『青空エール』原作からの「再構築」が最高だ!(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『青空エール』原作からの「再構築」が最高だ!(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想は青空エールです。

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:二度とは体験できない青春だった!

あらすじ

名門・白翔高校に入学した小野つばさ(土屋太鳳)は、野球部の山田大介(竹内涼真)と出会い、互いに甲子園を目標にする夢を交わした。
しかし、つばさはトランペットの初心者であり、その夢は決して簡単でなかった。

観ろ。(←今年6回目。いいかげんウザいんでやめます)

同名のコミックの実写映画化作品で、監督は『くちびるに歌を』『アオハライド』の三木孝浩さんです。

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これまで小説および漫画の実写化作品を、みずみずしいセンスで青春映画と仕上げた三木監督の手腕は、今回もいかんなく発揮、いやここに来て極まったと言えます。これだけで観なければならない映画ということがわかりますね(わかれ)。

本作については以下にネタバレのない範囲で以下も書きました。
<『青空エール』の感動が止まらない!魅力を全力で語る! | シネマズ by 松竹>

要するに、
フレッシュな役者陣が最高、
キレイゴトで済まさずに努力や夢を描く作品の精神性が素晴らしい、
原作から2時間の映画に収めるために最善と思える変更が加えられている、
「これこそが真のイケメンだよ!」という男でも惚れそうな男の子が多数登場、
というすんばらしい作品なんですよ。

こんなん惚れるやろ、青空エール<ええ男すぎます

とくに、今年『ちはやふる』2部作に熱狂した方はぜったいに観てほしいんですよ!
この記事で書いた共通点以外にも「一見ドSで厳しい奴がイケメン(性格的な意味で)に見えてくる」という要素もあるんだぜ!

さてさて、こちらで十分に絶賛したので、ここでは残念だったことを書きます。

そのひとつ、気になるツッコミどころがあること。
これは原作のエピソードの取捨選択から起こったもので、もう少しでも上映時間を延ばしてもいいから、納得できるようにしてほしかったです(記事では「最善がつくされている」とは書いたのですが、ごく細いところが惜しいという感じ)。

もうひとつが、エピソードがつぎつぎと展開、高校生活の1年生と3年生を一気に描いてしまうため、少しだけ「駆け足」な印象があること。
もっとも、2時間あまりの上映時間で、ここまで原作のエッセンスを拾っていることがすごいので、ここに関しては欠点と呼べるものではないのかもしれません。

もうひとつは、主題歌およびエンドロール。
個人的には「演出」自体はとてもいいと感じたのですが、やはり吹奏楽の演奏とかけ離れた、ポップな楽曲は似つかわしくないと感じる人がいるのは、致し方がないでしょう。

いまとなっては、大絶賛が相次ぐ『君の名は。』に中高生の話題を奪われちゃっている気もしますが、ぜひこちらも口コミで評判を集めてほしい作品です。
もちろんおっさんにとっても、たったの2時間でかけがえないのない、二度と戻ってこない青春を追体験できるという『スタンド・バイ・ミー』な魅力がたっぷりです。
大・大・大プッシュでオススメします!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓ 原作との違いをたくさん書いているので、未読の方はご注意を!

野暮な不満点

初心者のつばさが、先生から渡された風船を膨らませることが、(次の日に)あっさりできたように見えたのはちょっと残念かな。
原作では、彼女が必死で風船を膨らませる練習をしています。

終盤で「先生を独占しています!」などと不満を言っていたメガネの女の子に対して、なんのフォローもなかったのが残念でした。
一応この子は正論を言っているんだし……。原作では、ちゃんとこの女の子との和解が描かれています。

また、先生がつばさにつきっきりで教えてあげたことに、映画ではしっかりとした理由がありませんでした。
原作ではつばさに個人指導をしていたのは別の先生で、つばさに「自信をつけてほしかった」という想いも描かれていました。

エンドロールに関して、最後の演奏をあえて聞かさないというのは「観客の想像に任せる」という意味でよかったと思います。
ただ、そのエンドロールにかかっているのは「キセキ」というJPOPの音楽。こうなると「吹奏楽の演奏のほうが聞きたかった!」という不満が出るのも当然ですよね。

残酷な青空

もうね、つばさが大介くんにふられちゃった後の、あの一面の青空にはめっちゃ感動したよ(これは原作にはない)!

