『ベイマックス』正しい見かたで(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

『ベイマックス』正しい見かたで(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はベイマックス(原題:Big Hero 6)です。

個人的お気に入り度:10/10

一言感想:史上最高のスーパーヒーロー映画だ!

あらすじ

サンフランソウキョウに住む14歳の少年ヒロ・ハマダは、天才であるがボット・ファイトで賭け事をしてしまう。
そんな折、最愛の兄・タダシはケアロボットの“ベイマックス”をヒロに紹介するのだが……

まず、本作の日本版のポスターをご覧ください。

うーん、このベイマックスっていうロボットがかわいいし、ほんわかする感動ものかな?と思いますよね。
ここで、海外版のポスターをご覧ください。

ぜんぜん違うじゃねーか!
そう、これは感動ドラマの皮を被ったスーパーヒーロー(アメコミヒーロー)映画だったのです。

だいたい、原題が『Big Hero 6』で、原作もその名前だよ!



※超アメコミちっくです

これは日本の宣伝のおかげ。マジで『アナと雪の女王』路線のお客を狙ったんだと思いますが、「おいおい俺の好きなビッグヒーロー6はこんなもんじゃないぜ」って怒る人もいるんじゃないでしょうか。

でも、自分はこれもグッジョブだと思いました。
だって、いままでスーパーヒーローに興味がなかった女性、子どもを誘えるから。

いままで

「ねえハニー? スーパーヒーロー映画観ないか?」
「うーん、私には難しいかなあ。『アナ雪』みたいのだったらいいんだけど』

……そんな感じでスーパーヒーローの魅力をわかっていな女ども(※自分はフェミニストです)が、あら不思議、こうなります。

『ベイマックス』だと?

「ねえハニー? 『ベイマックス』(じつはスーパーヒーローもの)を観ないか?』
「あ、あれ観たい!ちょー感動できそうだもん!』

『ベイマックス』を観た後にはこうなります

「ねえハニー? スーパーヒーロー映画観ないか?」
「え、それって『ベイマックス』みたいなの? ちょー観たい!』

すばらしいじゃないか……

冗談抜きで、いままでスーパーヒーローものに興味がなかった人も、間違いなく魅力に気づける作品なのです。
ちゃんと海外の予告はヒーローものらしいものになっています(※本編のネタバレ注意)

『ベイマックス』が大傑作である理由!

さて、アメコミらしさや宣伝のことをさて置いて、本作は文句なしの大傑作に仕上がっています。

1:オタク万歳!

主人公のヒロは天才的なロボット技術を持っているけど、どこか斜に構えている“オタク”気味な少年で、それでいて兄や友だちを“オタク”と呼びやがります。
しかし、物語ではそのオタクぶりこそが生きているくるというすばらしさ。『キックアス』が好きなら絶対に観ましょう。

2:ヒーローものとしても最高!

さんざん“スーパーヒーローものだよ!”と言ってきたとおり、この“核”となる部分も最高です。メインのキャラがすべて立っており、アクロバティックなアクションをこなし、状況によっては危険をアイデアで回避する。主人公が作っているのはハイテク・ロボットで、それ以外にもSF好きがハァハァできるガジェットが目白押しです。
しかも“ロボットの相棒がほしい”という男の子の夢を叶えてくれているので、『パシフィック・リム』や『リアルスティール』が好きなら絶対観ましょう。

3:ドラマも完璧

さっきは“これは感動ドラマの皮を被った〜”って書いてしまいましたが、すみません感動ドラマとしても最高です。伏線の張りかたがうますぎます。
本作では“スーパーヒーローであるためにはどうするか?”や“人を助けるためにはどうするか?”というテーマが投げかかられています。
それを描くまでの過程が本当に丁寧で、心の底から子どもに見せたいと思える作品に仕上がっていました。

4:日本へのリスペクトが見られまくる!

原作からそうなのですが、主人公の“ヒロ・ハマダ”をはじめ日本人の名前がたくさん登場しますし、看板には「みたらし団子」とかが見えますし、舞台となるサンフランソウキョウはサンフラシスコと東京のミックスです(名前だけでなく見た目も)。

あとはベイマックスの技がもう日本のアニメのアレなんだけど、これがくり出されたときに軽く泣くほど感動しました(泣くよね?)

※以下の意見をいただきました。
制作スタッフには、最近では『キルラキル』、『ガンダム Gのレコンギスタ』などに携わったコヤマシゲトと言う方が参加しているそうです。

宣伝も回り回ってよかったよ!

なお、日本版の予告とポスターは決して的外れではありません。
むしろ作品のテーマをしっかり伝え、ネタバレになるシーンもないよう、十分工夫されているのではないでしょうか。
宣伝については、以下の方の意見がすばらしいので、ぜひお読みください。
<#179 ベイマックス/いつもキミと一緒だから | Tunagu.>
<「BIG HERO 6」はなぜ「ベイマックス」なのか? ~ハートフルな国内宣伝にロケットパンチ! – YU@Kの不定期村>

日本ではディズニー公認のエピソード0に当たるマンガが展開され、そして鉄拳によるパラパラ漫画も公開されてましたね。

字幕と吹き替え、どっちがおすすめ?

1回目は字幕版、2回目は吹き替え版+3Dを観てみました。

みなさんの中にも、字幕を観ようか、吹き替え版を観ようか、3D料金を払う価値はあるかと迷っていらっしゃる方もいるでしょう。
結論を申し上げれば、字幕版よりも吹き替え版がおすすめ、3Dに関してはお好みで選べばよし、というところです。

字幕版、吹き替え版のよいところとビミョーなところをそれぞれ書いてみます。
※以下は少しだけ内容にふれていますが、未見でも問題のないレベルだと思います。

字幕版

<よいところ>
・原語のセリフならではの楽しみがある
たとえば、フレッドというアメリカンコミック(以下アメコミ)オタクが敵のことを「ラスボス(吹き替えだとボスキャラ)」と呼ぶシーンがあるのですが、原語では「スーパーヴィラン」と呼んでいます。
アメコミを知らない女性や子どもには「ヴィラン」ということばにはなじみがないので、こうしたのも理解できます。
でも、アメコミファンとしては悪役はヴィランと呼ぶべきですよね。ここでもアメコミをリスペクトしているところがわかります。

・原語のおもしろさが楽しめる
本作には「ワサビ」「モチ」などの日本の名前が多数登場していて、それの原語での発音がやけに楽しいです。
「WASA↑BI↓」「MOCHI↑」みたいなイントネーションになっていて、より舞台の“サンフランソウキョウ”の奇妙な魅力に気づけます。

<ビミョーなところ>
・字幕の内容がかなり簡略化されている
たとえば、タダシというキャラが主人公を「天才のお前」と呼ぶシーンがあるのですが、原語および吹き替えでは「13歳で高校を卒業した」という事実が示されています。
ほかにも「プログラムのコーディングが大変だった」は「プログラムが大変だった」になっています。
これは意訳というよりも、字幕の視認性を高めるためにあえて内容を簡潔にした、ということなのでしょう。

・字幕に辛辣に感じる内容がある。
吹き替え版では可能な限り「オタク」という表現は避けていた(劇中2回くらい登場)のですが、字幕版では「Nerd」というセリフをもれなく「オタク」と字幕で表示しています。
吹き替え版での「14才でネタ切れか」というセリフは、字幕版では「14才で枯れているのか」でした。
このあたりは、ちょっとやりすぎかもしれません。

・単純に字幕を追うことが大変
本作はかなりスピーディに物語が展開するので、字幕を追うのが大変です。

また、字幕版はセリフが削られているそうです。
字幕版の最後に不満があったのだけど、そういうことか・・・(ネタバレなので観賞後にお読みください)↓
【映画】ベイマックス・日本語上映版とアメリカ上映版の違い【ネタバレ感想】

なお、主人公・ヒロの原語版の声優であるライアン・ポッターは日本人とのハーフなのだそうです。
まさにヒロそのものと言うキャスティングに驚きました!

吹き替え版

<よいところ>
・映像世界を堪能できる
当たり前のことですが、字幕の煩わしさに悩まされずにすみます。
声優も文句なし。小泉孝太郎演じるタダシはとくに上手かったですね。

・やわらかい表現になっている
字幕版では「殺す」という表現が思い切り使われるのですが、吹き替え版では「命を奪う」「倒す」と、直接的な表現を避けているようでした。
これは子どもも観る作品なので、乱暴または辛辣なことばを避けたのでしょう。
裏を返せば字幕や原語のほうがより明確で残酷ということなので、これは一概にいいところとは言えないかもしれません。

・字幕よりも情報量が多い
限られたセリフの中で、原語の情報のほとんどをキッチリ拾い上げている印象でした。

<ビミョーなところ>
・原語の内容を100%理解できないところがある
たとえば、本作の敵キャラは原語では「KABUKI MASK(歌舞伎の仮面)」をつけていることがわかるのですが、吹き替え版では「マスクの男」と言われるだけ。日本の文化をそこで推してよかったのでは?と思うのです。

ただ、歌舞伎とは本来「メイク」であり「仮面」で表現するものではないですし、悪役が歌舞伎の面をつけているというのはイメージダウンにつながるかもしれません。そのあたりの大人の事情と考えれば納得はできます。

3D版

・3Dの効果は「そこそこ」レベル
『アバター』や『ヒックとドラゴン』のような奥行きはさほど感じません。
極めて自然な使われかたをしているので疲れない反面、「2Dとそう変わらない」と思う方も少なくないはずです。

ラストバトル(とくに“マイクロボット”と“ハニーレモン”のアクション)と、上映前の短篇『愛犬とごちそう』の3D効果は十分すぎるほどにありました.

