも助けなくてはいかなくなった。
    これも酷い。東独が米ソの間でなんとか漁夫の利を得たいだけのトバッチリですよ。たぶん「テキトーなアメリカ人捕まえとけ」て命令が出てたのでしょうね。
    アベルのニセ家族のダイコン演技(演じている役者さん達は名演!)もクッソムカツクし。
    >「ク◯野郎の弁護をしろよ」とほざく冒頭からおもしろくてしかたがありません。
    「テメーは立て前上弁護士付てやっただけの存在なんだよ!なにマジ弁護してんだよ!?」って事ですよね。本当に周囲が清々しい程クズ過ぎなおかげで、ドノバンとアベルは眩しいくらい輝いてました。
    >老スパイを演じていたマーク・ライランスの演技も素晴らしかったですね。
    アベルも全身「誠実マン」な人でしたね。スパイという行為自体は卑劣なことかもしれませんけど、筋を通し、自分の運命を受け入れる。なんだか「キングスマン」のエグジーを思い出しました。
    >コートが若者に盗まれたことに文句を言いたいだけなんじゃないでしょうか。
    このシーンでは逆にチンピラ達が心配でハラハラしてしまいました。キミたち!その人に怪我でもさせたら外交問題だぞ!?シベリア送り確実よ!?
    >~賭けに出る~
    アベルを保険にする手は「上手い!」と言葉が漏れてしまいました。アベルを死刑にさせない為に彼すら切り札にするとか。
    >ボスが正しいとは限らない、だがボスには違いはない
    今の日本ではブラック企業の愛社精神みたいですけど、アベルやドノバンが言うと任侠道のように聞こえるから不思議。というか言葉に込められた意味と本人の重みが違いますね。ブラック企業やカルト集団は言葉の上っ面のカッコよさを見せているだけ。気をつけませんと。

  2. ラリーB より:

    公開初日に見てきたんでもう大分記憶が薄ぼんやりしてるんですが
    結論からいうと僕は「何かこう…もう一声足りないな」って思いましたね。
    前半は好きです。マーク・ライランス氏演じるアベルの生死をめぐる攻防
    ドノヴァンに向けられる加熱したナショナリズムと言う暴力。
    特に前半は完全にナショナリズムと言うものを滑稽なものとして描いてましたね。
    ラスト付近の簡単な掌返しっぷりも僕は皮肉だと受け止めました。
    結局人間と言うのは自分に都合の良い事を良き事とするのだと。
    マーク・ライランス氏演じるアベルは僕も大好きです。表情には出さないけど台詞の一言一言で感情を吐露したり
    徐々にドノヴァンに心を開いていく過程は素直に好きです。
    今年は「クリード」のスライを応援すると決めたんで
    彼がいなかったら両手を挙げて今年のオスカーを応援したんですけど…w
    とまあアメリカでの手に汗握る攻防とは対照的に、僕はベルリン以降が何か散漫に感じましたね。
    何でかと自分でも考えてみたんですけど、まず第一に実話ベースである以上
    ドノヴァンの交渉は間違いなく成功すると分かってしまっているからでしょうね…
    ソ連が拘束しているパワーズと東ドイツが拘束しているプライアーを
    アベル1人でどうやって助けるんだ?…と言う攻防も
    結局はプライアーを拘束してる東ドイツが粘りの末折れたと言うまあそうだよねな結末でしたし
    そもそもプライアーの拘束のされ方が共産圏の経済学んでる割に軽率すぎるだろと突っ込みたくなりました。
    あそこのシーンベルリンの壁がまだ建設途中でその隙間を狙って…な駆け引きは好きなんですけどね…
    あと付け足すならアベル、パワーズ、プライアーのその後は
    字幕で簡単に済ませずにきちんと映像にして欲しかったです。
    その後彼らがどうなったのかは僕はかなり興味があったので。
    とまあ好きなとこもたくさんあるし良い映画だとは思いますが
    自分としてはもう一声欲しかったかなあ…と思ってしまいました。
    あと全然関係ない事ですけど、ラストのアレを見て
    「そっち映画にした方が絶対面白いだろ!」って突っ込んだのは僕だけでしょうかw
    >毒親育ちさん
    アベルのニセ家族は中川家の礼二氏のネタ「舞台袖に戻った時の今くるよ師匠」を思い出して
    僕も笑ってしまいましたwwww

  3. 毒親育ち より:

    ラリーBさん
    緊張の中で唐突にコントが始まり、良い意味でズッコケました。他のお客さんも笑ってましたよ。これも実話なのか?マジなのか?どちらにしろ。こんな連中に生殺与奪を握られているプライアーが気の毒過ぎます。

  4. 匿名 より:

    マーマレードを家からすぐのお店で買ってきたのは「ベルリンで」買えなかったからです。
    奥さんには英国に行くと嘘を言ってたので、奥さんは英国のマーマレードを買っくるようにお願いしたのですが、ドノヴァンが実際に行ったのはベルリンなので英国のマーマレードは買えません。
    そこで、家の近くで買って、忙しくて買えなかったと嘘を言ったのではないでしょうか。

  5. いいこま より:

    どういうわけか公開が後であるはずの『白鯨との闘い』よりも身近では公開頻度が高かった(おかげで諦める羽目になりそう…)ですがそれはさておき、(別の媒体でも書いたことですが)「何があっても自分のなすべきことをやろうとする不屈さがほしい」と観た後に月並ながら思いました。
    あとベルリンも舞台となっていたので地味に『コードネームU.N.C.L.E』が頭をよぎった(趣旨は異なりますが)のと銃撃されても殆ど変わりないドノヴァンの家族が地味に流石と思いました(ずれてるかも知れませんが)。
    >アベルのニセ家族のダイコン演技(演じている役者さん達は名演!)もクッソムカツクし。
    >アベルのニセ家族は中川家の礼二氏のネタ「舞台袖に戻った時の今くるよ師匠」を思い出して僕も笑ってしまいましたwwww
    >>去り際の偽家族の表情で「良くも悪くも随分露骨だなあ…」って思ってましたがそういわれると確かにそうですw
    >ラストのアレを見て 「そっち映画にした方が絶対面白いだろ!」って突っ込んだのは僕だけでしょうかw
    >>あっちはあっちで観てみたいなあ…と自分も考えたところはあるので別の制作陣でもいいから誰かやらないかなあ、と思います。
    因みにパンフレットでは説明がある程度補間されてました(アベルが諜報部員の教育活動をしてたとかパワーズがTVレポーターとしてレポートにあたってる際に事故死したとかドノヴァンがカストロと親交を深めてたとか)。
    >ドノバンが重要視しているのは、保険をかけることではなく、人を救うことと、正しい行いをすることだったのですから。
    >>自分の弟子と同い年のましてやスパイの濡れ衣の学生を見殺しにするのも忍びない、という思いもでしょうがもしかするとプライヤーを救いたいと思った最大の理由はそれなんでしょうねえ。
    いずれにせよ東独のとばっちりに巻き込まれ米国側からもどうでもいい人間扱いされたプライヤーはホントに気の毒です。ただラリーBさんの仰るように展開が分かってる面をつい考えてしまう一方でそれでも助かって何よりと思います。
    >やっぱり、ドノバンは「信念」を必要としないところにおいては、わりと適当でめんどくさがり屋な気がするのです。
    >>「ひとつ、ひとつ、ひとつ」のくだりや風邪ひきのくだりは割と個人的にツボなところもありましたが…そういう意味合いもあったのかもしれないと聞かされて「なるほど」と思いました。

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著者

ヒナタカ

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