この青空は残酷です。
本当は、甲子園に行った大介くんを応援するという舞台で、見るべきものだったのですから。

でも、親友のひまりちは、そんなつばさと肩を寄せ合って慰めてくれる。
これは、ひまりからの、つばさへの「青空エール」なんです。

演奏でエールを

そして、ケガをして病院にいる大介を、吹奏楽部一同が見演奏で励ますシーンも原作にはない!
原作では大介に演奏を収録したCDを送って励ましていたのです。

原作でこうなったのには、理由があります。
この前に森先輩を元気つけるため、部員たちは「迷惑かもしれない」と思いつつも家の近くで演奏をするということをやっていたので、病院で演奏するのはやはり迷惑なのでできない、というロジックがあったのです。

でも映画では、森先輩を励ますシーンは部員たちがただただ説得するというものに変更されていたので、このシーンを実現できているのです。
あれだけ厳しいことを言っていた春日先輩が遅れてやってきて、誰よりも必死に森先輩に戻ってきてほしいと訴えるのもグッときたぜ!

応援をする水島くん

病院のエピソードの変更により、水島くんの心変わりもより感動的になっています。

序盤に水島くんは、「応援する目的」で入ってきたつばさに、キツイ言葉を浴びせていました。
原作ではこれは「女の子に間違えられたのにムッときたから」というすぐの伏線回収が行われていたのですが、映画ではそうじゃありません。

映画では、部員たちが「ひとり(大介くん)のために私たち全員が駆り出されるって・・・」「そんなことをしている時間なんてないんだよ」と言っているのに対して、水島くんこそが「応援の力を信じたい」と説得をしてくれるのです!

それは水島くんが部長であることに自信を無くし、先生に「一心不乱」の言葉を教えて貰ったこととリンクしている。
みんなの心をひとつにするために、この応援が必要であったのだと!

そして、甲子園の切符を手にする決勝戦では、水島くんがつぎのパートのソロをつばさにやってほしいと頼む(彼は以前にはつばさのひとりでの大介への応援を止めたのに)!

この、ひたすらに練習を重ねてきて冷たいように思えた水島くんが、真の意味での仲間の力、吹奏楽の魅力、そして誰かにエールを送るようになる心変わりは感動的。この「再構築」は完璧であるともう大絶賛できます。

また、水島くんはつばさが吹いていないことを怒ってくれたりと、もともとやさしい人でしたよね(ここでつばさが「怒ってくれてありがとう」と水島くんに告げるシーンも原作にはなかったりします)。

水島くんが「部員の代表」のように、「僕たちはかわいそうじゃないです!」と主張するシーンも大好きだ!(原作にもあるシーンだけどシチュエーションはちょっと異なっています)

なお、これ以外にも原作からの変更点はたくさんありますし、映画からの「その後」も描かれているので、ぜひ原作を読んでみることをおすすめします!

誰かへのエール

この物語が素晴らしいのは、誰かが誰かにエールを送っている、ということ。

大介くんはつばさへ。
つばさは大介くんへ。

大介の親友の城戸くんへ(決勝戦はキャッチャーとピッチャーという立場に)。
碓井先輩は大介へ(3年の想いを乗せて)。

先生は生徒たちへ(春日たち3年生の想いを訴えて)。
つばさたちはコンクールに出れなくて塞ぎ込んでいた森先輩へ。
大学生になった森先輩は、つばさに「あんたたちがいたから吹奏楽を続けられた」という形で。

ひまりはつばさへ。
水島くんはつばさへ。
つばさも水島くんへ。

それぞれが、それぞれにエールを送り、夢に向かって頑張る様はなんと尊いことでしょうか!

身長差とキス

映画は、つばさが自分の靴を見つめるカットから始まります。
大介はその靴の足先にスマイルマークを書いて、エールを送りました。

そしてつばさは、身長の高い大介を好きになり「見上げる」ようになっていきます。
まるで、青空を見つめるかのように。
このふたりの「身長差」が、そのままつばさが「見ていた」夢そのものを示しているかのようでした。

映画のラストはふたりのキスシーンでした。
それでいいのでしょう、お互いを見ていたふたりが、夢を叶えて、その恋が成就したのですからね。

※公式サイトの映画情報から右上のボタンを押す→キャストをクリックすると、各キャラクターの名言が載っているのでオススメです。

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(C)2016 映画「青空エール」製作委員会(C)河原和音/集英社

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  1. 匿名 より:

    >初心者のつばさが、すぐに先生から渡された風船を膨らませていたのはちょっと残念かな。
    最初全然膨らませずに「膨らませるようになったらもう一度来なさい」と先生に言われていた。あんた、映画観てないでレビュー書いてるでしょ?