全世界の誰にでもオススメできる!

子どもから大人まですべての人におすすめできるのも、本作のすばらしいところ!

スーパーヒーローものに傾倒しすぎることなく、ベイマックスのマスコットキャラ的な愛らしさはすべての人に受け入れられるでしょう。

  1. 子どもの女の子→ベイマックス、かわいい!
  2. 子どもの男の子→うおお、なんだこれ、戦隊ものみたい!かっけえ!
  3. 大人の女性→『アナ雪』みたい!感動!(※自分はアナ雪が嫌いなわけではありません)
  4. 大人の男→最高のスーパーヒーロー映画だ!

とすべての客層をカバーしているのですから、恐れ入ります。

あと、エンドロールの最後にもおまけがあるので最後まで観ましょう……と言っても、本作は途中で帰る人はほぼいないと思います。
これはエンドロールの歌のおかげでもあるでしょう。
本当、最後までしっかり幸せにしてくれる映画です。

もうね、このブログで新作映画に10点つけたのは『アーサー・クリスマスの大冒険』以来3年ぶりなのですが、本当にそれだけ楽しい作品なので、絶対に映画館で観ましょう!
超・おすすめです!

以下は結末を含めてネタバレです。鑑賞後にご覧ください↓

同時上映:『愛犬とごちそう』

この短篇もすばらしい作品でした。

本作で描いているテーマは“満足”だと思います。
ワンちゃんはドッグフードに肉をのっける生活に満足しきっていたけど、急に主人がベジタリアン化する(たぶんつきあっていた彼女のせい)と、ものすごく不満そうになります。

ワンちゃんは意気消沈している主人と、ベジタリアンの彼女を引き合わせます。
主人が結婚した後のワンちゃんは、そのときドッグフードだけで“満足”していたそうでした。

なくなって初めてわかる大切なものがあります。
幸せのハードルが低くなり、ちょっとしたことで満足できれば、それはすごくお得なことだと思います。

さらに最後には、主人の子どもが誕生し、お菓子を食べることができるようになります。
一度不幸を知った後の幸せは、より幸せなのかもしれません。

※以下の意見をいただきました
ご主人はベジタリアンの彼女と別れた後、好きな肉やアイスをやけ食いしますが、さびしそうに彼女の象徴であるハーブを眺めている。ウィンストン君はだからこそ嫌いなハーブを咥えてまで、女性の許に駆けていったと思いました。

ちなみに、原題は『feast』。“ごちそう”のほかにも“楽しませる”という意味があり、最後にワンちゃんが赤ん坊を楽しませていたことにぴったりのタイトルです。

ビッグヒーロー6

仲間たちが個性的ですばらしかったですねー!

  1. 作戦を立てないと不安な“ワサビ”!
  2. 男勝りでめっちゃ強い“ゴーゴー”!
  3. 明るく朗らかな“ハニーレモン!”
  4. 格好悪いモンスターになっている“フレッド”!
  5. 装甲を身につけたベイマックス!
  6. そしてヒロ!

そういえば、みんな何かしらの武器を持っていたのに、ヒロだけ何も能力がないですね。でもベイマックスの相棒として活躍していたから、それでいいのかも。
“初フライト”の高揚感はもう最高でした。

個人的には、キャラクターの中でゴーゴーがいちばん好きです。
キツい性格かと思いきや、復讐に走ったヒロを真っ先に抱きしめてくれたのが彼女でした。
信号でキッチリ車を止めるワサビに「カーチェイスでは信号は無視だよ!」とツッコんだシーンは笑いました。

※以下の補足情報をいただきました。
Big Hero 6の原作一期では、なんとあの「シルバーサムライ」が所属していました。他にもワサビは日系人で本職は板前、ゴーゴーは恩赦と引換に加入した極右のテロリストだったり、チームの召集権が天皇陛下にあったりと、日本人ならズッコケまくりのような作品らしいです。
また、原作一期のラスボスの「エヴァーレイス」という怪人なのですが、広島長崎の原爆被災者の怨霊の集合体で、人類が核兵器の恐怖を忘れかけているのを感じ、核戦争回避の為に今一度核兵器による悲劇を人類に見せようとしているという、本末転倒な奴なのです(原作者の正気を疑うような酷い設定です。こんなの映画化して世界公開したら『パールハーバー』以上の騒動になるよ!)
二期を原作にしたのはディズニーの英断ですね!

あ、作中の技でいちばん好きなのはフレッドの“重力アタック”です。
グラビティアタックを喰らえ!→落ちたのは自分、のくだりは大笑いしました。

民朗さんによると、フレッドのあのZ級モンスター風の着ぐるみはロジャー・コーマンの映画に出てくる怪獣っぽいそうです。
※ゴーゴーの武器は『トロン』っぽいですね。

※以下の意見をいただきました。
いきなり『プラレス3四郎』から始まるのは笑いました。あと、みんなトトロ好きだなぁっと。
アトム・鉄人・キカイダー・ジャイアントロボ・マジンガーZもちろんターミネーター2も、目配せというかオマージュというか徹底してるなという感じで。
ラストシーン、ベイマックスは「良心回路」を自分で 抜いてるんですよね「戦闘回路」がヒロの分身だとすれば
あの自己犠牲的行動はヒロの成長を表しているのでしょうか?

そしてベイマックスがロケットパンチを放つシーンで泣きました。スタッフに絶対マジンガーZが好きな人がいるよね。そしてこのロケットパンチの使いかたがまた泣かせてくれるんだよなあ……

※以下の意見をいただきました
ヒーロー映画として様々なヒーロー作品を想起させる演出にもグッときました。
主人公がスーツを作し、メンバーが能力を試すシーンは『アイアンマン』シリーズのようですし、
ヒーローチームでありながらバラバラで個性的な能力であるのも、『アベンジャーズ』や『Xメン』のようでした。
オマージュかは定かではないですが、ベイマックスが着地の際に片手を地面に付けるのは『アイアンマン』と同じでニヤリとしました。

そして気になったのがフレッドの部屋!
様々なヒーローフィギュアの中に並ぶ鮮やかなお面……あれは戦隊ヒーローではないでしょうか!w
もし意図的にそうしたデザイン・配色にしていたとしたら特撮ヒーロー好きとして感動を禁じ得ません!
ビッグヒーロー6の配色も偶然か必然か戦隊ヒーローのようですしね……!

※以下の意見をいただきました。
敵の設定が「なってはいけない自分」というのはもう完全にスパイダーマンでしたね。(スパイダーマンの敵の設定の多くはこれ)
ヒロが殺意全開で攻撃を命令するのは敵とやってること一緒で、明らかに否定的に描いてるし
マーベル原作という以上にスタンリー起用にスジが通ってるというか
ライミ版スパイダーマン2のDr.オクトパスに設定が一番近いかな 。

萌えるベイマックス

いやあもう、ベイマックスはかわいいですよね。

・ものを避けながらカニ歩き(ぶつかっているけど)!
・ヒロをよしよし(お前をよしよししたくなるわ)!

・狭い道でもつっかえちゃう(そのときのことばは「OH NO」)
・ベイマックスキックは破壊力ゼロ!
・ベイマックスパンチは破壊力ゼロ!
・穴が開くと空気が漏れちゃう!

そんな空気が漏れてしまっているベイマックスをみかねて、セロテープをスッと差し出す警官がまたいいんだ(この人大好き)。
エンドロールで、この警察官にリボンつきでセロテープを返していたのもステキですよね。
ベイマックスが気になっていたテレビを、家族みんなで観るシーンもあってよかった!

※このテレビの内容は『フランケンシュタイン』ではないかとコメントをいただきました。
フランケンシュタインも人に造られた優しい心を持った怪物でしたよね。

視点を変えて

本作では、タダシがヒロに告げた「視点を変えるんだ」という助言が物語に生きています。

序盤には、ベイマックスが「守るため」にヒロにシートベルトをしていたことがアダとなり、あわやおぼれかけてしまうシーンがありました。

ベイマックスはたびたび“10段階”でヒロの痛みを知ろうとしていましたが、察することができるのは手のアザなどの物理的なものだけで、心の痛みまではわかりませんでした。

持ち得ている知識や見た目だけ、単目的にものごとを見ているだけでは、わからないこともあるのです。

ビッグヒーロー6たちは最後の戦いで、“視点を変える”ことで窮地を脱していました。
・はさまれちゃう!→地面を掘って逃げる!
・トゲが突き刺さってくる→そのトゲにくっついていけばいいんだ!
・閉じ込められちゃった→回転しながら切って脱出!
・手がちぎれる→あ、着ぐるみだったから手を離せばよかった!

