2017年2月の気になる映画一覧(マイナー推し)

2017年2月の気になる映画一覧(マイナー推し)

『ドクター・ストレンジ』も『スノーデン』もまだ観ていないのに、さらに観逃せない映画がどんどん公開される、そして花粉症も不安、そんな2月ですね(挨拶)。
そんなわけで2月の気になる映画の一覧です。

以下も参考にしましょう↓
モンキー的2017年2月期待の新作映画 – モンキー的映画のススメ
2017年2月公開で観たいと思っている映画の覚え書き|三角絞めでつかまえて

マイナー系の気になる映画

2月3日(金)

虐殺器官

試写会にて鑑賞済み。製作会社の経営破綻により、1年以上延期していてやっとの公開です。
『屍者の帝国』『ハーモニー』に続き、若くしてこの世を去った伊藤計劃の原作をアニメ映画化。
戦闘描写は迫力満点かつ、残虐。そりゃR15+指定されるってもんです。
哲学的な思考を好む方に超おすすめ。声優も豪華ですよ。

2月4日(土)

くも漫。

風俗店で絶頂を迎えた時、膜下出血を発症した男性を描いた実録コミック「くも漫。」を実写映画化。R15+指定。
主演は芸人の「脳みそ夫」……存じ上げなかったのですが、すごい芸名だなあ。

LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門

ご存知ルパン三世を、原点的なハードボイルドな作風に仕上げて大好評を博した『次元大介の墓標』の続編。
上映時間は54分と短いけど、聞いた話によるとどうもPG12指定で許されている意味がわからないほど鮮血がブッシャブッシャな内容なのだとか。
前作よりも上映館は多いとはいえ全28館、3月3日までの限定上映なのでご注意を。これは観る。

2月10日(金)

王様のためのホログラム

試写にて鑑賞済み。トム・ハンクスが未開の地サウジアラビアでホログラム装置を売ろうとする課長島耕作みたいな話
うまくいかないコミュニケーションを通じて、ちょっとした心の機微を描き、前向きになれるメッセージが込められている、かなり好きになれる作風でした
監督は『ラン・ローラ・ラン』『クラウド アトラス』のトム・ティクヴァで、こんな地味な物語でもその作家性がめっちゃ表れておりました。
メジャー系かと思いきや、上映劇場は27館と少なめ

2月11日(土)

グリーンルーム

あの『ドント・ブリーズ』に続く密室スリラーの傑作と噂されている超期待作。
IMDbで7.1点Rotten Tomatoesで90%と、この手の作品としては高評価。若くして亡くなったアントン・イェルチンの遺作でもある。
こりゃあ今月マストレベルで観る案件ですぞと思っていたら、2月11日(土)公開は新宿シネマカリテただ1館のみ、現在発表されている劇場も10館のみという惨状
お願い……もっと多くの方が観られる環境にしてあげて。

たかが世界の終わり

『Mommy マミー』『わたしはロランス』などのグザヴィエ・ドラン監督最新作。PG12指定。
共演者はマリオン・コティヤールやレア・セドゥやギャスパー・ウリエルらと豪華。
余命宣告を告げられた若手作家の苦悩と家族の葛藤や愛を描くとのこと。

世界で一番のイチゴミルクのつくり方

うんうん、かわいい子どもたちのほっこりするキッズムービーかなと思いきや、子どもたちが18禁ゲーム『グランド・セフト・オート』なみに犯罪行為をしまくる内容でした(マジ)。
もしくはクレヨンしんちゃんのかすかべ防衛隊の実写版。あの名作『オトナ帝国』なカーチェイスもあるよ(マジ)。
そうであるのに、極めて教育的になっているのもいいですね。

青鬼 THE ANIMATION

実写映画版も2作作られた、若者に絶大な人気を誇るフリーゲーム『青鬼』が3DCGアニメ化。
上映時間は60分で、PG12指定。ゲーム『かまいたちの夜』の我孫子武丸が脚本を手掛けるということなので、シナリオにも期待したいところ。

2月17日(金)

セル

スティーブン・キングによる小説を、キング自身の脚本により映画化。
普通のパニックホラーと思いきや、特徴的なのはその圧倒的な低評価
IMDbで4.3点Rotten Tomatoesで9%とはなかなかないですぜ。最近アレな洋画を観ていないので突撃するか!上映時間が98分と短いし。
監督が駄作『パラノーマル・アクティビティ2』の人という時点で期待できないよねえ……。あとヒロインが『エスター』のイザベル・ファーマンであることも見逃せません。

2月18日(土)

ナイスガイズ!

ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウが共演するバディ・ムービー。PG12指定。
1本の映画にまつわる連続不審死事件が起こり、13歳の少女とともに殺し屋たちから逃げ回るんだって。
監督は『アイアンマン3』のシェーン・ブラックで、IMDbで7.4点Rotten Tomatoesで92%と評価はめっちゃ高い。
ちなみに、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルドと『アントマン』のマイケル・ペーニャが悪徳警官コンビを演じる『バッドガイズ!!』も、未体験ゾーンの映画たち 2017で2月21日(火)より公開されます。

トゥー・ラビッツ

錯綜する時間軸やスタイリッシュで過激な映像で、「ブラジル版タランティーノ」とも称される監督の第1作。
腐敗した社会で、金を奪うと同時に汚職政治家をこらしめる一石二鳥を実行する話だそうで。IMDbで7.4点と評価も高い。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

試写にて鑑賞済み。妻を亡くしたけどまったく悲しくない男の再生を描く、洋画版『永い言い訳』な話。
地味な作風であること、主人公が(美)少年と交流していくこと、ちょっと性的な話題があってPG12指定なのも『永い言い訳』と共通しています。
あと邦題はなんじゃこりゃと思いますが、原題は『Demolition(取り壊し、破壊)』です。
メジャー系かと思いきや、2月18日公開の劇場は首都圏の3館のみ

2月25日(土)

クリミナル 2人の記憶を持つ男

「CIAエージェントの記憶を脳に移植された囚人がテロリストとの戦いに挑む」って何それ楽しそうなスパイアクション。
ライアン・レイノルズ、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズと出演者も豪華。
メジャー系に入れても良さそうだけど、2月25日公開の劇場は63館とやや少なめかな。

バンコクナイツ

めちゃくちゃ評価が高いのにDVD化がされない『サウダーヂ』の映像制作集団「空族」の最新作。
上映時間は182分と長尺。失われた楽園を取り戻すための旅を描いたロードムービーということで、好きそうな予感がします。

メジャー系の注目作品

メジャー系の映画で観ないといけないのは、
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』:2月3日(金)
マリアンヌ』:2月10日(金)
サバイバルファミリー』:2月11日(土)
一週間フレンズ。』:2月18日(土)
ラ・ラ・ランド』:2月24日(金)
トリプルX:再起動』:2月24日(金)
素晴らしきかな、人生』:2月25日(土)
彼らが本気で編むときは、』:2月25日(土)
あたりですね。

この中では『ラ・ラ・ランド』を試写で鑑賞済み。

『セッション』のデイミアン・チャゼル監督最新作、すでに本国で特大ヒット、IMDbで8.6点Rotten Tomatoesで93%というすさまじい高評価、アカデミー賞13部門14ノミネート、パッと見のビジュアルが映画ファン以外でも目を引く、音楽の力も強い、300館近い上映館など……正直「俺が応援しなくてもいいよね!どうせ大ヒットするんだから別の映画を優先しようぜ!」という気持ちがふつふつと湧いてきますね。
でも悔しいけど、新たな時代のマスターピースと呼ぶべき作品なんだよこれが!おすすめするしかないんだよ!

あと、『素晴らしきかな、人生』は原題が『Collateral Beauty』で、フランク・キャプラの名作映画『素晴らしき哉、人生!』とはぜんぜん関係ないのね。
『君の名は。』もそういえば「昔そんな映画がなかったっけ?」と思わせていたなあ……。

まとめ

そんなわけで、個人的なこの2月のイチオシは『世界で一番のイチゴミルクのつくり方』です。
子どもたちが初々しく歌うミュージカル映画でもあるので、『ラ・ラ・ランド』よりもさらにおすすめなのです。
え、……だってみんながラ・ラ・ランドばっかりに注目するんだもん……(しつこい)

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Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate. (C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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  1. いいこま より:

    『傷物語』以外1月公開作を観られてなくてやや焦ってるところです(それ以外に観た2本は12月公開作品)。せめて『ドクター・ストレンジ』『沈黙』『ザ・コンサルト』は観ておきたいものですが。

    マイナー系はもとより『虐殺器官』『KUPIN THE IIIRD 血煙の五ェ門』が観賞予定(どちらも過去作が個人的に良かったですし)でしたがヒナタカさんのプッシュぶりもあり『世界で一番のイチゴミルクのつくり方』も気になるところです。
    なんていうか「児童たちによるグラセフ」「実写版かすかべ防衛隊」がどんな感じになるのかがすごく気になりますw
    あと『王様のためのホログラム』『グリーンルーム』(そういえば『ドント・ブリーズ』未だ観てない…)『たかが世界の終わり』辺りかなあ、という感じです。