  2. 村長 より:

    『ちはやふる』に匹敵すると聞いて楽しみにしていましたが、申し訳ありませんが、私は乗れなかったです。
    大きな不満点は、やはり吹奏楽部がメインの話なのにも関わらず、コンクールシーンカットというところです。結局野球部と恋愛メインかよ!と思ってしまいました。
    トランペットの彼も顧問の先生も、最後のコンクールなのに!!と、インドアな私は思ってしまいました。まぁ翼が吹奏楽部に入った理由が野球応援なので仕方ないとは思いますが。(そもそもその動機もどうかと思うが)
    また、大介くんへの励まし演奏も、みんなで行く必然性が見えませんでした。そしてそもそも大介くんはあまり弱音を吐かず、前向きにリハビリしていたので、応援演奏にカタルシスを感じられませんでした。原作未読ですが、大介くんの心が志田未来並みに完全に折れてしまっていてもよかったのかなと思いました。
    そもそも主演の二人が聖人すぎて、もっと自分のダメなところを見つめ直すシーンがあってもよかったと思います。『ちはやふる』はその辺がしっかり描けていたと思うのですが。
    野暮な不満点かもしれませんが、甲子園に行く野球部が坊主頭じゃないこともリアリティに欠けていると思います。
    いい所ももちろんあります!
    特に「初めて音が出て嬉しい!」という土屋太凰の表情は素晴らしいですし、上野樹里の先生ぶりや、志田未来の先輩ぶりも、時の流れを感じられてよかったです(笑)
    二人の初めての出会いのシーンも、「心が通じ合えた」と理屈抜きで伝わるものでした。
    ただ、『ちはやふる』と並べるのは言い過ぎな気がします……。

  3. ヒナタカ より:

    > 最初全然膨らませずに「膨らませるようになったらもう一度来なさい」と先生に言われていた。
    言葉足らずでしたね、修正します。原作ではその後に練習するシーンがあるんですよ。
    村長さんの不満点にも納得です。でもあの青臭さも自分はすきなんだよなあ・・・坊主頭は気づかなかった。

  4. ダーク・ディグラー より:

    >大絶賛が相次ぐ『君の名は。』に中高生の話題を奪われちゃっている気もしますが
    ちなみに『君の名は。』は個人的にはダメでmixiの日記でボロカスに酷評してます(笑)
    ヒナタカさんの映画レビュー楽しみにしています

  5. 蝮のゼンゾウ より:

    観ろ。と言われたので観てきました!
    いやー面白かった!
    野球と吹奏楽という二つが文化の垣根を超えてポジティブにお互いを高め合う姿に感動致しました!
    リオ五輪でテニスの錦織圭選手が水泳の萩野公介選手と瀬戸大也選手の泳ぎを見て勇気づけられたのと同じように、誰かの頑張りや努力が別の誰かの力となっていく素晴らしさが爽やかにパワフルに感じられる作品でした!
    >この、ひたすらに練習を重ねてきて冷たいように思えた水島くんが、真の意味での仲間の力、吹奏楽の魅力、そして誰かにエールを送るようになる心変わりは感動的。この「再構築」は完璧であるともう大絶賛できます。
    ここも素晴らしかった!
    コンクールで金賞をとることが絶対的な目標となっている集団の中で、野球の応援という目標を掲げている主人公が「軽い気持ち」に思われるのは仕方のないことですが、音楽の本来の役割は誰かの力になることなんですよね。
    水島君が主人公の姿を見て「なぜ吹奏楽をやるのか」に立ち返り、音楽が人を魅了し心を一つにする力を信じていく心情変化には物凄く納得できます。
    美男美女がただ甘え合うだけではない、全ての頑張る人をチームとして肯定するメッセージが素晴らしくて、「自分も頑張ろう」とか「自分も誰かの力になるかも」とか思える、ポジティブなことがある種当然のこととして腑に落ちていく感覚が幸せでした。
    不満点としては
    こんな青春送りたかった!ってとこですかねw
    僕の知ってる青春と全然違う・・・。もっとクソみたいな日常が青春だった自分としては羨ましすぎて死にそうになりましたw
    >終盤で「先生を独占しています!」などと不満を言っていたメガネの女の子に対して、なんのフォローもなかったのが残念でした。
    ここは自分も思いました。原作ではちゃんと和解も描かれるんですね。安心しました。
    でもメガネの女の子のマジでめんどくさそうな佇まいはベリーグッドです!
    あと終盤、決勝で負けてしまった相手チームに対するエールが5秒でいいから欲しかったです。彼らも頑張ってたんだろうし、なんか某高校野球映画を思い出して、微妙な気持ちになりましたw 主題歌も同じ人が歌ってたしw
    このブログを見てなければ恐らくスルーしてた作品なので感謝です!