そして……“視点を変える”ということがもっとも強く表れていたのが、クライマックスです。

助けるため

本作は、ヒーローものでありながら、ヒーローものへのアンチテーゼのようなところもあります。
なぜなら、“敵をやっつけない(殺さない)”うえに、復讐することを否定的に捉えているから。
何よりも、ヒーローのひとり・ベイマックスが人を助けるために生まれたケア・ロボットなのですから。

※以下の意見をいただきました。
いわゆるロボット三原則を描いているようにも思えますね。
タダシのデータカードはつまり「ロボット三原則」の象徴。ヒロがベイマックスからカードを抜いて放り出すシーンは即ち「ロボット三原則」の破棄であり、ヒロのカラテカード=「俊敏な戦闘能力」のみを有する軍事ロボットの隠喩とも解釈できます。

ベイマックスは疑問に思います。
「こんな装備をしていたら抱きしめたくなる要素が台無しです」
「ケアロボットに飛行は必要ですか?」と。
もちろん、それらはスーパーヒーローとしての機能です。

しかし、それらはすべて「人を助けるため」に使われるのです。

ベイマックスが飛行ができたことにより、磁空間にいたキャラハンの娘のところに行けました。
装備をしていたことにより、ヒロをがれきの衝突から守れました。
そして……ただ敵を倒すためだけであったはずのロケットパンチにより、ヒロたちを生還させることができました。

ベイマックスは、ヒーローの姿になっても、ケア・ロボットに違いありませんでした。
そして、人を助けることができる、本当のヒーローでもあったのです。

満足していますか

泣けて泣けてしかたがなかったのは、ヒロと別れる前のベイマックスが「ケアに満足していますか」と質問をしたことでした。

中盤、ヒロがベイマックスの飛行に満足しているとき、ベイマックスはヒロの神経伝達物質の情報を感知して、まだカブキ男を見つけていないにも関わらず、「満足できたのであれば、ケアを終了します」と素っ気ないことを言っていました。
ベイマックスはあくまでプログラム化されていたロボットであり、数値でしか感情を測れない……そんな描写だったのだ思います。

しかし、最期のベイマックスは、ヒロに直接感情を聞いています。
それは、ベイマックスが、数値では測ることのできない人間の“心”をわかったからなのではないでしょうか。

※ヒロは字幕版では「ベイマックス、満足したよ」、吹替版では「ベイマックス、もう大丈夫だよ」と返答していたそうです。

正しい道

黒幕であるキャラハン教授は哀しい男でした。
クレイ社長を蔑むだけでなく、事故により彼に娘を奪われたと思い込んでいたのですから。

キャラハンの姿は、兄のタダシを失ったヒロが“そうなっていたかもしれない”姿です。
ヒロも、ベイマックスにキャラハンを殺させようと命令していたのですから。

しかし、ヒロはベイマックスの中に残された、タダシのメッセージにより「人を助けること」を思いだします。

キャラハン教授は救急車で連れて行かれる娘を見ることが叶わないまま、警察に連行されました。
このとき、ビッグヒーローたちが哀しい表情をしていたのが印象的でした。
殺さないまでも、娘と父がすぐに会うことは叶わなかったのですから。

でもそれは、キャラハンの罪を描くためには、必要だったのでしょう。
いつの日か、彼が罪を償い、再び娘に会える日も来るのかもしれません。

また、ヒロはボット・ファイトで賭け事をしていて、反省をしようとはしていませんでした。
道を誤ると、キャラハン教授のようになってしまうかも……ベイマックスとタダシは“正しい道を示す”ということでも、ヒロをケアしてくれたのです。

キャラハン教授のキャラクター

キャラハン教授は序盤にヒロに向かって「君は確かにボット・ファイトでは敵なしだろう。しかし、私たちは未来を作るんだ。苦労をしない者はいらないよ」と言っていました。
クレイ教授がヒロに近寄ったとき、「この男は汚い手で成功を掴んだんだ」と言っていました。

キャラハンは「成功する者」を恨んでいたのだと思います。
だからこそ、火事を起こし(そういえばその真偽は定かでない?)、ヒロのマイクロボットを奪い取ったのでしょう。

キャラハンがタダシのことを「バカなヤツだ」と蔑んだのも、タダシがすばらしい技術を持っいて、「簡単に成功をした天才」だと思い込んでのものだったのではないでしょうか。

しかし、タダシはベイマックスの完成のために84回も試行錯誤をくり返していた、努力の人でした。
キャラハンは、そうした人の努力を見ていなかったのです。

ここでも、タダシの言葉「視点を変える」というメッセージが思いだされます。
見かたを変えれば、その人のよさや努力に気づき、恨むこともなくなるのかもしれません。

※クレイはいけ好かない奴だなーと思っていたのですが、エンドロールでタダシの名前を冠した大学の開校式のシーンが映ったとき、それまでとは違う穏やかな表情をしていたので、彼もまた変わったのかもしれないなと思います。

※追記
批判意見にキャラハン教授の救いが描かれていなくて残念、という声がありました。
でも、自分はこれでよかったと思います。
なぜならキャラハン教授を助けるために、タダシが亡くなったのだから。
キャラハン教授は「助けたい」というタダシの想いを踏みにじったとも言えます。
罪には相応の罰が与えられる。そうであるべきです。

ひとりじゃない

エンドロールで流れたのは、なんと歌手のAIの楽曲「Story」(英語版)でした。

<日本語の歌詞>
<英語の歌詞>

「ひとりじゃないから」
「私がキミを守るから」
その歌詞が、ベイマックスとヒロの関係にぴったりとハマっています。

※「Story」は日本語版エンディングテーマだったのですね。日本版でテーマを変えてしまうのは好きではないのですが、本作はありだと思います。ちなみに自分は観たのは字幕版で、吹き替え版とエンディングテーマは変わりないようです。

※以下の意見をいただきました。
Storyはもちろん、Fall out boyの「Immortals」も作品の雰囲気にマッチしていて素敵です。

CMにはGreek Fireの「TOP OF THE WORLD」も使われてました。

お前かよ!

爆笑したのは、エンドロール後のおまけ。
フレッドが屋敷の裏の秘密の部屋を見つけると、そこにはバカンスに行っていたはずの父親がいました。
父親は合い言葉のように「パンツを一度はいたら、もう一度裏ではけ!」とわけのわからないことをほざき、さらに声を当てているのがスタン・リーだとクレジットされるのでした。
※アメコミ(マーベル)作品の超有名な原作者です。

おじいちゃんどんだけカメオ出演好きなんだよ!
※マーベル原作のアメコミ映画にたいてい出演しています。

※このシーンはサム・ライミ版スパイダーマンでハリー・オズボーンが父の隠し部屋でグリーン・ゴブリンの装備を発見するシーンのオマージュだそうです。

劇中には以下の伏線があったのですが……
・フレッドは一度はいたパンツを、裏表合わせて4回も着回していた
・フレッドはヒーローっぽい展開があるといちいち感動する(超共感)
・カブキ男をスーパー・ヴィラン(アメコミの悪役)だ!と呼ぶ
・部屋でも超アメコミオタクであることがわかる
・フレッドは学生じゃなくて科学愛好家だった→働かなくてもいいボンボン(つまり親が金持ち)
まさかエンドロールでやっとわかるとは思いもしませんでしたね。

※以下の意見をいただきました。
最後のおまけのシーン。フレッドのお父さん(スタン・リー)がヒーローになったフレッドに対して言った「語り合っていこうじゃないか」というのが、マーベルからディズニーへの「これから一緒にがんばろう!」というメッセージにとれて、最後までシビれました!

今後、フレッドはパンツを何度もはき回すヒーローとして登場するのでしょうか。そんなヒーローやだ(でもベイマックスとビッグヒーロー6は最高です!)

そのほか気になったこと

ここからは、2回目を観て気づいたことを追記します!