    メジャー系は『ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち』『サバイバルファミリー』ははなから観るつもりでしたが『マリアンヌ』『ラ・ラ・ランド』『彼らが本気で編むときは、』も気になってきました。『素晴らしきかな、人生』も気にはなるのですがどういうわけか他の奴と比べてあまり食指が動かなかったので候補に入れてなかったです。
    『トリプルX:再起動』はヴィン・ディーゼル氏目当てに観たいのは山々ですし同じ理由で『ワイルド・スピードICE BREAK』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も観たいのですがその2作品と違い過去作未見なのでやめときます(まあそれを言えば監督の過去作品を殆ど押さえられていない『サバイバルファミリー』『ラ・ラ・ランド』も難しくなりそうですが…)

    • いいこま より:

      書き忘れてましたがリストに入ってないものだったら『相棒劇場版IV』『愚行録』あたり個人的に気になってるところです。
      前者は悪く言えば惰性(とはいえ今までのを観てきた身として一応は気になる)ですが後者は妻夫木聡さん主演ということですし…(昨年の『怒り』『ミュージアム』での演技もありましたし)。
      兎に角、映画鑑賞の時間と金がマジで欲しいものです(まあ、遣り繰りをミスってるだけというのもあるでしょうが)。

      >こういうアニメ映画は推してくれよ地元シネコン。
      >>『峰不二子という女』『次元大介の墓標』が本気で良かったと思ってる身として同感です。
      TV放送作品だった前者はともかくとしても後者の場合活動範囲内に公開館があったのがホント幸いだと思うところです。『血煙の五ェ門』も幸い公開館が活動範囲内にありますし…その意味では自分はツイてるのかも。
      >トム様の映画に外れは・・・去年の暮のアレは微妙でした。
      >>仰ってる作品が自分の想像と合ってるかどうかはわかりませんが何の事を指してるのかが想像できるから怖いです。
      あの作品は観てないのでとやかく言うわけにはいかないものの過去2作品が個人的に「うーん…ちょっとこれは微妙」って感じだったこともあり「やっぱあちらもアレなのか…」と。
      『ハドソン川の奇跡』は良かったんですけどねえ。

  2. 毒親育ち より:

    忙しい時期に限ってリピートしたくなるような作品が多く来るのは何かの呪いですか?ワタシ前世で何かしましたか?

    『>虐殺器官』
    見る予定ですけど。う~~~ん・・・難しそう!

    『くも漫。』
    九死に一生得て全てを失った・・・でしたか。う~~~ん。辛そう!

    『LUPIN THE ⅢRD 血煙の石川五ェ門』
    こういうアニメ映画は推してくれよ地元シネコン。

    『王様のためのホログラム』
    トム様の映画に外れは・・・去年の暮のアレは微妙でした。

    『世界で一番のイチゴミルクのつくり方』
    EEEEE!?この天使のようなお子様達があんな事や!?こんな事を!?
    そういえば『ゾンビスクール!』『ホーボー・ウィズ・ショットガン』『キックアス』『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』等々が思い出され・・・ハリウッドは子役の皆さんに無茶させ過ぎでは・・・いや。その役者根性には頭が下がる思いなんですけど!!
    >子どもたちが18禁ゲーム『グランド・セフト・オート』なみに犯罪行為をしまくる内容でした(マジ)。
    酷い目に遭うのは悪い大人達だけにして欲しいですが・・・。

    『グリーンルーム』
    ラストアントン見届けたいです。

    『ナイスガイズ!』
    予告がもう酷過ぎて・・・サイコウ!

    • 毒親育ち より:

      >『世界で一番のイチゴミルクのつくり方』
      すみません。ドイツ映画でした!
      だがぶっ飛んでるぜジャーマニー!かの国なら『クレヨンしんちゃん』を実写化出来るのか!?
      なにか最近、日本よりも海外の方が大らかじゃねえか?

      いいこまさん
      >去年の暮のトム様
      すみません。自分は最早恒例の「すんごい頭の良いお金持ちが必死に考えた結果がコレかよ!」という蝙蝠の格好やら鋼鉄スーツ来て自警団やってる方がマシだわ!感と都合の良い記憶操作とか最近苦手らしいです。
      >『ハドソン川の奇跡』
      『ブリッジ・オブ・スパイ』も去年でしたね。トムさんはボクらを裏切らない!

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著者

ヒナタカ

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