  6. ヒナタカ より:

    >こんな青春送りたかった!ってとこですかねw
    >僕の知ってる青春と全然違う・・・。もっとクソみたいな日常が青春だった自分としては羨ましすぎて死にそうになりましたw
    その気持ちすげえわかりますw自分は『告白実行委員会』という中高生向けアニメ映画はもっと死ぬかと思いました。
    そんな蝮のゼンゾウさんには、川のすぐそばでダベるだけの青春を描いた『セトウツミ』がオススメです。ほとんどの場所で上映終了しているし、DVD発売日未定だけど……。

  7. 毒親育ち より:

    原作未読です。前評判も高く、公開後も原作読者からも好評、ヒナタカさんも9点の太鼓判!個人的にも十六代目平成仮面ライダーの竹内涼真さん主演と聞いて興味は引かれていたのですが、二の足を踏んでいました。
    理由は夏の恒例。どんなにスクリーンが煌めいていても、自分の暮らすクソゲーリアルは体育会系老害どもの醜悪なドールハウスだと思い知らされるウンザリ事案が立て続けに起きたからです・・・。
    >観ろ。(←今年6回目。いいかげんウザいんでやめます)
    思い切って踏み込んで良かった!ウザい程に猛烈プッシュしてくれたヒナタカさん。ありがとう!!
    >山田大助君
    >「これこそが真のイケメンだよ!」
    泊進ノ介を演じた人ですので、ここは期待していましたが、まるでセーラームーンの必殺技(改心光線)を喰らったような気分にさせてくれるナイスガイでした!!
    >水島亜希君
    >一見ドSで厳しい奴がイケメン(性格的な意味で)
    「嫌み」と「厳しさ」の違いを教えてくれました!
    >城戸保志君
    女房役はキャッチャーの専売特許だろ!?この世話女房め!!ひまりちゃんとの良い相方同士カップルも納得です!末永く爆発しやがれってんだ!!
    >これは原作のエピソードの取捨選択から起こったもので
    2nd Year a Go・・・には面食らいました。
    >もうひとつは、主題歌およびエンドロール。
    自分も劇中の課題曲にして欲しかったですね。
    >~野暮な不満点~
    自分は野球や吹奏楽の「嫌なこともあるけれど、これだから止めらんねえんだ!」な楽しさが描かれていなかったのが不満でした。一応、吹奏楽には山田君の応援という描写がありましたが、もっと球を投げる!打つ!捕る!走る!楽器を演奏する!という事自体の楽しさの描写が欲しかったですね。
    >終盤で「先生を独占しています!」などと不満を言っていたメガネの女の子に対して、
    >なんのフォローもなかったのが残念でした。
    原作ではちゃんとフォローがあるんですね。映画の木管チームは金賞取れなかった時の言い訳を他者に探していたように見えてイライラしました。特に「木管よりも目立たない金管なんて・・・」には、それ自分で木管が金管よりも下だとか言ってるようで呆れてしまいました。
    >~残酷な青空~
    努力が実らなかったり、たった一瞬の失敗で今までの努力が水の泡になるトーナメント戦の恐ろしさとか、怪我とか何も悪い事をしていないのに不意に襲ってくる不幸・・・スクリーンの中の他人事なのに、どうにもならない事の歯痒さを痛感させられましたよ!
    >~演奏でエールを~
    >病院で演奏するのはやはり迷惑なのでできない、
    患者は山田君だけではありませんしね。でも映画の改変は良かったです!細けえこたあイイんだよ!
    (実際にああいう場面に出くわしたら「ウルセーぞ!ガキども!!」でなく「オレにも一曲頼む!」と言える余裕を持ちたいです・・・)
    森先輩の家への押し掛けはどうかと思いましたが・・・その後、あれがあったからこそ吹奏楽を続けられたという森先輩の言葉に膝を打ちました!
    >~応援をする水島くん~
    言葉はキツいけど彼に共感しました。そりゃ・・・吹奏楽部は応援団ではありませんしね。
    あと森先輩の失言ですが、それもそう思って当然だろうなあ・・・と。でも「この馬鹿が化けたら面白いだろうな・・・」という期待も有って指導してくれていたように見えました。
    >先生に「一心不乱」の言葉を教えて貰ったこと
    ごめんなさい。最初にあの横断幕が出て来た時「うわ~出たよ。ブラック企業の社訓ですか?」と捻くれたウンザリ感を持っていました。実は「皆が一心になるのを乱す奴は不要だ!」などでなく「各々が一心不乱に演奏出来たのか?」という個人への自戒の言葉だったとは!!
    おそらく先生の時代は常勝白翔帝国という慢心から、木管チームのようにダメな所を他者に求めるようになっていたのが不審の始まりだったと気付いてあの言葉を遺したのではないかと。
    >~身長差とキス~
    土屋太鳳さんが小野さん役に選ばれた理由の一つだそうですね。
    廻りカップルだらけでしたが、小さく拍手してる子達がいました!
    ロンリーメンズは私だけでしたが、ワシもじゃ!ワシもじゃ!みんな!!
    ・・・余談ですが、高校生くらいの男の子三人組がいました。
    あ~~!!観て良かった!!来週職場で全力プッシュしてきます!!