・ヒロがいざ設計図を書こうとしたときのBGMが「アイ・オブ・ザ・タイガー」

『ロッキー3』の主題歌という印象が強いですよね。

・ヒロの部屋に「鉄人28号」っぽいキャラの時計(腕が針になっている)がある。

そういえば、ヒロがベイマックスに乗って命令するというのは、正太郎少年が鉄人28号を操作すること(むしろジャイアントロボ?)を彷彿させますね。

・ヒロもじつはアメコミヒーローオタクかも?
金持ちのフレッドの部屋では、たくさんのヒーローグッズを見ることができます(権利関係で使えなかったのでしょうが、なかにはバットマンや日本の戦隊ものっぽいものもありました)。

※以下の意見をいただきました。
フレッドの家のシーンでフレッドが仲間たちに見せたアメコミのヴィランたちもマーベルのスーパーヴィランのもじりでしたよねw
吹き替え版で見たのですが「レッドスカル」が「デッドスカル」になっていたりしていました。

フレッドのほうがアメコミオタクで、ヒロはそうでもない(オタクの描写は少ない)ようなのですが、ヒロはおおっぴらに言っていないだけの「隠れオタク」だったのかもしれませんね。
事実、ベイマックスが「ケアロボットに飛ぶ機能が必要ですか?」と問われたときには「飛べるほうがいいと思えないなんてどうかしている!」という全オタクが納得できる返答をしていました。

ベイマックスに乗って空を飛ぶヒロが、ビルに映る自分の姿を見るシーンが忘れられません。ヒーローになった自分を見るというのは、どれほどの感動なのでしょうか!

・予告編にはあるけれど、本編ではカットされたシーンがある。
日本版の予告にあった「ベイマックスがポーズをとると装備がポンポンと外れていく」シーンは本編にありませんでした。

・ベイマックスの「思春期」の診断で……
ベイマックスはヒロの年齢から思春期であると判断。不安になるが、それも大人になるための準備期間であると諭し、「これから毛が生えてきます、アゴ、脇、胸、そして……」と言っています。
思春期で毛が生える部分と言えば、もちろんアソコ。この作品に下ネタがあるなんて思ってもみなかった。

※こういう二次創作漫画もありました


※以下のコメントをいただきました
そう言えばキャスも激辛料理を作ってる途中、「口から火を噴くわよ!次の日は別のところが火を噴くかも」みたいなこと言ってましたが、これって絶対あの部分だよなぁ……w

・電池切れかけのベイマックスとヒロが帰宅したシーンで、「和服」で「白黒」の家族写真が貼ってある
ヒロとタダシの両親の姿も見ることができます(うろ覚えなのですが)

・ベイマックスの「空手の回路」にはドクロのマークが描かれている
ヒロは、空手の技を教え込んだデータにドクロのマークを描いています。ヒロ自身、これが危険なものだとわかっていたのでしょうね。

・タダシが作ったデータを引き抜いたときのベイマックスは、ものすごく怖い!
いままでかわいくてぷよぷよしていたベイマックスの目が真っ赤になり、鉄柱を押し曲げ、容赦なくキャラハン教授に襲いかかるシーンは子どもだと泣いちゃいそうだ。
同時に、このシーンは「奪おう(殺そう)」としていることの醜さを描いています。

・ビッグヒーロー6たちは、技の練習で「殺そう」とはしていない
ビッグヒーロー6たちが序盤で披露していた「役に立たないオタクの実験」が、ヒーローの技として使えるようになったというだけでけも感動的なのですが、ヒーローたちはそれを「殺す」ためには使っていません。
練習のとき、フレッドの執事に直接攻撃するのではなく、あくまでも「仮面を取る」ために技を使っているにすぎませんでした。

※以下の意見をいただきました。
執事の容姿がバットマンことブルース・ウェインの執事「アルフレッド」過ぎて爆笑してしまいました!映画ファンには「ダークナイト」三部作のマイケル・ケイン(白髪頭の初老紳士)のイメージでしょうけど、原作ではバーコード頭にチョビヒゲなんです。

敵の本拠地に忍びこんだとき、ヒーローたちは後ろの物音にビビって技を連発するのだけど、そこにいたハトが無傷だったというシーンがありました。
これもヒーローたちが直接相手を攻撃しない(殺そうとはしない)事実を示していたのかもしれません。

そういえば、ベイマックスのロケットパンチも、攻撃のために使われることがありませんでした。
ロケットパンチが使われるのは、練習で銅像を壊したとき、がれきに埋まったときの脱出(×2)、そして最後の別れのときだけです。

※以下の意見をいただきました。
アメコミでは「不殺」系ヒーローが主流です。70年代から80年代かけての治安悪化時に映画化もされた「パニッシャー」や「ウルヴァリン」に「ゴーストライダー」のような悪即斬系のヒーローが登場し人気を博しましたが、現在では治安回復や死刑制度の廃止等の社会情勢の変化に伴い再び不殺系ヒーローが主流となっています。
> アメリカ人に取っては日本の子ども向け番組で、ライダーキックやスペシウム光線で怪人を殺してしまう描写に驚くそうです。これはアメリカ人の正義感がキリスト教的な罪には許しなのに対し、日本のヒーローは「時代劇」の流れを持つため武士道的な目には目を・・・の正義感を下にしている為だと思います。また、近代日本の不殺系ヒーローの元祖である「月光仮面」は「憎むな、殺すな、赦しましょう」の決め台詞で有名ですが、月光仮面の正義は仏教的な価値観を下にしているそうです。
そういえば、日本でも最近は仮面ライダーやスーパー戦隊も怪人を殺さず、超能力を奪う等の無力化をして逮捕な話が多いですね。

・ビッグヒーロー6たちは「連携」して成長する
本拠地に忍び込んだときには、ゴーゴーの攻撃をハニーレモンがジャマしてしまったり、ワサビの攻撃をフレッドが台無しにしてしまったことがありました。
しかし、ラストバトルではお互いの長所を認め、連携して攻撃するヒーローたち! ヒロが“リーダー”としてヒーローたちに作戦を告げ、ワサビが「これぞ作戦だ!」と喜ぶシーンも感動的です。

・ベイマックスは、ヒロと別れる前に目をゆっくりと閉じている。
「よしよし」をしているベイマックスは目を閉じていませんでした。
しかし、最後の別れの前にハグをしたベイマックスは目を閉じています。ヒロが涙を流しながら目を閉じたのと同じように……
これは、ベイマックスがヒロの気持ちを“理解”したうえでの行動なのでしょう。

・キャラハンの教授の願いは……
キャラハン教授は、クレイに向かって「お前は私の大切なものを奪った、今度はお前のすべてを奪ってやる」と言って、クレイが人生を賭けて建設したビルを破壊しようとしていました。
さらに、ヒロには「アビゲイル(娘)はもういない」「私がほしいのは大切な娘だけだ!」とも宣言しています。

キャラハンは、たったひとつの大切なものを失っていました。
その結果、キャラハンはほかの人の大切なものを奪うという間違った選択をしてしまったのでしょう。
もしキャラハン教授が「奪う」ことを考えず、娘を救うためにワープ装置の研究をしていれば、悲劇は起こらなかったかもしれません。

そもそも、ワープ装置を完成させたのはクレイです。
嫉妬の気持ちを捨てて、キャラハンはクレイと協力して娘を救うための努力をすればよかったのです。
タダシやヒロの努力を見ていなかったキャラハンにとって、それは叶わなかったかもしれませんが……

・ヒロはキャスおばさんに2回ハグをする
序盤のヒロは、ベイマックスを追うために適当におばさんにハグをしてすぐに去ってしまったんですよね。
こういう細かい伏線には恐れ入ります。

・ヒロは、タダシの帽子の位置を変える
決着がついたあとのヒロは、ベッドの上に置いていたタダシの形見である帽子を、机の上の電気スタンドの上に乗せていました。
ヒロは「兄さんはもういない」「心の中に生き続けているんだってみんな言うけどさ」と、死んだ人間を完全に「いない」ことにしていました。
しかし、ベイマックスに残された映像でタダシの想いを知り、ベイマックスをも失ったヒロは、すぐに気づく場所にタダシの帽子を置きました。
ヒロが「誰かが亡くなっても、想いはそこに残る」ことを知り、愛する人の死を乗り越えたのでしょう。

・エンドロールのネタ
ヒロが仲間とともに食事に出かけていたり、列車に風神雷神の絵が描かれていたのもよかったですが、(・∀・)イイの顔文字があったのはびっくりしました。
マジで日本の文化が大好きな方がスタッフにいるんでしょうね。

そういえば、本作の否定的な意見に「既視感がありまくり」というものがあったんですけど、そりゃそうですよ。制作者が大好きな古今東西のSFやアメコミヒーローものネタを詰め込みまくっているんですから
「どこかで見たことがあるものばかり」と落胆するのではなく、「こんなに過去の作品をリスペクトした作品は観たことない!」と思ったほうが、より幸せになれると思います。

それと、エンドロール後のネタはほとんどの家族連れに理解されないんですね(劇場で笑っている人がほとんどいなかった)。まあそりゃそうか。
ファミリーでも楽しめる作品でありながら、最後にニッチなアメコミオタクへのネタを提供するという本作のサービス精神が大好き。あのおまけでゲラゲラ笑うことができるアメコミファンでよかったよ。

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『ベイマックス』はなぜ大傑作なのか!?その5つの理由と気付きにくい盲点!

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  1. ライダー より:

    ブログ更新お疲れ様です!
    原作がマーベルコミックと言うこと+予告の完成度の高さでハードルガン上げで鑑賞したのですが、
    流石ディズニー、そのハードルを一またぎで越えるどころかついでにウルトラCも決めるような完成度に脱帽です。
    ディズニーらしいハートフルなドラマと、ディズニーらしからぬ?激しくスタイリッシュなアクションで、
    「ディズニーってスーパーヒーロー映画も出来るのか!?」と思い知らされました。
    原作も未読でどうなるか不安なところもあったのですが、見事に吹っ飛ばしてくれました。
    ベイマックス可愛い!ベイマックス格好いい!ベイマックスに抱きつきたい!
    >そうそう、日本へのリスペクトが見られまくるのもよかった!
    激しく同意です!個人的には作品内だけでなく、作品外での日本リスペクトにも嬉しくなりました。
    例えば制作スタッフには、最近では「キルラキル」、「Gのレコンギスタ」等に携わったコヤマシゲトと言う方が参加しているそうです。
    そして日本ではディズニー公認のエピソード0に当たるマンガが展開され、そして鉄拳によるパラパラ漫画も公開されてましたね。
    主人公・ヒロの原語版声優にはライアン・ポッターは日本人とのハーフで、まさにヒロそのものと言うキャスティングに驚きました!
    今まで日本を舞台にした海外作品は数多ありましたが、ここまで気合いが入った作品はあったでしょうか!(自分が知らないだけかも…)
    また、ヒーロー映画として様々なヒーロー作品を想起させる演出にもグッときました。
    主人公がスーツを作し、メンバーが能力を試すシーンは「アイアンマン」シリーズのようですし、
    ヒーローチームでありながらバラバラで個性的な能力であるのも、アベンジャーズやXメンのようでした。
    オマージュかは定かではないですが、ベイマックスが着地の際に片手を地面に付けるのはアイアンマンと同じでニヤリとしました。
    そして気になったのがフレッドの部屋!
    様々なヒーローフィギュアの中に並ぶ鮮やかなお面……あれは戦隊ヒーローではないでしょうか!w
    もし意図的にそうしたデザイン・配色にしていたとしたら特撮ヒーロー好きとして感動を禁じ得ません!
    ビッグヒーロー6の配色も偶然か必然か戦隊ヒーローのようですしね……!
    >余談ですが、ひとつだけわからなかったのが、タダシが死んだ後のヒロの食事が「真っ黒」だった→おばのキャスが本物の食事と交換する、というシーン。何だったんだろう?
    恐らくですが、真っ黒の食事は前の食事(前日?)のもので、
    ヒロはショックのあまり食事を口にしていなかったのではないでしょうか?
    真っ黒だったのは時間で変色してしまったためではないかなと思います。
    >エンドロールで流れたのは、なんと歌手のAIの楽曲「Story」(英語版)でした。
    元々知っている曲でしたが、よっくと聞くと歌詞はベイマックスのために書かれたと言っても良いくらいマッチしていますよね。
    Storyはもちろん、Fall out boyの「Immortals」も原語版主題歌のGreek Fireの「TOP OF THE WORLD」も作品の雰囲気にマッチしていてどれも素敵です。
    「アナ雪」はテーマソングがピックアップされていましたが、本作も負けず劣らず素晴らしい選曲だと思います!
    >お前かよ!
    フレッドの自宅紹介のシーンでちらっと映って「おぉ、アニメにも……」と驚いていましたがやっぱり出るのかよ!w
    スタンじい…ゲフンゲフンスタン・リーってばいくつになっても出たがりなんだから(違)。
    >同時上映:『愛犬とごちそう』
    恐らく10分程度の短編なのに何故か涙が止まりませんでした。
    シュガーラッシュと同時上映の紙ひこうきと良い、何故こんな短時間の作品でこんなに感動できるのでしょう……!
    去年はこの時期に「ゼロ・グラビティ」が公開されて勝手に「師走の怪物」と呼んでいましたが、今年はベイマックスになりそうです!
    以前ヒナタカさんが紹介したアニメランキングには自分も一票を投じましたが、この作品を観た後なら、確実に投票していたこと間違いなしです!
    ストーリー、アクション共に文句なし、最高に楽しめる作品でした!

  2. ヒナタカ より:

    毎度ありがとうございます!ライダーさんもコメントお疲れ様です!
    例えば制作スタッフには、最近では「キルラキル」、「Gのレコンギスタ」等に携わったコヤマシゲトと言う方が参加しているそうです。
    > そして日本ではディズニー公認のエピソード0に当たるマンガが展開され、そして鉄拳によるパラパラ漫画も公開されてましたね。
    > 主人公・ヒロの原語版声優にはライアン・ポッターは日本人とのハーフで、まさにヒロそのものと言うキャスティングに驚きました!
    な、なんだってー!追記させてください。
    > 今まで日本を舞台にした海外作品は数多ありましたが、ここまで気合いが入った作品はあったでしょうか!(自分が知らないだけかも…)
    『47 RONIN』は気合が入って、若干空振りしていましたよ!(映画の出来が)
    > また、ヒーロー映画として様々なヒーロー作品を想起させる演出にもグッときました。
    > 主人公がスーツを作し、メンバーが能力を試すシーンは「アイアンマン」シリーズのようですし、
    > ヒーローチームでありながらバラバラで個性的な能力であるのも、アベンジャーズやXメンのようでした。
    > オマージュかは定かではないですが、ベイマックスが着地の際に片手を地面に付けるのはアイアンマンと同じでニヤリとしました。
    確かにあったかも!
    > そして気になったのがフレッドの部屋!
    > 様々なヒーローフィギュアの中に並ぶ鮮やかなお面……あれは戦隊ヒーローではないでしょうか!w
    > もし意図的にそうしたデザイン・配色にしていたとしたら特撮ヒーロー好きとして感動を禁じ得ません!
    > ビッグヒーロー6の配色も偶然か必然か戦隊ヒーローのようですしね……!
    戦隊ものは絶対意識していますよね。
    > >余談ですが、ひとつだけわからなかったのが、タダシが死んだ後のヒロの食事が「真っ黒」だった→おばのキャスが本物の食事と交換する、というシーン。何だったんだろう?
    > 恐らくですが、真っ黒の食事は前の食事(前日?)のもので、
    > ヒロはショックのあまり食事を口にしていなかったのではないでしょうか?
    > 真っ黒だったのは時間で変色してしまったためではないかなと思います。
    なるほど、ありがとうございます。
    > >エンドロールで流れたのは、なんと歌手のAIの楽曲「Story」(英語版)でした。
    > 元々知っている曲でしたが、よっくと聞くと歌詞はベイマックスのために書かれたと言っても良いくらいマッチしていますよね。
    > Storyはもちろん、Fall out boyの「Immortals」も原語版主題歌のGreek Fireの「TOP OF THE WORLD」も作品の雰囲気にマッチしていてどれも素敵です。
    それぞれ追記させてください。
    > >お前かよ!
    > フレッドの自宅紹介のシーンでちらっと映って「おぉ、アニメにも……」と驚いていましたがやっぱり出るのかよ!w
    > スタンじい…ゲフンゲフンスタン・リーってばいくつになっても出たがりなんだから(違)。
    元気すぎますよ……マジで。
    > >同時上映:『愛犬とごちそう』
    > 恐らく10分程度の短編なのに何故か涙が止まりませんでした。
    > シュガーラッシュと同時上映の紙ひこうきと良い、何故こんな短時間の作品でこんなに感動できるのでしょう……!
    > 去年はこの時期に「ゼロ・グラビティ」が公開されて勝手に「師走の怪物」と呼んでいましたが、今年はベイマックスになりそうです!
    > 以前ヒナタカさんが紹介したアニメランキングには自分も一票を投じましたが、この作品を観た後なら、確実に投票していたこと間違いなしです!
    > ストーリー、アクション共に文句なし、最高に楽しめる作品でした!
    アニメランキングにこの作品が間に合わなかったのが本当にもったいないですよね。

  3. ハル より:

    いい映画でしたね。
    日本での宣伝方法が「ほんわか、感動もの」を全面に押し出すということ以上に、「コスチュームを着たヒロたちを徹底的に見せない」ことに違和感を感じる一方で、まあ日本じゃしょうがないかなとも思ったりします。残念ですけどね・・・
    舞台となる「サンフランソーキョー」も「サンフランシスコ+東京」という見たことあるような・・・でもどこか新しい街並み作りに成功していて、日本人である自分が見ても新鮮でした。架空の街にしたおかげで、洋画でよくある「外人がイメージしたヘンテコな日本描写」を感じることもなかったのもマル。(むしろそれを逆手に取った?)
    唯一残念なのが、敵キャラの描写。黒幕のキャラハン教授はあのまま終わったのでは報われなすぎます。せめてラストに娘と会話を交わすとか、娘の無事を知って安堵・反省する描写とか、ヒロたちに謝罪・お礼をするとか、何か一つほしかったです。社長のアリステア・クレイもラスト付近の描写が足りない気が・・・終始嫌な奴で最期まで反省をしていなくて、最期までモヤモヤした気分のままでした。