  8. シオンソルト より:

    仰るように、いい映画でした。
    今年はいい音楽映画が多いです。音楽映画年ですね。
    で、私もヒナタカさん同様に野暮な不満点を幾つか。
    まず、折角の音楽映画なのに、音に拘ってくれていない。
    音楽室での練習や、グラウンドの観客席、病院外での演奏が、ぜんぜんそれらしくない音質であるのはちょっと頂けない。音楽映画って、もっと音に繊細であって欲しいんです。奏者や演奏ごとの微妙な違いも描くような。
    もう一点も音楽映画ならではの突っ込みになりますが、演奏での音と画像が合っていないのは結構きつい。
    特につばさの独奏(独走…?)でズレているのは目立ちますね。編集で何とかならなかったものか…。
    一方で、良い点についてもヒナタカさんが挙げていない点をひとつ。
    この作品って(フラれているとは言え)恋愛要素がオモテに出ているのですが、それ以上に友情描写が強いんですよね。恋愛要素という木の幹があって、それいっぱいに茂った友情描写の葉が覆っているというか。

  9. いいこま より:

    個人的に『たまこラブストーリー』『俺物語!!』(原作者が一緒と知ったときは驚きました)でも感じたことですが「この二人の事はマジで応援したいなあ」って思いました。
    原作未読で観に行ってしまったので機会があれば原作に目を通してみたいものです。
    あとは蝮のゼンゾウ氏も仰ってますがある意味あの青春は羨ましいですw(それでもそれなりに高校生活は楽しんでたからいいんですけどね)
    観ようかどうか悩んだ末に周りの高評価につられた感じですが観た甲斐はありました。
    >初心者のつばさが、先生から渡された風船を膨らませることが、(次の日に)あっさりできたように見えたのはちょっと残念かな。
    >>自分は気になりませんでしたし尺の都合もあるのでしょうが確かにもう少し描いてもよかったでしょうねえ。「さっくり描いてるけどいろいろやったんだろうなあ」と想像したり「原作じゃこういうのもやってたなあ」としみじみと、なんて意図ももしかしたら…と思わないでもまあないですが。
    >終盤で「先生を独占しています!」などと不満を言っていたメガネの女の子に対して、なんのフォローもなかったのが残念でした。
    一応この子は正論を言っているんだし……。原作では、ちゃんとこの女の子との和解が描かれています。
    >>やっぱそうですよねえ。まあ「参加してるぐらいなのでちゃんと和解できてるんだろうな」とは思いましたが。
    ただ「なんであなた一人のために」という旨はわからんでもないにせよその前の金管蔑視はちょっと…。
    >また、先生がつばさにつきっきりで教えてあげたことに、映画ではしっかりとした理由がありませんでした。
    原作ではつばさに個人指導をしていたのは別の先生で、つばさに「自信をつけてほしかった」という想いも描かれていました。
    >>「必死の懇願に熱意を汲んだんだろうなあ」と自分はあのシーンを解釈してましたが、なるほど原作では違ってたのですね。
    >エンドロールに関して、最後の演奏をあえて聞かさないというのは「観客の想像に任せる」という意味でよかったと思います。
    ただ、そのエンドロールにかかっているのは「キセキ」というJPOPの音楽。こうなると「吹奏楽の演奏のほうが聞きたかった!」という不満が出るのも当然ですよね。