  4. musu より:

    字幕版「ベイマックス、満足したよ」→吹替版「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
    4DX版は『パシフィックリム』『ガーディアンズオブギャラクシー』に並ぶ
    大傑作アトラクションになっていますので、機会があれば是非是非。

  5. 民朗 より:

    『ベイマックス』素晴らしかったですね!『パシフィック・リム』といい本作といい、日本のロボットアニメ文化をリスペクトしてくれている作品は、やっぱり日本人として観ていて嬉しいです。見栄の切り方が格好いいんですよね、ロケットパンチ含めて!
    短編『愛犬とごちそう』について意見なのですが、あれはウィンストン君は新しい女性にご主人を引き合わせたのじゃなく、出て行った彼女さんと仲直りさせたんじゃないですかね?
    ご主人はベジタリアンの彼女と別れた後、好きな肉やアイスをやけ食いしますが、さびしそうに彼女の象徴であるハーブ?を眺めている。ウィンストン君はだからこそ嫌いなハーブ?を咥えてまで、女性の許に駆けていったと思いました。逆に新しい女性なら、ハーブを咥えたワンちゃんが走ってきても「?」ですよね。
    その後、赤ん坊がミートボールがワンちゃんの前に転がってくるシーンも、「ああ、彼女さんも菜食主義を旦那や子どもに強要するのは止めたんだなぁ。良かった良かった」と思っていたのですが。どうでしょう?
    短編は凄く良かったのですが、徹底して映してなかった人間の顔を後半でアッサリ映すのは何でかなぁとも思ってしまいました。

  6. > ゴー・ゴー
    どう見ても『トロン: レガシー』。
    間違いなく制作陣に『トロン』好きがいますよ、これは。
    > ヒロだけ何も能力がないですね。
    > でもベイマックスの相棒として活躍していたから、それでいいのかも。
    ガッツ仮面と少年ビートですね、わかります。
    (実際、内容も作風もまったく別物なのに、公開日が同じ『妖怪ウォッチ』とは類似点が結構多く見られる)
    > 萌えるベイマックス
    完全にボケ役。なのにテンポが良いのが本作の凄いところ。
    > ヒーローものへのアンチテーゼ
    ここに『鉄腕アトム』のようなものを感じました。
    一度そう感じると、ヒロが浦沢直樹『PLUTO』版のアトムに見えてきます。
    また、いわゆるロボット三原則を描いているようにも思えますね。
    タダシのデータカードはつまり「ロボット三原則」の象徴。ヒロがベイマックスからカードを抜いて放り出すシーンは即ち「ロボット三原則」の破棄であり、ヒロのカラテカード=「俊敏な戦闘能力」のみを有する軍事ロボットの隠喩とも解釈できます。
    > ベイマックスはあくまでプログラム化されていたロボット
    この点に限らず、制作陣がコンピュータ技術者であることに納得できる描写が多いのも特徴ですね。
    もちろん作中のそれらは現在の実際の技術では不可能なものばかりなのですが、例えば『トランセンデンス』を観ても『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』を観ても「ねぇよwww」という感じだったのに、本作『ベイマックス』にはリアリティを感じるのです。
    > 火事を起こし
    本作にはどことなく松本零士のにおいも感じています。
    火事というか、爆発で肉親を亡くすのは『1000年女王』。ヒロの服装/頭髪のカラーリングは『銀河鉄道999』の鉄郎。
    > マスクの男、キャラハン教授
    マイクロボットの動きといい、それを足として動くマスクドキャラハンといい、なんとなく『LEGOムービー』のおしごと大王…。

  7. ヒナタカ より:

    > 短編『愛犬とごちそう』について意見なのですが、あれはウィンストン君は新しい女性にご主人を引き合わせたのじゃなく、出て行った彼女さんと仲直りさせたんじゃないですかね?
    > ご主人はベジタリアンの彼女と別れた後、好きな肉やアイスをやけ食いしますが、さびしそうに彼女の象徴であるハーブ?を眺めている。ウィンストン君はだからこそ嫌いなハーブ?を咥えてまで、女性の許に駆けていったと思いました。逆に新しい女性なら、ハーブを咥えたワンちゃんが走ってきても「?」ですよね。
    > その後、赤ん坊がミートボールがワンちゃんの前に転がってくるシーンも、「ああ、彼女さんも菜食主義を旦那や子どもに強要するのは止めたんだなぁ。良かった良かった」と思っていたのですが。どうでしょう?
    > 短編は凄く良かったのですが、徹底して映してなかった人間の顔を後半でアッサリ映すのは何でかなぁとも思ってしまいました。
    自分もすごくモヤッとしながら書いていました、この部分……
    自分が勘違いしたのは、おっしゃるとおり人間の顔を後半で映してしまったから、「違う人間だ」って思ってしまったんでしょう。追記させてください。これは民郎さんのほうが正しいでしょう。
    ps .『アバウトタイム』がダメだった理由を知りたいですよ! 

  8. ヒナタカ より:

    > ps .『アバウトタイム』がダメだった理由を知りたいですよ! 
    >みんなのシネマレビューに書いていましたね。失礼しました。

  9. ヒナタカ より:

    > また、いわゆるロボット三原則を描いているようにも思えますね。
    > タダシのデータカードはつまり「ロボット三原則」の象徴。ヒロがベイマックスからカードを抜いて放り出すシーンは即ち「ロボット三原則」の破棄であり、ヒロのカラテカード=「俊敏な戦闘能力」のみを有する軍事ロボットの隠喩とも解釈できます。
    そうなんですよね。ロボットという言葉のもともとの意味も「奴隷」ですし。追記させてください。

  10. ヒナタカ より:

    > 唯一残念なのが、敵キャラの描写。黒幕のキャラハン教授はあのまま終わったのでは報われなすぎます。せめてラストに娘と会話を交わすとか、娘の無事を知って安堵・反省する描写とか、ヒロたちに謝罪・お礼をするとか、何か一つほしかったです。社長のアリステア・クレイもラスト付近の描写が足りない気が・・・終始嫌な奴で最期まで反省をしていなくて、最期までモヤモヤした気分のままでした。
    これは批判意見としては納得なのですが、キャラハンは確固たる意志で悪の道に走ったようでもあるので、自分はあの展開のままでよかったと思います。
    クレイについては確かにもやっとしますね。やはりキャラハンの娘が消え失せたことを悪びれずに「事故」というあたり、嫌なやつなのかも。ミスリード以外の役目もあってもよかったかもしれません。

  11. ヒナタカ より:

    > 字幕版「ベイマックス、満足したよ」→吹替版「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
    >
    > 4DX版は『パシフィックリム』『ガーディアンズオブギャラクシー』に並ぶ
    > 大傑作アトラクションになっていますので、機会があれば是非是非。
    ありがとうございます。追記させてください。

  12. 匿名 より:

    後半、ちょっと駆け足で消化していった感はあったけど超面白かったです。個人的にはGotGと6歳のボクが今年の3強かも
    敵の設定が「なってはいけない自分」というのはもう完全にスパイダーマンでしたね。(スパイダーマンの敵の設定の多くはこれ)
    ヒロが殺意全開で攻撃を命令するのは敵とやってること一緒で、明らかに否定的に描いてるし
    マーベル原作という以上にスタンリー起用にスジが通ってるというか
    ライミ版スパイダーマン2のDr.オクトパスに設定が一番近いかな
    どうせならあの武器も教授ならではのアレンジがほしかったところ。完全にただ乗りだし
    火事の時、尻込みしてしまったことに対するトラウマ克服としての異次元突入や
    タダシとベイマックスの同一化に近い描写、例えばタダシのバイクの後ろに乗ってジャンプする時に鏡に映る自分を見るシーンはベイマックスとの飛行シーンで同じシーンが出てきて、その後「もう安心してる」みたいなこと言われたり
    そういうシーンの積み重ねがあるから最後のベイマックスとの別れが兄との死別を受け入れるってことにもちゃんとなっててもう本当流石の脚本だなーと

  13. ダミアン より:

    本当に素晴らしい作品でしたね。
    夜中に家を抜け出すシーンで叔母がTVを観ているんですが、そのTVで観ているのは音声しかわからないんですが『フランケンシュタイン』ですよね?
    フランケンシュタインも人に造られた優しい心を持った怪物でしたよね。

  14. 民朗 より:

    >『アバウト・タイム』
    ああ、「みんシネ」の方のご覧になっちゃいましたか。ヒナタカさんを含め好きな方が多いのは理解できるからこそtwitterでは感想の詳細は書かなかったのですけども。
    毎度、捻くれてるというか、重箱の隅をつつく様な批判内容で済みません。私の評はお気になさらないで下さい。

  15. ぐるくん より:

    本日見ました。いきなりプラレス三四郎から始まるのは笑いました。あと、みんなトトロ好きだなぁっと。
    アトム・鉄人・キカイダー・ジャイアントロボ・マジンガーZもちろんT2も、目配せというかオマージュというか徹底してるなという感じで。
    ラストシーン、ベイマックスは「良心回路」を自分で
    抜いてるんですよね「戦闘回路」がヒロの分身だとすれば
    あの自己犠牲的行動はヒロの成長を表しているのでしょうか?

  16. ちほ より:

    いつも楽しみに拝読しています。ベイマックス、観終えてまる一日経つのですが、ずっと余韻が消えません。愛情に溢れた素晴らしい作品でしたね・・・!
    教授の娘が事故に遭ったのがいつなのか少し分かり辛かったため、教授とクレイ、教授とタダシの関係性を飲み込むまでにちょっと時間が掛かってしまったので、また劇場に足を運ぶことになりそうです。
    クレイ、いけ好かない奴だなーと思っていたのですが、エンドロールでタダシの名前を冠した大学の開校式のシーンが映ったとき、それまでとは違う穏やかな表情をしていたので、彼もまた変わったのかもしれないなと思います。

  17. 通りすがり より:

    素晴らしいブログ内容で、しっかりと読ませていただきました。
    でも一つ言わせてください。
    原語版主題歌はFall Out Boyの曲だけです。
    Greek Fireの曲は、映画公開のずっと以前にリリースされていた既存曲であり、一部予告編(予告編が幾つもある)と、ボーカル抜きの楽曲が宣伝用部材のBGM素材として使われただけです。
    ですので、サントラにも収録されていません。
    何故日本では誤解されたままなのか、D社の宣伝のせいなのでしょうけれど。

  18. ヒナタカ より:

    > 素晴らしいブログ内容で、しっかりと読ませていただきました。
    ありがとうございます。
    > でも一つ言わせてください。
    > 原語版主題歌はFall Out Boyの曲だけです。
    > Greek Fireの曲は、映画公開のずっと以前にリリースされていた既存曲であり、一部予告編(予告編が幾つもある)と、ボーカル抜きの楽曲が宣伝用部材のBGM素材として使われただけです。
    > ですので、サントラにも収録されていません。
    > 何故日本では誤解されたままなのか、D社の宣伝のせいなのでしょうけれど。
    こちらもありがとうございます!修正させていただきます。

  19. ヒナタカ より:

    >クレイ、いけ好かない奴だなーと思っていたのですが、エンドロールでタダシの名前を冠した大学の開校式のシーンが映ったとき、それまでとは違う穏やかな表情をしていたので、彼もまた変わったのかもしれないなと思います。
    こちら、追記させてください。
    クレイの事故、確かにいつ起こったかわかりにくいですね。よく娘さんは生きていたなあと。

  20. ヒナタカ より:

    いきなりプラレス三四郎から始まるのは笑いました。あと、みんなトトロ好きだなぁっと。
    アトム・鉄人・キカイダー・ジャイアントロボ・マジンガーZもちろんT2も、目配せというかオマージュというか徹底してるなという感じで。
    ラストシーン、ベイマックスは「良心回路」を自分で 抜いてるんですよね「戦闘回路」がヒロの分身だとすれば
    あの自己犠牲的行動はヒロの成長を表しているのでしょうか?
    こちらもぜひ追記を!ベイマックスは体型がトトロっぽいですね。

  21. 匿名 より:

    本日見てきました-
    結果として大満足でした!
    個人的には序盤のおもしろ科学シーンをもっと見ておきたかったですねー
    あそこ最高にたのしかったんで

  22. YOU より:

    日本の宣伝にいい意味で騙されました。
    ケアロボット推しだったので
    トトロ系の癒しストーリーだとばっかり…(^_^;)
    バリバリのヒーロー話ぢゃないッスか(≧∇≦)
    個人的にはガーディアンズ~的なものの方が好きなので逆に裏切られましたよ。
    ぜひとも
    トイストーリーばりに続編を作って欲しいですね。
    最後あっという間にヒロがベイマックスを作ってしまい
    カードが頭脳とはいえ
    体の方を置きっぱなしにしてしまうのに
    ちょっと違和感を感じましたが…
    この辺に外国人特有の死生観がみえなくもないですが
    このあたり
    続編に生かしそうな気もしますね。
    カラテカードのみのベイマックス…
    じつわタダシも死んでなく(ケガの後遺症は残り)…
    みたいな(笑)

  23. ヒナタカ より:

    > 夜中に家を抜け出すシーンで叔母がTVを観ているんですが、そのTVで観ているのは音声しかわからないんですが『フランケンシュタイン』ですよね?
    > フランケンシュタインも人に造られた優しい心を持った怪物でしたよね。
    ダミアンさん、すばらしい意見だったのに見逃していてごめんなさい!
    追記しました。

  24. 毒親育ち より:

    >一言感想:史上最高のスーパーヒーロー映画だ!
    私の一言感想:ヒナタカさんはウソつかない!
    年が明けてから、ようやく観賞して来ました!
    大好きなヒーローもので、少年とロボットとという黄金王道ものとおせち料理とクリスマスケーキがセットのような作品!しかもヒナタカさんが異例の10点万点!?・・・という期待にも影を落とす心配が本作にはありました。
    ラスボスがどんなキャラになるかです。原作一期のラスボスの「エヴァー・レイス」という怪人なのですが、広島長崎の原爆被災者の怨霊の集合体で、人類が核兵器の恐怖を忘れかけているのを感じ、核戦争回避の為に今一度核兵器による悲劇を人類に見せようとしているという、本末転倒な奴なのです。
    (原作者の正気を疑うような酷い設定です。こんなの映画化して世界公開したら「パールハーバー」以上の騒動になるよ!)
    >だいたい、原題が『Big Hero 6』で、原作もその名前だよ!
    しかし全くの杞憂でした!本作は設定をリブートした原作二期目を元にしているようです。
    ストーリー良し!キャラ良し!設定良し!演出良し!映像良し!音楽良し!美術良し!・・・良い所は泉にように湧いて来るのに、文句の付けどころがありゃしない!
    >だって、いままでスーパーヒーローに興味がなかった女子どもを誘えるから。
    これは仕方ないと妥協します。地元のシネコンのMen’s Dayガラガラですから・・・。
    シネコンの二番目に大きいシアターが半分程埋まって家族連れとカップルが殆どでした。小さな子達も時折クスクス笑いや小さな歓声を上げていて大満足のようでしたよ!
    >3:ドラマも完璧
    ヒーローの二大仕事で「悪者をやっつける」よりも「人助け」が主題でしたね!うん、日本版の宣伝は嘘付いてません・・・ね?
    他のヒーロー映画も、バトルアクションも良いけどレスキューアクションを格好良く表現する演出に力を入れて欲しいと思います。
    >エンドロールの最後にもおまけがある
    本作もマーベルヒーロー映画ですからね!でも、冒頭で教えてくれなかったので帰ってしまった人がチラホラと・・・。
    >〜同時上映:『愛犬とごちそう』〜
    如何にもアメリカンな偏食に、その内にご主人様が成人病になって、ワンちゃんも・・・という展開にならないかハラハラしてしまいました・・・。
    >〜ビッグヒーロー6〜
    原作一期では、なんとあの「シルバーサムライ」が所属していました。他にもワサビは日系人で本職は板前、ゴーゴーは恩赦と引換に加入した極右のテロリストだったり、チームの召集権が天皇陛下にあったりと、日本人ならズッコケまくりのような作品らしいです。
    二期を原作にしたのはディズニーの英断ですね!
    >〜キャラハン教授のキャラクター〜
    ただ許すのでなく、しっかりと「罰」が表現されていましたね。悪い人にも理由が有る。で、犯した罪を不問のするような作品こそ教育上良く無いと思うので、これは本当に良い演出でした。キャラハン教授にとってはロケットパンチよりも心に響いたと思います。
    >〜お前かよ!〜
    最後の最後で劇場がドッ!と笑いに包まれました。でも、大人達(というか映画オタク)と子ども達とでは笑いどころが違うでしょね!
    ディズニーには、本作の続編も良いですが、次のマーベルヒーローコミックのアニメ化作品には「パワーパック」という作品を推したいです。地球の守護精霊に超能力を授かった小学生と幼稚園児の四人兄弟がヒーローチームを結成するお話で、毎回他のマーベルヒーローと共演してヒーロー道を学んでいくお話なのですが。

  25. ヒナタカ より:

    毒親育ちさんのコメントをお待ちしていました!
    > ラスボスがどんなキャラになるかです。原作一期のラスボスの「エヴァー・レイス」という怪人なのですが、広島長崎の原爆被災者の怨霊の集合体で、人類が核兵器の恐怖を忘れかけているのを感じ、核戦争回避の為に今一度核兵器による悲劇を人類に見せようとしているという、本末転倒な奴なのです。
    > (原作者の正気を疑うような酷い設定です。こんなの映画化して世界公開したら「パールハーバー」以上の騒動になるよ!)
    ひっでえええ! 本作はそんな打ち切りク○漫画を名作に仕立て上げたんですね。
    > >〜ビッグヒーロー6〜
    > 原作一期では、なんとあの「シルバーサムライ」が所属していました。他にもワサビは日系人で本職は板前、ゴーゴーは恩赦と引換に加入した極右のテロリストだったり、チームの召集権が天皇陛下にあったりと、日本人ならズッコケまくりのような作品らしいです。
    > 二期を原作にしたのはディズニーの英断ですね!
    な、なんだってー! そんなゴーゴーいやだよ(ゴーゴー大好きなんです)。
    > >〜お前かよ!〜
    > 最後の最後で劇場がドッ!と笑いに包まれました。でも、大人達(というか映画オタク)と子ども達とでは笑いどころが違うでしょね!
    超うらやましい!2回観て笑っていたのはほぼ自分だけでしたよ(自分の家族も含めて)。
    > ディズニーには、本作の続編も良いですが、次のマーベルヒーローコミックのアニメ化作品には「パワーパック」という作品を推したいです。地球の守護精霊に超能力を授かった小学生と幼稚園児の四人兄弟がヒーローチームを結成するお話で、毎回他のマーベルヒーローと共演してヒーロー道を学んでいくお話なのですが。
    申し訳ないですが、まったく知らないです……教えていただいて感謝です。もっとアメコミ作品の原作に触れておきたいですね。
    以上は追記させてください。

  26. 534 より:

    いつも楽しく拝見しています。
    私を含め、誰もが涙をこらえきれなかったと思われますヒロとベイマックスの別れのシーン、私は元祖ケアロボット、ドラえもんの最終回のオマージュに思えて仕方ありませんでした。
    ドラえもんではのび太が能動的にドラえもんに対して自立した自分を見せ安心させようと無茶しましたが、本作ではベイマックスがヒロに対しその自立を半強制的に促し、それにしっかり応えた彼を確認し静かに別れを告げました。
    ドラえもんの最終回と聞いただけで、ボロボロののび太を背負い嬉しそうに笑いながら泣くドラえもんの表情が思い浮かびウルリと来てしまう自分にとって、ベイマックスも同じ気持ちであったに違いない(と決めつけた)あのシーンはもう殺人的な涙腺攻撃で全面降伏以外に打つ手なしでした。
    でも嫁はんと息子は泣かなかった(らしい)んですよね…娘は泣いちゃいましたそうです(嬉)

  27. mh より:

    初めまして。いつも楽しく拝読しております。
    試写会に行った知人から「CMとは良い意味で違う」と聞いて鑑賞し、見事にハマりました。
    (ちなみに、その試写会には等身大ベイマックスが来ていたとか…羨ましい!)
    久々にガツンとくる良作に出会えたなあという印象です。
    それはさておき、鑑賞後に購入したビジュアルガイドに気になるイラストがありました。
    キャラクター設定資料のゴーゴーのページなのですが、
    カラーイラストのパワードスーツの光沢に紛れて、高橋留美子風の女の子が描き込まれていました。
    トラのような模様が見えることと、イメージカラーの黄色、動力源の電気という共通点からラムちゃんではないかと思います。
    劇中で見えない部分にまで日本へのリスペクトが垣間見えたようで、少し嬉しくなりました。
    同じゴーゴー好きとしてこのことをお伝えせねば!とこの場をお借りした次第です。
    余談ですが、ゴーゴーを含めビッグヒーロー6はみんなとても魅力的なので、CMでももっと前面に出してほしいですね。
    これからも更新を楽しみにしております。

  28. だいご より:

    コメント失礼します。
    カゲヒナタさんのレビューの後押しもあり、今日ベイマックス観てきました。
    とても素晴らしい映画を観られて、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
    一つ、教えて頂きたいのですが、クレイの罪はどのような形で裁かれたと思われますか?娘は結果として助かっただけです。彼は何もしていないし、しようともしていない。娘を己の手で殺した事に関しての考えすら話さない。責められようが謝罪も無く、心境も示さず、まず己の命乞いをする始末。
    キャラハンの罪には「相応の罪があたえられるべき」。本当にその通りだと思います。そう仰るあなたが、クレイに対しては「いけ好かない奴だな」「変わったのかもしれない」「タダシの名前を冠した大学」何故それで納得出来るのですか?タダシへの禊は済ませたのだから娘はどうでもいいのですか?まあいいじゃんと人の死を軽く見られた気がして、無性に腹が立ってしまいました。どこかで言及していたならすみません。私には見つけられませんでした。
    とても大好きな映画なのですが、そのコメントで大好きな映画なのに靄が際立ち、嫌いになってしまいそうで。聞かずにはいられなくなってしまいました。
    個人的にはとても重要な疑問なので、返答を頂けるととてもありがたいです。つまらない質問をして申し訳ありません。

  29. エドガー より:

    いつも映画を見るたびにヒナタカさんがレビューを書いていないかをチェックして、書いてあると楽しく拝見しています!
    ベイマックス、まさかにマーベル入門映画という印象を受けました!これを見た子供たちが大きくなって実写のマーベル作品にはまっていくのでしょうね。
    最後のおまけのシーン。フレッドのお父さん(スタン・リー)がヒーローになった子供フレッドに対して言った「語り合っていこうじゃないか」というのが、マーベルからディズニーへの「これから一緒にがんばろう!」というメッセージにとれて、最後までシビれました!
    とても楽しかったです。

  30. ヒナタカ より:

    > いつも映画を見るたびにヒナタカさんがレビューを書いていないかをチェックして、書いてあると楽しく拝見しています!
    ありがとうございます!
    > 最後のおまけのシーン。フレッドのお父さん(スタン・リー)がヒーローになった子供フレッドに対して言った「語り合っていこうじゃないか」というのが、マーベルからディズニーへの「これから一緒にがんばろう!」というメッセージにとれて、最後までシビれました!
    そういえばそのセリフがあった!パンツにばかり気を取られて忘れていました(笑)追記させてください。

  31. unknown より:

    前ブログに頂いた、非公開コメントです。

  32. ヒナタカ より:

    ありがとうございます。修正します。

  33. ラリーB より:

    まず最初に言っておくと僕はそんなにこの作品評価してません。
    正直「褒めすぎじゃない?」って思うとこもあります。
    理由としてはやっぱり終盤の展開ですかね。タダシを殺しあれだけ傍若無人に復讐だー復讐だーと暴れてたキャラハンに
    よりにもよって娘が生きていた!…だなんて最大級の救いを与えるのはどうかと思いました。
    あそこでヒロとベイマックスが助けるのはあの嫌みな社長の方が説得力ある気がしました。
    どんなにクズだろうと命あるものを救うのがベイマックスでありケアロボットだ!…と言う説得力もより増したと思うんですよ。
    またベイマックスとヒロの心の交流にもどこか引っ掛かりがありました。
    ベイマックスが暴走したヒロを止める為に生前のタダシの映像使って説得する場面ですけど
    あれってベイマックス自身の意思と言うよりはタダシの意思ですよね?
    全体的に言えるのはもちろん自立型ではないベイマックスにこんなこと言うのも酷ですけど
    結局ヒロはベイマックスを介して兄であるタダシを見ているようにしか見えないんですよね。
    これってロボと人との交流ものとしては僕は致命的な気がするんです。最終的にベイマックスが自分の意思を見せるのはあの大オチで初めて見せますけど
    その後ご都合主義もいいとこな展開であっさり直って終わり…なんだかなあって気分になります。
    何で今更この作品大絶賛してるヒナタカさんにこんな喧嘩売るような感想書いたかと言うと、つい最近知り合いにこんなこと言われたからです。
    「ベイマックス見ちゃったらもう日本のアニメなんてレベル低すぎて見れないよね」
    …当然即座に反論しました。と言うのも他のジャンルならいざ知らず
    ロボと人との交流ものでベイマックスより優れてるアニメは日本にたくさんありますよ。
    その最たる例、文句無しのマスターピースが「勇者警察ジェイデッカー」と言うTVアニメです。
    僕は未だにこれを超えるアニメを見たことがありません。何故かと言えばこのアニメは
    「ロボットが自分自身の存在意義や使命に悩み、主人公とともに成長していく」と言うよくあるロボと人との交流もののテーマを徹底的に突き詰めてるからなんです。
    大きく言ってしまえば「アイアンジャイアント」+「インサイドヘッド」と言ってしまえるくらい50話近いのにほぼ全話濃密なストーリーです。
    ベイマックスは僕の中ではそこが足りない。あくまでもベイマックスはベイマックスとして確固たる存在で、ヒロだけが精神的に成長していく。
    続編次第ですけどこのまま終わるのであれば期待外れだったかな…と言うのが僕の正直な感想です。10点満点で6点ってとこでしょうか。

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ヒナタカ

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