    >>『キセキ』に関してはもともと野球もので使われてた曲で歌ってるのがGReeeeNの妹分ということもあってオリジナル版ほどではないにせよ好きなのですが「でもあの演出でこれはなんか違うかなあ」と感じてましたし大体同感です。
    >演奏でエールを
    >>ほぅ、原作ではそういう経緯を辿ってたんですね。
    件のシーンは「病院で吹奏楽は迷惑にならないかなあ」と心配しながら観てましたが患者さんか看護師さんかが拍手してたので「迷惑かからなかったし山田励ませたし良かったな」と安心してました。
    あと森先輩宅を部員が訪ねる際の春日先輩のシーンもですがその後の金賞を逃した時の春日先輩を森先輩が励ますのも個人的に好きなところです(結構弱いんですよああいうの…)。
    >水島
    >>言ってる事は御尤もでも辛辣ということもあって序盤の心証がよろしくないところはありましたがその後つばさに楽器を買い替えるよう勧めたり「頑張るんじゃなかったのか」と吹いてなかったことを叱ってくれたこともあって「辛辣だけど良い奴だよなあ」とつくづく感じます。
    彼がいなければつばさは吹いてなかったことに後ろめたさを感じながら続けた挙句春日先輩に首にされる可能性がありましたし叱ってくれたことに感謝していたのでまさに良かったです。
    あと「女の子に間違われたのにムッと来た」は個人的に「可愛いところあるな」と感じましたwもし名前故にだとしたら「現実に『あき』という名前の男性はいるけど女子っぽい名前だなあ」と思った自分を許してもらいたいものです。
    >そして、甲子園の切符を手にする決勝戦では、水島くんがつぎのパートのソロをつばさにやってほしいと頼む(彼は以前にはつばさのひとりでの大介への応援を止めたのに)!
    >>まあ応援を止めたことに関しては「そりゃ流石にあそこで止めるのもその後先生に叱られるのも当たり前だわな」と思いましたけどね(ましてや水島の場合吹奏楽部に誇りを感じてますし)。
    ただあのシーンが後のソロパートをつばさに託すところ等とリンクしてる感もあってそこのところが個人的に好きです。
    >そもそも主演の二人が聖人すぎて、もっと自分のダメなところを見つめ直すシーンがあってもよかったと思います。
    >>スルーしてましたが確かにそうですよねえ(それこそ森先輩よろしく心が大いに折れてもおかしくない)。
    あと方向性が違うので比べるのも野暮かもしれませんし両者ともに原作未読なので言うのも烏滸がましいでしょうが、「『俺物語!!』なら登場人物がみんないい人でもそれでナンボなんだろうけどこの作品の場合はそこまで聖人にしなくてよかったかも」と思うところは自分もありました。
    >甲子園に行く野球部が坊主頭じゃないこともリアリティに欠けていると思います。
    >>こちらもスルーしてましたし学校側は兎も角として高野連の規定では坊主頭を強制してないそうですが、わかる気がします。
    >この作品って(フラれているとは言え)恋愛要素がオモテに出ているのですが、それ以上に友情描写が強いんですよね。恋愛要素という木の幹があって、それいっぱいに茂った友情描写の葉が覆っているというか。
    >>村長氏の仰る様に野球部と恋愛が前面に出てるにせよそれ以上に「あの二人の場合恋愛というより友情物語だな」という感覚があったので凄く同意です。

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ヒナタカ

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